お金に関する資格

年金アドバイザー2級はすごく難しい!合格に必要な勉強時間や難易度を解説

 

FP1級などの難関資格を持つ人は「2級ならそこそこの勉強で受かる」と思いがちでしょう。同じ2級でも、年金アドバイザーは別格に難易度が高い資格です。

2022年に初めて受験した私は、残念ながらあと8点で落ちました。あまりの難易度の高さに引いてます。

合格率と勉強時間だけで判断し、これなら余裕で受かると勘違いしたことが最大の敗因です。FP1級に匹敵するレベルかもしれません。

この記事では2級をメインに、年金アドバイザー(通称年アド)の資格についてお伝えします。不合格の私が語るのはおこがましいですが、実際に感じた難易度や勉強時間、試験当日の様子など知る限りの情報を残しておきますので、参考にしてもらえると幸いです。

これを読めば、少しだけ合格に近づくかもしれません。

著者・監修者
青木 誠
株式会社ホロスプランニング東京オフィス所属。特級将来設計士
得意な分野は、銀行勤務の経験を活かした決算書の読み解き、税務や資金繰りなど、経営者の考えに寄り添うコンサルティング。現在は税理士や銀行員、社内FPとコンサルティングチームを組み、総合的なFPサービスの提供を行っている。

森本 陽子
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)・CFP認定者・ 貸金業取扱主任者。自身の経験や知識を活かし、複雑なお金の仕組みや知識をわかりやすく解説しておりツイッターでの有益な呟きにも注目。

年金アドバイザーとは

年金アドバイザー2級は銀行業務検定協会が実施している試験の1つです。4級、3級、2級とありますが、2級が最上級で1級はありません。

金融機関で働く人など業界向け資格のため、出題内容は専門的で受験生は少なめ。基本的に社会人が受験するので年齢層も高めです。以下、概要をまとめました。

年金アドバイザー2級

  • 年1回、3月上旬に開催(1月申し込み開始)
  • とてもマニアックな年金の試験
  • 3時間の試験でオール記述式 10題(各10点)
  • 受験者数は1000人超程度
  • 100点満点中60点で合格(試験委員会にて最終決定)
  • 合格率20%前後だが難易度はとても高い

「金融機関に勤務する年金専担者等を対象に、実践的・専門的な年金・公的保険に関する知識等について、研修講師や指導者として必要なレベルにあるか、その習得程度を測定」するとされています。

年金アドバイザー3級

  • 年2回、10月下旬・3月上旬に開催(8月・1月申し込み開始)
  • 五答択一マークシート式(一部事例付)50問(各2点)
  • 100点満点中60点以上で合格(試験委員会にて最終決定)
  • 受験者数は3,000人程度(年間)3級受験生が一番多い
  • 試験時間120分
  • 合格率30%前後
  • CBT受験あり
  • 難易度は普通程度
  • 初学者以外は3級スタートがおすすめ

「金融機関の営業店に勤務する窓口・渉外担当者等を対象に、公的年金等に関する基本知識や顧客からの年金相談に応じ、適切なアドバイスを行うための実践的応用力等について、その習得程度を測定」するとされています。

年金アドバイザー4級

  • 年1回、3月上旬に開催(1月申し込み開始)
  • 三答択一マークシート式 50問(各2点)
  • 100点満点中60点以上で合格(試験委員会にて最終決定)
  • 受験者数は1000人程度
  • 試験時間90分
  • 合格率50%前後
  • CBT受験あり
  • 基礎のため難易度は低め

「金融機関の営業店に勤務する窓口・渉外担当者等の年金の初学者等を対象に、年金や年金制度を取り巻く環境、年金を中心とした老後のライフプラン等に関する最も基礎的な知識について、その習得程度を測定」するとされています。

受験費用はいくらかかる?

受験費用は以下の通り。すべて税込の金額になります。

受験料 8,250円(2級) 5,500円(3級) 4,950円(4級)
参考書 2,530円(3級のみ。2・4級なし)
過去問 2,970円(24)

その他試験会場までの交通費
★トータル(2級) 12,100円+交通費

参考書は3級用しか販売がありませんが、詳細に書かれた参考書なので2級もカバーされています。

試験会場

試験会場は銀行業務検定試験を行う経済法令研究会のサイト「受験地一覧」から確認できます。

試験会場は自分では選べず、自宅の近くの会場に振り分けられます。私は大阪府在住ですが、試験会場は京都になりました。

CBT方式とは

年アドは3級と4級のみ、CBT方式で受験することが可能です。2級はありません。
CBTとは「Computer Based Testing」の略称で、マークシートなどの記入をすることなく、全てコンピュータを使って行う試験のことです。

通常の試験と違い、試験日は関係なく自分で日程と会場を選んで受験することができます。受験できる会場が通常よりも増えるので便利な試験方法です。
受験料は、年アドの通常試験と同額です。

CBTの会場では、予約時間に自分のタイミングで試験を始められます。スマホ等は事前に預けて入室します。パソコンが並んだ部屋で、それぞれの受験生が様々な試験を受けています。

開始前にチュートリアルがあり、操作の練習ができるのでCBTがはじめての人でも落ち着いてできます。ただし電卓はパソコン上のものを使用するので、計算時は少々使いづらいかもしれません。

CBT年金アドバイザーの合否は受験後に即判定されます。現地でスコアレポートを受け取り、時間内であっても帰宅できます。

いきなり2級の受験も可能

年金アドバイザーは受験資格が不要なので誰でも2級を受験することができます。不合格でしたが、私もいきなり2級を受験しました。3級もかなり難しいので、知識がない人はまず3級で基礎をつけてから受験する方が無難でしょう。

年金アドバイザー2級のメリットは?

年金アドバイザー2級は社労士や税理士のような独占業務はないので、直接的なメリットは正直ないです。勤務先によっては資格手当がある場合も。間違いなく年金に詳しくなれるので、関連の業務をする上で良い助けになるでしょう。

就職でもある程度優位に立てます。難易度が高いので一目置かれることでしょう。ただしマイナー試験のため、面接相手が資格の存在や難易度を知らない可能性も高いです。

一般的には馴染みない資格ですが、窓口や顧客を抱える人にとっては信用の指標になります。2級に合格する頃にはほぼ年金マニアになっていますので、自分や家族の年金についても役に立ちます。

ただし、2級はなんとなく受験するには難易度が高すぎます。メリットを考えながら受験を決めてください。

年金アドバイザー2級の難易度

年アド2級の難易度はかなり高いですが、合格率は20%前後、年によっては25%前後と意外に高め。受験生たちのレベルが高いのでしょう。

私と同時期に受験した人たちは口をそろえて「ものすごく難しかった」「落ちた」「レベチ」と言っていました。社労士や税理士、司法書士など超難関資格を持つ人たちが話していたので、難易度の高さを物語っています。

自分の不合格は頭の悪さが原因だと思っていたので、周囲の声を聞いて少し安心しました。はじめから難易度の高さを知っていれば早くから勉強したのに…と思いましたが負け犬の遠吠えです。これから挑戦する人は早めに勉強をしてほしいです。

他の資格と比較した難易度

難易度を他の資格と比較してみました。私が実際に受験した資格や、知人らに聞いた感想も含みます。難易度の感覚は、その人の職業や持っている知識で変わります。以下は参考程度にとどめてください。

CFPと年金アドバイザー2級

CFPと年金アドバイザー2級は同じ程度か、どちらかと言えば年金アドバイザー2級の方が難しいです。CFP6課目同時合格の場合は難易度が上がるのでCFPの方が難しいです。CFP1課目なら年金アドバイザー2級の方が難しくなります。

勉強量は年金アドバイザー2級=CFP2〜3課目ぐらいです。

CFPの年金部分(ライフプランニング・リタイアメントプランニングの一部分)だけを比較すると、年金アドバイザー2級の方が難しいです。

社会保険労務士(社労士)と年金アドバイザー2級

年金アドバイザー2級よりも社労士の方が難しいです。社労士の方が範囲が広く勉強量が増えます。社労士の年金部分だけを比較すると、難易度はそんなに変わらないかもしれません。

現役社労士の方が「すごく難しかった」、社労士受験生も「これはレべチ」と言っていたので社労士レベルから見ても年金アドバイザー2級の難易度は高いようです。関連資格として両方受験する人も多いです。

簿記2級と年金アドバイザー2級

簿記2級よりも年金アドバイザー2級の方が難しいです。簿記は演習量が膨大なので、勉強期間はあまり変わらないかもしれません。簿記は演習さえ重ねれば合格できますが、年金アドバイザー2級は複雑で、簿記よりも頭を使います。

銀行業務検定協会の他試験(投資信託2級など)】

銀行業務検定協会の試験を多く受験してきた人の話によると、投資信託2級や税務2級など、他の2級試験に比べても年金アドバイザーだけはなぜか別格で難しいそうです。理由は分かりませんが、それを聞いて妙に安心しました。きっとそれだけ年金制度そのものが複雑なんですね。

年金アドバイザー2級の勉強時間

年金アドバイザー2級の勉強時間は、およそ3ヶ月は必要だと感じました。

元から知識がある人でも2ヶ月の確保をおすすめします。

私の場合は約3週間、平均1日3時間勉強しましたが全然足りませんでした。

過去問集はコンパクトな冊子ですが、難易度が高く見た目以上に時間がかかります。内容はこれほど緻密性が求められるのかと驚くほど細かいです。

それに記述式解答なので、択一試験よりどうしても勉強時間が増えます。

過去問演習以外に、法改正などの時事知識系を勉強する時間も必要。3月上旬が試験なので、12月頃から勉強することをおすすめします。

年金アドバイザー2級の過去問とテキスト(参考書)

年金アドバイザー2級専用の参考書や過去問は、選べるほどの選択肢がありません。大体の人が公式の書籍を使用すると思います。

参考書(テキスト)

年金アドバイザー2級専用の参考書はなく、公式テキストの3級で代用します。2級部分もしっかりカバーされています。

公式テキスト年金アドバイザー3級 経済法令研究会編』2,530 円 (税込)

毎年7月初旬頃に発売。私にはちょっと難しかったため、公式テキストの他に手持ちのFP1級参考書(TAC出版)も併用しました。年金を1から勉強する人は、初心者にも分かりやすい年金解説本のようなものがあると良いでしょう。

いつもは参考書を読まず過去問だけで済ませることが多いのですが、これほど参考書に頼った試験は初めてです。2級の過去問の解説文がかなり省略されているため、初心者には参考書の併読が必須です。参考書2冊読んでも過去問の解き方が分からず、しょっちゅうネット検索迷子になっていました。

過去問

ネット上で無料公開されている過去問はありません。
書籍の過去問は公式のもの一択です。市販されている過去問はおそらくこちらのみ。受験生は全員同じ過去問を使っているはずです。

年金アドバイザー2級問題解説集 銀行業務検定協会編』2,970 円 (税込)

例年11月中旬発売。
過去8回分の過去問が収録されています。先にも書いたように、過去問の解説部分は知識がある人向けに書かれてるため初心者には分かりにくいです。参考書の併読が必須です。

巻頭には必ず出題される改正法などの時事も収録されているので、1冊丸ごと完璧にすれば合格圏内に達します。

直前対策本

直前対策用の本も公式から出版されています。3級のものですが2級もカバーされています。

『年金アドバイザー3級直前整理70 2023年度受験用』1,650 円 (税込)
経済法令研究会

例年7月中旬頃発売。
私は特にこちらは使用しませんでした。個人的な感想としては、過去問と巻頭にある改正事項を覚えるだけで相当ハードなので、さらに他に手を出すのは危ない気もします。過去問をしっかり学ぶ方が効果的かもしれません。

年金アドバイザー2級の勉強方法

実際に受験してみて「こうすれば絶対に合格できただろう」と考えられる年アド2級勉強方法のポイントをご紹介します。

過去問を大問ごとに最低5回

過去8回分が収録された過去問集を、最低でも5回転すると良いでしょう。暗記系は3回ほどで良いかもしれませんが、計算中心の年アドは5回が確実だと思います。

過去問の出題は例年ほぼ一緒なので、大問ごとに解く方法がおすすめです。すると、同じ問題なのに同じ計算式では解けないケースがあります。なぜなら、例題の夫婦の年齢や生まれ年の違いなどで計算方法が異なる場合があるからです。

過去問解説には計算式の詳細な根拠は書かれていないので、参考書等で確認しておきます。少々大変ですが、計算式の細かい部分への理解こそ失点を防ぐ重要なポイントになります。

巻頭の改正事項は丸暗記

過去問巻頭には改正事項が数ページに渡って紹介されています。これらはすべて暗記しておくべきでしょう。
そこそこ量があるので大変ですが、計算に比べたら暗記部分は容易です。数点ではありますが必ず巻頭部分から出題されるので、ここでの1点上乗せが合否を分けます。

どうしても覚えられない部分のみピックアップしてノートや単語カードにまとめると、直前に暗記できます。

参考書の使い方

年アド2級の勉強では、参考書を上手に活用するべきだと思います。
年アドの勉強法を検索すると「参考書を読むより過去問を勉強しよう」という記述がよく見受けられます。他の資格であれば私もその通りだと思います。しかし先にも述べた通り、年アド2級の過去問は、計算式の根拠に関する解説がかなり省略されています。

「過去問の計算式の根拠を調べるため」に参考書を使ってください。この部分を省くと必ず失点するので、面倒でも参考書で確認してください。私はこの部分をおろそかにして不合格になりました。

年金アドバイザー2級試験当日の様子

試験当日の様子は会場によっても異なると思いますが、私が現場で気になった点を説明しておきます。

他の試験が同時に行われる

受験生が少ないため、銀行業務検定試験の他試験(相続アドバイザーや外国為替など)も同じ教室で同日開催します。開始時刻は一緒ですが、試験によって終了時刻が異なります。試験監督官の「〇〇試験はあと残り◯分です」などの関係ないアナウンスが飛び交うのでちょっとややこしいです。

試験時間は足りない

試験は3時間もあるのに全然足りませんでした。最初は3時間も集中できるか心配でしたが、正直それどころではなかったです。

直前まで暗記しまくっていたので、忘れないうちに先に暗記部分を埋めました。残り時間で落ち着いて計算問題をやろうと思っていましたが、時間配分がどんどんずれこみ計算の見直しもほとんどできませんでした。後で見直せるように、自分の解答を問題冊子に書き込む時間も必要です。

3時間もあるから余るだろうという考えが誤算でした。慎重さとスピード、両方とも大切です。感覚の話ですが、暗記部分は最初の15〜20分程度で埋めたいところです。

年金アドバイザー2級の合格発表

年金のアドバイザー2級の合否は、2ヶ月後に届く封書を待つことになります。オンライン発表はありません。昔ながらの試験ですね。

合否が分かるのは5月上旬

合格発表は封書で4月末頃から順次発送されます。2022年受験の私の場合、5月9日に届きました。合否と自分の点数や平均点が大問ごとに書かれていて、解答例(解説なし)も同封されています。

解答速報はどこにもない

年金アドバイザー2級の公式からの解答発表はありません。他の試験でよくある予備校等の独自発表もないようです。そのため試験翌日の自己採点は不可能です。

受験票には解答発表日が記載されてますが、記述式という理由から、年アド2級については解答発表は無しです。

自分の合否と点数は、約2ヶ月後に届く通知書を待たねばなりません。

私は自分で解答速報を作りX(旧Twitter)で公表してみましたが、たくさん間違っていて色んな方にご指摘いただきました。どうしても結果前に自己採点したい場合は自分で調べ尽くすしかありません。

年金アドバイザー2級が不合格になる原因4つ

難易度は高いものの、今回私が不合格になった原因はハッキリしています。これから受験する人が同じ失敗をしないよう記しておきます。裏を返せば合格ポイントにもなりますので、これを読んで一発合格する人が増えると嬉しいです。

前提として自分のスペックを晒しておきます。

CFP…1課目につき2日〜3週間で合格
FP1級実技…2週間で合格

育児しながら短期間で合格できたと思います。年金アドバイザー2級はあと8点で不合格でした。敗因を振り返ります。

不合格の原因①勉強のスタートが遅い

不合格になる大きな原因のひとつはスタートが遅かったことです。

私は試験の3週間前に始めたのですが、前述したように全然間に合いませんでした。3週間でこなした勉強量は過去問5回分を4〜5回転。これでもギリギリですが、合格レベルには程遠いです。

3週間で合格できると書かれたネット情報も目にしましたが、元から知識がある人向けの話でしょう。3ヶ月、遅くても2ヶ月前には始めることをおすすめします。

過去問集は予想以上にハードですから、最初の1回転は想像の5倍ぐらいの時間を見積もってください。時間をかければ合格するわけではないですが、初回はとにかく時間がかかります。

いつもなら3回転もすれば理解できるのに、5回転しても私はよく分かりませんでした。次々に疑問がわき出る不思議な試験です。勉強スタートは早めが吉です。

不合格の原因②範囲を絞ってしまう

年金アドバイザー2級は、勉強範囲を絞ると致命的です。

公式過去問集には全8回分が収録されているので、できる限りすべて勉強するべきです。

私の場合、過去問は5回分のみの勉強で済ませました。結果、知識量が足りてなかったと痛感しています。

毎年似たような問題が出されますが、同じように見えて細かくパターンが違ったり、少しでも条件が変わると計算式が変わります。素人は何年分も追って勉強しないと基礎さえ身につかないです。

特に計算問題は最初の1問を間違えると連動して他の小問も失点します。たくさんのパターンを勉強して知識を深めないと得点につながりません。

経験上、CFPでは過去問回数を絞った方が高得点を出せました。しかし年金アドバイザー2級は、問題の性質上たくさん解く勉強法がおすすめです。

不合格の原因③参考書を読まない

年金アドバイザー2級は、参考書をしっかり丁寧に読まないと過去問が解けません。

なぜなら公式過去問には解説もありますが、初歩的な説明が省略されているからです。

ただでさえ複雑怪奇な2級なので、1問ずつ参考書で調べないとなぜこの解答なのかが理解できません。もう少し初心者向けに解説を充実させてくれるといいのですが。

特にいきなり2級を受験する人は、基礎の勉強が絶対必要です。

じっくり読む勉強法は時間も頭も使うので効率重視派には合いませんが、割り切るしかありません。

私は参考書のほんの一部分しか読んでいなかったため、勘違いしていた箇所がすごく多かったです。試験の後に気が付きました。

参考書や年金本で基礎を学んでおくことが点数の底上げにつながります。

不合格の原因④改正事項を勉強しない

年金の改正事項などその他部分は必ず勉強しておく必要があります。計算問題以外の部分です。大問の1や9、10あたりに該当するかと思います。

過去問の巻頭にポイントがまとめられています。ただの暗記なので、どこまで覚えればいいのか迷ってしまう部分です。

私は巻頭部分の暗記を忘れていて、ほぼ勉強せず試験を受けたところ見事にそこだけ平均点を大きく下回ってしまいました。

過去問の範囲外になるので、改正事項や時事をすべて暗記するには広すぎてキリがありません。暗記部分はある程度ポイントをしぼれば良いと合格者に教えてもらいました。数字や日付だけを入れる解答も多いので、巻頭に載っている部分だけでも確実に暗記すれば部分点を狙えます。

オール記述式なので、何でもいいから解答を埋めることも大切ですね。

年金アドバイザー2級の通信講座

年金アドバイザー2級の数少ない通信講座の紹介をしておきます。

難易度が高いため、どうしても独学で限界を感じた場合は通信講座もおすすめです。

LEC東京リーガルマインド

「年金アドバイザー2級合格パック」
https://www.lec-jp.com/nenkin/kouza/class2.html

講義回数 全8回・10月開始
一般価格(10%税込) 35,000円~

通信・通学(東京・大阪のみ)が選べます。

以下の教材が受講料に含まれます。

  • LECオリジナル2級講義テキスト
  • 講義図解資料集
  • 答練問題・解説冊子
  • 「2022年3月受験用 問題解説集」(銀行業務検定協会発行)※公式の過去問

誰もが知るLECの講座です。大手ならではの安心感がありますね。テキストと過去問も受講料に含まれていますし、難易度を考えるとこの価格は良心的だと思います。

経済法令研究会

事例で学ぶ 年金相談力を高め頼られるアドバイザーになるコース(AN)
https://www.khk.co.jp/course/course_detail.php?pid=54100

講義回数 3回
一般価格(10%税込) 16,500 円(税込)

B5判 3分冊のテキスト込み。

公式の経済法令研究会が行う講座。年金アドバイザー2級に対応していますが、あくまで「的確なアドバイスができる年金のプロを目指す」コース。合格を目指す専用ではなさそうですね。

安価な点と、日本FP協会のAFP・CFP認定者の継続教育研修講座に指定されているところが魅力的。過去問は別途購入する必要があります。

まとめ

年金アドバイザー2級はなかなか難易度が高い試験です。でも難しい分やりがいは感じます。自分の年金と照らし合わせて勉強できる楽しさもあります。

この記事では試験の色んな情報を挙げましたが、一言でまとめると公式の過去問を全てマスターすればかなり合格に近付けます。

かなりの努力が必要ですが、早めの勉強スタートで合格への道も見えると思います。ぜひ一緒に合格を目指しましょう!