ホロスプランニング
堀井計の午睡
2005.12.01

「創業57年の兜町の鰻屋さんから見た日本国の行く末は?」

2005年も残すところあと1ヶ月になりました。皆さんは納得のいく1年で終われそうですか?

本日は(30日)5年ぶりに東証日経平均株価が15,000円台を回復しました。いよいよ景気回復の足音が聞こえてきたようです。

東京兜町にある創業57年になる鰻屋さんのご主人によると、バブル期にはうな重の売れ行きが1日200~300杯、不景気な時は30~40杯、そして今は平均100杯くらいということです。日々の株価の浮き沈みに一喜一憂する証券マンや投資家の食生活からも景気回復の足音がリアルに伝わってくる話ですね。

また株価の上昇基調を受けて個人投資家、にわかデイトレーダーが急増しています。リスクを充分理解し、自己責任原則に基づいて行うことが常識ですが、往々にして人は自ら設定した期待値に到達しないときそれを人のせいにしがちです。

『期待・希望・目標⇒自らの意思決定に基づく行動⇒結果未達成⇒失望・不満・怒り⇒人のせい』

こんな思考パターンでしょうか?
これは株式投資に限ったことではなく人の行動と感情の関係でよく見られる図式です。

「あの人のアドバイスが悪いから」
「彼を信じて俺も一緒にやってきたのに」
「俺はこんなに頑張ってたのにチームリーダーの判断が悪かったせいで・・」

常に回りの人に責任転嫁し攻撃する人の思考パターンはひょっとして人間的に未だ幼児性が残ったままなのかもしれません。よくありませんか?小さい頃、食事中にお茶碗を落として服が汚れてしまったとき、泣きながら

「うぇーん、ママがちゃんと持ってくれなかったから~」

てなシーン。期待はずれに直面したら「親のせい」「上司のせい」「部下のせい」と他人を攻撃する前に自分の幼児性を感じ取り、「俺もまだまだ未熟者やな~」と事実を受け止めましょう。
良かった時には「お陰さま」。期待はずれの時は自分の実力不足、判断不足。怒らず、人のせいにせず、後悔せず、成長のステップと受け止める。
一喜一憂せず現実を淡々と受け止めることも必要ですが、所詮人間は感情の生き物です。

成長し続けている限り問題は次々と起こり続けます。
良いときは思いっきり喜んで愉しんで、更にそれに関った人たちに感謝してその喜びを独り占めにせず分かち合いましょう。

もし期待はずれが起こったときはそれを二度と繰り返さないように、しっかりと受け止め、分析し成長のステップと考え次のアクションに移ることが肝心ですね。
恐らく兜町の鰻屋さんのご主人も「上り坂」、「下り坂」、「まさか」を体験しながら、今日も伝統の味を守り続けられているのですね。
明日のお昼は奮発して「うな重」といきますか!

この記事を書いた人
堀井計
堀井計
(株)ホロスホールディングス
代表取締役社長
(株)ホロスプランニング
代表取締役会長
Profile
ソニー生命保険株式会社 京都中央支社長/株式会社アダムス 取締役ゼネラルマネージャー/株式会社エスクァイアマガジンジャパン 取締役/2001年4月 株式会社ホロスプランニングとしての営業を開始/2007年11月 株式会社HOLOS-BRAINS 取締役会長就任 ※現任/2014年2月 株式会社ホロスホールディングス 代表取締役社長就任 ※現任/2017年10月 株式会社エルティヴィー 代表取締役会長兼社長就任 ※現任 ☆趣味は読書、サーフィン、落語。☆
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皆さんこんにちは。ホロスグループ代表の堀井です。
日常にあるちょっとした出来事や体験で気付いたことにユーモアをブレンドし、独断と偏見に満ち満ちたコラムやブログを書いてます。お気に召す方は是非無料のサプリとしてご愛用ください(笑)
ブログ:ワタスがほりいけいダッ