ホロスプランニング
堀井計の午睡
2006.03.06

ドラ息子2の就職戦線に思うこと

突然ですが皆さん成長痛の経験ってあります?自分もしくは子供が小さいころに原因はよくわからない膝や関節あたりが痛くなって心配したことありませんか?
お医者さんとか親に相談して「それは成長痛って言って背が伸びるときに誰でもあるものだから心配することないよ。」と言われてひと安心。またこれからもっと大きくなるんだとちょっと大人になっていく期待感に変わる。

これは子供から大人になる過程における「身体の成長」に伴う変化の兆しの話。大人になって味わう様々な悩み(痛み)は心の成長痛といえますね。
人間としての成長や企業としての成長にも成長痛がある。それが更に自分が成長するための兆しと自覚できればその痛みは期待や喜びに変わるかもしれません。その変化率が大きければ大きいほど痛みを伴うかもしれませんが、問題や混乱が起こったときに「おっ、来た来た。また成長できるぞ。よし、この状況を愉しもう~」と心から思える人や組織になりたいものですね。

ところで、私にはドラ息子が二人います。それも双子で目下就職戦線真っ只中。連日企業訪問に明け暮れています。二人とも目指すはIT系ということで早く働きに出て、思いっきり仕事して将来は独立起業したいと息巻いてます。(独立起業し、家庭を顧みない親の仕事ぶりをネガティブには捉えていないようで少し安心しています。仕事の辛さしか伝わってなければ起業しようとは思わないでしょうから)
その息子に聞いた話ですが採用担当者が求める社会人として最も必要な能力は何だと思いますか?
それは「コミュニケーション能力」だということです。
そもそもコミュニケーションとは何なのでしょう?もちろんただ会話ができることではないですね。人によって解釈は様々でしょうが、私流に敢えて定義づけするなら「まずお互いが相手を理解し、受容する姿勢から始まり、五感を通して信頼関係を構築しながらお互いに意欲を高めていくプロセス」というところでしょうか。これが結構難しい。(呼吸が誰にも教えてもらわなくてもできるように会話も物心つけばできてしまっています。だから問題意識が起きにくいのです。でも呼吸を意識的にコントロールすることで心身の健康状態を改善することができるようにコミュニケーションも意識することで良好な人間関係を築くことが可能です。)

そもそも人間の本能の中には集団欲という「群れたい」欲求があります。そして、集団を形成すればそこにコミュニケーションが生まれます。人間は感情の生き物ですから、心地よい空間の中で相互理解しながら一つの目標に向かっていけばとてつもない成果を挙げられることでしょう。所詮組織は一人では成り立ちません。採用担当の方々がなぜコミュニケーション能力を必要とするかは組織力を高めたいから。即ち様々な役割の人達の能力を最大限に発揮させる為に最も必要な能力がコミュニケーション力ということなんですね。
企画やマーケティングなど華やかな職種にあこがれたり、スタンドプレイで目立つことや起業して一攫千金を志す思いもいいですが、地味な仕事、目立たない仕事を淡々とこなすことにも価値があり、その役割を担う人に心から敬意を払える社員になってもらいたいものです。また、親の役目は子供に仕事を与えることではなく仕事の愉しさを行動で伝えることとつくづく思います。

日々成長痛に悩むビジネスパーソンの皆さん、まずは自身の更なる成長の訪れに感謝し、愉しんでチャレンジしましょう。そしてコミュニケーション力を磨き続けることが痛みを取り除き、成長へのブレイクスルーをもたらすツボかもしれませんね。(数々の反省を振返り、つくづくそう思う今日この頃です。)

堀井 計拝

この記事を書いた人
堀井計
堀井計
(株)ホロスホールディングス
代表取締役社長
(株)ホロスプランニング
代表取締役会長
Profile
ソニー生命保険株式会社 京都中央支社長/株式会社アダムス 取締役ゼネラルマネージャー/株式会社エスクァイアマガジンジャパン 取締役/2001年4月 株式会社ホロスプランニングとしての営業を開始/2007年11月 株式会社HOLOS-BRAINS 取締役会長就任 ※現任/2014年2月 株式会社ホロスホールディングス 代表取締役社長就任 ※現任/2017年10月 株式会社エルティヴィー 代表取締役会長兼社長就任 ※現任 ☆趣味は読書、サーフィン、落語。☆
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皆さんこんにちは。ホロスグループ代表の堀井です。
日常にあるちょっとした出来事や体験で気付いたことにユーモアをブレンドし、独断と偏見に満ち満ちたコラムやブログを書いてます。お気に召す方は是非無料のサプリとしてご愛用ください(笑)
ブログ:ワタスがほりいけいダッ