自動車保険は無くなる?
生活全般
エッセイ
2017.01.19

自動車保険は無くなる?



モーター駆動の電気自動車は最近でこそ身近なものになりました。ただ、電気自動車は数年前までは「箸にも棒にも掛からぬ」存在でありエポックメーカーである米国テスラも経営危機になっていました。

その際にテスラを救ったのはトヨタ自動車。2010年当時、電撃的な提携発表を行いトヨタは当時抱えていた米国でのプリウスリコール問題に対する信用回復を。テスラは巨額な資本を手に入れました。

しかし、この関係は共同開発の「Rav4EV」1車種を販売したのみで2014年に提携解消。2016年末にはトヨタがテスラ全株売却して2社は完全に決別した形となりました。

両社の衝突原因は企業体質の差。

スピード決断するテスラのリベラルな社風に対してトヨタの市販車販売における基準のハードルの高さ。さらに制御システムのブラックボックスをお互いが開示しなかった事が深い溝となりました。では、両社で成果が出なかったのか?となると、そんな事はありません。

資本力を回復したテスラはシリコンバレーにターゲットを絞ってアップルやgoogleと同じく自動運転技術などのハイテクを押したブランディングが成功しています。テスラを所有する事は「クール」なのです。また、トヨタの所有したテスラ株は資本注入から7倍の成長となった事で内部留保にも貢献しました。

ここでやっと保険の話なのですがテスラは電気自動車を軸にしたライフスタイルを販売しています。そこで、テスラの自動運転カーは海外では損害保険まで含めたセット販売になっているのです。つまりメーカーが自社商品の責任を持つために自ら保険販売をする時代に突入しています。

これから自動運転なども含め、AI(人工知能)が発達していく中私たちの業界でいえばFPという専門職ではなくとも異業種が、生命保険も含めて取り扱う動きはより加速していくと想定されています。

それでは、私たちFPが生き残るにはどう差別化していく必要があるのか。そんな事を考えさせられる、テスラ自動車のニュースでした。

ホロスプランニング
佐藤

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