多発する自転車事故 自転車保険の義務化!
FP
保険
2019.03.13

多発する自転車事故 自転車保険の義務化!


自転車は気軽に乗れることから、「通勤・通学や、お買いものなどの日常使いのほか、趣味としてロードサイクリングをされる方など、多くの方が利用されていますね。一方で、それと同時に増えてくるのが自転車による事故です。

近年では、死亡事故や高額賠償につながるケースが増えているため、自治体によっては自転車保険への加入が義務付けられるようになっています。そこで義務化に備えて、「自転車保険」の必要性をみてみましょう。


■すでに義務化の地域も!


2015年4月に兵庫県が全国初となる自転車保険の加入を義務化しました。続いて2016年7月に大阪府、2016年10月に滋賀県と義務化する動きが各自治体で広がっています。ただし、自転車保険への加入を義務化してはいるものの、加入の有無を証明することが困難なため罰則は設けられておりません。

■自転車保険って!?


自転車保険とは、自身が起こした自転車事故で、自らのケガにかかった治療費の補償や相手方から多額の賠償請求があった場合でも補償ができる、自転車に頻繁に乗られる方にとってはなくてはならない保険です。

基本的には、「個人賠償責任補償 + 傷害総合補償」を組み合わせたプランを自転車保険といいます。


◇個人賠償責任補償とは
他人に与えた損害賠償の補償。自転車運転時に相手にケガをさせてしまった時や買い物中にお店の高額な商品を壊してしまった時など

◇傷害総合補償とは
自分がケガをした時の補償。自転車で転んでケガをした場合や交通事故等によるケガ、駅のホームで転んだ時など


■実際にあった高額賠償の自転車事故


【ケース1】

被害者自転車が歩道を走行中、進行方向から来る加害自転車と接触して車道に転倒し、バイクとも衝突。

被害者  : 52歳
後遺障害 : 脳外傷による後遺障害3級
損害額  : 7,908万円余
認容額※ : 7,117万円余
※過失相殺




【ケース2】

11歳の少年が帰宅途中、マウンテンバイクで坂を下っていたが、散歩していた女性に気づかず正面衝突。

被害者  : 62歳
後遺障害 : 寝たきり
損害額  : 9,500万円余


(出典:自転車の安全利用促進委員会)
被害者に重度の後遺障害が残る場合や高額な賠償金額となるケースがあります。

■自転車保険に加入する前に!


先ほどご説明した通り、自転車保険とは「個人賠償責任補償 + 傷害総合補償」のセットプランです。

安全.pngそのうちの個人賠償責任補償については、ご自身が加入しているつもりがなくても、実際には火災保険や自動車保険、医療保険などの特約(オプション)として付帯しているケースが多いです。重複して加入する必要はありませんので、いざという時の為に今一度、ご自身の加入状況をご確認ください。

また、中高生などの自転車事故が多発しています。同居の親族、別居の未婚のお子さまも対象となりますので、現在ご加入の補償で不安な場合は、ネットでの自転車保険のお申込も可能です。

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損害保険事業部
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ホロスプランニング
京都本社
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損保事業部は総勢7名で構成する組織です。将来設計士が安心して営業活動に専念できる質の高いサポートを目指すとともに、その先にあるお客様の笑顔のために全国の損保業務の管理・推進業務を担っている部署です。
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近年、地震や津波、大規模な火災や海外でのテロ事件など、想定の範囲を超える事件・事故が多数起きています。私たちはお客様が安心して生活していただけるように、万が一に備えた補償の大切さをご紹介したいと思っています。
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