
「笑いとギャップ」でお客様のハートを掴む
・笑わせる「鉄板ネタ」を持つ
・引き付ける「ギャップ」の作り方
例えば、お客様から「最初の印象と違いますね」なんていわれたら、あなたはポジティブとネガティブ、どちらの感情で受け取りますか?もちろん、ポジティブな方がいいですよね!今回は、ポジティブに捉えられる「ギャップ」を取り入れ、面談をスムーズにする秘訣をお伝えします。
「笑ってもらう」メリットとは?
人が笑う時はある程度の開放的な気分、つまり「笑ってよい環境」になっているのではないでしょうか。怖い上司の前で、成績不振の言い訳をする時は「笑えない」ですよね。そこで、お客様の立場になって初回面談の状況を想像してみると、以下のような不安な感情がイメージすることが出来ます。
・売り付けられるかもしれない
・何を聞かれるのかな…。
・断ることは可能だろうか…
このような時に、笑って頂くことで【笑ってもよい空間である、笑ってよい環境である】という認知を促します。お客様との距離が縮まるはずなので、自ずと会話の流れがスムーズになるはずです!
「笑い」をどう促す?
あくまで我流ですが、人を笑わせるポイントを1つご紹介します。それは「自虐ネタを最大限に使う」です!自虐(自分の特徴やキャラクターで笑わせる)は、第三者を傷つけることはなく、相手が同じコンプレックスを持っていれば、親近感や共感を得られるメリットまであるのです。ちなみに私の鉄板ネタは以下の通りです。
・恐妻から常に尻に敷かれていること
・見た目がチャラいこと
・社内で「空気が読めない」こと
などなど、なかなかの自虐ネタでしょう?
そして「ギャップ」を活用する
人の印象というのは「ギャップ」がある方が、より際立つと感じませんか。それを先ほどの「笑い」と絡めて、お客様とのコミュニケーションに活かしていきましょう。第一印象を紐解くと、3分33秒で判断されるメラビアンの法則というものがあります。
・見た目(顔、身なり、持ち物など) 3秒
・話し方(雰囲気、トーンなど) 30秒
・話す内容(最初の会話) 3分
つまり、相手には約3分半で「多分こんな人だろう」と最初の印象が決めつけられているのです。もちろん第一印象を良くするために、上記項目を意識することは大切です。しかし、あえて最初にゆるい印象を残して、それを好転(ポジティブ、肯定的)させるのです。
<ギャップ例>
・頼りなさそう? ⇒ 頼りがいがある
・落ち着きがない? ⇒ 落ち着いていて紳士的
・気持ちを汲んでくれない? ⇒ とても気遣いできそう
つまり、あえて自虐的な「笑い」でお客様との距離を縮めつつ、そこからの「ギャップ」で深い印象を残すという一連の流れが、お客様の好感を得る秘訣になるはずです。最初の「掴み」でお客様のハートまで掴む。このチャンスを活かして頂ければ幸いです。
京都オフィス所属 将来設計士 藤本真之
【HP H190528-004-01】

京都オフィスß
広島県尾道市に5人兄弟の末っ子として生まれる。
国立京都工芸繊維大学卒業後、アパレルメーカーの営業職として入社。お客様と長いお付き合いをしたい!喜んでもらいたいという営業魂に火が付き、AIGエジソン生命入社。
さらなる顧客貢献を目指し、㈱ホロスプランニング入社。
サイコム・ブレインズ公認のHPCRトレーナー資格を取得するなど営業センスや指導力が見込まれ、営業部部長に就任する。営業部の成長を見届けた後、自身の営業スタイルを確立すべく、将来設計士(フルコミッション)へ転身。
クライアントと同じように年を重ねながら、長く寄り添える仕事がこの仕事の良さです。自身が、「売れない募集人からMDRT常連」になった経験をもとにみなさんへの営業活動のヒントをご提供できればと思っています。