本気で承継を考える。なぜなら10年後、僕は98%死んでいる。
ホロスプランニング
堀井計の午睡
2021.05.13

本気で承継を考える。なぜなら10年後、僕は98%死んでいる。

ステイホームのGW初日に


いつも通りに朝5時半頃に目が覚めた。

耳を傾ければトタンに響く雨音でその強さが推し量れる。予想通り本降りの雨だ。こんな日は河原までのウォーキングには行かない。庭先に出て軽く瞑想をすることにした。決して大きい庭ではないし綺麗に整備されているほどでも無い庭ではあるが、いつも咲いてくれる花たちにはことあるごとに癒されてきた。



思い起こせば丁度1年程前。僕は人生最大の不安と苦しみを味わっていた。

4月7日から飲みだした抗がん剤の副作用でのたうち回っていたのだ。当時のiPhoneのメモを見てみると、「夜胃痛吐き気で寝られない。ご飯も食べられないし水を飲んでも吐いてしまう。2時間おきに心臓あたりが締め付けられて苦しくなる。どうなるんだ俺・・」と書いてある。

参考リンク→https://kei-horii.com/2020/05/01/holos-96/

身体が弱ると気力が萎える。このまま社会復帰もできず存在そのものが消滅していくことへの不安がずっと頭から離れずにいた。それから思うと、今こうして普通に息をして、ご飯が食べられ、庭先の景色を見ているだけでも夢のようだ。

そういえば2日ほど前のニュースで、国立がんセンターが「がんの種類・進行度別10年生存率」なるものを発表していた。

がんの種類・進行度別10年生存率




もちろんがんの種類の中で一番目に留まるのは肺がんだ。種類とステージが交差する数字を見てみると・・・

キュキュキュキュキュキュキュキュ、キュージューハチパーセント死んでるやないかーーーーい(汗)

改めて去年に宣告されたステージ4(末期)の死亡率のインパクトを再認識する同時に、色んなものを「承継」していく必要があるなとも再認識したのだ。

「承継」の意味を調べてみると、「前の代からのものを受け継ぐこと。継承。「権利を承継する」「伝統を承継する」」と書いてある。

ここでいう承継とは、事業承継だけを指すのではない。有形無形問わず。お金や不動産の資産だけでもなく。文化とか価値観とか活き方とか存在そのものも含めたものだ。

つまり「僕は、後世に何を承継することができるのだろう・・・」という漠然とした感覚だ。

更に「後のことはよろしくね!」というほのかなお願いだ。

少しおこがましい表現をすると、僕が創った子供(共同作業)や会社はある意味作品だ。もちろんどちらもその後の環境によってどう育つのかが変わってくるのは言うまでもない。言うまでもないが、なぜかそんな作品に対して「後のことはよろしくね!」と自分一人のものではないのにそう思ってしまうのだ。

そういえばこれも2日ほど前に、うちのぼんくらツインズ(双子の息子)が二人それぞれに新たな事業をスタートさせたとブログで発表していた。

「フリマアプリの次」を探して


https://note.com/horishou/n/n0fe9631460b2


今度やるのは、家計簿プリカ「B/43(ビーヨンサン)」というサービスらしく。

最初に聞いたときは「B/43」てなんじゃらほいという印象だったが、「Balance(残高) / 43(予算)」 や「Budget(予算) / 43 (資産)」 を意識して生活できるように、という願いを込めているとのこと。こんなネーミングの発想は到底僕にはできないなとちょっと悔しかった。



果たしてフリマのように新しいサービスとして世の中を席捲することができるのだろうか。

プロダクトは一言で言うと家計簿管理ができるプリペイドカードという感じ。このカードにお金をチャージし、色んな買い物をすると自動的に家計簿として資産管理ができるという代物だ。

ファイナンシャルプランニングをすることをベースに最適な保険をプランニングしている立場の人間として言わせて貰うとすれば、世の中の家計簿アプリを使いこなしている人をほとんど見たことがない。

それなりのマネーリテラシーとITリテラシーと自己管理力と明確に管理をする目的を持った人でなければ恐らく続けることはできないだろう。どうやらこのサービスは一般ピーポーでもシンプルに使えるように設計されているようだ。

2号(双子の弟)曰く・・・

「現在はニッチ向けで、シングルの生活支出管理にフォーカスしてプロダクトを作っていますが、そこに留まらず、パートナーや子供など、家族との家計管理、ゆくゆくは貯蓄、投資といった分野でも問題解決できるようにしていきたいですし、個人でYoutube配信や副業をされている方なども増えており、副業収入の管理といった、個人利用とは違ったビジネスシーンに合わせたカード発行&機能提供も可能性を感じています。

個人的にはここ最近のFintechプレイヤーを取り巻く環境は資金移動業の3類型化、資金移動業者の全銀ネットワークへの参加の検討、特に「給与デジタル支払い(ペイロール)」と呼ばれる、給与を銀行以外が預かることが可能なエポックメイキングな法改正も控えており、資金移動業者の立場からすると、バンキングに近い機能開発の幅が増え、追い風が吹いてきているタイミングだとも思います。」


・・・ということだ。

今はまだ万人に便利なサービスとは言えないが、確かにこれからの可能性は感じるような気がする。

お金の管理ができない若者だけではなく、子供のお小遣いを親がこのカードにお金をチャージしたうえで子供に持たせ、支出内容をチェックしたり、金銭感覚を教育することもできそうだし、高齢で要介護一歩手前の親に一定額を入れて持たせれば、レジで財布から小銭を出すのに手惑い迷惑をかけることもないし、何も買ったのかをチェックできたりもする。

ペイロールが始まれば年間40兆円と言われる保険料の引き落としや積立投信もこのカードからしたいと思う人が現れても不思議ではない。


チャレンジャーを応援するパトロネージュになろう


いずれにせよ、常に世の中を変えていくのは「若者」「ばか者」「よそ者」だ。

世の中を変えていくには、様々な妨害(規制や既得権者の圧力)を跳ねのけながら、新しいサービスを生み出そうとするチャレンジャーを応援するパトロンの存在も必要だ。

パトロネージュ(パトロン)とは、後援者、支援者、賛助者、奨励者、または特権を持つ人や財政支援をする人をいう。現代でのパトロンは、必ずしも金銭援助に限るわけではなく、パトロンの人脈や影響力によって貢献するケースもある。

後援、支援、賛助、奨励の行為そのものは、パトロネージュ(パトロネージ/パトロネッジ/パトロネジ/パトロナージュ)と呼ぶ。美術史や音楽史においてのパトロネージュは、王や教皇、資産家が、音楽家、画家や彫刻家等に与えた支援を指す。また、教会聖職録授与権、得意客が店に与えるひいきや愛顧、また守護聖人を指すこともある。

(wikiより抜粋)


今の時代、60代はまだまだ若いと言われている。確かに自身でもまだできるという感覚はある(健康であれば)。個人的には「もういつ死んでもいいかな。」と思う反面、まだまだ事業でもプライベートでもやりたいことが次々と湧いてくるチャレンジングな自分もいる。

事業に成功した人がエンジェル投資家としてベンチャー企業に出資するケースはそれなりにいるが、資産家に限らず、ある程度の年齢やポジションになれば、後進(子供、孫、部下、後輩、そして世界を変えようとしているチャレンジングな若者たち)の成長や成功をできうる限りのリソースで応援するというスタンスは必要なのではないだろうか。

因みに僕の10年後は72歳だ。幸運にも僅か2%に入ればまだ生きていることになる。その時僕は何をしているだろう。ある意味僕も10年後の2%に入ろうとするサバイバーでありチャレンジャーだ。もちろんただ生きているだけではなく、元気に若々しく活きていたいし、その時には日本を代表するようなパトロネージュになっていたいと思うのだ。

72歳の僕が今より更に成長し、資金力も人脈も人間力もパワーアップしていればきっと社会やあなたの役にも立てるに違いない(知らんけど・・)

だから。

それまで僕も応援してください(笑)


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この記事を書いた人
堀井計
堀井計
(株)ホロスホールディングス
代表取締役社長
(株)ホロスプランニング
代表取締役会長
Profile
ソニー生命保険株式会社 京都中央支社長/株式会社アダムス 取締役ゼネラルマネージャー/株式会社エスクァイアマガジンジャパン 取締役/2001年4月 株式会社ホロスプランニングとしての営業を開始/2007年11月 株式会社HOLOS-BRAINS 取締役会長就任 ※現任/2014年2月 株式会社ホロスホールディングス 代表取締役社長就任 ※現任/2017年10月 株式会社エルティヴィー 代表取締役会長兼社長就任 ※現任 ☆趣味は読書、サーフィン、落語。☆
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皆さんこんにちは。ホロスグループ代表の堀井です。
日常にあるちょっとした出来事や体験で気付いたことにユーモアをブレンドし、独断と偏見に満ち満ちたコラムやブログを書いてます。お気に召す方は是非無料のサプリとしてご愛用ください(笑)
ブログ:ワタスがほりいけいダッ