2021年は労働・雇用に関わる法改正が施行されました。いくつか取り上げますと・・・ ■2021年1月 育児・介護休業法施行規則改正 ・子の看護休暇、介護休暇が時間単位で取得できるようになる ・1日の所定労働時間が4時間以 […]
終章 ―大きくなったら何になりたい?― 「僕はプロ野球選手になってイチローみたいに大リーグで活躍したいな!」 「私はアイドル。スポットライトがあたるステージで歌いたいわ!」 「俺は宙飛行士かな。宇宙から見た地球ってすっ […]
第十一章 顧客第一主義の行き着く先、購買エージェントという仕事 そういえばあの時も寒い日やったな・・・ 圭太は10年前グローバルスポーツに退職の意思を表明した日のことを回想していた。 その冬、始めてコートを着た日だった。 […]
第十章 3段ロケット発射?ただ愉しむ 生命保険営業という職務に使命感を持った圭太は、かなり辛辣な見込み客からの断り文句にも微動だにすることはなかった。 「俺は保険なんて大嫌いなんや。話なんて聞きたくないから帰ってくれ!こ […]
第九章 2段ロケット発射?使命感に目覚める 「いや、実は今病院からなんです。多分僕はもう永くない・・・」 「えっ、と、とにかくすぐにそちらに向かいます。今どちらの病院ですか?」 広沢氏の病名は「急性骨髄性白血病」いわゆる […]
第八章 1段ロケット発射 我欲を満たす 圭太はそれなりに成功した今、「なぜパシフィック生命に入社しようと思ったんですか?」とその動機を聞かれたとき、「保険業界を変えようと思ったのです」「フルコミッション(完全歩合制)の世 […]
第7章 成功の3段ロケットで宇宙へ飛出す 1999年夏、圭太はパシフィック生命が毎年開催する優績者表彰である海外コンベンション参加のためハワイに来ていた。社長杯という1年間で一定以上の業績を挙げた者だけが参加できる表彰旅 […]
第六章 カリスマディレクターの技を盗む 1996年春、圭太はパシフィック生命に入社して早6年目を向かえていた。通常保険業界では2年間で半分以上の営業パーソンが退職を余儀なくされる中、キャリア5年といえばベテランの域といえ […]
第五章 紹介入手の神様から学ぶ 1992年4月、圭太はMDRT(ミリオンダラーラウンドテーブル)の会場にいた。MDRTとは全世界の保険営業パーソンのトップ6パーセントからなる相互研鑽と社会貢献を主旨とした組織で、その昔1 […]
第四章 飛込み営業の達人に弟子入り 「えっ、生命保険?パシフィックて聞いたから出てきたけどまさか保険の営業とは思わんかったわ。今忙しいし、興味もないからいらんわ!」 圭太は親会社である電気メーカーのブランド力を生かして電 […]
第三章 友人知人からの洗礼 「もしもし、パシフィック生命の朝倉です。元グローバルスポーツにいた朝倉です。ええ先月退職した・・ちょっと聞いて欲しい話があるのでお会いできませんか?」 「ああっ、朝倉さん?ご無沙汰ですね。話っ […]
第二章 初めての営業 1991年2月1日、圭太はパシフィック生命の入社研修に参加するため東京にいた。 その当時パシフィック生命ではライフナビゲーター(保険募集人の称号)の条件を大卒男子に限定し、更に社会経験10年以上の営 […]
第一章 一本の電話が人生を変える 「ではTホテルのロビーで私はパシフィックと書いた紙袋を持ってお待ちしておりますので。」 パシフィックと言えば誰もが知っている電気メーカーの名前だった。どうやらその電気メーカーが外資の保険 […]
この物語は一介のサラリーマンからフルコミッション(完全歩合制)の保険営業の世界に転進し、その後真の購買エージェントの必要性に気づき更なるステップを踏み出したあるオトコのドラマである。 INDEX 序章 ある休日の風景 一 […]