アコム

アコムカードをなくした!紛失から再発行までの流れと注意点

「アコムカードをなくした!!」

このような事態が発生した場合、パニックにならずに冷静に対処することが大切です。
探すことに集中するあまり手続きが遅れてしまい、最悪の事態に発展する可能性があります。

今回は「アコムカード」を紛失してしまった場合の対処法と、万が一紛失しても悪用されないようにする対策方法を解説します。

FP監修者
森本 陽子
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(個人資産相談業務)AFP認定者。自身の経験や知識を活かし、複雑なお金の仕組みや知識をわかりやすく解説しておりツイッターでの有益な呟きにも注目。

アコムカードとは

アコムカードとは、文字通り消費者金融のアコムが発行している「ローン専用のカード」のことです。

アコムや銀行、コンビニのATMを利用するためには専用のローンカードが必要ですが、アコムでは「アコムカード」がローンカードにあたります。

アコムカードをATMに差し込んで暗証番号を入力することで、お金の借り入れが可能になります。

契約時にあらかじめ設定された利用可能額(契約極度額)の範囲内であれば、何度でも借り入れることが可能です。

アコムのATMであれば手数料無料で利用できますが、もし周囲にアコムのATMがない場合、以下の提携ATMで手数料を払う形で借り入れもできます。

  • 三菱UFJ銀行
  • セブン銀行
  • E.net
  • ローソン銀行
  • イオン銀行

コンビニATMは24時間いつでも借り入れできるのがメリットです。
ただし、取引金額10,000円以下の場合は110円、10,001円以上の場合は220円の手数料がかかる点に注意してください。

紛失・盗難によって悪用される恐れがある

アコムカードを持っていて警戒すべきこととしては「紛失した場合にローンカードが悪用される恐れがある」ことが挙げられます。

「暗証番号があるし、大丈夫なんじゃないの?」と思うかもしれませんが、確実に大丈夫という保証はありません。

なぜなら、暗証番号は利用者が番号を忘れないように「身近な数字」を選ぶ傾向があるためです。

「電話場号の下4ケタ」「誕生日」「住所」「1111や7777などのキリの良い数字」などが代表的です。

普通ならどんな番号にしているかは他人は分かりようがありませんが、財布ごとなくしてしまった場合はどうでしょうか?

サイフには運転免許証など、生年月日や住所がわかるカードが入っている可能性が高いです。

その情報をもとに暗証番号を当てられてしまえば、お金を引き出すことができてしまいます。

暗証番号が必要な取引の場合、悪用されてしまうと損失は補填されずに自己負担になる可能性があるため、なおさら注意が必要です。

アコムカードを紛失した場合の流れ

万が一、アコムカードを紛失してしまった場合にやるべきことは、「カードを探すこと」ではありません。

もしアコムカードを紛失してしまった場合、以下のような流れで手続きを進めていきましょう、

  1. 即座に「警察」と「アコムのコールセンター」に連絡
  2. 最寄りの自動契約機(むじんくん)を検索
  3. 自動契約機で「カード再発行」を選んで手続き

それぞれの手続きについて、以下で詳しく解説します。

即座に「警察」と「アコムのコールセンター」に連絡

アコムカードを紛失してしまった場合は、できる限り速やかに2つの連絡先に電話をかけることを最優先にしてください。

1つめは「アコム」です。

ローンカードの悪用を防ぐために、ローンカードを停止してもらう必要があります。フリーコールの電話番号は以下のとおりです。

0120-629-215(年中無休 24時間受付)

紛失が発覚した時点で、必ず連絡を入れましょう。

「もしかしたら、見つかるかも・・・。見つかったら電話したことが無駄になるし・・・」このように思って連絡が遅れてしまうことで、もし本当に他の人の手に渡っていた場合に悪用される可能性が高まってしまいます。

次の連絡先は「警察」です。

こちらも、アコムへの連絡が住んだらすぐに手続きを行います。最寄りの交番や警察署で「紛失届」を出してください。

もし見つかった場合は、警察に届け出ていた電話番号に連絡が入ることになります。

最寄りの自動契約機(むじんくん)を検索

アコムカードを紛失してしまった場合、再発行には以下の3つの選択肢があります。

  1. 店舗窓口
  2. 郵送
  3. 自動契約機(むじんくん)

この中でもっともオススメな方法が「3.無人契約機(むしんくん)」です。

店舗窓口はスタッフに相談しながら手続きできるメリットはありますが、都内や首都圏などの一部のエリアでない限りはお店を探すのは難しいでしょう。

無人契約機であれば全国に散らばっているため、検索すればすぐに見つけられます。

無人契約機の場所を探す際には、アコムの公式ホームページの検索機能が便利です。

>>アコム|店舗・ATM検索

自動契約機で「カード再発行」を選んで手続き

自動契約機(むじんくん)を見つけたら。現住所が分かる書類(運転免許証、パスポート等)を持参してお店に入りましょう。

自動契約機の画面に表示される「カード再発行手続き」を選択し、指示に従って再発行手続きを進めます。

なお、自動契約機(むじんくん)であれば、ローンカードを即日で再発行させることが可能です。

郵送・店頭窓口でも手続き可能

自動契約機以外でも、店舗窓口・郵送での再発行も可能です。

「店舗窓口」を選択する場合、アコムの有人店舗でカードの再発行を行います。

現住所が分かる本人確認書類が絶対に必要になるので、忘れずに持参してください。
店舗窓口は窓口担当者が手続きを進めてくれるため、有人店舗が近くにあればもっとも簡単に再発行が可能な方法です。

ただし、平日の9:30~18:00までしか受け付けていない点に注意してください。

次に「郵送」を選択した場合です。

手続きを郵便でやりとりする必要があります。

カード紛失時の再発行方法に「郵送」を選ぶと、再発行手続きに必要な書類が自宅に届けられます。
書類に必要事項を記入したら、運転免許証などの本人確認書類と一緒に返送すれば完了です。

ただし、郵送の場合は新しいローンカードが「自宅に届けられる」ことがネックになる可能性があります。
家族にカードローンの利用を秘密にしている場合は、家族にバレるリスクがあるのです。

また。2つの方法よりもカードが手元に届くまでに時間がかかることも注意点です。1週間以上の時間がかかることも覚悟しておいてください。

「はやくカードを受け取りたい」「自宅に郵送されたくない」と考えている場合、店舗窓口か自動契約機(むじんくん)を選択するほうが良いでしょう。

再発行手続きに必要なもの

アコムカードを再発行するにあたっては「無人契約機(むじんくん)」「店舗窓口」「郵送」のいずれの方法でも必要になるものがあります。

提出を求められるものは、以下の2つです。

  • 本人確認書類
  • 再発行手数料

本人確認書類

ローンカードの再発行にあたっては、本人確認書類は絶対に必要です。
現住所が分かる書類を用意しておかないと再発行を受けることができません。

具体的には、以下のような書類を用意しておく必要があります。

  • 運転免許証
  • パスポート
  • 健康保険証 など

有効期限内であることも、間違いなく確認しておいてください。

また、顔写真がない本人確認書類の場合は「住民票」「公共料金の領収書」「納税通知書」などのうち1点を加えて提出してする必要があることも、あわせて押さえておきましょう。

本人確認書類を複数持っている場合「運転免許証」がもっともオススメです。

再発行手数料

ローンカードを再発行するにあたっては、再発行手数料の「330円」が必要です。
なお、この金額は返済金額に充当されるので、その場で支払う必要はありません。

ローンカード再発行時に審査は行われない

ローンカードの停止による再発行は、あくまで「利用の一時停止」をしただけです。
解約したわけではないため、有効な本人確認書類さえ提出・確認できれば、審査をすることなくカードの再発行を受けることができます。

ただし、紛失した際に「カードローンの解約」の手続きをしてしまった場合は別です。

もう一度最初から審査を行って契約をしなければいけません。
申し込みから契約まで最短で1時間がかかるうえ、確実に審査に通過できるかも分かりません。

アコムカードを紛失した場合、絶対に「解約手続き」はしないようにしてください。

ローンカードがなくても借り入れは可能

アコムのローンカードの再発行には、ある程度の時間と手間がかかります。
どうしても急ぎの場合、「再発行まで待てない・・・!」という人もいるでしょう。

その場合は、以下の方法でカードがなくても借り入れることは可能です。

  • インターネットによる振り込み融資
  • 電話による振り込み融資

インターネットの振り込み依頼は、アコムの会員ホームページにログインして、インターネット上で振り込み依頼を行う手続きです。

電話での申し込みに比べて、即日融資を受けられる可能性が高いのが特徴です。

楽天銀行の口座で登録してあれば、原則24時間365日、いつもで振込み依頼をかけてから約1分で入金されます。

一方、そのほかの金融機関の場合は、即日融資のタイミングが金融機関ごとに異なります。

三菱UFJ、ゆうちょ、三井住友、みずほと楽天を加えた4銀行であれば土日でも即日融資が可能ですが、ほかの銀行の場合は即日融資は平日に限られます。

それぞれの銀行の振込み対応時間帯については、公式サイトを確認して把握しておきましょう。

>アコム|振り込みによるお借入れ

電話でも借り入れが可能

一方、電話はアコムプッシュホンサービス・担当者受付の2つから選択できます。
プッシュホンは自動音声に従って、担当者受付はオペレータとの通話で手続きを進める格好です。

本人確認後、振込みの手続きが行われます。

電話でもインターネットでも、アコムの8ケタの会員番号と暗証番号が必要になることを覚えておいてください。
それぞれの番号を忘れてしまわないように、あらかじめメモを残しておくことが大切です。

ローンカードを持ち歩く際の注意点

カードローンのメリットは、いつでもどこでもコンビニATMがあれば借入れできてしまうところです。
財布に入れて持ち歩く人は多いでしょう。

しかし、だからといって適当な管理の仕方をしていると、紛失した際に悪用されるリスクが高まります。

ここでは、カードを持ち歩く際の注意点について解説します。

カードに暗証番号を書いてはいけない!

自分が所有するローンカードであっても、暗証番号を忘れてしまうとお金を借りることはできません。
しかし、ローンカード自体に暗証番号を書いてしまうのはNGです。

もし不正利用を狙う人がローンカードに書かれた数字をみたら、真っ先にATMで暗証番号の入力を試してしまうでしょう。

メモ帳なりスマホなり、別の場所に暗証番号は保管しておくことを忘れないでください。

失くしてから時間が経つほど不正利用の可能性は高くなる

財布ごとなくしてしまった場合は、その日のうちには紛失したことに気が付くはずです。
しかし、カードだけ落としてしまったような場合は紛失に気付かないことも考えられるでしょう。

その場合でも、気づいたときにすぐに利用停止の手続きを取ることが大切です。

時間が経てばたつほど、無くしたカードが他人の手に渡る可能性が高くなります。

暗証番号はこまめに変更する

暗証番号の入力が必要なカードローンは、不正利用された場合は保障の対象外になります。
なぜかというと「暗証番号が正確に入力できてしまった落ち度が利用者の側にあるから」です。

ATMにカードを差し込むと暗証番号の入力画面があらわれますが。ここで暗証番号の入力を3回間違えるとロックがかかり、利用停止になる機能が働きます。

それでも不正利用者がお金を引き出せたということは「分かりやすい暗証番号を残していた」「暗証番号をローンカードに書き込んでいた」などの落ち度が利用者側にあったからに他なりません。

利用者の落ち度があって悪用されたと疑われるため、保証の対象外になるわけです。

このような目に合わないためには「暗証番号をこまめに変更すること」が大切になります。
もし従来の暗証番号を知っている人の手にカードが渡ったとしても、こまめに変更すれば悪用を防ぐことができます。

ただし、推測されやすい番号でこまめに変えても意味がありません。番号を変更するなら、自分の生年月日や電話番号とは無関係の番号から選定することが重要なポイントです。

アコムカードをなくした!紛失から再発行までの流れと注意点 まとめ

今回は、アコムカードを紛失してしまった場合の対処方法について解説しました。

カード類はサイフやバッグに入れておくことが多いため、紛失する可能性を常に考えておく必要があります。

万が一紛失してしまった際には、探すことよりもまずは「アコムに電話をしてローンカードを停止させること」「警察へ紛失届を提出すること」の2つを最優先に行動しましょう。

常日頃から、万が一紛失した時のために「暗証番号はカードに書き込まない」「こまめに暗証番号を変える」をいった対策も有効です。