学生の方は学業が本分ですが、趣味に友人付き合いにと何かとお金が必要なことも多くあります。
また、就職の準備としてスキルアップを考えている方も多いでしょう。
社会人と比較して稼ぎが少ないですから、金欠に陥りやすいのではないでしょうか。
解決策として誰かに借りる方法もありますが、あまり知人には知られたくないものです。
やはり、アコムのような消費者金融は、必要な分をできるだけ早く周りに内緒でお金を準備する方法として最適です。
消費者金融からお金を借りるにあたって「親バレや学校バレしないのか」という点がまず気になる方も多いですよね。
さらに「金利が高すぎて返せなくならないのか」「借金が就職活動や今後に悪影響を及ぼさないのか」など、アコムなど消費者金融利用にあたって気になることを解説します。
アコムは学生も利用可能
アコムは学生の方も申し込みができ、審査に通れば利用可能になります。
カードローンを利用したいとき、自分が申し込み条件を満たしているかどうかをまず確かめましょう。
アコムの申し込み条件は下記の2点となります。
- 成人以上の安定した収入と返済能力を有する
- アコムの基準を満たす
安定した収入はアルバイトでの収入も含まれるので、学生の方も問題なく申し込めるでしょう。
アコムの基準は独自のものなので、具体的な内容は公表されていません。
「成人以上かつアルバイトで毎月一定額以上の収入がある」なら、学生も申し込みは可能です。
学生でも成人未満は借入できない
学生でもアコムのカードローンを利用できると解説しました。
しかし、学生でも成人未満の人が自分でカードローンに申し込みすることはできません。
もし借入れするのであれば、親権者名義での契約が必要です。
とはいえ「カードローンでお金を借りてほしい」と依頼して、こころよくOKをくれる親は少数派ではないでしょうか?
成人未満の学生がお金を借りるとなると、一部の学生ローンなど未成年でも学生本人が利用できるカードローンが選択肢になるでしょうね。
その収入は安定収入と認められますか?
2つ目の条件である「安定収入があること」ですが、単に収入さえあれば良いわけではありません。
「毎月一定額を得ている」「自分のチカラで稼いだお金である」などの条件を満たさないと、現実にお金を得ていても審査を通過できません。
たとえば学生がお金を得る手段の一つに「仕送り」があります。
自宅ではなくアパート等で一人暮らしをしている学生の場合、両親から毎月のように生活費の一部を受け取っていることもありますよね。
ただ、仕送りは安定した収入ではありません。
理由は簡単で、自分のチカラで稼いだお金ではないからです。
両親の判断次第でいつでも仕送りを止められるので、アコムとしても収入には含められません。
学生はアコムでいくら借りれる?
学生でもアコムのカードローンで借入できる可能性はあります。
実際のところ、いくらくらい借入できるのか気になりませんか?
アコムの融資上限額を見てみると「1~800万円」となっています。
ただ、学生にポンと800万円を融資してくれるわけではありません。
絶対のルールではありませんが、学生が借入できる金額は10万円程度になるのが一般的です。
判断材料の1つは「総量規制」で、年収の1/3までしか融資を受けられないというルールです。
たとえば、月5万円をアルバイトで稼ぐ人の年収は60万円ですから、最大でも20万円しか融資を受けられません。
また「スーパーホワイト」という状態で融資額が変わります。
学生はこれまでクレジットカードやカードローンなどの金融商品を利用した履歴がないことが多いため、信用情報機関にデータが何も残っていません。
この信用情報機関に貸し借りの情報が記録されていない状態が、俗にスーパーホワイトなどと呼ばれます。
審査するアコムからみたら「本当に返済能力があるのか」が判断できないため、融資額としてはどうしても小さくなります。
以上の理由から、10万円程度の融資額になると考えておくと良いでしょう。
アコムではカードの受け取りが必須
消費者金融では、ローンカードなしで振込融資やATMによる借入ができることもあります。
ただ、アコムに関してはローンカードの受取りは必須です。
カードを受け取れるのは、以下のいずれかの方法です。
- アコム店頭窓口
- 自動契約機(むじんくん)
- 郵送
郵送ではカードを即日で受け取れませんから、即日で融資を受けるなら店頭窓口か自動契約機(むじんくん)が選択肢です。
以下のように営業時間は自動契約機(むじんくん)の方が長いため、基本的には自動契約機(むじんくん)での受取りになるでしょうね。
カードの受取方法 | 営業時間 |
---|---|
アコムの店頭窓口 | 9:30〜18:00(土日祝日休) |
自動契約機(むじんくん) | 9:00〜21:00(年末年始休) |
アコムの申し込みには学生証が必要?
アコムに申し込む際には、本人確認書類の提出が求められます。
本人確認書類として提出できる書類は以下のとおりです。
- 運転免許証(表・裏)
- 保険証(表・裏)
- パスポート(写真・住所記載部分)
- マイナンバーカード(表面のみ)
本人確認書類は運転免許証、健康保険証、パスポートなどの指定があります。
自分が提出できるものを選べばOKです。
ただし、アコムの審査では、学生証は身分証明書として認められません。
理由は簡単で、学生証は運転免許証などとは違って公的な書類ではないからです。
たとえ学生証に顔写真がついていても、本人確認書類にならないのです。
提出する必要もないので、学生証は準備しなくてもよいでしょう。
本人確認書類に不備があるなら補足書類が必要
申し込み者が提出した書類によっては、追加の補足書類を提出する必要があります。
具体的には、以下のような場合です。
- 本人確認書類に今の住所が記載されていない
- 記載された住所と現住所が一致しない
- 2点必要な書類を1点しか提出できない
このような条件に合致する場合、補足書類として以下のいずれかの提出が必要です。
- 住民票の写し
- 公共料金の領収書(電気・ガス・水道・NHKなど)
補足書類は発行日から6ヶ月以内のものに限られる点には注意しましょう。
一定以上の金額を借りたいなら収入証明書類の提出も必要
基本的には本人確認書類さえあれば、お金を借りることは可能です。
ただし、一定以上の大きな金額を借りたい場合には、収入証明書による年収確認が必要です。
- 利用限度額の希望が50万円超
- 利用限度額と他社の借入額の合計が100万円超
学生の場合、50万円以上のお金を借りる機会はないかも知れませんが、一応押えておきましょう。
収入証明書類として認められるのは、以下のような書類です。
- 給与明細書(2ヶ月分)
- 源泉徴収票
- 所得明細書
- 市民税・県民税決定通知書
- 確定申告書
- 収支内訳書
- 青色申告書
誰にもカードローンのことを知られたくない場合
と不安に思う学生の方も多いでしょう。
学校や友達、バイト先など周囲の人に、カードローンのことを知られたくない方は少なくありません。
いくつかバレてしまいそうなポイントを確認して、対策をとれば簡単にバレることはありません。
キャッシングがバレない方法について、必ず申し込み前にチェックしておきましょう。
親バレしない方法
両親と同居している人は、カードローンに申し込んだことがバレたら困りますよね。
と問い詰められるかも知れません。
しかし、申し込みに関しては家族バレの心配はありません。
アコムではインターネット申し込みが可能で、スマートフォンから契約の手続きを完了できます。
スマホの画面をのぞき込まれない限り、バレる心配はなさそうです。
親と同居の場合で気になるのは、各確認の電話と郵便物でしょう。
別居しているなら、さほど気にする必要はありませんが、同居しているなら対策は必須です。
電話による親バレを回避する方法
アコムから電話がかかってくる手続きに「在籍確認」があります。
ただ、在籍確認はアルバイト先に電話がかかる仕組みなので、自宅にはかかってきません。
親バレする可能性があるのは「本人確認のための電話がけ」です。
アコムに申し込んだ後に、内容確認として本人へ連絡があります。
このとき家の固定電話に番号を書いてしまうと、家族が出る可能性が高まります。
携帯電話の番号を書いておくと、確実に自分で電話に出られますね。
郵送による親バレを回避する方法
郵便物に関しては、必要なものを来店(自動契約機を含む)で受け取ることにしてしまえばOKです。
ネットでの申込で契約にすると、カードローン契約時の契約書とローンカードが郵送されます。
郵送物を家族の誰にも受け取られたくない場合には、自動契約機(むじんくん)かアコムの店舗への来店で契約手続きをすませればよいのです。
ただ、直接店舗に行くのは苦手な方も多いでしょうから、やはり自動契約機(むじんくん)での契約がベストでしょう。
親バレを回避したいなら返済遅れはNG
親バレを回避したい場合、返済の遅れは絶対に発生させないでください。
どんなに郵送物や電話に配慮しても、返済に遅れてしまうと自宅に電話がかかります。
さらに、電話に出ないと督促状が送られます。
絶対に親バレさせないためには、きちんと返済することは第一条件です。
どうしても返済に遅れそうなときには、アコムに自分からいつまでに返済できるのかの連絡を入れるのがベストです。
連絡を入れなかった場合にはアコムからまず携帯電話に電話が入るので、それにきちんと対応しましょう。
いつまでに必ず入金できるという返済の見込み期日をきちんと話しておけば、やみくもに電話したり督促状を送ったりしなくなります。
学校バレしない方法
学校、周囲の友人に「あいつ、アコムでお金借りてるらしいよ」とバレるのは避けたいですよね。
ただ、学校でカードローンのことがバレる可能性はかなり低いといえます。
申込時などに学校に連絡が入ることはなく、提出書類に学生証も必要ありません。
そのため、学校側にお金を借りていることがバレる心配はしなくてよいでしょう。
友人にバレてしまう可能性も、それほど高くはありません。
「アコムのローンカードが財布に入っているのを見られる」、「アコムATMで借りようとしている時に誰かに会う」といった場合でなければ、借入のことはなかなかバレません。
本人確認の電話なら「クレジットカードの本人確認だった」くらいでサラっとごまかせます。
アコムでは、自分の銀行口座に融資額の振込を受ける振込融資での借入が可能です。
これなら、ネットや電話で依頼して希望額を振り込んでもらって、自分の銀行口座からキャッシュカードで引き出すので、アコムカードは持ち歩かなくてもよいでしょう。
バイト先にバレない方法
アコムなどのローンはすべて在籍確認を行います。
バイト先へ電話連絡を入れて、本当に働いているのかどうかを確かめるのが在籍確認です。「アコムから電話がかかってきたら一発でバレる!」と不安に思う方もいるでしょう。
ですが、電話は担当者個人名でかかります。
個人名での電話がかかるのが不自然なバイト環境なら「クレジットカードを申し込んだ」と周囲の人に説明しておくとよいでしょう。
アコムでは無断でバイト先に電話を入れてしまうことはありません。
バイト先で前もって説明するなどして、バレにくくしておくのがよいでしょう。
アコムの利用は就職活動にどんな影響がある?
アコムなどのカードローンを利用して、気になるのは「借金していることが就職に影響したらどうしよう?」という点でしょう。
アコムを利用したせいで採用されなければ大きな問題ですよね。
就職活動で会社側がカードローン等の履歴を調べることはあるのでしょうか?
実は、就職活動先の企業が、自社を志望している就活生のローンなどの履歴を調べることは絶対にできません。
ローン履歴は個人信用情報機関に記録されていますが、情報開示は本人の同意なしではできないのです。
個人信用情報を照会できるのは、本人か本人が同意した金融機関や金融業者のみとなります。
ローンのことがバレる可能性があるのは、金融機関や金融関係の企業を志望する場合という見方もできます。
しかし、個人信用情報はローンでの審査時のみに照会するもので、就活生を入社させるかどうかを検討するために照会することは認められていません。
結論として、就職活動とアコムなどのカードローンの利用を結びつけることはできないといえます。
就職には関わりなくてもローンを組むときには注意が必要
紹介した通り、アコムの利用は就職活動には影響を与えません。
しかし、将来的に住宅ローンなど別のローンを利用したくなったときには、カードローンの利用が審査に影響します。
カードローンを利用していると、別のローンたとえば住宅ローンや自動車ローンなどに申し込めないわけではありません。
しかし、ローンの審査において「かつてどんな借入れや返済で利用をしていたのか?」は確認されます。
「延滞する・返済しない」などの状況を防ぐことは、金融機関ではとても重要になるからです。
また、返済中ならその額は、新規に組むローンの返済にも影響を及ぼします。
カードローンを利用する場合には、繰り返し借りることでなかなか完済できないこともあります。
そうならないためにも計画的な利用、返済、場合によってはローンカードを一旦解約するといった使い方を心がける必要があります。
アコムの審査に通りやすいのはこんな学生
アコムの審査に通りやすいのは、どんな学生なのでしょうか。
審査基準を公表している金融機関や金融会社はないので、あくまでも一般的な消費者金融での融資を受けやすい方になります。
アルバイト期間が一定以上で収入が安定している
アルバイトを初めて数日という段階で申し込んだ場合は、アコムの審査には通りにくいです。
収入が毎月あって安定していることが重要です。
勤務している期間は何か月以上が必要という明確な規定は、アコムの公式サイトには掲載されていません。
あくまでも目安となりますが、継続してアルバイトしている期間が半年以上あると、審査対象となるといわれています。
給与明細を提出できればよいので(実際には50万円以下の借入では収入証明書の提出は不要)最低でも1か月働けば大丈夫だった口コミもあります。
ですが、勤務期間が長いほど、収入が安定しているかどうかがわかります。
できるだけ長く同じアルバイト先で働いてから、アコムに申し込んだ方がより審査に通る確率があがるでしょう。
クレカや携帯料金の支払いで延滞がない
学生の方もクレジットカードを持っていることが増えています。
年会費無料のカードもあり、いざと言う際に使えるように気軽に作っている学生も少なくありません。
ですが、クレジットカードのキャッシング枠は、アコムのカードローンと同じ貸金業法の規制を受けています。
キャッシングの利用で返済に延滞すると、その履歴は金融事故として個人信用情報に記録されます。
いわゆる金融ブラックという状態になり、新しくカードローンなどに申し込んでも高い確率で審査に通りません。
また、携帯電話の本体料金を通話料金と合わせて支払っている学生は、これまでに支払い遅れなどがなかったか確認しておきましょう。
スマホ端末代金の分割払いの部分はクレジット契約になっています。
なので、支払いの遅れは返済の遅れになるので、延滞の情報が個人信用情報機関に記録されている可能性があります。
アコムで借りられるか不安な学生の対処法
アコムではお金を借りるために審査を通過しないといけません。
自分はお金を借りられるのか、不安で一杯の学生も多いでしょうね。
ここでは、借りられるか不安な学生が選択できる対策について解説します。
3秒診断を利用してみる
アコムで借りられるか不安なら、まずは3秒診断を受けてみましょう。
公式ホームページの3秒診断を選択して項目を入力するだけで、借入が可能かどうか簡単な審査を受けられます。
入力する項目は以下の3つです。
- 年齢
- 年収(総支給額)
- カードローン他社お借入状況
あくまでも目安であり、実際の審査結果は異なることはあります。
とはいえ、ここで「借入可能」と表示されれば、可能性があることになるので心強いですね。
信用情報を開示してみる
3秒診断で入力する3つ以外の情報で不備があった場合、審査落ちする可能性があります。
代表的なものは「信用情報」です。
たとえば過去にカードローンを利用して、返済遅れを発生させたことはないでしょうか?
あるいは奨学金や携帯電話・スマートフォンの本体代金の分割払いも同様です。
もし信用情報に傷がついている場合、3秒診断で借入OKでも実際の審査で落ちてしまいます。
そこで、信用情報の状態の開示で状態をチェックするのも1つの方法です。
日本には以下の3つの信用情報機関があります。
- 株式会社シー・アイ・シー(CIC)
- 日本信用情報機構(JICC)
- 全国銀行個人信用情報センター
3つの信用情報機関では保存される情報に違いがありますが、金融事故情報に関しては情報が共有されています。
どこかの信用情報機関で情報開示をしてみて、事故情報が記録されているかを見てみましょう。
もし事故情報が何も表示されていなければ、借り入れできる可能性があります。
ちなみに情報を開示するなら、インターネットですぐに表示できるCICが便利です。
アコムのカードローン利用で知っておきたいこと
初めてカードローンを利用する方は、知っているようで見落としていること、意外とわかっていないことがあります。
「カードローンで借りてみようかな」と思ったら、必ず知っておきたいことを紹介しておきます。
金利から利息を計算する
金利18.0%と見るだけでは、実際にどれくらいの利息を支払うのかイメージしにくいものです。
消費者金融は「金利が高い」とよくいわれていますが、実際にはどのくらいのお金がかかるものでしょうか。
カードローンの利用でかかる利息を知るには、金利などから利息を計算する計算式を理解しておきましょう。
利息の計算式は以下のとおりです。
<div class=”simple-box8″><p>利用額(借入残高)×金利÷365日×利用日数(借りていた期間)</p></div>
たとえば、3万円を30日間借りた場合、通常はじめての借入なら最高金利の18.0%が適用されるケースが大半です。
すると30,000×0.18÷365×30で計算すると、利息は443円となります。
消費者金融は利息が高いとよく言われていますが、利用額と利用日数によっては利息は数百円くらいで済みます。
実際に借りている額と借入期間を元に支払う利息をしっかりと把握して、借金の返済計画を立てておきましょう。
最小返済額の罠~返済期間に要注意
アコムでは、借入残高に応じた月々の最小返済額が決まっています。
最小返済額とは、その額以上の返済をしておけば大丈夫な金額です。
とくに学生の方は大きな額を毎月返済する難しいので、返済金額が少なくて助かると感じるのではないでしょうか。
アコムの最小返済額は、契約極度額(限度額)に応じて決められた「一定の割合」を借入残高にかけて算出します。
契約極度額 | 一定の割合 |
---|---|
30万円以下の場合 | 借入金額の4.2%以上 |
30万円超、100万円以下の場合 | 借入金額の3.0%以上 |
100万円超の場合 | 借入金額の3.0%以上 借入金額の2.5%以上 借入金額の2.0%以上 借入金額の1.5%以上 |
たとえば、契約極度額20万円で契約すると、一定の割合は4.2%です。
10万円借りると、100,000×0.42=4,200と算出されます。
この場合には最小返済額は5,000円になります。
月々の負担は大きくないので「返しやすい」と思うかも知れませんが返済総額は異なります。
10万円の返済総額と返済期間
たとえば、アコムのカードローンで10万円を借りて返済するとします。
回数 | 返済金額 | 元金 | 利息 | 残高 |
---|---|---|---|---|
1 | 3,025 | 1,525 | 1,500 | 98,475 |
2 | 3,025 | 1,548 | 1,477 | 96,927 |
↓ | ||||
46 | 3,007 | 2,963 | 44 | 0 |
累計 | 139,132 | 100,000 | 39,132 | – |
アコムの規定では利率18.0%なら返済回数は46回までとなるため、3,025円ずつの返済です。
1か月に3,000円程度なら払いやすいと感じますが、返済期間を見てみましょう。
46回に分けて返済するので、なんと3年9か月もかかります。
借入期間が長いほど利息は大きくなるの、累計の利息は39,132円にもなります。
10万円借りて総返済額は139,132円になるわけです。
ところが、12回で返済する計画にすると、月々の返済は9,167円と増えてしまいますが、利息は10,011円に抑えられます。
回数 | 返済金額 | 元金 | 利息 | 残高 |
---|---|---|---|---|
1 | 9,167 | 7,667 | 1,500 | 92,333 |
2 | 9,167 | 7,783 | 1,384 | 84,550 |
↓ | ||||
12 | 9,167 | 9,032 | 135 | 7 |
13 | 7 | 7 | 0 | 0 |
累計 | 110,011 | 100,000 | 10,011 | – |
それでも臨時収入があったときなどは、こまめに随時返済や増額返済していくと返済期間を短くできて利息を抑えられます。
返済シミュレーションを上手に使おう
アコムのアプリにはローン計算機能があります。
借入額に応じて月々いくら返せばどれくらいの返済期間になるのか。
また、どれくらいの返済期間を設定すると毎月の返済額がいくらなのかをシミュレーションできます。
借り入れ前には少額でも返済計画をきちんと立てて、元金と利息を合わせた返済額を把握することが大切です。
「借入金額が多い」または「追加借入をした」などの場合には、こまめにシミュレーションをして返済計画を見直しましょう。
アコムで借りられないときの解決策
「アコムの審査に通らなかった」また「成人以上になっていない」などカードローンを借りられない方もいます。
それでもお金が必要な場合、どうすればよいのでしょうか。
別の貸金業者に申し込む
アコムは業界でも大手の消費者金融です。
大手消費者金融ではなく中小消費者金融なら、柔軟な審査に対応していたり地域密着型だったりと、審査に通りやすく借りやすいケースもあります。
ただし中小消費者金融は、ネット申し込みやカード発行などに対応していない場合も少なくありません。
アコムと同じような使いやすさが得られないこともありますので注意が必要でしょう。
また、年齢条件はアコムと同じ成人以上の方が大半なので、年齢が達していなくて申し込めない方は学生ローンを探すことになります。
学生ローンの利用ってどう?
学生ローンは大学が多い地域などで看板を見かけた方もいるのではないでしょうか。
最近はネットの申し込みを受け付けている学生ローンも増えているので、全国からの申し込みに対応している業者も増えています。
すべての学生ローンではありませんが、「成人以上から申し込める」、「借入の目的(学費など)が決まっているなら金利が低め」など使いやすい業者もあります。
学生ローンの利用もアコムのようなカードローンと同様に、返済計画を立てることが重要です。
また、借入方法や返済方法が限定されている(店頭で直接借入や返済のみなど)こともあるため、初めての借入では「行きにくい」「緊張する」と感じる方も多いでしょう。
できれば、友人の紹介などで安心できる学生ローンを探したほうがよいでしょう。

学生でもアコムの無利息サービスを利用できる
アコムの金利は基本的に年18.0%です。
返済額をできるだけ安く済ませたい人にとって、この金利の高さはネックになります。
そこで利用したいのが「30日間金利0円サービス」です。
文字通り、30日間は利息なしで利用できるサービスのことです。
金利が0%なので利息も発生せず、期間中に完済すれば元金だけの返済で良くなります。
サービスの利用条件は「アコムでの契約が初めてであること」なので、学生でも問題なく利用できます。
ただし、適用期間には注意が必要です。
適用期間は「契約の翌日から30日間」ですから、契約後に何もしなくても無利息日数が消費されます。
30日をフルで利用したいなら、契約後すぐに借入を行いましょう。
学生がアコムを利用するときのQ&A
アコムではACマスターカードというクレジット機能にカードローンがついたクレジットカードを発行しています。アコムの申し込み条件を満たしていれば、学生の方でも申し込みが可能です。
アコムのカードローンは、「年齢が成人以上」と「安定した収入がある方」という条件を満たせば申し込みができます。
ただし、あくまで成人以上が条件なので、現在は未成年の方は学生でも申し込みできません。
アルバイトなどで安定収入を得ていない方も同様です。
アコムでは審査基準を公表していないため、審査が甘いという判断はできません。
また、学生だから審査が甘くなるということもありません。
あくまでも「返済能力」「信用情報」「他社借入額」などの情報を元に、厳正な審査が行われます。
奨学金を借りている学生の人であっても、アコムのカードローンで融資を受けることは可能です。
なぜなら、奨学金はクレジットカードのショッピング枠と同じく、他社からの借入額に含まれていないためです。
消費者金融は「融資額を年収の1/3までに抑える」ことが決まっている総量規制というルールを守る必要がありますが、奨学金はこのルールの対象外になっています。
ただし、奨学金は給付型でない限りは卒業後から返済義務が生じます。
カードローンと併せて問題なく返済できるかは、事前にシミュレーションしましょう。
アコムに申し込みできるのは「数えで成人」ではなく、満成人です、
つまり、今現在は17歳の人は、たとえあと数日・数週間で成人になるとしても申し込みができません。
どうしても借りたいのであれば、未成年でも借りられる一部の学生ローンが選択肢になります。
学生がお金を借りる場合でも、在籍確認の電話がけは必須です。
ただ、バイト先の対応次第では電話を受けられないこともあります。
たとえば派遣会社の場合、アコムが電話しても「プライバシーの観点から個人の情報には答えられない」と拒否されるかもしれません。
あるいはアルバイト先によっては、私用電話が一切禁止されていることもあります。
そんなときは、アコムのフリーコール「0120-07-1000」に電話して相談しましょう。
書類提出による在籍確認に切り替えてもらえる可能性はあります。
学生に限った話ではありませんが、何らかの理由で返済できない状態になってしまうことは十分に考えられます。
万が一返済ができなくなったら、「代位弁済」という形が取られることが考えられます。
契約者本人ではない人(両親など)が返済できるようになる方法です。
ただし、自己破産などと一緒で信用情報に金融事故として記録されます。
最長で5年間は住宅ローンなどの利用が制限されることになります。
やはり、「確実に返済できる」ことを確信してからのほうが良いでしょうね。
最近ではアルバイト以外にも、さまざまな形で収入を得ている人が増えています。
たとえば「フリマアプリ」。身の回りの不要なものをネット上で売却することでお金になります。
ただし、これらのお金はアコムでいうところの「安定した収入」には含まれません。
あくまでもパートやアルバイトなど、毎月一定の収入を給与として得られる形態が前提です。