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アコムの借り入れは保証人不要|審査では何をみられる?

消費者金融や銀行からお金を借りる場合、保証人や連帯保証人が必要なイメージがありませんか?

実は、アコムをはじめとした金融機関が提供しているカードローンは「保証人なし」で借り入れることができます。

では、カードローン会社はどうやって貸し倒れのリスクを防いでいるのでしょうか?保証人がないことのメリット・デメリットはあるのでしょうか?

今回は、アコムのカードローンと保証人について解説します。

FP監修者
森本 陽子
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)CFP認定者。自身の経験や知識を活かし、複雑なお金の仕組みや知識をわかりやすく解説しておりツイッターでの有益な呟きにも注目。

保証人・連帯保証人とは

保証人とは、お金を借りた主債務者が契約通りに返済することができなくなった時に、主債務者に代わって返済する義務を負う人のことです。

主債務者が返済できない状態に陥った時、保証人が代わりに返済する義務を負うことになります。

また、似たような仕組みに「連帯保証人」があります。両者の違いは、何があるのでしょうか?

両者の違い

保証人・連帯保証人は、債務者が返済できなくなった場合に「代わりに返済義務を負う」という点では共通です。しかし、それ以外の点は多くの点で異なっています。

連帯保証人には以下の「保証人に認められている権利」が認められません。

  • 催告の抗弁権
  • 検索の抗弁権

催告の抗弁権とは、債権者がいきなり保証人に支払いを求めてきた際に「まずは主債務者に請求してください」と主張できる制度です。

もうひとつの検索の抗弁権とは、主債務者に資力があるのに返済を拒んだ場合、支払いを求めてきた債権者に「まずは主債務者の財産を強制執行してください」と求める権利のことです。

つまり、連帯保証人になった場合は債権者がいきなり返済を求めてきても拒むことができず、債務者に返済能力があるのに返済を拒んだとしても、自分が返済する義務を負うことになります。

また、もうひとつ、返済義務がある金額についても異なります。

保証人が複数いる場合、各保証人が支払うべき金額は債務を保証人の頭数で割った金額までです。一方の連帯保証人の場合、何人の連帯保証人がいたとしても全員が全額を返済する義務を負います。

カードローンは個人向けの融資

カードローンとは、金融機関が提供する「個人向けの融資サービス」のことです。コンビニのATMや銀行、振り込み依頼などを利用して簡単にお金を借りることができます。

契約の際には「利用限度額」が設定され、限度額の範囲内であれば返済途中であっても何度でも借り入れが可能です。

また、大きな特徴として「保証人・担保が必要ない」という点が挙げられます。

保証人不要で借り入れが可能

アコムをはじめとしたカードローンは、無担保かつ保証人なしで借り入れることが可能です。

そもそも保証人を設定する目的は、債務者(借り入れた人)が債務を果たさない場合に債権者の損害を補うためです。

目的別ローンなどの大きな金額を借り入れるローンの場合、保証人が求められる場合があるのはご承知の通りです。

これは、万が一債務者の支払い能力が亡くなった場合(自己破産など)に、銀行側が明日お金を回収する保険として用意しています。

マンションやアパートも同様で、保証会社を利用しない場合は、誰かに連帯保証人になってもらう必要があります。大きな金額のローンや賃貸契約では、保証人や担保がないと返済が滞った時の保険がないため、お金を借り入れることができません。

保証人なしで借り入れられるのが、ほかのローンとカードローンの大きな違いといえます。

審査は本人の返済能力と信用を見られる

それでは、保証人も担保も不要のアコムのカードローンは、一体何を根拠にお金を貸してくれるのでしょうか?

それはズバリ、利用者本人の「返済能力」です。

担保や保証人が不要で借りられるカードローンは、債務者が夜逃げしたり自己破産したりといった場合に貸し倒れのリスクは避けられません。そこで、利用者の返済能力と信用を見るために「審査」が必要になります。

アコムの審査内容

アコムで行われる審査の主な項目としては「属性情報」があります。
属性情報とは、申込者の返済能力にかかわる審査項目の総称のことです。

もっとも重要視される年収のほか、年齢や勤務先、結婚歴やマイホームの有無や固定電話の有無、勤続年数などあらゆる項目について審査されます。

審査の評価に差が出る理由

マイホームや固定電話も持っていたり結婚したりしている人は、賃貸アパ―トに住んで携帯電話しか持っていない独身の人に比べて審査で有利と言われています。

このような評価の違いが出る理由はズバリ「夜逃げの心配があるかないか」にかかわるからです。

独身で賃貸アパートに住んでいる人は身軽です。貸す側としては、常に夜逃げのリスクを考えなければいけません。

一方で結婚して子供もいる働き盛りの人で一軒家まで持っているとなれば、夜逃げのリスクは低いと考えられます。

固定電話の有無も同様です。
携帯電話やスマートフォンしか持っていない人に比べて、返済能力が高いと判断されます。

携帯電話やスマホは電話番号の変更が簡単に行えます。
返済が困難になった際に簡単に電話番号を交換して、音信不通になることができてしまうわけです。

固定電話の番号変更は携帯のように簡単ではないため、その分だけ「失踪の心配がない=返済能力が高い」と判断されやすくなります。

>>アコムの公式サイト

審査で特に重視されるのは「年収」

アコムの審査で返済能力を示すもっとも重要な項目は、「年収」です。

基本的に、年収が高い人でも低い人でも、食費や水道光熱費などの生活費用に大きな差は開きません。年収が高ければ高いほど、収入から生活費を除いた余剰資金が残りやすいわけです。

余剰資金があるほど返済に回す余裕があることで「返済能力が高い」と判断されやすくなります。

また、その収入をどこから得ているかも重要です。

同じ年収1,000万円の人でも、安定して固定給が支給されるサラリーマンや公務員のほうがフリーランスよりも高評価になりやすくなります。

また、中小企業よりも大企業・上場企業の方が倒産の危険が少なく、返済能力が高いとみられます。

ただし、アコムは安定した収入さえあればアルバイトでも借り入れることは可能です。

年収が低いからと言って、必ずしも審査に落ちるとは限りません。過度に悲観することはないでしょう。

収入として認められないもの

年収が高いほど評価が高くなるのなら、できるだけ多くの収入を申告したいと考える人もいるでしょう。

しかし、以下のような収入は安定した収入とみなされない点に注意が必要です。

  • 日雇いで得たお金
  • 短期バイト
  • 親からの仕送り

日雇いはその日限り、短期バイトは数日~数ヶ月の短い期間で契約が終わる仕事です。

契約解除後に新しく仕事が見つからない可能性も考えられるため、このような働き方をしている人は原則として審査に通過することができないと思っておいてください。

また、親からの仕送りも収入にはカウントできません。あくまで「自分自身に返済能力があるか」を見られるため、親からもらうお金は安定した収入にカウントできないのです。

信用情報も重要

属性情報に並ぶもうひとつの重要項目が「信用情報」です。
過去に自己破産をしていたり、返済を遅らせたりしてブラック認定されていないかどうかを確認します。

なぜ信用情報が大切なのかは、個人のお金の貸し借りに当てはめると分かりやすいです。

過去にほかの人からの借金を踏み倒した人から「お金を貸してほしい」と迫られても、貸す人は誰もいません。

アコムなどの消費者金融も当然、信頼できる人物にしかお金を貸そうとはしません。

なお、審査で見られるのはカードローンの借金だけではありません。
クレジットカードのキャッシング枠やスマホの本体代金の分割払いも立派な借金です。

これらを延滞させることでも一定の条件を満たすと事故情報として記録され、いわゆる「ブラック」と呼ばれる状態になります。

常日頃から、あらゆる料金の支払いを遅らせないように最大限の注意を払うことが大切です。

アコムに落ちてもあきらめない!保証人なしの借入れ手段

アコムは保証人なしで気軽に申し込めるのがメリットですが、全員が審査に通過できるわけではありません。
2人に1人以上は審査に落ちてしまいます。

そこで、アコム以外に「保証人なし」で借り入れられる場所をあらかじめ把握しておきましょう。

大手消費者金融

アコムは大手消費者金融の中でも、もっとも利用者数が多い消費者金融です。しかし、ほかにも有力な消費者金融は多く存在します。

  • プロミス
  • アイフル
  • SMBCモビット
  • レイクALSA

審査基準はそれぞれの消費者金融で異なるため、アコムで落ちても通過できる可能性はあります。

プロミス

プロミスでは、初回の借り入れから30日間は利息ゼロで借り入れできます。

ほかの消費者金融が「契約の翌日」からカウントのために契約後にすぐ借り入れないと損してしまうのに対し、プロミスは契約してからしばらく借りずに放置していてもフルで無利息の恩恵を受けることが可能です。

>>プロミスの公式サイト

アイフル

アイフルは審査・融資スピード共に最短25分※で対応しています。

また、、アイフルでは急ぎに人向けのフリーダイヤルが用意。

申し込み後にこの番号に電話をかけた人から、優先して審査してくれます。「とにかく急いで審査してほしい!」という方におすすめです。

>>アイフルの公式サイト

※お申込の状況によってはご希望にそえない場合がございます。
※WEB申込なら最短25分融資も可能です。

SMBCモビット

5つの消費者金融で唯一、電話によらない在籍確認を実施している消費者金融が「SMBCモビット」です。
Web完結を選択して健康保険証または組合保険証を提出すれば、電話がけを行わずに健康保険証のチェックで在籍確認が完了します。

会社へ電話がかかってくることを絶対に避けたい人におすすめです。

>>SMBCモビットの公式サイト

レイクALSA

レイクALSAは、5つの消費者金融で最長の60日間の無利息期間があるのがメリットです。
また、借入金額のうち5万円まで最長で180日間の無利息も選択できます。

無利息期間が長い消費者金融を希望する人に、特におすすめします。

>>レイクALSAの公式サイト

中小消費者金融

今までに紹介したような大手の消費者金融以外にも選択肢あります。

以下のような中小の消費者金融も、借入先としておすすめです。

大手の消費者金融の審査に落ちてしまった人を対象に融資をするため、大手で落ちても審査に通る可能性があります。「即日融資」「30日無利息サービス」など、大手に準じたサービスを受けることも可能です。

ただし、大手の消費者金融より若干高めに設定されるのが注意点です。コンビニATMに対応していない場合はATMを探すのに苦労するというデメリットもあります。

中小消費者金融は正規の消費者金融

融資してくれる会社を探し回っているうちに「誰でも融資」のような広告を見つけてしまうこともあるかもしれません。
この場合は中小消費者金融ではなく「闇金」です。

中小の消費者金融であっても金融庁に認可された正規の業者のため、いわゆるブラックの人に貸すことはありませんし、審査は必ず行います。

審査が甘いとされる消費者金融の会社はありますか? 一般的に、中小消費者金融は審査が甘いと言われておりますが、実際には大手消費者金融と違う独自審査を行っている為、審査に融通が利くと...

銀行

カードローンの提供元として消費者金融と並ぶのが、銀行カードローンです。

三井住友銀行やみずほ銀行等のメガバンクが提供しているカードローンであれば、利用する側としても安心感があります。

また、金利が「年2.0~14.5%」程度と消費者金融の年3.0~18.0%と比べて金利が低いため、総返済額を抑える効果があります。

ただし、即日融資には対応していないデメリットがあります。

保証人不要のデメリット

アコムのカードローンは、保証人や連帯保証人を立てることができません。

「仕事を失った」「災害に見舞われた」といった理由で利用者本人に返済能力が亡くなってしまったとしても、返済義務は本人にあります。誰かに肩代わりしてもらうことはできません。

どうしても返済が難しい場合、以下の方法のいずかを検討することになります。

  • アコムに相談
  • 債務整理

まずは、アコムに連絡してカードローンの返済が難しくなってしまった旨と理由を伝え、今後の返済方法の相談をしましょう。

毎月の返済額を減らしてもらったり、返済期間を伸してもらったりといった対応をしてくれる可能性があります。

それでも、どうしても返済が難しい場合は、債務整理を進めることを検討します。

債務整理を専門にしている法律事務所に相談すると「任意整理」という方法で借金の利息を現在の利率で計算し直して、超えた分を免除してもらえる可能性があります。

しかし、任意整理をすると金融事故扱いになる点に注意してください。5年間は事故情報として個人信用情報機関に記録されるため、その間は新しくローンを組むことができません。

アコムの借金を任意整理で解決する方法|返済に困った時の相談先アコムでの借金が返済できなくなり延滞を続けている時には、任意整理を含めた債務整理での解決を選ぶ必要があります。 代表的な債務整理は...

まとめ

今回は、アコムが保証人なしで借りられる理由と申し込み時の注意点について解説しました。

保証人なしで借りられることで誰にもしられずに借りられるメリットはありますが、返済能力が無くなったとしても誰にも助けを求めることができません。

返済計画をきちんと作成し、確実に返済できるという確信ができてから申し込むようにしてください。

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