アコムで急にカードローンの借入ができなくなることがあります。
ATMでエラーとなったり、アコム会員ページで利用可能額0円と表示されたりすると「どうして借りられないの?」と驚きますよね。
お金が必要なのに、借入できない状態ではもちろん困ってしまいます。
アコムで借入できない場合には、なぜできないのか原因を解明しないといけません。
借りられない原因に応じて対処することで、より早い解決の可能性が高まります。
アコムで借入できないのはなぜ?どんな原因がある?
アコムで借入できなくなるのはどんなときでしょうか。
借入できない原因には下記の11点が考えられます。
- 返済が遅れている
- 利用限度額の上限に到達した
- 利用額が総量規制額に到達した
- 勤務先を変更後届け出ていない
- 勤務先以外の変更事項を申告していない
- 他社借入の返済遅れ
- 他社借入での金融事故
- ATM利用での問題
- 提携コンビニATM利用での問題
- アコムカードの問題
- 収入証明書を提出しなかった
借入不可となる原因はあくまでも発生しやすいものをあげています。
確実に利用を再開したいなら、アコム総合カードローンデスクに問い合わせましょう。
それでは、原因の理由と解決方法を個別に見ていきます。
1.返済が遅れている
毎月の約定返済日に返済が遅れると、追加借入がストップされることがあります。
延滞として個人信用情報機関に記録されない短期の返済遅れでも、アコムが一旦利用可能額を0円にする措置を取るケースです。
アコム側にしてみれば、返済されない期間がいつまでなのか判明しないと、そのままでは貸し倒れのリスクが高くなります。
さらに何度も返済遅れを繰り返していると、そのうち本当に返さなくなるのでは?と疑われても仕方ないでしょう。
どんな金融機関でも、信用できない利用者にお金を貸すことはありません。
「少しの遅れだから大丈夫」と自己判断していると、利用をストップされてしまう可能性があります。
解決方法
返済の遅れはとにかく返済しなければ、借入できるようになりません。
また、遅れを何度か繰り返してしまった場合は、借入残高の全額返済が必要になります。
ただし、全額返済したり返済の遅れを解消したりしても、即借入枠が復活しないこともあります。
アコムの判断で借りられるようになるかが決まるため、まず返済に遅れないことが大切なのです。
2.利用限度額の上限に到達した
アコムでは、最初の契約でカードローンの利用限度額を設定し、限度額の範囲内で繰り返し借入できます。
何度も借入を繰り返していると、借入残高がわからない、または知らないうちに限度額いっぱいまで借りている状態に陥りやすいといえます。
さらにアコムで利用は停止させなくても、限度額減額で対応しているかもしれません。
まだ借りられるつもりでATMに行き、アコムカードを入れたら使えないと焦りますよね。
利用可能額は、直接ATMへ行く前でも電話やアコムプッシュホンサービス24(0120-134-567)で確かめられます。
解決方法
借入枠を増やす、つまり一旦返済すればまた借りられるわけですがお金をさらに借りたい状態の方には現実的ではありません。
追加借入をしたい場合は、限度額を増額する申請をしてみましょう。
ただし、増額には審査が行われるため申請すれば誰でも多く借りられるわけではありません。

3.利用額が総量規制額に到達した
アコムを含め貸金業者からの借入額は、年収の3分の1までに制限されています。
貸金業者で借りられる額は、貸金業法の総量規制という法律で決まっているものです。
アコムでは、利用者のローン利用情報を把握できます。
アコム以外の消費者金融での借入も、把握する手段があるのです。
貸金業者からの借入総額は、アコムが個人信用情報機関に照会すればわかるので、総借入額が年収の3分の1に到達した段階で借りられません。
総量規制額をオーバーして貸し付けると、貸金業者に罰則があるのです。
そのため、初回申し込み時の審査だけでなく、カードローン利用中にも信用情報はアコムが照会しています。
申し込みのあとならいくら借りても大丈夫なわけではありません。
解決方法
収入に基づいて総量規制額が決まるので、収入が増えれば総量規制額も上がりますが、実際には簡単ではありません。
やはり他社借入も含めて借入額を見直し、多めに追加返済する方法がよいでしょう。
また、クレジットカードのキャッシング枠も総量規制額に含まれていますので、利用額を再確認してください。

4.勤務先変更後届け出ていない
転職した場合には、変更届を出していないと借入がストップされることもあります。
転職は収入に変化が表れやすいため、アコムが把握していないと正確な限度額を決定できないためです。
利用者側は「特にお給料にも変化がないし」「忙しくてついうっかり忘れていた」等の理由で勤務先変更届を出していないだけかもしれません。
それでも、アコムにすれば返済の手段を確かめられないので、利用額を0円にするしかないわけです。
解決方法
アコムへ勤務先の変更を届け出ましょう。
インターネットや電話で変更手続きができます。
5.勤務先以外の変更事項を申告していない
勤務先以外にも、申し込み時に申告した属性で変化があれば変更しておいたほうがよいでしょう。
属性は、年齢、年収、勤続年数、家族構成などですが、いずれも与信審査で信用度を判断する際重要な要素を占めています。
カードローンが担保や保証人なしで利用できる代わりに、属性の申告が重視されているのです。
解決方法
変更事項が発生したら忘れずに届け出ておきましょう。
アコム総合カードローンデスク(0120-629-215)で受け付けています。
6.他社借入の返済遅れ
アコム以外で借入していて、返済遅れが発生していないでしょうか。
延滞の記録を個人信用情報機関に登録されると、金融事故扱いとなり借入できなくなります。
延滞記録が残るのは、61日以上の返済遅れです。
解決方法
延滞記録が残ると、返済しても5年間はどんなローンも利用できない状態です。
金額の大きさに関わらず記録は残りますから、まずは返済に遅れないようにしましょう。
7.他社借入での金融事故
アコムではないカードローンでの債務整理も、金融事故として個人信用情報機関に記録されローンを利用できなくなります。
信用情報は、申し込み時や増額時以外にも定期的に照会されています。
解決方法
金融事故は金融ブラックとも呼ばれ、ローン審査にまったく通過しない状態です。
利用中のローンも、利用停止となります。
個人信用情報機関に残る金融事故の記録は、原因を解消してもすぐに消えるわけではありません。
金融事故を起こさないようにローンを利用しましょう。
8.ATM利用の時の問題
ATMでアコムカードを入れたら借りられなかった場合、エラー表示が出るだけでは、借りられなかった理由がわかりません。
アコムの提携ATMで起こりやすいエラーは下記の3通りです。
・利用可能金額が不足している
借りたい額と限度額までの枠で、借りたい額が多ければ利用可能額不足となり借入できません。
限度額増額や、返済して借入枠を作ることで対応しましょう。
・暗証番号違いは規定回数を超えると利用がストップ
キャッシュカードやクレジットカード、ほかのローンカードで使用している暗証番号と混同していませんか。
暗証番号を間違った回数が規定回数以上になると、その時点で利用がストップされます。
暗証番号がわからないときは、本人確認書類持参で自動契約機(むじんくん)へ行きましょう。
またスマホアプリで照会もできます。
・ATM機のメンテナンス時間中は借入不可
アコムでは、コンビニ提携ATMなら利用できるのは原則24時間です。
しかし、毎週月曜日1:00~5:00の間は定期点検が行われており利用できません。
さらに、セブン銀行ATMは23:50~0:10、イオン銀行ATMは23:45~0:10の間はサービス停止時間です。
他にも設置場所によってメンテナンス時間以外でも利用不可な場合もあるためご注意ください。
メンテナンス時間は完了するまで待つしかありません。
別の提携ATMを利用するか、インターネットでの借入で対応しましょう。
9.提携コンビニATM利用での問題
アコムが提携しているコンビニATMで借りられない理由を個別に見ておきましょう。
・ファミマで借入できないのはどんなとき?
ファミリーマートに設置してあるイーネットATMでアコムの借入ができます。
ファミマで借りられない場合、イーネットATMを設置していないケースがまず考えられます。
コンビニによって設置ATMが異なるため、利用前に確認しましょう。
他にもメンテナンス時間も利用できません。
・セブンイレブンで借入できないのはどんなとき?
セブン銀行ではカードレスでスマホ取引も行えます。
アコムカードによる借入も可能ですが、いずれもシステムメンテナンスの時間帯は利用できません。
セブン銀行に設置してあるATMでも、アコムを利用できないケースもあるのでご注意ください。
・ローソンで借入できないのはどんなとき?
ローソンのATMはメンテナンスのため、3:00~4:00のうち15分ほど利用できません。
ローソンのマークがATMについていても、アコムの借入や返済に使えないケースもあるので気をつけましょう。
10.アコムカードの問題
アコムカードをATMに入れたら「このカードはご利用できません」と表示された場合、カード自体に問題が生じている可能性があります。
・カードが使えないのは磁気不良のことも
カードが破損している、激しく汚れている、また磁気不良でATMの取引ができないことがあります。
限度額にも余裕があり、他の原因が思い当たらない場合には、カード自体に問題が生じているかもしれません。
解決方法
磁気不良や破損の場合には、カードを再発行する必要があります。
カードの再発行は、来店または郵送で行えますが、できるだけ早くカードが手元に必要なら、来店での再発行がおすすめです。
来店でカードを再発行する場合は、店頭窓口か自動契約機(むじんくん)のどちらでも利用できます。
11.収入証明書を提出しなかった
通常は貸金業法により50万円以下の借入なら収入証明書は提出しなくてもよいのです。
しかし、審査や途上与信(アコム利用中に信用情報を照会し他社ローンの利用状況を確認するなど)をアコムが行い「収入証明書が必要」と判断すると、提出を求められます。
希望限度額に関わらず、収入証明書が必要と判断されたのに、提出しないままだと初めての申し込みの時点なら審査に通りません。
カードローン利用中なら、利用停止措置を取るわけです。
解決方法
収入証明書は本人確認書類と違って提出必須書類ではありませんが、アコムから提出を求められたらすぐに対応しましょう。
アコムで滞納したらログインできない?
返済を滞納してしまうと、アコムの会員サイトにログインできなくなるのでしょうか?
アコムの会員サイトにログインできない原因は、入力ミスや暗証番号の間違い、暗証番号を何度も間違えたシステムメンテナンスが主なものとしてあげられます。
もちろん、アコムを利用している方が延滞が続き利用停止となっていると、ログインすることはできません。
インターネットでの利用ができない場合には、電話や来店となります。
限度額まで到達した場合は増額審査で解決
アコムの審査で決定した限度額まで借りてしまうと、そのままでは借入できない状態です。
総量規制額まで余裕があれば増額審査に申し込んでみましょう。
増額審査では、初めての申し込み時と同様に年収や勤続年数などの属性の審査とともに、アコムの利用履歴も審査の対象です。
返済に遅れずアコムを利用していれば、審査に通過する可能性が高くなります。
増額審査はどうすれば受けられる?
増額の申し込みは、電話、インターネット(会員ページ)、自動契約機(むじんくん)、店頭窓口で受け付けています。
特に増額の案内が届いていない場合には、電話で総合カードローンデスク(0120-629-215)に問い合わせると増額可能かどうかすぐに調べてもらえます。
アコム総合カードローンデスクは、平日9:00~18:00の営業時間となっています。
注意点は、増額に申し込むと必ず審査が行われることでしょう。
増額希望の方が、総量規制の範囲内であっても審査に通らないかもしれません。
また、アコムから増額の案内が届く、あるいは増額可能と電話で判断されてもその後の審査に必ず通るわけではないのです。
増額できないときはどうする?
審査に通らずアコムの限度額を増額できない場合にはどうすればよいでしょうか。
アコムでの増額が無理な場合でも、総量規制額に余裕があれば他社消費者金融に申し込めば借りられる可能性があります。
増額は一社で大きな額を借りるため高い信用度が必要で審査通過が難しいといえます。
他社への申し込みは、借入件数が多くなってしまい返済の負担は増えますが、アコムでの増額が難しいなら検討してみましょう。
カード利用停止は解除できる?
カードが利用停止になってしまっていたら、解除はできるのでしょうか。
限度額に余裕がある、規約違反もしていない、返済に遅れていない場合なら利用停止を直ぐに解除できる可能性があります。
解決策1:まずアコムへ問い合わせてみる
カードが使えない、急に借入ができない状態になったら、まずアコムの総合カードローンデスクに連絡を入れましょう。
総合カードローンデスクは、0120-629-215です。
受付時間は平日のみ9:00~18:00となっています。
総合カードローンデスクでは、なぜアコムで借入できないのかを調べてもらえます。
解決策2:振込キャッシングでの借入が可能か確かめる
アコムでの借入方法は、アコムカード以外に振込キャッシングも利用できます。
振込キャッシングは、サイトや電話から依頼して自分の銀行口座に振込を受けて融資が完了する方法です。
総合カードローンデスクの対応時間外で、すぐに借入ができるか確かめたいときに利用するとよいでしょう。
楽天銀行口座への振込なら24時間対応しており、口座への反映もごく短時間です。
解決策3:別のカードローンに申し込む
アコムで借りられない場合、総量規制額に余裕があるならアコム以外のカードローンに申し込む方法があります。
他社カードローンに申し込んでも、消費者金融ならアコムと変わらず審査時間は最短30分のところばかりです。
即日融資に対応している消費者金融も多いため、より早く借りたいときには他社申し込みもよい解決方法となるでしょう。
延滞していたり、総量規制額に到達していたりした場合は他社ローン審査に落ちてしまいます。
ローン審査への申し込みは、個人信用情報機関に6ヶ月記録されるので、他社申し込みは慎重に行いましょう。
解決策4:クレジットカードのキャッシング枠を利用
すでにクレジットカードをお持ちの方なら、キャッシング枠が付帯しているかを確かめた上、限度額に余裕があればATMでキャッシングする方法があります。
お手持ちのクレジットカードにキャッシング枠が付いていない、またクレジットカード自体を持っていないなら申し込みが必要なのですぐに借りられる解決策ではありません。
クレジットカードのキャッシングは総量規制の対象なので、貸金業者からの借入額の合計がすでに年収の3分の1になっている場合も解決策にはならないでしょう。
また、クレジットカードにより異なることもありますが、限度額はショッピング枠の中にキャッシング枠が含まれていることもあります。
クレジットカードの限度額50万円(うちキャッシング10万円)という場合に、すでにショッピング枠で50万円利用してしまっているなら、キャッシングはできません。
クレジットカードのキャッシング枠で、お金を借りられない状態を解決したい場合にも、限度額や総量規制額に注意は必要です。
アコムの利用可能額が減額にならないための対策
アコムの利用可能額が減額や0円になってしまわないために、利用中には注意しておきたいことがあります。
返済に遅れないようにする
当たり前ですが、返済遅れは利用可能額の減額や利用停止に直結します。
アコムはインターネットや、ATM、振込など返済方法も豊富です。
無理なく返済できるシステムが整っているので、積極的に活用しましょう。
・短期遅れでも繰り返すと利用可能額が減額される
延滞は60日から90日で信用情報機関に記録されます。
しかし、それほど長期にならなければ、返済が遅れても大丈夫と思ってはいけません。
数日の遅れでも、アコムには記録がきちんと残っています。
延滞として個人信用情報機関に記録されるほどではなくても、短期遅れを繰り返すと利用可能額が減額され、最悪の場合は利用停止されます。
アコムをはじめカードローンでは、利用者が信用できるかが重視されますが、信用を構築できるのは、やはり期日通りの返済があってこそといえるでしょう。
返済方法を見直す
返済での問題が何度か起こっているなら、利用額と返済方法を見直しましょう。
アコムでは利用額に応じた最小返済額が決められているため、借入残高が減れば月々の負担を軽減できる可能性はあります。
返済が厳しいなら絶対に追加借入はしないようにしましょう。
返済を忘れやすいなら、返済方法は自動引き落としにする(銀行口座の残高に注意する)、インターネット返済を活用するのもおすすめです。
返済額や返済方法に少しでも負担を感じているなら、一度どのように返済していくかをきちんと見直しましょう。
返済お知らせメールを活用する
アコムでは返済日前、返済日当日、返済期日後にお知らせメールが届くように設定できます。
返済をうっかり忘れてしまう方は、メールが届くように登録しておきましょう。
返済できない場合には速やかに対応を!
返済できないかもしれない、今月は返済額を準備できない、と気付いたときにできるだけ早く対応策をとりましょう。
返済日に間に合わないなら、アコムへ連絡を入れ返済額や返済日の相談をおすすめします。
自ら電話を入れれば、返済意志がアコムに伝わります。
返済できる日を伝えれば、以降アコムから催促の電話はかかってきません。
返済が難しいときにはアコムからの連絡を待たず、速やかに対応しましょう。
アコムで返済したらご利用可能額にいつ反映される?
アコムで返済した後に、反映されたら利用可能額が返済した額分大きくなります。
利用可能額に反映されるのは、返済が反映されたタイミングです。
インターネットでの返済で反映されるタイミング
インターネットでの返済なら24時間即時に反映されます。
平日以外でもすぐに返済が反映されるので、安心感がありますね。
ただし、メンテナンスの時間はサービスが停止されるので、その時間帯は返済が反映されません。
この間は返済が反映されるまでは待ちましょう。
ATM返済で借入可能額に反映されるタイミング
ATMを利用して返済する場合は、金融機関によって入金(返済)が反映されるタイミングが違ってきます。
通常では平日なら15:00までが当日反映されるタイムリミットの金融機関が多いです。
利用している金融機関の入金反映時間を確認しておきましょう。
口座振替返済で借入可能額に反映されるタイミング
銀行口座からの振り替え返済を行う場合は、返済のタイミングに注意が必要です。
口座から引き落としは毎月6日に行われますが、その後4営業日目に残高が反映されます。
そのため、自動引き落とし返済では返済後すぐ借りるのは難しくなります。
返済したらまた借りれるケースばかりではない!
返済後すぐに借りるのは、限度額の範囲内なので大きく問題はなさそうですが、あまりに何度も繰り返しているとお金に困っていると判断されてしまうでしょう。
お金に困っている→返済不可に陥るのではないかと疑われると、利用停止になることもあります。
計画的な利用がやはり重要になるので、返済後すぐに借りる行為を何度も繰り返さないほうがよいでしょう。
アコムで自分から借入できないようにする方法はある?
アコムはカードローンである性質上限度額の範囲内で繰り返して借入できますが、借りすぎてしまうおそれがあります。
また、信用情報では限度額はいつでも借りられる額とみなされ他のローン審査に影響すると考えましょう。
さらに、貸金業者からの借入額は総量規制の範囲内でないといけないため、借り過ぎを防ぐためには限度額を小さめにしておくのは良い方法です。
借り過ぎない、あるいは借入できないようにする方法はあるのでしょうか。
限度額引き下げの方法
アコムの限度額を低くする方法です。
アコムでは限度額変更はWebで対応しているのですが、増額のみ可能となっており、限度額減額の場合は来店が必須です。
自動契約機(むじんくん)または直接アコムの店頭窓口に行き、限度額減額の手続きを行いましょう。
貸付自粛制度を利用する
日本貸金業法協会では、貸付自粛制度があります。
貸付自粛制度とは、浪費などで生活に支障を生じる恐れがある場合に、自分で自粛対象者として申告し、貸金業者が貸付に応じないようにするものです。
自粛対象者として申告しておくと、信用情報機関が貸金業者の照会時に情報を提供するので借入できなくなります。
貸付自粛制度の申告は無料でできますが、照会状況によって貸付自粛が確約されないケースもあります。
郵送で申告するなら、申告書控えの返信用切手が必要です。
貸金業者が審査を行い信用情報を照会すれば、貸付自粛制度の利用はわかります。
しかし30万円の限度額のカードローンを25万円まで借りていて、追加で5万円借りる場合は都度信用情報を照会するわけではないので自粛登録をしていても借りられるのです。
自分で申告し、自分で削除できるので拘束力が弱く、絶対に借入できなくなる方法ではありません。
自分で利用停止したい場合は解約を
もうアコムを2度と使わない、と決意した場合には解約による利用停止を行いましょう。
解約する場合には、利用残高を0円にしておかないといけません。
端数もすべて完済すれば、アコムの解約手続きを始められます。
解約してしまえば、また借りるおそれはなくなりますが、お金を借りる必要が出てくると再度申し込みや審査といった手続きを行います。
以前利用していたからといって、また審査に通るかどうかは不明です。
アコムで利用可能額0でも復活は可能
アコムの利用可能額が0円となってしまっていると「もうアコムでは借りられない!」と思ってしまいますが、そうではありません。
アコムの利用可能額は復活できます。
金融事故でなければ借入可能額復活は可能
いわゆる金融事故の状態でなければ、借入可能額の復活は可能です。
金融事故はブラックとも呼ばれていますが、延滞や債務整理をした場合に記録されます。
金融事故が記録されると少なくとも情報は個人信用情報機関に5年は残ってしまい、その間は追加借入、新たなローンの申し込みは一切できません。
金融事故をとにかく起こさないように注意しながらの利用が、カードローンでは大変重要になります。
利用可能額の復活までの期間が長くなることも
金融事故以外の理由で、たとえばカードに問題がある場合なら再発行すればすぐ利用できる状態に戻ります。
しかし、短期の返済遅れの繰り返しでの利用停止なら、一定期間きちんと返済しないと「また遅れるかもしれない」と判断されても仕方ありません。
借入できない場合に利用可能額が復活できるかどうかは、カード停止までと停止後の利用方法が左右するのです。利用中には細心の注意が必要でしょう。
必ず利用停止となる理由があるはずです。
たとえば総量規制額は、自分で借入を意識していないといつの間にか到達してしまう可能性があります。アコムでの利用額、利用方法は自分でもこまめに見直しましょう。

アコムで借入できないときのQ&A
アコムで借入できない時に気になる疑問を解決しましょう。
まず返済の遅延や限度額の上限に到達など、借入できない理由がないかチェックします。
特に借入できない原因がないのに口座振込が利用不可の場合は、対応時間外でないかも確認しましょう。
金融機関によって口座振込に対応している時間が異なります。
借入できない理由がはっきりとわからない場合は、アコム総合カードローンデスクに問い合わせたほうが確実です。
返済したのに借入枠が変わらないときには、反映までの時間がかかっているかもしれません。
インターネット返済のように、すぐに反映される返済方法を利用するとよいでしょう。
また返済したのに借入枠がない、0のままの場合は利用停止措置を取られている可能性があります。
返済の遅れを繰り返している、他社借入が増えたなど、アコムでの返済に今後トラブルが起こる可能性があると判断されてしまったケースです。
すぐに返済する、他社借入も含めた借入額を見直す、借入残高一括返済など、借入枠復活のための対応は利用者の状況により異なります。
適切な対応をして、早く借りたい場合はアコムへの問い合わせをおすすめします。
まとめ~アコムで借入できないときの対応
アコムで借入できないときにはそれぞれ原因に応じた対応を取りましょう。
また、対応しても借入できないままの場合は別の対策が必要です。
借入できない理由を厳しいと感じるかもしれませんが、お金を貸す立場になって考えるとわかりやすいです。
返済されないリスクがあるのに借りられる状態なら、さらに返済されないお金を貸すことになりかねません。
そのため、カードローンの発行会社は利用停止しリスクを最小限に抑えるのです。
アコムから信用が減ってしまった場合は、信用度が再度高くなるまでは利用復活は難しいこともあるので利用中は借入額を把握し、返済日を守りましょう。