おまとめローン

アコムのおまとめローン「借換え専用ローン」は審査厳しい?

アコムおまとめローン

アコムおまとめローン「借換え専用ローン」という名称です。

複数の業者からの借入を一本化でき、現在返済に困難を感じている方も問題を解消できる方法といわれています。

おまとめローンは、本来なら利用者にとって返済の負担がラクになる、完済の時期が早くなるといったようにメリットが大きいものです。

しかし、使い方によっては逆に返済負担が大きくなったり、返済期間が長くなってしまったりする可能性があります。

アコムおまとめローンのローンスペック、申し込みや審査の流れを解説していきます。

また、アコム借換え専用ローンのメリット・デメリットも併せて確かめておくことで、返済での負担の軽減につなげましょう。

FP監修者
森本 陽子
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)CFP認定者。自身の経験や知識を活かし、複雑なお金の仕組みや知識をわかりやすく解説しておりツイッターでの有益な呟きにも注目。
このページの概要
  1. アコムのおまとめローン「借換え専用ローン」の借入条件
  2. アコムの借換え専用ローンは電話申込&来店契約
  3. アコムのおまとめローンの必要書類
  4. アコムのおまとめローンは審査厳しい?
  5. アコムのおまとめローンが向いている方
  6. アコムのおまとめローンを利用するなら他社解約しないといけない?
  7. アコムのおまとめローンで契約違反となるケース
  8. おまとめローンを利用できないときには?
  9. おまとめローンが返済負担を軽くしないケースもある
  10. おまとめローン利用のシミュレーション例
  11. 他社おまとめ(借換え)ローンとの金利の比較
  12. アコムのおまとめローンのメリット
  13. アコムのおまとめローンのデメリット
  14. アコムのおまとめローンQ&A
  15. まとめ

アコムのおまとめローン「借換え専用ローン」の借入条件

アコムでは「貸金業法に基づく借換え専用ローン」を取り扱っています。

借換え専用ローンはその名の通り、現在の借入債務をまとめてアコムで借りるローンです。

毎月の返済額や金利などを、利用中のローンより低くできれば負担が軽くなります。

アコムの借換え専用ローンのスペック
  • 金利:実質年率7.7%~18.0%
  • 契約極度額:1万円~300万円
  • 資金使途:貸金業者債務の借換え
  • 返済方式:元利均等返済方式
  • 担保、連帯保証人:不要

申し込み条件では、アコムカードローンと同様に20歳以上の安定した収入と返済能力がある方となっています。

正社員限定、勤続年数条件があるといったローンに比べると申し込みやすいといえるでしょう。

その分、最高金利はおまとめローンとしてはあまり低くない設定です。金利の低さよりも、ローンをとにかく一つにまとめてしまいたい、できるだけ早く借りたい方に最適なローンとなっています。

アコムの借換え専用ローンは電話申込&来店契約

アコムの借換え専用ローンは、ネット申し込みでそのまま契約という流れができません。電話で申し込みをしてから、店頭窓口で契約する必要があります。

アコム借換え専用ローンの契約までの流れ

①電話で問い合わせ
まず、フリーコール(0120‐07‐1000)へ問い合わせます。この際に申し込みに必要な書類、事前の手続きなどの説明を受けます。

②来店
電話連絡後、必要書類を準備して店頭窓口か自動契約機(むじんくん)へ来店して契約手続きを行います。

必要書類は、本人確認書類、収入証明書、その他引き落とし返済なら届出印などが必要になります。
来店契約ですから、忘れてしまうと再度出向くことになります。
電話問い合わせのときに、きちんと何が必要なのかを確かめておきましょう。

③審査
その場で審査を行い、すぐに結果がわかります。カードローンと大きく審査時間は変わらず、最短30分、融資まで最短1時間程度となります。

④融資実行
融資は、契約した方がお金を借りるのではなく、アコムが契約者名義で他社へ振込による返済を行います。また、契約者の方が自分で清算する場合には、必ず他社清算書類の提出が必要です。

アコムのおまとめローンの必要書類

アコムのおまとめローンでは、通常のカードローンと必要な書類は異なるのでしょうか?

アコムの必要書類の詳細を確認してみましょう。

本人確認書類

申し込み者本人であることを確認するための書類です。

  • 運転免許証
  • 保険証
  • パスポート
  • マイナンバーカード

のうちいずれかが必要になります。

保険証を提出する場合は、契約後にアコムから郵便物が届くか、住民票または公共料金(電気・ガス・水道・NHK等)の領収書も提出する必要があります。

収入証明書

直近に発行された

  • 源泉徴収票
  • 確定申告書
  • 税額通知書
  • 所得(課税)証明書
  • 給与明細書

のうちいずれか1点を準備します。

その他

返済は、アコムATM、提携ATM、口座振替等を利用できます。

口座振替での返済の場合は、引き落とし口座が分かる通帳、さらにその口座の届出印が必要です。

必要書類は、追加で提出する場合もありますので、必ず事前に確認しておきましょう。

来店後に書類の不足があると、契約できないこともありおまとめのタイミングがその分遅くなってしまいます。

アコムのおまとめローンは審査厳しい?

口コミ情報でアコムのおまとめローンは「審査に通らなかった」「結局借りられなかった」というものを複数見かけます。

審査が厳しい、なかなか通らないのでは?と不安を感じる方も多いのではないでしょうか。

これは、アコムに限らずおまとめローン、借換えローンは融資額がどうしても大きく成ってしまう点に理由があります。

大きな融資額というのは、それだけ慎重な審査が必要になります。

大きな額を借りたいときには、高い信用度が求められるので、信用情報などに少しでも問題がある、収入など返済していく上で不安があるといった場合には審査に通りにくくなってしまいます。

おまとめローンの審査で在籍確認はある?

原則として、在籍確認は行われると考えておきましょう。

ローンの審査では、返済の手段を確認し確実な返済が望める方でないと可決にはなりません。

在籍確認は、申し込み者の勤務先へ電話連絡を入れ、実際に勤務しているかを確かめるものです。

また、不在である場合には「席を外しています」という回答であっても、在籍確認はそこで完了します。

本人が出るまで電話をかけ直す、といったことにはならないので勤務先への電話連絡は誰かが対応すればその1回限りと考えてよいでしょう。

職場によっては個人名での電話が不審に思われるかもしれませんので「クレジットカードへの申し込み」「保険に申し込んだ」といった言い訳を用意しておくとよいですね。

アコムの借換え専用ローンの審査に通りにくいのはこんな方

審査基準は、どんなローンでも公表していませんので、おまとめローン甘いかを判断することは申し込む方には難しいです。

ただし、どうしても審査に通りにくい方の傾向はあります。

延滞の履歴が残っている

個人信用情報は、各金融機関が共通して利用して、過去のローンなどの利用や返済履歴を確認できるものです。

他社の利用での延滞や、不払いなどの記録もはっきりとわかってしまいます。

以前に延滞していた記録がある方は、また同じように返済しないと考えられて審査に通りにくくなります。

まとめる件数が多すぎる

現在の複数のローンを一つにするのがおまとめローンですが、あまりに借入件数が多すぎる、まとめる対象のローンが多いと審査に通りません。

5件以上の多重債務は、審査に通りにくいといわれています。

返済できないときに借りて返済する自転車操業が多重債務では起こりやすく、まとめた後も他社で借りるのでは?と不安を持たれる可能性が高いためです。

極度契約額が大きすぎる

現時点での債務額が大きすぎる場合も、貸し倒れリスクを恐れる金融業者は融資を行いません。

貸金業法に基づくおまとめローンなので、年収の3分の1を超えた額でも本来なら申し込み可能です。
しかし収入に比べて借入額が大き過ぎれば、審査に通りにくくなります。

貸金業法に基づくおまとめローンでは、年収の2分の1を超える借入はほぼ不可能といわれています。
ただし、それよりも低い額でも審査に通らないことはあります。

アコムの利用履歴がない

アコムを全く利用したことがない、他社のローンを初めてアコムを利用してまとめる、といったケースでは審査に通りにくいことがあります。

信用度に関する点で、初めて利用する方はきちんと返済するかどうかわかりにくいということによるものです。

ただし、利用希望額、収入、別のローンの返済履歴などに大きな問題がない方の場合には、特にデメリットとならず利用できます。

アコムのおまとめローンが向いている方

アコムのおまとめローンは誰でも利用すれば借入の負担が軽くなるわけではありません。

現在の借入状況、返済状況などからおまとめローンの利用が適しているかを判断しましょう。

借入総額が300万円未満の方

アコムのおまとめローンは、最高借入可能額が300万円となっています。

そのため、現在の借入が300万円を超えているなら完全な一本化はできないことになってしまいます。

借入先が減らなくてもおまとめをしたほうがよいケースは、現在利用中のローンよりおかなり金利が低くなる場合です。

金利にあまり大きな違いがないなら、審査申し込みさらにアコムでは来店必須となるのでその分の手間や時間を考えるとおまとめのメリットがなくなってしまうでしょう。

借入総額が100万円以上

アコムのおまとめローンは最高金利は18.0%と、銀行のおまとめローンに比較すると高めの設定です。

借入総額が100万円を超えているなら、利息制限法によって上限金利が15.0%となるため、現在のローンの金利よりも低くなるならメリットが大きいといえるでしょう。

借入総額に基づいて、シミュレーションを行ってからアコムのおまとめローンへの申込手続きをスタートすることをおすすめします。

早く審査結果がわかりたい

できるだけ早くまとめてしまいたい場合には、アコムのおまとめローンに申し込むメリットは大きいです。

カードローンのように緊急で借りないといけないケースはおまとめローンでは少ないかもしれませんが、カードローンは通常日割りでの利息計算となります。

1日でも早くおまとめローンを利用するほうが、利息の負担を軽くできる可能性は高いでしょう。

おまとめローンは誰でも100%メリットがあるものではないため、現在の返済がどれくらい負担になっているのかが申し込みを左右する決定点となります。

アコムのおまとめローンを利用するなら他社解約しないといけない?

アコムのおまとめローンを利用する場合には、他社解約しないといけないのでしょうか?

おまとめローンは、それまで利用していたローンを一つにするといわれていますね。具体的にはアコムで借りて他社返済を行い、それ以降はアコムだけに返済していく方法となります。

このとき、他社での借入が完済することになるわけです。完済したら解約するべきなのか、解約しておいたほうがよいのか、それとも契約はそのままでもよいのか、が気になりますよね。

アコムのおまとめローンでは他社解約の規定はなし

アコムの「借換え専用ローン契約条項」を確認すると、他社解約をしないと契約できない、他社ローンが残っていると利用できないとは書いてありません。

明確に規定されていないものの、口コミでは「完済後は速やかに他社解約してください」と指示を受けている利用者がほとんどのようです。

契約は信用の元に成り立つ!慎重に利用しよう

アコムのおまとめローンやカードローンでは、無担保かつ保証人なしで利用できます。

申し込み者のこれまでのローン利用や返済での履歴、勤続年数などを元に判断した信用で貸し付けを行うためです。

おまとめローンの最終的なゴールは、借入0の状態になることでしょう。

完済したい方が利用しているはずなのに、別のローンでまた借りていたということが判明すると不信感を持たれても仕方がありません。

貸金業者は与信審査だけでなく、利用後も継続して途上与信を行います。

途上与信で、他社解約がまだだったり、さらに借りていたりすることが判明すると、契約違反に直結しなくても信用に影響がある可能性は高いです。

ほとんどの貸金業者のおまとめローンでは、契約内容に他社解約は含まれていません。しかし、早めに解約するように注意を受けるケースも多く、実際には解約するのがベストといえるでしょう。

アコムのおまとめローンで契約違反となるケース

アコムのおまとめローンでは、契約条項に従って利用する必要があります。

契約内容では、暗証番号の登録や返済方法などのように実際に利用していく上での取り決めがあります。

この取り決めを守らなかったときには、契約違反となってしまいます。

契約違反してしまったらどんなペナルティがある?

契約違反になるとアコムが判断した場合には、「期限の利益を喪失」し、残債務全額を直ちに返済しなくてはいけません。
期限の利益を喪失するというと少し難しく感じますね。

そもそも債務=借入は、期日までに返すという債務者(借りた方)と債権者(金融機関。この場合はアコム)との取り決めがあります。

決められた期日までは返済しなくてもよいということは、お金を借りた方にとっては利益となり、これを期限の利益と呼びます。

しかし債務者がなんらかの違反をした場合には、期限の利益を喪失してしまいます。

つまり、〇年〇月〇日までに返済するという取り決めがなくなり、すぐに返済しないといけなくなるのです。
アコム側は通知や催告なしに、借りた方に一括請求できます。

ときどき「おまとめローンを利用していたら突然一括請求された」「一括返済するようにいわれた」という口コミがあります。

これは、借りた方が契約違反を行ったことで、期限の利益が損失した状態といえるでしょう。

会員資格を失うことも

期限の利益の喪失によってすぐに返済しないといけない、というのもペナルティですが、さらにアコムからの退会、会員資格の喪失となるケースもあります。

この場合も、アコムから会員に通知なしで利用停止や会員資格喪失となることもあります。

具体的にはどんなことをしたら契約違反になる?

どんなことをすると一括返済や会員資格を喪失してしまう契約違反となるのでしょうか。アコムの規約をまとめてみると

  • 住所などの変更届出を怠り所在不明となったとき
  • 差押や滞納処分を受けたとき
  • 手形、小切手が不渡になったとき
  • 破産申立、民事再生などの申し立てがあったとき

といったような、返済に支障があるケースが代表的な契約違反となります。

さらに、信用状態が著しく悪化した場合や債務の返済を遅滞したときにも、ただちに残債務を全額返済すると定められています。

おまとめローンの利用では他社ローンは返済済みとなるので、アコムにきっちり返済していけば契約違反について過剰に心配する必要はありません。

ただし、完済したはずの他社ローンでまた借りていることがわかった場合には、信用情報が悪化したと判断される可能性もあるでしょう。

アコムの利用では、住居や勤務先の変更をきちんと行うこと、また他に銀行などでの債務がある場合には返済に遅れないこと、別の借入を行わないことなどを心がけておけば契約違反とはならないわけです。

契約違反後おまとめローン二回目の利用はできる?

契約違反後に強制解約となった場合は、その情報が個人信用情報機関に記録されます。

その状態で別の貸金業者のおまとめローンに申し込んで二回目の利用をしようとしても、審査に通る確率は大変低くなってしまいます。

強制解約の記録が残っていると、次のローンでも「また問題を起こすかもしれない」と判断されるでしょう。

おまとめローンの再利用、審査落ち後の再申し込みよりも契約違反による二回目の申し込みは難しい審査状況になります。

くれぐれも契約違反にならないように注意し、与信が下がるような他社借入なども止めておきましょう。

おまとめローンを利用できないときには?

アコムの借換え専用ローンの審査に通らなくても、返済日はやってきます。

毎月何度もやってくる返済日に頭を痛めている方にとって、おまとめローンを利用できないと、返済負担を軽くできる方法がなくなってしまうわけです。

おまとめローンを利用できない、返済も難しいというときには、最終的に債務整理を行わないといけなくなるでしょう。

債務整理には自己破産だけでなく、借入先との話し合いにより一定額を下げて返済する任意整理などもあります。

債務整理では、返済しなくてよくなるという考えを持つ方も多いのですが、個人信用情報機関に記録は残り、以降最低でも5年はローンが利用できなくなってしまいます。

おまとめローン審査に通らなかった場合にはどうするのか、現在の返済状況も考えて、きちんと検討する必要があるでしょう。

おまとめローンが返済負担を軽くしないケースもある

おまとめローン=返済がラクになると考える方は多いのですが、必ずしもそういうケースばかりではないことを知っておくべきです。

1回あたりの返済額が大きくなりすぎる

複数のローンをまとめたことで、返済を月に1回のみにできたとします。

利用するおまとめローンで決まっている最小返済額以上を返済したときに、1回あたりの返済額が大きくなりすぎることもあります。

月収の3分の1以上を返済に回すと、負担が大きいと感じるようです。

生活費の割合によっては、もっと低い額でもお金の準備が大変になるかもしれません。
早く返すためにまとめたのに、必要な額が足りなくなってまた借りるという事態になるでしょう。

おまとめローンの返済シミュレーションは徹底的に行うべきです。「返せなくなってしまった!」というわけにはいきません。

返済総額が大きくなることがある

月々の返済額を抑えると、毎月の負担は軽くなります。

返済しやすくなるのですが、返済期間が長くなってしまうのです。

利息は日割りで計算するため、返済期間が長くなると結局返済総額が大きくなります。

現時点でのローンと比較して、どれくらい返済総額を下げることができるのか、きちんと確かめておき計画通りに返済する必要があります。

おまとめローンの利用=返済がラクになるというわけではありません。

上手に使わなければ、かえって負担が大きくなるケースもあるのです。とにかくシミュレーションを行って、おまとめローン利用後の返済計画をきちんと立てておきましょう。

おまとめローン利用のシミュレーション例

どんなローンの利用状況の方が、アコムのおまとめローンを利用すると負担を軽くできるのでしょうか。

シミュレーションを参考に、現在の借入と比較してみましょう。

また金利や限度額は審査により決まりますので、希望通りに決定しないこともあります。

3社からの借入が150万円の場合

1件目:借入残高80万円 金利18.0% 返済月額15,000円

(返済総額162万1,360円 返済期間9年1か月)

2件目:借入残高50万円 金利17.5% 返済月額10,000円

(返済総額90万2,155円 返済期間7年7か月)

3件目:借入残高20万円 金利18.0% 返済月額8,000円

(返済総額25万2,540円 返済期間2年8か月)

返済総額の合計277万6,055円

アコムのおまとめローン利用

借入残高150万円 金利15.0% 返済月額30,000円(返済金額は貸付金額の2.0%以上に基づく)

返済総額236万8,608円 返済期間6年7か月

アコムのおまとめローンを利用すると返済総額の違いは40万7,447円、返済期間は最長のものの完済時期の違いは2年6か月、月々の返済額は3,000円低くなります。

2社からの借入が80万円の場合

1件目:借入残高65万円 金利18.0% 返済月額20,000円

(返済総額89万7,922円 返済期間3年9か月)

2件目:借入残高15万円 金利18.0% 返済月額5,000円

(返済総額20万742円 返済期間3年5か月)

返済総額の合計109万8,664円

アコムのおまとめローン利用

借入残高80万円 金利18.0% 返済月額16,000円

返済総額148万9,686円 返済期間7年10カ月

アコムのおまとめローンを利用すると、月々の返済は9,000円負担が軽くなるものの、返済総額の違いは39万1,022円、返済期間は4年1か月長くなります。

このように、利用額や利用件数、返済額などに基づいたシミュレーションによって、おまとめローンの利用が本当にメリットがあるのかを把握できます。

他社おまとめ(借換え)ローンとの金利の比較

他の消費者金融のおまとめローンとアコムの借換え専用ローンを比較しています。

消費者金融のおまとめローン 金利 限度額 申込可能年齢 貸金業法に基づくおまとめ
アコム貸金業法に基づく借換え専用ローン 7.7%~18.0%(貸付金額100万円以上の場合7.7%~15.0%) 1万円~300万円 満20歳以上
かりかエール(新生パーソナルローン) 10.5%~18.0% 10万円~400万円 満20歳以上70歳以下
プロミスおまとめローン 6.3%~17.8% 300万円まで 満20歳以上65歳以下
アイフルかりかえMAX 3.0%~17.5% 1万円~800万円 満20歳以上
SMBCモビット 3.0%~18.0% 1万円~800万円 満20歳以上69歳以下 ×

SMBCモビットは、おまとめ専用ローンはないので、通常のカードローンです。貸金業法に基づくおまとめではないので、年収の3分の1を超えた額の契約はできません。

ちなみに、銀行のおまとめローンなら、東京スター銀行のスターワン乗り換えローンは12.5%と大変低金利です。しかし年収200万円以上で給与所得者という申込条件があります。

地方銀行などでもおまとめローンを取り扱っていますが、住居や勤務先が営業エリアにあること、といった申込条件を設定してあることが多いのです。

誰でもすぐに申し込めるという点は、アコムのような消費者金融のおまとめローンならではのメリットでしょう。

銀行ローンを活用する

「アコムの金利は高い」「限度額が低くてまとめられない」という方は、銀行のカードローンを検討してみましょう。

銀行のカードローンは、消費者金融と比較して金利が低く、借入限度額が高いのが特徴です。

銀行カードローン 金利 限度額
三菱UFJ銀行カードローン 年1.8~14.6% 500万円
三井住友銀行カードローン 年1.5%~14.5% 10万円~800万円
横浜銀行カードローン 年1.5~14.6%(変動金利) 1,000万円

アコムのおまとめローンのメリット

総量規制の例外なので年収の3分の1以上でも利用可

貸金業法に基づく借換えローンでは、総量規制の例外となります。

総量規制は、貸金業者からの借入の合計が年収の3分の1を超えることはできないという法律です。

借換えでは、ローンを利用する方が有利となるなら、総量規制の例外に該当します。つまり年収の3分の1を超えた借入でも申し込みが可能です。

申し込みから融資までがスピーディ

おまとめローンや借換えローンは、利用額が大きくなることが多いため、どうしても審査に時間がかかってしまいます。

その点アコムの借換え専用ローンなら、来店当日に審査結果が出ます。(事前に電話による問い合わせは必要)

返済のみの商品なので必ず完済できる

カードローン利用では、限度額を決めてその範囲内なら何度でも借入や返済を繰り返して行えます。

カードローンの便利なところですが、ついつい借りてしまってなかなか完済しない問題が起こりやすいです。

アコムの借換え専用ローンでは、他貸金業者からの借入に原則アコムから直接返済となります。
以降は返済のみで、再度借入はできません。そのため「絶対に完済したい」という方に最適の方法となっています。

毎月の返済額が軽減

複数の借入を一つにできることで月々の返済額が軽減する可能性があります。

アコムで返済を月1回にし、返済額を減らすことができると、支払いに余裕ができます。

注意点は、月々の返済額が少なくなることで返済期間が長くなり支払う利息額が大きくなることです。

シミュレーションを様々なパターンで行い、一番負担が大きな点を減らせる方法を選びましょう。

アコムのおまとめローンのデメリット

複数のローンを一つにする上で、メリットばかりではありません。

デメリットも知った上で、返済の負担を軽減できるかをじっくり検討してから申し込むべきでしょう。

貸金業者からの債務のみまとめられる

アコムの借換えローンで借り換えることができる対象は、貸金業者からの借入のみです。

銀行ローン、クレジットカードのショッピング枠などをアコム借換え専用ローンでまとめることはできません。

申し込みにネットは使えない

アコムの借換えローンでは、利用前に担当者の説明などが前提となっているため、フリーコールでの問い合わせから申し込み手続きをスタートする必要があります。

電話での問い合わせ後、店頭窓口かむじんくん(自動契約機)への来店による契約という流れです。

その場で審査結果は出るものの、契約、融資でもネットでの手続きは不可となっている点に気を付けておきましょう。

金利はあまり低くない

アコムの借換えローンは最高金利が18.0%なので、貸金業者のカードローンの最高金利とあまり違いがありません。

審査によって金利は決まるので、最高金利よりも低く設定される可能性はあるものの、現時点で利用中のローン金利とあまり大きな差を見いだせないこともあります。

返済しかできない

アコムの借換えローンで借りると、返済のみの利用となり追加借入はできません。

完済したい方にとっては、強制的に借りられない状況を作り出すためメリットとなるでしょう。
しかし、また借りる状況に絶対に陥らないともいえません。

借りたくなったときには、別のローンに申し込むことになるため、結局一本化した意味はなくなってしまいます。

アコムのおまとめローンQ&A

アコムのおまとめローンで気になる点を解決しましょう。

クレジットカードのリボ払いもまとめることができる?

アコムのおまとめローンの対象は、貸金業者からの借入となります。
消費者金融のカードローンや、その他のローンならおまとめローンと対象です。
また、クレジットカードのキャッシングも貸金業法に基づく借入となるため、おまとめローンの対象となります。

アコムのおまとめローンは学生も使える?

アコムのおまとめローンへの申し込み条件は、20歳以上で安定した収入のある方ですから、学生の方も利用は可能です。
ただし、学生の方はアルバイトでの収入から考えると総量規制額もあまり大きな額ではないことが多く、おまとめのメリットが本当にあるかどうかをきちんと検討する必要があるでしょう。

アコムへおまとめローンの相談をしてみたいけれど?

アコムのおまとめローンがどんなものか知りたい、申し込みを迷っている、といった場合はお近くの店頭窓口やフリーコールへ相談しましょう。
フリーコールは0120-07-1000、24時間対応していますが夕方などつながりにくい時間帯もあります。
店頭窓口は、平日9:30~18:00が営業時間です。
店舗により営業時間が異なることもありますので、最寄の店舗の営業時間を確認の上来店しましょう。

まとめ

アコムのおまとめに使える借換え専用ローンは、金利の低さでは大きくメリットがありません。

しかし、1本化することで返済の手間が省ける、返済専用ローン商品のためまた借りることを防げるといった利点があります。

つまり、現時点で返済の負担が大きくて困っている、とにかく完済してしまいたい方に最適なローンといえます。

おまとめローンは、複数のローンを一つにするわけですから、どうしても借りる額が大きくなることが想定されます。

金利、限度額も含めて申込条件を踏まえて、どこでおまとめするかをきちんと考える必要があるでしょう。

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