クレジットカード

ブラックカードは年収いくらあれば作れる?ブラックカードを持てる条件とは?

ブラックカードを持っている人ってどんな人?

ランクが上すぎて一般人には手の届かないブラックカード。
しかし、年収や条件、メリットなどの情報は気になりますよね。

また、噂に聞くブラックカードの上に位置するカードの存在も知りたいところでしょう。

そんな私たちの気持ちとは裏腹に、ブラックカードの発行元が公開する公式情報はほぼありません。

ここでは、ブラックカードの一覧と共に貴重な情報をわかりやすく解説します。

FP監修者
森本 陽子
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)CFP認定者。自身の経験や知識を活かし、複雑なお金の仕組みや知識をわかりやすく解説しておりツイッターでの有益な呟きにも注目。

ブラックカードは年収いくらあれば作れる?

概ね年収1,000万円以上が目安と言われています。但し、公式情報ではありませんし、年収1,000万円以下で保有している人もいますので、あくまで目安です。

尚、年収の額よりも過去の利用履歴(クレヒス)が重視される傾向があるようです。

ブラックカードとは?

ブラックカードとは、一般的に複数あるクレジットカードランクの中で最上位とされるカードのことをいいます。決して券面が黒いカード=ブラックカードではありません。

ブラックカードは一般カードやゴールドカードと異なり、クレジットカード会社や銀行からの招待(インビテーション)がなければ申込すらできないのが一般的です。

この性質からブラックカードは非常に希少なクレジットカードであり、社会的地位や信頼の証としての効果も高くなります。

クレジットカードのランク

クレジットカードのランクには大別して下記の4種類があります。

ランク 特徴
一般カード 発行されているクレジットカードの最多を占め、審査難易度や年会費が低めのカード。
ゴールドカード 一般カードよりも審査難易度や年会費が高くなると同時にサービス内容が充実したカード。
プラチナカード ゴールドカードよりも更に審査難易度や年会費が高くなり、より魅力的なサービス内容が付帯されているカード。
クレジットカード会社からの招待(インビテーション)が必要なカードが多いため、保有者も一気に少なくなる。
ブラックカード 全てのクレジットカードの最高峰とされるカード。
基本的にクレジットカード会社からの招待(インビテーション)がなければ申込できない。

ブラックカードの上は何?

基本的にブラックカードが最上位カードのため、更に上位のカードはありません。

但し、ラグジュアリーカードに限りステータス設定が異なり、ゴールドカードが最上位カードとなります。その下にブラックカード、更に下がチタニウムカードです。

尚、ネット上で噂にあるブラックカードの上位にレッドカードがあるという事実はないようです。

種類 特徴
レッドカード イギリスのみで発行されているカード。
決済時の利用料金から1%が寄付される社会貢献カードのうちの1枚。
チタンカード 金属製のカードで、特典内容も豪華なブラックカードの上に位置するカード。
・ Mastercard® Titanium Card
・アメックスカード センチュリオン
・ TRUST CLUB ワールドカード
などがある

ブラックカードを持てる条件とは?

ブラックカードは原則、招待制(インビテーション制)となります。

自分がブラックカードに申し込みをしたいと思って申込できるクレジットカードではないのです。

クレジットカード会社や銀行がブラックカードを発行するに値する人と認めた場合のみ招待(インビテーション)が届きます。

そのため、ブラックカードに申込条件はありません。

どのような条件をクリアすれば、招待(インビテーション)が届くかが明らかにされていない、まさに謎多きクレジットカードなのです。

ブラックカードの招待(インビテーション)を受ける条件

ブラックカードの招待(インビテーション)を受ける条件はどの会社も非公開としています。

とはいえ、ブラックカードを持っている人が公開した情報などから多少の予測はできるでしょう。

最低でもクリアすべきと言われている招待(インビテーション)条件をご紹介します。

①下位カードの利用年数

ブラックカードの下位カード(ランクが下のカード)を長期間利用していることが1つの条件と言われています。

その年数も明らかになっていませんが、目安として最低でも1年以上の利用が必要だと思っておくと良いでしょう。

もちろんその利用内容は良好である必要があります。利用していても支払いに滞りがあったり、逆に保有しているだけでまったく利用していなかったりでは選出される可能性は非常に低いでしょう。

②高額な年間利用額

年間利用額が多ければ多いほど、ブラックカードの招待(インビテーション)を受ける可能性が高まると言われています。

クレジットカード会社は自社に利益を与えてくれる会員を優良顧客と考えるからです。

こちらも明確な利用額は公開されていませんが、概ね年間200万円以上の利用が必要と思っておきましょう。

日常の支払いをすべて1枚のクレジットカードに集約すればさほど難しい金額ではありませんよね。

しかし、利用額だけ高くても利用状況が良好でなければならないことは言うまでもありません。

利用はしても毎回支払いが滞っていたり、リボ払いを多用しすぎていたりしては、ブラックカードに値する人物と評価されることは難しくなります。

良好な利用状況で、より高額な利用をしてくれる顧客が有利になるでしょう。

③返済状況が良好である

決められた日に決められた金額の支払いをしていることは、絶対条件と考えられます。

ブラックカードは年会費も利用可能枠も高額となるため、金銭的に危機感のある人に発行することはリスクでしかないからです。

そもそもブラックカードに限らず、クレジットカードを利用する人として守らなければならないことですよね。

尚、この返済状況はブラックカード発行会社のクレジットカードに限りません。

審査等に利用される信用情報機関では、クレヒス(クレジットヒストリー)と言われる金融商品の支払い情報が過去何年分も保存されています。

この情報により他社クレジットカードの返済状況や申込履歴、審査結果などすべてがわかってしまいます。

ブラックカードを狙いたい人は、常日頃から良好な利用履歴となるよう注意しておくことをおすすめします。

ブラックカード一覧

カード名 申込資格 還元率 年会費 下位カード 発行日数 限度額 カード素材
ラグジュアリーカードMastercard Black Card 学生を除く20歳以上 1.0%~1.5%(商品交換で最大2.75%) 110,000円(税込) ラグジュアリーカードMastercard 最短1週間 100~500万円 マットブラックキング金属製カード
JCBザ・クラス インビテーション制 0.5%~0.85% 55,000円(税込) JCBプラチナ・JCBゴールド ザ・プレミア・JCBゴールド 10日~2週間 350~500万円 プラスチック
アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード インビテーション制 0.60% 385,000円(税込)+入会金550,000円(税込) アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード(インビテーション不要) 2~3週間 最高2,000万円 チタンorプラスチック
楽天ブラックカード インビテーション制 1.0%~5.0% 33,000円(税込) 楽天ゴールドカード・楽天プレミアムカード 1週間以上 300~1,000万円 プラスチック
ダイナースクラブプレミアム インビテーション制 0.4%~1.0% 143,000円(税込) ダイナースクラブカード 1~2週間 個別設定(数千万円の実績あり) プラスチック
ラグジュアリーカードMastercard Gold Card インビテーション制 1.5%~3.3% 220,000円(税込) ラグジュアリーカードMastercard Black Card 最短1週間 300万円以上 24金コーテイング
スルガ Visa Infiniteカード インビテーション制 1.5%~1.8% 132,000円(税込) なし 最高1,000万円 プラスチック
Recognized VIP インビテーション制 年300万円以上利用:20,000円
年300万円未満:50,000円(税込)
ダイナースクラブロイヤルプレミアムカード
TRUST CLUB ワールドエリートカード 25歳以上 1.0%~1.25% 143,000円(税込) TRUST CLUB エリートカード、TRUST CLUB ワールドカード 2~3週間
ANAダイナースプレミアムカード 27歳以上 0.6%~3.0% 170,500円(税込) ANAダイナースカード
ダイナースクラブロイヤルプレミアムカード インビテーション制 1.5%~2.0% 初年度:100万円
2年目以降:500,000円
ダイナースクラブカード ステンレススチール

ブラックカードとして持ちやすく身近なのは楽天ブラックカードです。

ブラックカードとしてのステータスも高く、見せることで一目置かれるのはアメックスのセンチュリオンカードでしょう。

発行してもらうことは難しいですが、持つことができれば非常に高い信頼性を獲得できるので、目標の一つとしてチェックしてみるのも良いでしょう。

ブラックカードの年会費

ブラックカードの年会費は、カードにより大幅に異なりますが「3万円~40万円程度」となります。

同じブラックカードでも年会費にかなり幅があることに驚く人もいるでしょう。

一概に年会費=サービス内容とは言えませんが、やはり年会費が高額なブラックカードの方が魅力的な特典やサービスが豊富な印象を受けます。

また、アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カードに限っては、年会費の他に入会金55万円(税込)が発生します。

ブラックカードを発行する初年度には、年会費385,000円(税込)と入会金550,000円(税込)の合計935,000円(税込)もの大金が必要になるのです。

ブラックカードを保有するということは、この高額な年会費を毎年払い続けるだけの経済力が必要ということがわかりますね。

ブラックカードのメリット

これだけ高額な年会費を支払っても持つ価値があると言われるブラックカードには、どのようなメリットがあるのでしょうか。

各ブラックカードによりサービス内容は異なりますが、多くのブラックカードに共通するメリットをご紹介します。

  1. 利用限度額が高額
  2. 豪華な特典や優待
  3. 専任コンシェルジュ
  4. 超充実の付帯保険
  5. ギフトプレゼント
  6. 社会的信頼性の証明
  7. 高級なカード素材

①利用限度額が高額

ブラックカードの利用限度額は、100万円~数千万円と幅はあるものの全体的に高額というメリットがあります。

カードとして利用限度額を定めず、個人の状況により個別設定するブラックカードも多いです。

ダイナースクラブプレミアムカードやアメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カードなどは、カードで住宅を購入している事実があります。

しかも、決済金額に応じてポイントも付与されるというのですから驚きです。

ブラックカードは利用限度額が無制限という情報をよく目にしますよね。これは、いつでもどこでもいくらでも、ということではありません。

利用可能枠を定めずに個別に限度額が設定されるということです。

②豪華な特典や優待

ブラックカードで一番華やかなメリットが豪華な特典や優待でしょう。

各ブラックカードにより特典内容は異なりますが、高級レストランの招待やホテル優待、リムジン送迎などがあります。

中には一見お断りの超高級料亭やレストランも利用できる優待があるカードもあります。

高級レストラン系では、予約代行はもちろん会員限定メニューやコースメニュー2名以上利用で1名無料など非日常的ともいえるメリットがあります。

③専任コンシェルジュ

ブラックカード会員には専任のコンシェルジュがつく場合が多いです。

コンシェルジュサービスはゴールドカードクラスでもありますが、その会員専属のコンシェルジュがつくところが最高峰のブラックカードのメリットです。

レストランなどの予約、旅行手配、イベント予約など様々な要望に対応してくれます。

一部のブラックカードでは、コンシェルジュが提供するサービス内容に限りをつけず、可能な範囲で会員の要望すべてに応えるというカードもあります。

④超充実の付帯保険

超充実した補償内容の海外、国内旅行傷害保険やショッピング保険が付帯されています。

海外旅行保険の自動付帯は一般カードからありますが、ブラックカードでは最高補償額が1億円という桁違いな保険が付帯されているのです。

国内旅行も多くが最高1億円を自動付帯とし、ショッピング保険では最高300万円~500万円程度の補償が受けられます。

旅行傷害保険は会員や家族会員に限らず、会員の家族も補償対象となるのも大きなメリットでしょう。

また、飛行機の遅延やキャンセルプロテクションなど一般カードではない部分も手厚く補償されています。

⑤ギフトプレゼント

1年に1回、無料で高級なギフトプレゼントがあるブラックカードもあります。

対象ホテルの無料宿泊権やレストランへの招待、ブランド商品のカタログギフトなどその内容は様々です。

プレゼントのタイミングはカードにより異なりますが、バースデイギフトとして誕生日前後にプレゼントされることが多いようです。

⑥社会的信頼性の証明

ブラックカードを保有していることで、社会的なステータス、信頼性を持っている人物である証明になります。

これは、非常に難易度の高い審査をクリアし、ブラックカードを手にできているという事実があるからです。

海外は日本以上にクレジットカードによる人物評価が大きく、ブラックカードが身分証明書と言っても過言ではありません。

⑦高級なカード素材

ブラックカードにはチタン製や24金コーテイングなど高級素材のカードがあります。

プラスチックカードのブラックカードも多いですが、カード素材に魅力を感じてブラックカードを選ぶ人もいるようです。

ブラックカードに関するQ&A

ブラックカードを持ってる人はどれくらいなの?

クレジットカードを保有している方のうち、約7%の方がブラックカードを保有していると言われています。
非常に少ない割合のため、持っていればステータスを非常に主張できるカードと言えるでしょう。

ブラックカードはサラリーマンでも持てる?

収入が高く、それでいてクレジットカードの決済額が高ければサラリーマンでもブラックカードを持てる可能性はあります。ただし、勤務先のステータスが高いなど、勤めている企業も審査に関わってくるブラックカードもあるので注意が必要です。

インビテーションを受けるにはどうしたらいいの?

下位カードを良好に長年使い続けることが一番の近道です。
ゴールドカードなどの招待(インビテーション)が不要な上位カードからスタートすることをおすすめします。

ブラックカードに年齢制限はある?

ブラックカードの年齢制限を公開しているカード会社はありません。
但し、ゴールドカードやプラチナカードに年齢制限が設けられている場合は、それと同年もしくはそれ以上の年齢である必要があるでしょう。
尚、ラグジュアリーカードMastercard Black Cardは20歳以上であれば申込可能な、招待(インビテーション)不要なカードです。

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