カードローン

カードローンは学生でも利用できる?おすすめの借入方法を紹介

学生は授業料以外にも「サークル活動」「卒業旅行」など、何かとお金が必要です。

どうしてもお金が足りない時に親御さんを頼りにできないこともあるでしょう。そんな時は、カードローンが選択肢になります。

今回は、学生がカードローンを利用する際の注意点について解説します。

FP監修者
森本 陽子
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)CFP認定者。自身の経験や知識を活かし、複雑なお金の仕組みや知識をわかりやすく解説しておりツイッターでの有益な呟きにも注目。

学生でもカードローンは利用できる

カードローンとは、銀行や消費者金融が提供している無担保・保証人なしでお金を借りられるサービスのことです。

申し込み条件はカードローン会社によっても異なりますが、以下の条件が一般的です。

  • 20歳以上であること
  • 安定した収入と返済能力があること

年齢と収入については規定がありますが、職業については記載がないことが多くなっています。

学生でもアルバイト収入があれば利用することは可能です。

定期的な収入がない場合は利用できない

表記の仕方は異なりますが、どのカードローン会社でも「安定した収入と返済能力がある人」が申し込みの条件に入っています。

「安定した収入」とは、定期的に一定額を受け取れる収入のことです。

学生であれば、アルバイトをして毎月安定した給料を得ていることが前提になります。

なお、毎月安定した収入でも「自分で働いて稼いだお金」でなければいけません。両親から仕送り送ってもらっている学生もいますが、仕送りは安定した収入とはカウントできない点に注意が必要です。

自分自身でお金を返す能力があることを証明することが、カードローン利用の最低条件です。

20歳未満の未成年は借入れできないのが原則

学生でもお金を借りることは可能ですが、未成年はカードローンの利用ができません。

カードローンの申し込み条件には必ず「満20歳以上」と定められているため、銀行系・消費者金融系の両方とも、未成年の学生は利用できないのです。

将来的には18歳からの借り入れが可能に?

現在、カードローンに申し込める「成年」のボーダーラインは20歳です。

ただし、今後は18歳以上であれば借りられるようになる可能性もあります。

約140年ぶりに成年の定義が見直されたことにより、2022年4月から成年年齢18歳に引き下げられるためです。

成年の定義が18歳に引き下げられればカードローン会社の規約が変わって、18歳から借りられるようになることが期待できます。

学生がお金を借りる選択肢

学生がお金を借りる選択肢は、実は豊富に存在します。主な借り入れ方法は以下のとおりです。

それぞれの利用の注意点について解説します。

銀行カードローン

銀行のカードローンは、のちほど紹介する消費者金融に比べて「安心感がある金融機関」と考える人が多く、学生にも人気があります。

ただし、消費者金融と異なり、学生の利用が制限されている場合がある点に注意が必要です。申し込み前に、銀行ごとのお申し込み条件をよく確認しておきましょう。

銀行系カードローンのメリット・デメリット

銀行カードローンならではのメリットは「金利の低さ」にあります。

消費者金融カードローンの金利が最大18.0%であることが多い一方、銀行カードローンは三菱UFJ銀行で「1.8~14.6%」、三井住友銀行「で4.0~14.5%」、イオン銀行に至っては「3.8~13.8%」と消費者金融と比較して金利が低くなっています。

金利が低ければ低いほど計算される利息が安くなるため、総返済金額を抑えることが可能です。

一方、銀行カードローンは「即日融資ができない」ことがデメリットです。

銀行はカードローンの申し込みを受けると、警察庁のデータベースにアクセスして申込者が登録されていないか確認する義務があります。

暴力団などの関係者でないかを確認するために必要な手順ですが、この作業に1営業日以上の時間がかかります。
これによって現在の銀行では、即日での融資はできないのです。

「急な飲み会があって今日中に借りたい!」といったケースでは銀行カードローンは選択肢から外れることになります。

消費者金融カードローン

銀行と同じく、消費者金融系カードローンなら学生でもお金を借り入れることができます。

最近ではCMや広告で一般的になってきましたが、両親からすれば「消費者金融を利用していた」となれば心配するでしょう。

そこで、親バレしにくい「web完結」を利用するのがおすすめです。

web完結はインターネット上で契約が完結させる手続きのことで、ローンカードの発行がありません。カードが自宅に郵送されることがなく、親バレしにくいのがメリットです。

主なカードローン

学生に人気が高い大手消費者金融は以下の3つです。

これらの消費者金融では「初めて利用」で「無担保ローン」を借入れすれば30日間は利息0円で利用できるサービスがあります。

借り入れてから30日以内に完済すれば、契約時に設定された限度額まで何度借入れしても利息は発生しません。

なお、アコムとアイフルは「契約の翌日から30日」、プロミスは「初回利用日の翌日から30日」と、30日間のカウント開始日が異なる点にはご注意ください。

借入れする日が決まっていない場合は、いつ借りても30日間フルで無利息になるプロミスがおすすめです。

クレジットカードのキャッシング

学生がお金を借りる手段として「クレジットカードのキャッシング枠」も有力です。

クレジットカードにはショッピングの代金を立て替えてもらえるショッピング枠と、現金を借り入れることができるキャッシング枠に分けられます。

学生であってもアルバイト等の収入があれば、キャッシング枠を付帯したクレジットカードを作ることが可能です。

利用限度額が残ったキャッシング枠付きのクレジットカードを持っていれば、ATMなどを利用して現金を引き出す形で借り入れできます。

借入れに際して追加の申し込みや審査は必要ないため、思い立った時にすぐに借りられるのが特徴です。

ただし、すぐに借りるためにはクレジットカードにキャッシング枠が付帯されている必要になります。

キャッシング枠は自動でクレジットカードに付帯するモノではないため、申し込みに関しては自必ず利用者の側からの申し込んで審査に通過しなければいけません。

今持っているクレジットカードにキャッシング枠が付帯されていない場合は、即日で借り入れることができない点に注意してください。

学生ローン

学生がお金を借りる王道的な借り方の1つが「学生ローン」です。

親バレ・学校バレがないように配慮してくれるのが特徴で。借入れに関しては担保や保証人も必要ありません。

収入に関しても、アルバイトなどしかできずに会社員より収入が少ない学生をターゲットにしているため、高額を稼いでいなくても審査に不利にはなりません。

一方のデメリットは、総量規制という法律によって「借入限度額が低めに設定される」ことです。

総量規制は貸金業者が守るべき「申込者の年収の3分の1を超える貸付けをしてはならない」というルールのことです。

毎月10万円稼いでいる学生(年収120万円)が借り入れできる金額は、最大でも40万円です。

このように、年収によって限度額が大きく左右されるため、どの学生ローンでも30~50万円前後の限度額に落ち着くことが多くなっています。

それ以上の高額を借り入れたい場合は、銀行や消費者金融カードローンが選択肢になるでしょう。

一部の学生ローンでは未成年でも借り入れ可能

原則として20歳以上でしか借り入れられないのは、学生ローンも一緒です。

ただし、下記のような一部の学生ローンに関しては、未成年であってもお金を借りることができます。

ただし、未成年が学生ローンを利用する際は原則として「親権者の同意」が必要です。

「親に言えないけどお金を借りたい」と考える人は多いですが、未成年で親に秘密で借りることはできないと理解しておきましょう。

また、未成年は返済能力が低いため、借入限度額は最大でも10万円程度になってしまいます。

奨学金

学生がお金を借りる方法として一般的なのはカードローンよりも「奨学金」でしょう。

奨学金制度とは、「能力と意欲が高くてもお金がない学生に向けて学費や生活費を援助する制度」のことです。

「入学前や在学中の成績」「本人の学習意欲」「世帯収入」でどのような給付が受けられるかは変わってきます。

奨学金の借り入れは時間を要するため、「今すぐ借りたい」といった借り方はできません。

返済は大学などを卒業したあとから始まるため、社会人生活の負担が増える点でも注意が必要です。

親や職場にバレずに利用する方法

学生がお金を借りる方法としておすすめなのは「カードローン」です。

ただ、特に消費者金融に良いイメージを持っていない親世代が多いことから「親バレ」がネックになります。

ここでは、両親にバレずに借りるためのポイントを紹介します。

「カードレス」「web完結」のサービスを使う

カードローンの利用が親にバレる可能性があるのは以下の2つです。

  • カードローン会社から電話がかかってきたとき
  • ローン用のカードが郵送されてきたとき

基本的にカードローン会社から自宅に電話がかかってくることはありません。在籍確認もアルバイト先に対して行われます。

ただし「返済の滞納」をした場合は別です。
最初は携帯電話への電話がけやメールでの督促がされますが、無視していると自宅への電話は督促状の郵送などに切り替わります。

督促状が見つかると「カードローンを利用している」「支払を延滞している」という2つの事実が明らかになるのです。

絶対に延滞は発生させないように注意してください。。

もう一方のローンカードの郵送に関しては「カードを使わない取引」を選択すれば防ぐことができます。

カードローン会社によって名称は異なりますが、インターネット上の契約の際に「カード発行なし」で契約ができます。インターネットの取引で手続きが完結するようにすればローンカードが郵送されないため、親にバレることはありません。

web完結はカードが発行されないため、インターネット上の申し込みで登録した銀行口座へお金を振り込んでもらう形での融資になります。

また、最近では専用のスマートフォンアプリを使うこと可能です。

スマホアプリであれば、カードなしでもコンビニATMを使ったお金の引き出しが可能で、返済もコンビニを利用して簡単に行えます。

学生がカードローンを利用する際のポイント

カードローンを利用する時「今後の生活に影響しないか?」等と心配する人もいるでしょう。

学生が知っておきたいポイントを解説します。

利用しただけでは不利になることはない

学生の場合は就職活動や入社を控えていることもあり「カードローンを使うと何か不利になるのでは?」と漠然とした不安を抱えている方も多いです。

実際には、カードローンを利用しただけでは不利になることはありません。

きちんと毎月の返済ができてさえいれば、大学や入社する会社、家族にカードローンの利用を知られることもなくカードローンを利用できます。

返済を遅らせると信用情報に傷がつく

カードローンを持っているだけでは、私生活に影響はありません。
ただし、借りたお金の返済を滞らせた場合は話は別です。

返済が遅れると本人の携帯電話やスマホにメール等で催促されますが、それでも返済がないと自宅への郵送や電話がけによる督促が開始され、家族に知られることになります。

さらに、61日以上の返済遅れになると「事故情報」として信用情報機関に記録されます。事故情報が抹消されるまで、どこの金融機関でもお金を借りることができません。

住宅ローンやマイカーローンの審査を通過することができなくなるため、人生設計にも多大な影響を与えます。

事故情報は就職活動に不利に働くことがある

カードローンを利用している事実自体が採用活動で不利に働くことはありませんが、延滞を繰り返して事故情報として記録された場合は就職活動でも不利になることがあります。

銀行等の「金融機関」への就職活動では、信用情報を確認される可能性があるためです。

カードローンは学生でも利用できる?まとめ

今回は、学生がカードローンを利用することができるのか、利用する際の注意点は何かについて解説しました。

学生でもお金を借りることはできますが、自分自身で稼いだお金であることが前提です。また、借りた以上は絶対に返済遅れが発生しないように気を付けましょう。

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