消費者金融

消費者金融で一括返済をするメリットは?借金を早く終わらせるコツも公開

「消費者金融は一括で完済しておくべき?」と悩んではいませんか?

一括完済は返済資金の用意など大変な部分もあり、分割で払って済むならそのほうがいいような気もします。

しかし、消費者金融を一括返済することは、利息を浮かすことや個人の信用を上げるためにも効果的なのです。

今回は消費者金融に一括返済を行うことのメリットについて解説します。

FP監修者
森本 陽子
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)CFP認定者。自身の経験や知識を活かし、複雑なお金の仕組みや知識をわかりやすく解説しておりツイッターでの有益な呟きにも注目。
このページの概要
  1. 消費者金融の返済方法は主に2つ
  2. 消費者金融の返済方法にボーナス払いはあるの?
  3. 消費者金融の借入をボーナス一括返済した場合 4つのメリット
  4. 消費者金融に一括返済をする場合の手順
  5. 返済方法によっては完済にならない可能性もある
  6. 消費者金融への返済後は解約してしまうものおすすめ
  7. 消費者金融の返済を少しでも楽するコツ
  8. 消費者金融へ返済ができない場合に試したい3つの方法
  9. 消費者金融の返済を早くするためにできる4つの節約方法
  10. 消費者金融への返済は少しの工夫で早く終わる

消費者金融の返済方法は主に2つ

消費者金融には大きく分けて2つの返済方法があります。一つ目は「一括返済」、二つ目は「リボルビング返済」です。

都合に合わせて好きな方を選べますが、最終的な返済額に大きな差が出てきます。
まずは一括返済とリボルビング返済の違いについて確認しましょう。

一括返済

一括返済は、借入金額を一カ月以内に完済する方法をいいます。
メリットは、借金がすぐになくなってスッキリするだけではありません。最大のメリットは、利息が最小限に抑えられることです。

通常、利息は日割りで元金に加算されることがほとんど。そのため返済が長引くほどに、利息は多く払わなければなりません。

一括返済を行った場合、利息が加算されるべき元金がゼロになるため、利息を支払う必要がなくなります。
よく大手消費者金融で「30日間無利息期間」がありますよね。
無利息期間と一括返済を上手く組み合わせることで、利息ゼロで借入をすることも可能になるのです。

ただし一度に支払う額が大きくなり、金銭的な負担が増えてしまうことに注意が必要。
家計事情によっては、リボルビング返済を選んだ方がよい場合もあります。

リボルビング返済

リボルビング返済とは、借入残高に合わせて毎月の返済額が変わる返済方式です。
リボと聞くと、クレジットカードの返済方法をイメージする人もいるかもしれませんが、消費者金融の返済方法としても採用されています。

リボルビング返済は、借入限度額内であれば、何回借入を繰り返しても毎月支払う金額は一定です。
例えばアコムで30万円を最大回数の36回で借入れた場合、月々に支払う金額は11,000円となります。

その後、借り入れを繰り返しても、返済金額は11,000円のままです。
毎月の返済額が一定であることは大きなメリットですが、返済回数は伸びてしまいます。返済が伸びるほどに利息が加算されていくことを忘れないようにしましょう。

消費者金融の返済方法にボーナス払いはあるの?

消費者金融には、住宅ローンやクレジットカードのようなボーナス払いという概念はありません。
そのためボーナス月などに多めに引き落とされるような設定もないのです。

消費者金融で多めに返済をしたいと思った場合「任意返済」を行うことになります。

任意返済とその効果について、くわしく見ていきましょう。

消費者金融の返済には任意返済が効果的

消費者金融の借入を早く返済したいと思ったら、積極的な任意返済が効果的です。
任意返済とは、消費者金融への月々の返済額に数千円~数万円程度プラスして多めに支払うことをいいます。

任意返済で毎月の支払額を増やすことで、元金の減りが早くなるため、返済期間が短縮され、支払う利息を抑えられるのです。

臨時収入があった時やボーナス時期など、余裕がある時に任意返済をすることで、借金が早く終わる可能性があります。

消費者金融への返済はシミュレーションを使って把握する

毎月、漠然と返済を行っているだけでは、借入の状況が把握しにくくなります。
また返済計画も立てづらくなるかもしれません。そのため消費者金融への返済状況は、シミュレーションをして把握しましょう。

消費者金融の公式サイトやマイページには、返済シミュレーションができるページが設けられています。シミュレーションでは、月々の返済金額はもちろん、利子を含んだ累計額までチェック可能。

無理のない返済計画を立てるためにも、シミュレーションを上手に利用しましょう。

消費者金融の借入をボーナス一括返済した場合 4つのメリット

消費者金融をボーナスで一括返済した場合のメリットについて解説します。一括返済は借金がなくなるだけでなく、その後の経済面や生活面に大きな心のゆとりを生み出すことでしょう。

1.将来的に発生する利息は払わなくてもよくなる

一括返済をした場合、今後将来的に発生する利息の支払い義務はなくなります。
利息は元金に加算されるものであるため、借金がなくなれば当然利息もなくなりますよね。

消費者金融の借入で利息は結構大きな出費になります。
例えばアコムで40万円を年利18%・32回払いで借りた場合、利息だけで10万円以上も支払わなければなりません。

一括返済をすることで10万円以上も手元に残るなんてお得ですよね。一括返済にはお金を節約できるメリットもあるのです。

2.借入枠が空き、新規借り入れが可能となる

消費者金融に完済をしても、関係が終わるわけではありません。
借入がないだけで、契約自体はまだ残っている状態です。

そのため、消費者金融に完済が終わった後も、限度額に応じて引き続き借り入れできます。

消費者金融と契約が続いていても、借入がなければ利息を払う必要はないので安心してください。
完済しても必要な時にまた使えると考えれば、安心感がありますね。

3.返済能力の証明になる

消費者金融への完済が終わると、信用情報に記録されます。
そのため他の金融機関が見た時に「この人はしっかりと返済できる計画性のある人だ」と信用度がアップします。

もし住宅ローンやマイカーローンへの申し込みを検討している場合は、少し有利になると考えられます。
また消費者金融から「優良顧客」として認められ、今後借入をする際に増資の打診があるかもしれません。

生活を考え直すきっかけになる

借金がなくなったことを、家計を見直すきっかけにするとよいでしょう。
月々の返済額分が丸々浮くことになるため、今後のお金の使い方について、今一度考えるきっかけにします。

意外と、借入をしなくてもやりくりができる方法を思いつくかもしれませんね。
お金は生活していく上で重要なものです。うまく上手く付き合うことで、自分にとってベストは使い方が見えてきます。

消費者金融に一括返済をする場合の手順

消費者金融にボーナスや臨時収入を使って一括返済をする場合の手順について解説します。いつもの返済とは少し方法が違うため、注意しましょう。

1.一括返済をしても生活に影響はないか確認する

一括返済を行った場合、手元からある程度の現金が出てい行くことになります。
そのため一括返済をした後も問題なく生活ができるか確認しましょう。

生活費を削ってまで無理に一括返済に踏み切った場合、また消費者金融から借りることになるかもしれません。給料の支払われるタイミングや、所金の額を確認するなどし、生活に影響がないようにすることがポイントです。

2.消費者金融に完済額を確認する

一括返済をするには、返済額を調べる必要があります。
消費者金融に連絡し、現時点での支払額の累計(完済額)を教えてもらいましょう。

完済額は利息の関係で日々変動するので、返済額と日付をチェックすることがポイントです。返済日当日に確認するのもよいでしょう。

3.返済を行う

消費者金融から完済額を聞いたら、当日付けになるよう振り込みを行います。

万が一、振り込みの時間がズレて翌日扱いになった場合、金額が変わってしまい完済とならない可能性も。支払いのタイミングには十分注意しましょう。

4.完済証明書を受け取る

必要に応じて完済証明書を受け取りましょう。
完済証明書とは、消費者金融に間違いなく完済をしたことを証明する書面です。

住宅ローンやマイカーローンを組む際、あったほうがよい場合もあるため、念のためもらっておくのがおすすめ。

完済証明書はほとんどの場合、勝手に送られてくることは少なく、申告しないともらえません。
また発行に時間がかかることもあるため、完済後すぐ消費者金融に依頼しておくのが安心です。

返済方法によっては完済にならない可能性もある

消費者金融で一括返済を行う場合、返済方法にも注意しましょう。
返済方法によっては端数が出てしまい、スッキリ完済とはならないことがあるためです。

例えばコンビニATMで返済を行った場合、入金可能な金額は1,000円単位となっています。
そのため最終返済金額が3,456円など中途半端な金額であった場合、456円は端数として残ります。

1,000円未満の端数は無利息残高となるため、そのまま放置していても問題はありません。
消費者金融から催促をされることもないのです。

しかし無利息端数が残っている以上、信用情報では「借金がある状態」と判断されてしまいます。もしかしたら、今後別のローン審査の際影響が出ないとも限りません。

端数をしっかりと返済し、すっきりと借金をなくす方法は以下の2つです。

多めに返済を行う

残高が3,456円である場合、少し多めに4,000円を入金します。
多めに返済した分は、次回借入時に充当するか、のちほど店舗などで返金処理ができるので問題はありません。多めに支払うことで端数がなくなるため、完済したことにできます。

1円単位で返済できる方法を選ぶ

端数をなくして気持ちよく完済するために、1円単位で返済可能な方法を選びましょう。
消費者金融によって方法は異なりますが、銀行振り込みや店舗返済・インターネットバンキングを使う方法などがあります。

消費者金融への返済後は解約してしまうものおすすめ

完済したからといって消費者金融との契約がなくなるわけではありません。
消費者金融へ一括返済で完済したら、そのまま解約をしてしまうのもおすすめです。

特に今後、消費者金融を利用しないと考えている場合は、思い切って解約をしてしまいましょう。カードが手元にあると、どうても使いたくなる可能性があるためです。

消費者金融の返済を少しでも楽するコツ

複数からの消費者金融の借金があり、「返済が厳しい」と感じたら、借り換えやおまとめローンを利用する方法もあります。ここでは借り換えとおまとめローンの違いについて知っておきましょう。

借り換え

借り換えとは、今利用しているカードローンから、別のカードローンに乗り換える方法です。カードローンにも種類があり、消費者金融によって金利も変わってきます。

安い消費者金融へ借り換えを行うことで金利を削減し、無理のない返済計画が立てやすくなります。

おまとめローン

おまとめローンとは、複数ある消費者金融の借入を一本化する方法です。まとめることで毎月の負担額が減るだけでなく、借金を管理しやすくなるメリットがあります。

また貸金業法の総量規制に当たらないのも魅力。審査次第では年収の3分の1を超える金額を一本化できる可能性があります。

総量規制とは

消費者金融での借り入れは、年収の3分の1までという貸金業法で定められたルールです。債権者の無理な借り過ぎを防ぐため、2010年に施行されました。

消費者金融へ返済ができない場合に試したい3つの方法

様々な事情で消費者金融への返済が困難になる可能性があります。
返済できないからと放置すると、信用情報にキズがついたり、カードが利用停止になったりとよいことはありません。

ここでは消費者金融へ返済ができない場合に試したい方法を3つご紹介します。

1.消費者金融に相談する

返済が難しくなった場合、早めに借入を行っている消費者金融へ相談しましょう。
返済の意思があることを伝えることで、ぴったりの方法を提案してくれます。

例えば、元金の支払いは止め、利息のみ支払う方法などです。相談をせずに滞納した場合、督促の電話や手紙・訪問などを受ける可能性があります。

2.専門窓口に相談する

国や自治体が運営する借金に苦しむ人へ向けた窓口があります。
例えば法テラスや財団法人日本クレジットカウンセリング協会・消費者センターなどです。

また弁護士や司法書士に相談するのもよいでしょう。初回相談は無料で行っていることも多いので、ひとりで悩まず相談に乗ってもらいましょう。窓口によっては匿名でも相談できます。

3.債務整理を行う

債務整理とは、借金を減額したり余裕をもった返済計画に変更する手続きのことです。手続きは4種類あり、過払い金請求・任意整理・民事再生・自己破産があります。

弁護士や司法書士に相談し、自分にぴったりの方法を提案してもらうとよいでしょう。専門家への費用が不安であれば、法テラスで建て替えも行っています。

消費者金融の返済を早くするためにできる4つの節約方法

消費者金融からの借入を早く返済するためには、効率のよさが重要です。

しかしすぐに収入を増やしたりするのは難しいですよね。そんな時、一番簡単な方法は、現在の支出を見直すことです。ここではすぐにできる、借金を早く返すためのコツを解説します。

1.生活費が安く済む地域に引っ越しをする

生活費を浮かすために、物価や家賃が低い地域に引っ越す方法があります。
生活を切り詰めるのは精神的にもよくありません。

そのため家賃や物価の安い土地に引っ越しをし、浮いた生活費を返済に回すという方法です。月数千円~数万円を返済に充てるだけで、最終的な返済額に大きな差が出てきますよ。

2.格安スマホに変える

現在持っているスマホを格安スマホに変えるだけで、通信費を大幅に削減できるようになります。

特に大手キャリアを使っている人は検討してみましょう。ちなみに私は以前ソフトバンクからY!モバイルに変更したところ、スマホ代が3分の1程度になりました。使用感はそれほど変わらないので、おすすめです。

3.保険を見直してみる

昔の保険そのままにしていませんか?保険は意外と必要のない契約をしていることもあります。
いらない契約は失くしたり、似たような条件の安い保険へ乗り換えを検討しましょう。毎月の保険料が安くなる可能性があります。

4.副業をする

時間と体力に余裕があれば、副業をしてみるのもおすすめです。
日雇い派遣や短期バイトなど、できそうなことを探してみましょう。

クラウドソーシングサイトを使って自宅でできる仕事を探すのもいいですね。ただし、会社によっては、副業が禁止されていることもあります。今働いている会社の就業規則を確認してみましょう。

消費者金融への返済は少しの工夫で早く終わる

消費者金融への返済方法は、一括返済やリボルビング返済が基本です。

しかし、余裕のある時に任意返済をすることで、もっと早く完済することもできます。
早く返済するほどに支払う利息が少なく済むため、最終的にお得になります。

臨時収入やボーナスがあった時は、一括返済をし、借金をすっきりとさせるのもおすすめです。

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