クレジットカード

クレジットカードを解約した場合のデメリット

クレジットカードを解約するデメリットは?
クレジットカードの解約方法は?

クレジットカードは気軽に申し込めるため、いつの間にか複数のクレジットカードを所有しているという人は多いかもしれません。

しかし、時間が経過すると頻繁に利用するクレジットカードと滅多に利用しないクレジットカードが出てくるはずです。中には解約したいクレジットカードが出てくるでしょう。

そのような時のために、クレジットカードの解約方法や解約に最適なタイミングを紹介します。

併せて、どのカードを解約してどのカードを残すべきか、取捨選択のポイントも解説します。

FP監修者
森本 陽子
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)CFP認定者。自身の経験や知識を活かし、複雑なお金の仕組みや知識をわかりやすく解説しておりツイッターでの有益な呟きにも注目。

クレジットカード解約するデメリット

クレジットカードを解約することで起こりうるデメリットは、

  1. 短期解約は印象が悪くなる
  2. 年会費が返ってこない
  3. 貯めていたポイントが無効になる

①短期の解約は印象が悪くなる

クレジットカードは競争過多で各社ともに顧客囲い込みに力を入れています。中には顧客獲得のために新規会員に対して通常以上のポイントを付与するなど様々な特典を提供しています。

新規会員向けサービス目的で加入し、数か月経過し解約を繰り返せばお得なのでは…と考える人もいるでしょう。しかし、短期間でのカード申し込みや解約はおすすめしません。

クレジットカードやキャッシングの利用状況は信用情報機関に登録されています。実は登録されている項目にはクレジットカードの申し込みや解約条項も含まれているのです。

何度も短期解約する人に対してカード会社が優良な顧客でないと印象を持ちます。結果的にこのような人が新たなカードを申し込と審査が通りにくくなるのです。

②年会費が返ってこない

一度支払った年会費は解約しても返還されません。更新した翌月に解約しても同様です。年会費が必要なクレジットカードを解約する時は年会費を支払うタイミングを把握する必要があります。

③貯めていたポイントが無効になる

クレジットカードを利用して貯めていたポイントは解約すると無効になってしまいます。頻繁に、もしくは長年利用しポイントが貯まっていたカードを解約する時は使い切ってからのほうがよいでしょう。

クレジットカードを解約するメリット

クレジットカードを解約することで得られるメリットは、

  1. 新しいカード作りやすくなる
  2. 年会費の節約になる
  3. 詐欺の被害にあう可能性が低くなる

①新しいカード作りやすくなる

クレジットカードは気軽に申し込むことができますが、制限なしに何枚も所有できません。クレジットカードのトータルの利用可能額は利用者の給与額によって決められています。

これを「総与信額」といい、新たなクレジットカードを作ることによって総与信額を越えると審査は通ることがありません。

もし複数のクレジットカードを所有している人がカードを解約すると、その人の総与信額の枠に余裕が生まれます。そのため新しいカードを申し込むと審査が通りやすくなります。

②年会費の節約になる

年会費が必要なクレジットカードは、数千円から数万円の会費をカード会社に毎年支払わなければいけません。たとえそのカードを利用しなくてもです。年会費が必要なカードを解約すれば当然毎年の費用を支払う必要がなくなります。

③詐欺の被害にあう可能性が低くなる

クレジットカード本体には個人情報や利用情報が記録されています。また、物理的にカードがなくても会員番号や有効期限、セキュリティコードの情報さえあればWEBサービスで利用できます。

もし何らかの事情でクレジットカードの情報が流出した場合、不正利用の被害に合う可能性が高くなります。

所有しているクレジットカードを解約して枚数を減らせば、その分詐欺の被害に合う可能性が少なくなります。安心して生活を送ることができるでしょう。

クレジットカードの解約方法

クレジットカードを解約するための具体的な方法と、解約時の注意点を紹介します。

クレジットカードの解約は電話でOK

クレジットカードを解約するには、カード会社の受付窓口に電話をして解約の旨を伝えれば完了します。

電話での受付窓口は自動音声の場合もありますし、オペレーターが対応することもあります。カード会社によってはWEBサイトからの解約も可能です。

「解約の連絡をするとオペレーターから解約を再考するように説得されるのでは?」と考えるかもしれません。しかし強い引き留めはないのでご安心ください。

尚、解約時にはカード番号や暗証番号を申告する必要があるので手元にカードを用意したほうがよいでしょう。

クレジットカード解約時の注意点

クレジットカードの解約は簡単にできます。ただ、いざ解約をする時にはいくつか注意しなければいけないことがあります。

  1. 解約は本人でないとできない
  2. 営業時間内でないと解約を受け付けないこともある
  3. 解約したらカードを細断する

①解約は本人でないとできない

クレジットカードの解約の意向を伝えるのは基本的にカードの名義の人でないと解約が認められません。解約を電話で行う場合、家族や委託された人では解約を伝えても受け付けてくれないのでご注意ください。

②営業時間内でないと解約を受け付けないこともある

電話で解約を伝える場合、カード会社によっては営業時間内でないと受け付けていません。オペレーターが対応せず自動音声の場合でも、カード会社の営業時間でないと対応していないのです。

さらに、解約の受付は平日のみで、土・日・祝日は受け付けないという会社もあります。平日は忙しくて時間が取れない、という人はなんとか時間を捻出して連絡する必要があります。

③解約したらカードを細断する

解約したクレジットカードは無効になるからとそのままゴミ箱に捨てないでください。

カードの磁気テープやICチップには個人情報やカードの利用情報が記録されています。もし悪意のある人にこれらの情報を取得されると不正利用されてしまうでしょう。

解約したクレジットカードは磁気テープやICチップ、会員番号やセキュリティコードの部分を細断してから処分してください。

クレジットカード解約の前に確認すべきこと

クレジットカードは、解約する前には必ず行わなければいけないことがあります。解約した後に後悔しないように解約前のチェックすべきポイントを紹介します。

クレジットカード払いの変更は完了しているか?

公共料金やオンラインサービス、ECサイトにクレジットカードを登録している、という人はそのカードを解約する前には変更が必要です。

変更しないと登録したカードが解約によって無効になり、自動引き落としがストップします。支払う意思はあるのに未払いや延滞が発生してしまうのです。

未払い額がいくらなのか?

解約したいカードでリボルビング払いや分割払い、ボーナス払いを行っていた人は未払い金がいくらあるかを確認してください。クレジットカードは解約するとカード会社から残金の一括返済を求められます。

もし一括返済を延滞すると信用情報機関に延滞情報が記録されます。延滞情報が記録されると新たなクレジットやローンを申し込んだ際に審査が不利になります。

ETCカードや家族カードはないのか

クレジットカードに付帯しているカードを契約している人もいるでしょう。例えば、ETCカード家族カードなどです。

クレジットカードは解約すると付帯しているカードも同時に解約されます。付帯カードがある人は、なくなっても問題ないのかを考慮してください。

ポイントや電子マネーはどのぐらい貯まっているのか?

クレジットカードを解約すると貯まっていたポイントが消失するため、どのぐらい残っているかを確認してください。

また、電子マネーに関しては楽天Edyのように解約すると残高が残っていても無効になってしまうことがあります。解約する前に、カード会社の規定をきちんと確認しましょう。

年会費を支払うタイミング

年会費があるカードを解約する場合、前述した通り年会費は返還されません。いつまでに解約すれば年会費が不要なのかを確認することをおすすめします。

手元に置いておいたほうがよいカードとは?

クレジットカードの解約は複数所有しているうちのカードの一部で「全てを解約する」という人は少ないのではないでしょうか?

どのカードを解約してどのカードを手元に残しておくべきか、その特徴と理由を解説します。

VISAかMastercardのどちらか

クレジットカードは国際ブランドがあり、地域によっては利用できないブランドがあります(特に海外ではその傾向があります)。

国際ブランドのうち世界的にシェアが高いのはVISAカードとマスターカードなので、どちらかは手元に置いておきましょう。

このどちらかがあれば海外で困ることはありません。余裕があれば両方を所有していれば安心です。

信頼度の高いカード

ゴールドカードブラックカードのようにランクの高いカードは残しておくべきです。

ブラックカードは数万円の年会費が必要ですが、付帯するサービスは豊富で一般カードには備わっていません。

ランクが高いカードは審査も厳しいので所有していることによってステータスを得られます。

ランクの高いカードと同様に、銀行系のクレジットカードも信頼度、ステータスが高いので残しておくべきカードと言えます。

ポイント還元率の高いカード

ポイント還元率の高いクレジットカードも解約しないほうがいいでしょう。純粋にお得だからです。

注意しなければいけないのは、いくら還元率が高いカードでも年会費が必要であまり利用しなければ損になります。ポイント還元率と利用頻度、年会費の価格のバランスを考えてください。

年会費無料のカード

海外に行くことはない、ポイントも気にしないという人でも、現代社会ではクレジットカードを必要とする場面に遭遇しないとは言えません。クレジットカードを一枚は持っておけば便利です。

クレジットカードをあまり利用しないという人は、年会費無料のクレジットカードを保管しておけば、いざという時に役立ちます。

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