いっそのこと審査がないクレジットカードがあればいいのに…
過去に何らかの事故を起こしてしまったブラックリスト経験者はもちろん、誰でもクレジットカードの審査は緊張しますよね。
なるべく審査に落ちないように審査に通りやすいクレジットカードに申し込みしようと思う人も多いでしょう。
しかし、ネット上で審査が甘い、緩い、通りやすいと言われるクレジットカードの情報が正しいのかもわかりません。
そこで今回は、審査が甘いクレジットカードをその理由と共にランキングでご紹介します。
審査が甘いクレジットカードは本当にあるのか?
結論からお伝えすると審査が甘いクレジットカードはありません。そもそも本来、審査には甘いも辛いも緩いも厳しいもないのです。
では、なぜ審査が甘い、審査が緩い、審査に通りやすいクレジットカードという情報があるのでしょうか?
「審査が甘い」「審査がゆるい」などは、各クレジットカード会社の審査基準の違いを分かりやすく表現したにすぎません。
よく審査が甘いクレジットカードと勘違いされる1枚に「ACマスターカード」があります。

発行ブランド | Mastercard |
---|---|
申し込み資格 | 安定した収入と返済能力を有する方 |
ポイント還元 | 0.25% |
年会費(税込) | 無料 |
ACマスターカードは決して審査が甘いクレジットカードではありません。
ACマスターカードの申し込み資格は「安定した収入と返済能力を有する方」となっています。
クレジットカードは用途に関係なくお金を借りる、借金をする行為ですから誰にでも簡単に発行できるはずがないのです。
しかし、ACマスターカードは審査が甘いと勘違いされることが多いのは何故でしょうか?
答えは審査基準が異なるからです。
ACマスターカードの発行元は言わずと知れた消費者金融のアコムです。消費者金融と一般的なクレジットカード発行をしているクレジットカード会社では審査基準が異なります。
そのため、他のクレジットカード会社の審査には落ちたのに、ACマスターカードの審査だけは通ったという事象が起きます。その結果、ACマスターカードの審査は甘いと勘違いされてしまうということです。
また、学生や主婦が作れるクレジットカードも審査が甘い、審査に通りやすいと言われることが多くあります。これも一般的に収入がないまたは、不安定な学生や主婦が審査に通るということは、審査が甘い、緩い、通りやすいと思われているのでしょう。
クレジットカード会社にもよりますが、学生や主婦に発行しているクレジットカードの中には、一般の審査基準とは別に学生や主婦向けの審査基準を持っていることがあります。
このように審査基準が各社異なることはあっても、誰でも簡単に審査に通るような甘々な審査をしている会社はありません。
「緩い審査で誰でもOK!」「ブラックでも審査に通る!」などの謳い文句があったら、それは危険です。
そうはいっても審査に落ちたら困る、落ちたくないと思いますよね。そんな方のために、審査に通るためのコツをご紹介しますので、参考にしてください。
「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード」は最短5分で発行

発行ブランド | AMEX |
---|---|
申し込み資格 | 18歳以上 |
ポイント還元 | 0.5%~3.0% |
年会費(税込) | 1,100円 ※初年度無料 ※年1回以上利用で翌年無料 |
昨今主流となりつつあるナンバーレスデジタルカードが最短5分で発行可能なセゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードです。
AMEXブランドですが、18歳以上の連絡可能な方を申込対象としているため、主婦や学生でも申込ができます。
AMEXのプロパーカードと異なりセゾンアメックスは流通系カードなうえ、収入や勤務形態に対する条件がないことから、審査難易度も決して高くはないでしょう。
デジタルカードは最短5分、プラスチックカードでも最短3営業日と急な発行に対応している点もおすすめです。
「ライフカード」は信販系の中では審査に通りやすい

発行ブランド | VISA、Mastercard、JCB |
---|---|
申し込み資格 | 18歳以上 |
ポイント還元 | 0.5% |
年会費(税込) | 無料 |
消費者金融のアイフルの子会社となったライフカード株式会社ですが、サービスや審査内容は別会社として行っています。
そのため、ライフカードは消費者金融系ではなく信販系に分類されると考えておきましょう。
信販系と聞くと「審査が厳しいのでは?」と不安になるかもしれませんが、信販系の中でもライフカードは審査に通りやすいカードです。
ライフカードの審査は、基準に満たない人を審査に落とすのではなく、申込者に応じた利用枠の設定をすることで審査に通りやすくしています。
「ビックカメラSuicaカード」は流通系の審査難易度と考えてよい

発行ブランド | VISA、JCB |
---|---|
申し込み資格 | 18歳以上 |
ポイント還元 | 1.0% |
年会費(税込) | 524円 ※初年度無料 ※年1回以上の利用で翌年無料 |
ビックカメラSuicaカードは、審査が厳しいと言われる交通系と審査の甘さに定評がある流通系が合体したカードです。
審査や審査結果の状況を見る限り、ビックカメラSuicaカードの審査は流通系の審査難易度と考えてよいでしょう。
交通系部分はかなり審査基準が高く感じるビューカードですが、ビューカードとは思えないほど審査通過率が高いのがビックカメラSuicaカードです。
年会費優遇もビューカードでは珍しく、保有価値の高いクレジットカードと言えるでしょう。
「三菱UFJカード VIASOカード」無職でなければ申し込みが可能

発行ブランド | Master card |
---|---|
申し込み資格 | 18歳以上の方(高校生を除く) |
ポイント還元 | 0.5%~1.0% |
年会費(税込) | 無料 |
三菱UFJカード VIASOカードは三菱UFJニコスが発行するクレジットカードの中でも審査に通りやすいことで定評のあるクレジットカードです。
基本的に、無職でなければ申し込みが可能という国内のクレジットカード最低申込条件しか設けられていません。
但し、発行元となるNICOS(三菱UFJニコス)は老舗信販会社ということもあり過去の社内情報を多数保有しています。
ニコスで契約した物品や車のローン払いで長期の滞納や事故があった方は厳しい審査となる可能性を考えた方が良いでしょう。
「三菱UFJカード」プロパーカードと比較すると審査に通りやすい

発行ブランド | Mastercard/Visa/JCB/AMEX |
---|---|
申し込み資格 | 18歳以上29歳以下(高校生を除く) |
ポイント還元 | 0.5%~5.5% ※グローバルポイントの金額相当額表記は、1ポイントあたり5円相当の商品に交換した場合です。交換商品により、換算額が異なります。 |
年会費(税込) | 1,375円 ※初年度無料 ※学生は在学中無料 ※年20万円以上利用+Web明細登録で翌年無料 |
三菱UFJニコスが発行する三菱UFJカードは、若年層向けクレジットカードでありながら、券面の重厚感を維持した人気の高いクレジットカードです。
クレジットカードの中でも銀行系に属するカードは審査が厳しいことで有名ですが、三菱UFJカードは若年層向けということもあり、その他の三菱UFJニコスが発行するプロパーカードと比較すると審査に通りやすい傾向があります。
特に在学中の学生は携帯電話料金の滞納など明らかなマイナス要因がない限り、審査に通ることはさほど難しくないおすすめのクレジットカードです。
審査が緩めのリボ専用カードもおすすめ
リボ専用クレジットカードは、一般のクレジットカードと比較して審査に通りやすい傾向があります。
リボ専用クレジットカードは、利用分がすべて自動的にリボ払いになるため、好んで利用する人はそう多くありません。
しかし、クレジットカード会社にとっては定期的にリボ払い手数料を請求できる儲かるカードです。
クレジットカード会社が発行したいクレジットカードということになります。
ブラックリストの人や家族も含めて無収入の人が審査に通ることはありませんが、一般的なクレジットカードよりは審査に落ちる可能性が低くなります。
セディナカードJiyu!da!

発行ブランド | VISA、Mastercard、JCB |
---|---|
申し込み資格 | 18歳以上 |
ポイント還元 | 0.5% |
年会費(税込) | 無料 |
SMBCファイナンスサービス株式会社が発行する信販系クレジットカードです。
ただし、前身はダイエーのOMCカードであったため、流通系カードらしい発行しやすさもそのまま特徴として残しています。
セディナカードだけでなく、月々の支払額や支払い方法を自由に決められるセディナカードJiyu!da!も使いやすく人気があります。
どちらも年会費は無料でVISA、Mastercard、JCBブランドでの発行が可能です。
発行までの期間は審査終了次第となっており、カードの種類や申し込みの方によって要する日数に違いがありますが、口コミによると審査に3日程度、受取までには7日程度という方が多いようです。
審査状況はサイトから確認できますので、進捗は常に把握できそうですね。
※株式会社セディナは、SMBCファイナンスサービス株式会社と合併し社名を変更しました
無職だと審査が甘いところでもクレジットカードは作れない?
専業主婦(主夫)や学生は無職でもクレジットカードを作れる
無職でもクレジットカードを作るには条件があります。
1つは専業主婦(主夫)で、扶養者がいて扶養者の収入が十分であれば専業主婦(主夫)でもクレジットカードを作ることは可能です。
また、学生であれば無職でも有職でもクレジットカードを作ることができます。
学生向けカードなら、学生でさえあれば問題なく審査が通ります。
ただし、高校生はクレジットカードを作ることができず、未成年はクレジットカードを作る際に親権者の同意が必要となるため、事前に両親に相談する必要があります。
家族カードを追加発行してもらう
家族カードは他にクレジットカードを契約している方に付帯して追加発行してもらうことができるクレジットカードで、契約者の家族であれば利用することができるカードとなります。
家族カードは契約者の審査が通っていれば自分が無職でも利用することができ、機能も普通のクレジットカードと変わらないため、家族の中に家族カードが追加発行できるクレジットカードを持っている方がいるなら家族カードを発行してもらうのも1つの手段となっています。
クレジットカードの審査に通るためのコツ!
先に解説した通り、金融ブラックの方など、一部の方はどんなに秘策を講じてもやはり発行は不可能です。
しかし、属性に多少不安がある方も、いくつかの点に注意して申し込めば、審査に通る確率が高まりますよ!
- キャッシング枠は希望しない
- 入会キャンペーンを利用する
- 審査に通りやすい時期を狙う
- 申し込み情報は正確に申告する
- 無収入の人は家族の収入を申告する
- 一度に複数のクレジットカードに申し込まない
①キャッシング枠は希望しない
キャッシング枠を希望しないことで、審査に通りやすくなります。
ショッピング枠とキャッシング枠では法律が異なり、キャッシング枠を付帯させることで、審査内容が変わってくるからです。
キャッシング枠が大きくなるほど、審査は厳しくなると考えてよいでしょう。キャッシング枠を入会後検討、または最も低い額にしておくことで通過確率が高まります。
カード発行後キャッシング枠を変更できるか確認しておくと安心でしょう。
②入会キャンペーンを利用する
入会キャンペーンでは、審査に通りやすくなっている可能性が高いです。
これは、カード会員獲得のために実施しているイベントなので、クレジットカード会社が可能な範囲で柔軟な審査を行うからです。
特に店頭でスタッフが勧誘をしているようなキャンペーンは、その場で仮カードを発行するなど、かなりカード発行に前向きなのでチャンスだと思ってよいでしょう。
尚、キャンペーンを通して入会すると入会ポイント付与や初年度年会費無料などの特典が得られます。
③審査に通りやすい時期を狙う
クレジットカードの目標会員数を達成するなどの理由で、審査に通りやすい時期があります。
どのクレジットカードでも会員を獲得したい時期には、承認率が上がる傾向があるのです。
カード会社は3月決算のところが多く、この場合、2月~3月に会員数を増やし、経営の目標値を達成する必要に迫られることが想定できます。
また、忙しい時間帯や曜日は審査担当者により審査結果が思わぬ方向に傾くことがあります。
審査件数が多かったり、急いで審査結果を出さなければならなかったりする場合、審査担当者がじっくり審査できないからです。
申込内容により即審査を通せる場合と、詳細まで調査して結果を出さなければならない場合があります。
後者の場合、時間をかけて審査をすることで審査落ちを回避できることもあれば、逆に審査に落ちることもあります。
どちらに転ぶかは担当者により異なりますが、このような第三の要因が審査に影響を与える可能性があることも知っておくと良いでしょう。
④申し込み情報は正確に申告する
申し込み時に誤った内容を申告することは、虚偽申告と見なされて審査に落ちる原因になります。
誤った内容の申告は、単純な入力ミスと審査に通りたいという下心による虚偽申告にわかれます。
しかし、審査担当者は誤った理由を判断する方法がないため、単純ミスであっても審査にマイナスの影響を与えてしまうのです。
そもそもクレジットカード審査は申込者の信用度を計る目的をもって実施しているので、申告内容の誤りで信用できない人物と疑われても仕方ないでしょう。
尚、入力が任意となっている項目もきちんと申告することで、スコアリング審査の際に加点されることがあります。
必須項目だけ記入すればいいとは考えず、すべての項目を正確に、正直に入力しましょう。
⑤無収入の人は家族の収入を申告する
申込者本人が学生や専業主婦などで収入がない場合、家族の収入を申告しましょう。
本人収入がない場合も申し込みできるクレジットカードは、世帯主をはじめとする家族の信用情報を元に審査をします。
何も申告しなければ、支払能力なしとして審査に落ちてしまいます。
正しく家族の収入を申告することで審査が進みやすく、正確な審査結果を出すことができます。
⑥一度に複数のクレジットカードに申し込まない
同時期に複数のクレジットカードに申込をする行為が審査落ちの原因になります。
どうしてもカードが欲しい!と思って、審査に通らなかった時のために目につくクレカにどんどん申し込んでいませんか?
と考えてやみくもに申し込むと逆効果なのです。
多重申し込みの理由が「お金に困っているから。」と判断される可能性があるからです。
お金に困っている人を審査に通せば、後々回収不能になる危険性がありますよね。
クレジットカード会社が審査に利用している信用情報機関は、日本国内に3社あるうちの1社または2社で、多くが同じ機関を利用しています。
信用情報機関には、申し込みや発行、審査や審査結果、返済状況などが最短6か月すべて記録されています。
別のクレジットカード会社の審査で否決の記録があると同じ結果になりやすいのです。
クレジットカードの種類によって審査難易度が違う
クレジットカードの種類や系統により、審査難易度が異なることを知っていますか?
クレジットカードは、直接クレジットカードブランドが発行している「プロパーカード」と、クレジットカード会社と信販会社や百貨店などが提携している「提携カード」があります。
この2種を比較するとプロパーカードは審査が厳しく、提携カードは審査が甘い傾向があるのです。
この難易度の違いからプロパーカードを保有していることは、1つのステータスとされています。
また、発行元により分類される系統も審査難易度に関係します。
審査難易度が低い順に並べると下記のようになります。
消費者金融系 < 流通系 < 信販系 < 交通系 < 銀行系
尚、ネット銀行は口座の有無やメインバンクとして利用しているか、給与振込口座に設定しているかなどの点を重視して審査することが多いため、メガバンク系のクレジットカードより発行しやすいといわれています。
審査に不安がある人、審査が甘いクレジットカードを求めている人は消費者金融系や流通系のクレジットカードを選ぶことをおすすめします。
昨今では、これらの系統が複合したクレジットカードも出てきています。
ランキングでご紹介したビックカメラSuicaカードは、審査が厳しい交通系ビューカードと審査が甘い流通系のコラボです。
このような場合は、審査をどこが担当しているかを確認するとどちらの系統の難易度かわかるでしょう。
流通系カードの審査が甘い理由はターゲットにあり
流通系カードの審査が甘い理由は、所得が低めの方も使いやすいことを狙って作られたからです。
日常に密着した日用品や食料品などを現金感覚で決済する、この基本が流通系カードにあります。
流通系カードの発行元は、自店や自社グループ店でたくさん利用してもらいたいと考えているので、審査のハードルが低くなっています。
これら日用品や食料品を頻繁に購入する層は、主に主婦層であり、安定した高収入のサラリーマンではありません。
元々のターゲットが安定収入のないことが多い主婦層にあるので、審査難易度をあげては会員数が増えませんよね。
尚、流通系カードを選ぶときのポイントは、自分がよく買い物をするお店のクレジットカードであるか、ということでしょう。
例えばイオンカードセレクトは、イオングループでお得に使える特典を豊富に持ったクレジットカードなので、イオングループであまり買い物しないなら意味がありません。
審査に通りやすい、審査が甘いクレジットカードを選ぼうとするあまり、利用頻度の低い店舗系列のクレジットカードを作ってはもったいないのです。
せっかく緊張して審査を受けるのであれば、自分が最大限に生かせるクレジットカードに申込することをおすすめします。
審査で重視される個人信用情報機関の情報
クレジットカードの審査は、申込時の本人申告情報の他、個人信用情報機関に蓄積されている情報が重視されます。
個人信用情報機関には、その名の通り個人の信用に関わる情報が多数記録されているのです。
日本国内にある信用情報機関は下記の3社です。
KSC(全国銀行個人信用情報センター) | 主に銀行が利用する信用情報機関。銀行系クレジットカードの審査に利用されることが多い。 |
---|---|
JICC(株式会社日本信用情報機構) | 消費者金融系の情報機関が母体となっており、主に消費者金融が利用する。 |
CIC(株式会社シーアイシー) | 主に信販系カード会社が利用する信用情報機関。主要クレジット会社39社の共同出資により設立されている。 |
このように各個人信用情報機関には特徴がありますが、クレジットカードの審査では、JICCとCICの双方を利用することが多いです。
個人信用情報機関には、クレジットカードやローンなど金融商品の申込や審査の履歴、結果、過去6か月間の支払状況が記録されています。
また、過去に金融事故でブラックリストに登録されている場合は5年~10年間記録が残っており、これらの情報を確認しながら審査が行われます。
個人信用情報機関の記録は、本人が必要な手続きをすれば照会が可能です。
審査に落ちた場合、カード会社はその理由について開示することはありません。
自分では意識していないような延滞などが原因で審査に落ちていることもあるのです。
自分で審査に落ちた原因に思い当たる点がない場合は、個人信用情報機関に記録開示請求をすると良いでしょう。
よくある質問
クレジットカードに関わらず金融商品の審査に落ちた場合、その原因について本人へ伝えられることはありません。すべてのクレジットカード会社共通のことです。どうしても審査落ちの原因を知りたい場合は、自分で個人信用情報機関の情報を開示してみると何かわかるかもしれません。
歴史が浅いクレジットカード会社の審査がすべて甘く、誰でも審査に通るということはありません。しかし、新しいクレジットカード会社は、自社に蓄積している情報が少ないため、審査に落ちにくいという可能性はあります。
歴史が長くクレジットカード以外にも車や商品のローンなどを提供している会社は、それらの情報も審査に利用するため、歴史の浅いクレジットカードよりも審査に落ちる可能性が高くなることはあるでしょう。
クレジットカードの申込時に選択するVISAやMastercardなどの国際ブランドにより、審査が厳しくなったり、甘くなったりすることはありません。クレジットカードの審査に国際ブランドはかかわっていないからです。
支払遅延や金融事故、多重申込などによる審査落ち条件はどのクレジットカード会社もさほど変わりません。しかし、その他の細かい審査基準は各クレジットカード会社により定められているため、会社ごとに異なります。また、申し込みしたクレジットカード会社との間で過去に延滞や事故があった場合は、半永久的にそのクレジットカード会社の審査には通らないことがあります。自社で発生した事故情報は、半永久的に社内ブラックリストとして記録が残ることが原因です。
まずはすぐにカード会社に連絡をして、事情を説明しましょう。先に解説している通り、単純な入力ミスであっても虚偽申告と見なされる可能性があります。なるべく早くケアレスミスであることと、正しい情報を伝えることで虚偽申告ではないことが伝わるでしょう。
審査をせずに発行されるクレジットカードは世界中どこを探してもないでしょう。審査を受けたくないのであれば、銀行口座から利用額が即時引落となるデビットカードを利用すると良いでしょう。デビットカードはほとんどの場合、審査がないか、あっても簡単な審査なので落ちる心配がありません。
必ず審査に通る方法はありません。先に解説している通り、各クレジットカード会社により審査基準が定められており、その内容は公開されていません。年収や勤続年数などの属性が影響をすることはわかっていますが、年収〇〇〇円以上、勤続年数〇〇年以上なら確実に審査に通るなどの情報もありません。
学生や主婦でも申込可能なクレジットカードでは、世帯年収を審査の判断基準としている場合がほとんどです。学生や専業主婦本人に支払能力がないことは誰でもわかることですので、元より世帯でカード代金に使える収入があるのかどうかを審査するのです。そのため、学生や専業主婦であっても申告できる世帯年収がない場合は、審査に落ちる可能性も十分にあります。
学生で申し込みした場合は、上で解説した通り世帯年収が審査対象になり、アルバイトで申し込みした場合は本人年収が審査対象になります。個人の環境によりどちらで申し込みした方が良いかはわかれるでしょう。学生の場合は学生限定のお得なクレジットカードに申込できるメリットがありますので、その点も考えてみると良いでしょう。