仮想通貨(暗号資産)やビットコインがニュースに登場する機会が多くなり、仮想通貨(暗号資産)の取引を実際にしてみたいという方が増えてきています。
いざ取引を始めようと思って仮想通貨(暗号資産)の取引所について調べてみても、結局どこの取引所を使えばいいのかわからずに、困っている方も多いでしょう。
今回はそんな仮想通貨(暗号資産)取引を初めてやる方に向けて、おすすめの取引所を紹介しています。
取引所のチェックポイントや選び方などもわかりやすく解説しますので、今までわからず挫折してきた方も必見です。
初めての仮想通貨(暗号資産)取引で損をしたくない方は、ぜひこの記事をご覧ください。
取引所 | 取扱通貨数 | レバレッジ | 取引手数料 | 入金手数料 | 出金手数料 |
---|---|---|---|---|---|
bitFlyer | 15 | 2倍 | 【ビットコインの例】 ・ビットコイン簡単取引所 ・Lightning 現物(BTC/JPY) 約定数量 × 0.01 ~ 0.15%(単位: BTC) ・ビットコイン販売所 ・Lightning FX/Futures 無料 |
銀行振込 : 無料 クイック入金 住信SBIネット銀行 : 無料住信SBIネット銀行以外 : 330円 |
220~770円 |
Coincheck | 17 | 取扱いなし | 無料 ※販売所は0.1〜5.0% (カバー先又は当社取引所の価格に対して)の手数料相当額あり |
銀行振込 : 無料 コンビニ入金 : 770円~ クイック入金 : 770円~ |
407円 |
GMOコイン | 20 | 2倍 | ・取引所(現物取引) Maker:-0.01% Taker:0.05% ・販売所:無料 取引所(レバレッジ):無料 |
無料 | 無料 |
DMM Bitcoin | 14 | 2倍 | 現物取引:無料 BitMatch取引手数料:仮想通貨によって異なる レバレッジ手数料:ポジション金額の0.04% / 日のレバレッジ手数料がロールオーバー時に発生 |
無料 | 無料 |
SBI VCトレード | 7 | 2倍 | 現物取引:無料 レバレッジ手数料:仮想通貨によって異なる |
無料 | 無料 |
おすすめ仮想通貨(暗号資産)取引所5選
まずは、当サイトがチョイスした初心者におすすめの仮想通貨(暗号資産)取引所ランキングを紹介していきます。
第1位 bitFlyer(ビットフライヤー)

・国内トップクラスの取引量
・約定力が高い
・セキュリティに定評がある
第1位はbitFlyerです。bitFlyerは日本の主要メガバンク(三菱UFJキャピタル、みずほフィナンシャルグループなど)から出資を受けている国内でも有数の取引所です。
bitFlyerは初心者にとって理解しやすい「販売所」と「ビットコイン簡単取引所」そしてレバレッジ取引ができて条件注文も可能な「bitFlyer Lightning」を提供しています。
約定力と安全性の高さには定評があり、信頼性を重視したい方には特におすすめの取引所です。
取扱い仮想通貨 | 15通貨 |
---|---|
レバレッジ | 2倍まで取引可能 |
取引手数料 | ※ビットコインの例 ・ビットコイン簡単取引所 ・Lightning 現物(BTC/JPY) 約定数量 × 0.01 ~ 0.15%(単位: BTC) ・ビットコイン販売所 ・Lightning FX/Futures 無料 |
入金手数料 | ・銀行振込 : 無料 ・クイック入金 住信SBIネット銀行 : 無料 住信SBIネット銀行以外 : 330円 |
出金手数料 | 220~770円 |
第2位 Coincheck(コインチェック)

・操作が簡単なアプリで初心者でも使いやすい
・取り扱い通貨数が業界最多
・ビットコインの手数料が無料
ランキング第2位は「コインチェック」です。
コインチェックは2021年12月時点で、スマホアプリの累計ダウンロード数は476万を記録していて、日本国内のトレーダーから圧倒的な支持を集めています。
2018年1月に大規模なハッキング事件(参考:コインチェック事件)に見舞われましたが、東証一部上場のマネックスグループの傘下で、経営再建を図りユーザーから信頼を獲得しています。
17通貨に対応していて、コインチェックにしか無い銘柄もあります。
仮想通貨(暗号資産)積立などユニークなサービスも行なっていて、迷ったらコインチェックで口座を開設しておけば間違いないでしょう。
取扱い仮想通貨 | 17通貨 |
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レバレッジ | 取扱いなし ※2020年3月13日でサービス終了 |
取引手数料 | 無料 ※販売所は0.1〜5.0% (カバー先又は当社取引所の価格に対して)の手数料相当額あり |
入金手数料 | 銀行振込 : 無料 コンビニ入金 : 770円~ クイック入金 : 770円~ |
出金手数料 | 407円 |
第3位 GMOコイン

・4種類の取引サービス
・売買手数料はマイナスになることもある
・貸し仮想通貨(暗号資産)も提供
GMOコインは、東証一部上場のGMOインターネット株式会社のグループ会社であるGMOコイン株式会社が運営する暗号資産取引所です。
同じグループが運営しているGMOクリック証券は、FX取引高世界第1位※を取得。
このGMOクリック証券で培った金融サービスのノウハウが、GMOコインにも活かされています。
GMOコインでは、入出金・送金・取引の際に発生する手数料が全て無料です。
さらに、取引所売買手数料はメイカー取引(指し値注文)にマイナス手数料を採用しています。
これは、取引の際に本来は支払うべき手数料が報奨金としてトレーダーに付与される仕組みで、指値注文を出すとお金がもらえる仕組みです。
さらに「貸仮想通貨(暗号資産)」を提供しているので、ユーザーは保有資産を貸し出して金利を稼ぐことができるというユニークなサービスも提供しています。
※ ファイナンス・マグネイト社調べ2020年1月~2021年12月
取扱い仮想通貨 | 20通貨 |
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レバレッジ | 2倍まで取引可能 |
取引手数料 | ・取引所(現物取引) Maker:-0.01% Taker:0.05% ・販売所:無料 ・取引所(レバレッジ):無料 |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 無料 |
第4位 DMM Bitcoin
DMM Bitcoinの特徴は以下の通りです。
・日本最大級の大手取引所
・充実した取引ツール
・LINEを使った手厚いカスタマーサポート
DMM BitcoinはDMM.comのグループ会社です。
DMMグループがこれまでFXブローカーをはじめとした金融サービスで、培ってきたノウハウを活用し、
金融商品取引経験のある投資家が利用しやすいサービスを提供していることが特徴です。
そのノウハウが特に出ているのが取引ツール。
直感的に操作ができる取引ツールは仮想通貨(暗号資産)初心者でも簡単に取引ができるでしょう。
DMM Bitcoinで日本円の「クイック入金」を利用する場合、24時間365日いつでも利用可能です。銀行手数料も含めて入金手数料が無料になります。
DMM Bitcoinで日本円の「クイック入金」を利用する場合、24時間365日いつでも利用可能です。銀行手数料も含めて入金手数料が無料になります。
また、仮想通貨(暗号資産)の入出金にかかる手数料も無料と便利なのも魅力の1つです。
LINEを使った24時間対応のサポートで、仮装通貨初心者でも安心して使うことのできるおすすめ取引所です。
取扱い仮想通貨 | 15通貨 |
---|---|
レバレッジ | 2倍まで取引可能 |
取引手数料 | 現物取引:無料 BitMatch取引手数料:仮想通貨によって異なる レバレッジ手数料:ポジション金額の0.04% / 日のレバレッジ手数料がロールオーバー時に発生 |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 無料 |
第5位 SBI VC Trade(エスビーアイブイシー)
・1回の最小取引単位が約500円
・住信SBIネット銀行は24時間365日振込手数料無料
・取り扱い仮想通貨(暗号資産)は3種類
初心者におすすめ取引所第5位は「SBI VC Trade」です。
SBI VCトレードはグループ会社である住信SBIネット銀行との連携や3種類の暗号資産に絞った取扱銘柄、セキュリティ体制をもつサービスが提供されているため、主要取引通貨に集中したい初心者におすすめの取引所となっています。
住信SBIネット銀行からの送金で手数料は完全に無料になります。
そんなSBI VC tradeですが、使い勝手は他社に劣るのが正直なところです。
入金手段も住信XBIネット銀行以外の手数料が比較的高いなど、今後のサービス改善が望まれる取引所といえます。
取扱い仮想通貨 | 7通貨 |
---|---|
レバレッジ | 2倍まで取引可能 |
取引手数料 | 現物取引:無料
レバレッジ手数料:仮想通貨によって異なる |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 無料 |
【初心者でもカンタン】暗号資産(仮想通貨)の始め方
暗号資産(仮想通貨)と聞くと「難しそう……」「自分には無理かも……」と不安になる人もいるかもしれませんが、難しいことはありません。
特に株式投資やFXの経験がある人なら、問題なく口座を開設できるでしょう。
ここでは口座開設に不安を感じている人に向けて、暗号資産の始め方、口座開設の仕方を解説します。
必要書類を準備する
暗号資産取引所で口座を開設する場合、メールアドレスに加えて本人確認書類が必要です。
本人確認書類として提出できる書類は取引所によって異なりますが、主に以下のような書類を提出できます。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 健康保険証
- パスポート など
口座を開設する
書類の準備ができたら、取引所の公式ホームページから口座開設の申し込みを行いましょう。
氏名・住所・電話番号などの個人情報や収入面の告知に答えた後、用意していた本人確認書類をWEBでアップロードします。
ちなみに、取引所によって取引できる通貨に違いがあり、サーバダウンが起こるリスクもあります。
取引できる通貨の数を増やしてサーバダウンしても取引できるように、2つ以上の取引所で口座を開設するのがおすすめです。
日本円を入金する
口座開設後は、取引に使うための日本円を口座に入金します。
入院はブラウザもしくは専用アプリで、主に「クイック入金」「銀行振込」などの方法で行います。
入金額が反映されるまでに、遅いと数時間以上の時間がかかる場合もあるため、できるだけ早めに入金手続きを行うことをおすすめします。
また、入金先の口座や必要情報を入力しないと、入金までにもっと時間がかかる事があるため注意が必要です。
経験した、入金の失敗例を紹介します。
コインチェックでは「銀行振込」で入金する際、GMOあおぞらネット銀行か住信SBIネット銀行のどちらかを選択するのですが、それぞれ必要な入力項目に違いがあります。
私は住信SBIネット銀行を選択したのですが、振込人名義にユーザーIDを加えるルールがあるのを見落としていました。(例:「4987709 登録カナ氏名」)
いつまで経っても入金されないので見返したことで発覚し、「日本円入金専用フォーム」で問い合わせを行ったのですが、実際に確認が取れて入金されるまでに半日以上かかりました。
実際に暗号資産を購入してみる
入金ができたら、その金額までの暗号資産を売買できます。
取引所では手数料以外に買値と売値の差額(スプレッド)もかかるため、その点を理解したうえで売買を進めてみましょう。
最初は取引量も多く、比較的値動きが安定している「ビットコイン(BTC)」「イーサリアム(ETH)」などがおすすめです。
初心者が取引所を選ぶ際に大切なポイントとは?
ここまで、おすすめの取引所についてみてきました。仮想通貨(暗号資産)取引所はそれぞれが非常に個性豊かです。
ここでは、初心者の方向けの口座選びのポイントを解説します。
仮想通貨(暗号資産)取引所選びで、重視しなければならないポイントは、大きく分けると以下の3つです。
・手数料の安さ
・最低発注数量の少なさ
・取引所の安全性
上記3種類の項目の見る視点についてご説明します。
また、それぞれの項目で優れているおすすめ業者と特徴を紹介していきます。
手数料の安さ
仮想通貨(暗号資産)を取引する上で最初に気になるのが手数料の安さです。
取引をする上では、少しでも多くの利益を得たいと思うもの。
仮想通貨(暗号資産)の取引で継続的に利益をあげるのは手数料を抑える必要があります。
仮想通貨(暗号資産)取引で発生する手数料には、取引所の取引手数料、販売所の売買価格差(スプレッド)、レバレッジ取引における「ポジション管理料」、日本円の入出金手数料、仮想通貨(暗号資産)の出庫手数料などがあります。
取引所の中には入金だけでも700円ほどかかる取引所もあれば、無料の取引所も存在します。
出金も同様で、手数料無料のところがある一方、取引額の何%かが発生するところもあります。
1回の手数料は小さくても何度も取引をすれば大きな金額になってしまうので注意しましょう。
取引手数料が安い取引所はコインチェック
取引手数料が安くておすすめの取引所はコインチェックです。
コインチェックは「取引手数料」「入金手数料」が無料です。
また、口座開設やその維持に一切手数料がかかりません。
つまり、口座を保有しているだけならばお金は一切かからないということ。
仮想通貨(暗号資産)での取引を考えている方は、コインチェックの口座を開設しておいて損は無いでしょう。
最低発注数量の少なさ
続いては最低発注数量の少なさが挙げられます。最低発注数量が少なければ少ないほど、安い金額で取引を開始できるのです。
初心者のうちから大きな金額を取引したくないという方は、最低入金額をチェックしておくといいでしょう。
それでは、最低発注数量の少なさでみるおすすめ取引所を発表します。
最低発注数量の少ない取引所はbitFlyer
最低発注数量が少なくておすすめの取引所は「bitFlyer」です。
ビットフライヤーの最低発注数量は以下のように設定されています。
- ビットコイン 0.00000001BTC
- イーサリアム 0.00000001ETH
- イーサリアムクラッシック 0.00000001ETC
- ライトコイン 0.00000001LTC
- ビットコインキャッシュ 0.00000001BCH
- モナコイン 0.00000001MONA
- リスク 0.00000001LSK
- リップル 0.000001XRP
- ベーシックアテンショントークン 0.00000001BAT
- ネム 0.000001XEM
- ステラルーメン 0.0000001XLM
- テゾス 0.000001XTZ
ビットフライヤーの最低購入金額は、どの仮想通貨(暗号資産)でも1円未満。
入金金額も1円以上となっていますので、極端な言い方をすれば、1円あればビットコインが購入できることになります。
少額から仮想通貨(暗号資産)取引をはじめたいならbitFlyerでの口座開設をしてみてはいかがでしょうか。
取引所の安全性
仮想通貨(暗号資産)やビットコインというと、どうしても安全性が心配になりますよね。
大事な資産を預ける取引所は何よりも信頼できる会社であることが絶対条件です。
安全性をみる指標として、「運営会社はどこなのか。」「上場企業や、他金融系サービスを展開している企業なのか。」という視点を持っておくといいでしょう。
運営企業があまり有名でなく資本力が弱い会社だと、万が一ユーザーの資産が消失した際に補償が行われない可能性があったり、
そもそも運営が倒産してしまえばユーザーの資産が返ってこなくなる可能性すら考えられます。
また、過去にハッキングの問題がないかなどセキュリティのリスクも確認しておくと良いでしょう。
アプリ・ツールの使いやすさ
取引所を選ぶにあたって「自分に合っているか」「使いやすいか」は重要な判断材料になります。
特にスマホアプリは外出先でも自宅でも眺める時間が長いため、使い勝手が悪いと取引効率が低下し、利益に影響が出る可能性も否定できません。
仮想通貨は24時間常に相場が動いているので、いつでもどこでも操作ができるスマホアプリを使う機会は少なくありません。
スマホでの取引環境を整えておくことは、利益のチャンスを多くする意味で大きな武器になります。
暗号資産(仮想通貨)取引所選びではスマホアプリが用意されているかはもちろん、アプリが使いやすいかをチェックするようにしましょう。
たとえばコインチェックのアプリを開くと17種類の通貨が一覧で並び、過去のチャートや現在の価格がひと目で分かるようになっています。
吹き出しマークを押すとチャット機能も利用でき、通貨を取引しているユーザーの生の声をリアルタイムで確認することも可能です。このような機能性が高く・使いやすいアプリであれば、投資の判断も素早く行えるでしょう。
また、スマホアプリのセキュリティもPCとは別にチェックしておきましょう。
外出先で紛失し、誰かに拾われてしまう可能性もゼロではありません。
スマートフォンを紛失すれば暗号資産の盗難リスクもあります。スマートフォンに自分でパスコードを設定することはもちろん、二段階認証を設定できるかは十分に注意してチェックしましょう。
取引量の多さ
暗号資産(仮想通貨)の取引所を選ぶ上で、取引量が多いところを選ぶことも大切です。
取引量が多いと流動性が高くなり、狙ったタイミングで売買しやすくなるメリットがあります。
取引量が少ないと狙った価格で約定できず、売買タイミングを逃してしまうことが考えられます。
今回紹介した5社はどこも多くのユーザーを抱えており、流動性に問題ありません。
気になる人は、その中でもできるだけ多くの口座が開設されている取引所を選びましょう。
取引の種類で選ぶ(販売所・取引所の有無)
実は暗号資産(仮想通貨)のなかでも、暗号資産の取引に利用できるサービスが異なります。
基本的な取引サービスとしては「取引所」「販売所」がありますが、どの取引所でも両方を扱っているとは限りません。
【取引所とは】
「ユーザー同士で価格を出し合って売買する場所」
【販売所とは】
「ユーザーが業者の提示した価格で取引する場所」
仮想通貨取引所によっては、両方を扱っておらず、片方しか扱っていないパターンもあります。
たとえば希望価格を出し合って売り買いをする手間をかけてもコストを抑えたいなら取引所を選んだほうが良いですし、手間をかけずに売買したいなら販売所の方が適していることもあります。
自分が希望する方法が利用できない、ということがないように、サービス内容は事前に確認しておきましょう。
セキュリティの高さから選ぶ
かつてコインチェックから約580億円のNEMが流出した事件があってから、仮想通貨取引所のセキュリティは大幅に強化されました。
現在では多くの取引所ではネットから遮断した環境で仮想通貨が管理されており、ハッキング被害を未然に防げるようになっています。
とはいえ、細かい対策まで含めると、セキュリティ対策は取引所ごとに違いがあります。
各取引所が行っているセキュリティ対策を見極めて、もっとも安全と思われるところを候補にしましょう。
サポートやハッキング時の補償で選ぶ
取引所によっては、
- 暗号試算について分からないときのサポート体制
- ハッキングを受けた場合の補償体制
などに違いが見られます。
万が一の事態まで想定し、もっとも手厚いサポートが受けられる取引所が有力な候補になります。
たとえばDMMビットコインでは問い合わせフォームやLINEからの問い合わせに応じるサポート体制を整えています。
24時間体制でサポートが受けられるので、初心者でも安心して取引できます。
初心者が暗号資産で損をしないために知っておきたい注意点
暗号資産は2017年から2018年、直近では2021年に急騰した過去があります。特に2017~2018年の値上がりでは多くの「億り人」を産みました。
今後も成長性が高いことから、「自分も億り人に!」と意気込んでいる人も多いのでは?
もちろんその可能性もありますが、値上がりするリスクがある=同じ分だけ値下がりするリスクも大きいということは理解しておく必要があります。また、それ以外にも、詐欺・システムトラブルなどに気をつけておかないといけません。
大きな損失を出して退場しないためにも、注意点を知っておきましょう。
- 余剰資金で始めること
- レバレッジをかけすぎない
- サーバダウン・システムトラブルの可能性を知っておく
- 詐欺に注意
余剰資金で始めること
暗号資産に限った話ではありませんが、投資やトレードは余剰資金で始めるのが鉄則です。
特に暗号資産は価格の値動きが激しい商品なので、一夜にして価値が急落することも珍しくありません。
レバレッジをかけている場合はロスカットになり、投資資金がほとんど失われる結果になることも……。
現役世代の方は子育てや住宅ローン返済に大きな金額をかけています。
貯金を全部使って暗号資産につぎ込むことは避けましょう。
リタイアした世代は年金暮らしですから、資産を失うと取り返すことができません。
自分が病気になって働けなくなる事態を想定し、数ヶ月~半年分の生活費は預貯金で確保したうえで取引することをおすすめします。
レバレッジをかけすぎない
一部の暗号資産取引所では「暗号資産FX」の名称で差金決済にチャレンジできます。
レバレッジはてこの原理のことで、少ない資金で大きな金額を取引する仕組みです。
国内では2倍までのレバレッジがかけられるため、10万円の自己資金があれば20万円までの暗号資産を取引することができます。
ただし、2倍の取引ができるということは、その分だけ損失も大きくなります。
相場によってはあっという間に証拠金を減らす結果につながることもあるので、十分な経験と知識が身に付くまでは避けておく方が無難です。
サーバダウン・システムトラブルの可能性を知っておく
サーバがダウンすると取引ができなくなるため、その間に相場が急落すると指をくわえて見ているしかできず、大きな損失を抱える可能性もあります。
特に相場が乱高下しているときはたくさんの人が取引所にアクセスするため、注文を処理しきれずに回線が遅くなったり、サーバダウンが発生したりする可能性も否定できません。
対策としては、「複数の取引所で取引できるようにしておくこと」が挙げられます。
2つ~3つの取引所に分散して資金を入れておけば、仮に1つがサーバダウンしてしまったとしても、残りの取引所で売買ができます。
詐欺に注意
暗号資産自体の注意点ではありませんが、暗号資産に関連する詐欺被害が起きたこともあるので、そこにも注意を払いたいものです。
暗号資産はほかの投資商品と比較しても歴史が浅く、難しいと感じている人が多いことから詐欺で狙われやすいです。
普通なら「1年で1億円稼いだ」と言われても詐欺だと見抜けますが、暗号資産では実際に2017~2018年の急騰で億を稼いだ人もいるため、詐欺話に信憑性が生まれてしまっているとも考えられます。
消費者庁によれば、過去に以下のような詐欺被害が実際に起こっています。
- 出会い系やマッチングアプリで「絶対にもうかる」と話を持ち掛けられ、投資した結果返金されない・出金できない
- 出金するための追加費用を請求されてトラブルになっている
- 未登録の業者と連絡が取れず、トラブルになっている
業者から何らかの案内を受け取った場合、声をかけてきたのが金融庁に登録を受けている業者かを確認し、必ず確認しましょう。
仮想通貨取引で利益を得ると税金が発生する
暗号資産は「大きく儲かる」というところに注目されがちですが、税金の仕組みが株式投資やFXとは異なる点に注意が必要です。
暗号資産(仮想通貨)で得た所得に対しては「所得税」「住民税」がかかります。
株式投資・投資信託・FXでは一律20.315%がかかりますが、暗号資産の場合は所得に応じて5%から45%の税率で計算され、所得が高いほど所得税率も高くなります。
住民性は一律10%がかかるため、最大税率が適用されると55%の税金がかかる計算です。
暗号資産を売却した時点で税金が発生することがあるため、「ビットコインを一部だけ売ってアルトコインに再投資したい」という場合は注意が必要です。
暗号資産(仮想通貨)取引所に関するQ&A
最後に、暗号資産(仮想通貨)の取引所に関して、初心者の方が疑問に感じやすい部分とその回答をまとめました。
これから暗号資産(仮想通貨)取引所を選ぶ方は、ぜひ読み進めて参考にしてみて下さい。
暗号資産を現物取引できる機能としては「取引所」「販売所」に分かれています。
両者の特徴を端的に表現すると、以下のように違いがみられます。
- 取引所:暗号資産を持つユーザー同士で取引する
- 販売所:業者が直接ユーザー7に暗号資産を売買する
取引所ではユーザー同士で「いくらで買いたい」「いくらで売りたい」と提示し合い、注文した条件が買う人と売る人で一致すれば取引が成立します。
販売所はユーザーの取引ではなく、業者とユーザーでの取引になります。取引が成立しなくても売買できるので気軽ですが、買値と売値の差額であるスプレッドは広めというデメリットもあります。
数ある中でも、初心者の方にもおすすめの暗号資産取引所は以下の5つです。
- 第1位 Coincheck(コインチェック)
- 第2位 GMOコイン
- 第3位 bitFlyer(ビットフライヤー)
- 第4位 DMM Bitcoin
- 第5位 SBI VC Trade(エスビーアイブイシー)
それぞれの詳細については、本記事の「おすすめ仮想通貨(暗号資産)取引所5選」で紹介しているので、ぜひ読み進めてみて下さい。
ネットやSNSの投稿を眺めてみると、「投資で大失敗!借金地獄です……」というような表現を見かけることもあります。
仮想通貨は多くの億り人を産んだ一方、暴落することも少なくないので、高値掴みした人は大きな損失を出す可能性があることは事実でしょう。
とはいえ、現物取引なら借金を背負うことはありません。どれだけ仮想通貨が暴落しても、最大損失は仮想通貨の購入で出した金額までです。1BTC=400万円で0.1BTCを現物で買った場合で考えると、万が一ビットコインが暴落して全くの無価値になったとしても、損失は40万円でストップします。
ただし、CFD(FX)でレバレッジをかけていた場合は借金を背負う可能性があります。
レバレッジ取引では、自分の持つ本来の資金を上回るビットコインを購入できます。
損失によって差し入れた証拠金が減少して一定基準を下回ると、不足分を補充する必要があります(追証)。
余りに大きな損失が発生した場合は自分の資金で埋め合わせできず、借金を追う可能性もゼロではありません。
借金が怖いなら、最初は現物取引に絞って売買することをおすすめします。
ビットコインは1万円から始められるため、大学生から始められる上に働く以外の稼ぎ方を早いうちから知ることで、様々なメリットが得られて人生の時間を有意義なものにすることができます。もし大学生の中でビットコインが気になるという人がいれば、1万円でもいいので余力を作って、ビットコインを皮切りに投資活動にチャレンジするのも良いでしょう。
まとめ
ここまで、「当サイトおすすめの仮想通貨(暗号資産)取引所5選」と「初心者が取引所を選ぶときのポイント」を紹介してきました。
最後に、あらためて初心者の方が仮想通貨(暗号資産)取引所を選ぶ際の大切なポイントと当サイトおすす取引所のおさらいをしておきます。
取引所を選ぶ際の大切なポイントは以下の3つです。
- 手数料の安さ
- 最低発注数量の少なさ
- 取引所の安全性
仮想通貨(暗号資産)取引は、取引所によって扱っている仮想通貨(暗号資産)の種類や安全性は様々です。
取引所を選ぶ際は、手数料、仮想通貨(暗号資産)の取扱数、レバレッジ取引の有無、取引ツールといった様々な要素を確認して、自身の投資方針や資産状況に合うサービスを選ぶようにしましょう。
特に初心者の方の場合、最低投資額や各種手数料がどの程度かの確認も併せて行うのがおすすめです。
仮想通貨(暗号資産)取引をしたいと思っている方この機会に口座を開設してみてはいかがでしょうか?