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無料で使えるFXチャートのおすすめは?選び方や見方を紹介

FXチャートを理解することは、トレードで勝つために欠かせない要素のひとつです。この記事では、FXチャートの種類と選び方、さらに無料で使えるおすすめのFXチャートを紹介します。

FP監修者
森本 陽子
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)CFP認定者。自身の経験や知識を活かし、複雑なお金の仕組みや知識をわかりやすく解説しておりツイッターでの有益な呟きにも注目。

FXのチャートとは?

FXチャートとは、過去の為替レートの値動きを時間と価格を軸にグラフ化したものです。FXの相場分析にはテクニカル分析とファンダメンタル分析の2つがありますが、FXチャートはテクニカル分析をする際に使用されます。

  • テクニカル分析 

過去の為替レートの値動きを分析することで将来の相場の動向を予測し、売買のタイミングを計るため分析手法

  • ファンダメンタル分析

世界各国の経済指標や政治動向をもとに、為替相場の中長期的な動きを予想する分析手法

トレードで利益を上げるためには、このテクニカル分析は欠かせません。テクニカル分析は大別すると、トレンド系とオシレーター系の2つがあります。

  • トレンド系

相場が上がるのか下がるのかといった未来のトレンドを予測する

例:移動平均線、一目均衡表、ボリンジャーバンド

  • オシレーター系

買われすぎや売られすぎといった値動きの振幅から相場の強弱を予測する

例:RSI、ストキャスティックス、MACD、ピボット

テクニカル分析を活用するためにも、FXチャートをマスターするようにしましょう。

FXチャートの種類を紹介

FXで使われるチャートは、主に以下の3種類があります。

  • ローソク足チャート
  • ラインチャート
  • バーチャート

それぞれのチャートでどんなことがわかるのか、またその見方などについて解説します。

ローソク足チャート

ローソク足チャートは、世界で最も利用されているFXチャートです。実はこのローソク足は、江戸時代に米相場予測のために考案されたと言われています。

ローソク足とは?

ローソク足とは、始値、終値、高値、安値の4つの値を使って一定期間の値動きを棒状にしたものです。

  • 始値(はじめね):最初に取引された価格
  • 終値(おわりね):最後に取引された価格
  • 高値(たかね):最も高く取引された価格
  • 安値(やすね):最も安く取引された価格

実体(始値と終値を結んだ太い線)とヒゲ(実態の上下に伸びた細い線)の2つの部分からできており、赤色の陽線と青色の陰線で表されます。

  • 陽線:始値よりも終値が高い
  • 陰線:終値よりも始値が低い

    ローソク足の時間軸は、短いものから長いものまで自由に設定でき、例えば時間軸が15分のローソク足は15分足と呼ばれます。

    ローソク足チャートの見方やメリット

    ローソク足チャートとは、横軸を時間軸、縦軸を価格として、左から右にローソク足を並べたものを指します。ローソク足チャートの最大のメリットは、一目で多くの情報を把握できることにあります。

    例えばローソク足の時間軸が1時間の場合、ローソク足一本見るだけで、その1時間の為替レートの値幅の上下動を、一目で把握することができます。

    また、ローソク足チャート上のローソク足の形や並び方を見ることで、相場のトレンドや転換点を見つけることができます。

    ローソク足はテクニカル分析の基本中の基本なので、ぜひマスターしてください。

    ラインチャート

    ラインチャートは、ある一定期間の終値を結んで折れ線グラフにしたものです。ローソク足チャートのように始値や高値、安値が表示されないので、非常にシンプルなチャートです。

    相場のおおよその流れや動きを視覚的にパッと掴むことができるので、全体把握をするのに向いています。

    ラインチャートの見方やメリット

    時間軸は自由に設定することができ、例えば「日足」の場合は、1日の終値を結んだ折れ線グラフになります。

    1分足・5分足・15分足など時間軸が短いラインチャートは、細かい値動きを把握するのに適しており、逆に日足・週足・月足など時間軸が長いラインチャートは、大きな値動きを追うことができます。

    • 細かい値動きが知りたい場合

    1分足・5分足・15分足など時間軸が短いラインチャート

    • 大きな値動きが知りたい場合

    日足・週足・月足など時間軸が長いラインチャート

    ラインチャートには、ローソク足チャートほどの情報量はありません。

    しかし、現在の相場が上昇トレンドなのか下降トレンドなのかレンジ相場なのかを明確に把握したい場合には、非常に有効です。

    終値に注目してトレードしたい人や、情報が多すぎるとトレードに迷いが生じやすい人には、便利なチャートでしょう。

    バーチャート

    バーチャートとは、一定期間の値動きをバー(棒)で表したチャートのことを指します。日本人トレーダーはあまり使いませんが、欧米のトレーダーの間ではよく利用されています。

    バーには、四本値三本値の2種類があります。

    四本値は一定期間の高値と安値を縦につないだもので、バーの一番上が高値、一番下が安値、バーの左側にある横棒が始値、バーの右側にある横棒が終値を示します。

    三本値は、四本値の安値だけが表示されていないバーとなります。

    時間軸はローソク足チャートやラインチャート同様、1分足・5分足と短いものから日足・週足・月足などの長いものまで、自由に設定することができます。

    四本値と三本値のバーを、横軸を時間軸、縦軸を価格として横に並べたものがバーチャートで、高値と安値が把握しやすく、トレンドラインを引きやすいのが最大のメリットです。

    トレンドラインは抵抗線や支持線として機能することが多いので、バーチャートを利用することで、ブレイクアウトや反発のタイミングを掴みやすくなります。

    したがってバーチャートは、高値と安値に注目してトレードしたい人に向いているでしょう。

    FXチャートの選び方

    FXチャートは提供するFX会社によって仕様が異なるため、どれを選ぶべきか迷ってしまうことも。

    使いやすいFXチャートを選ぶポイントは、3つあります。

    • チャートの見やすさ
    • 分析機能の多さ
    • 値動きに関する情報量の多さ

    それぞれのポイントについて、詳しく解説していきましょう。

    チャートの見やすさ

    チャートが見にくいと誤った分析をする可能性もあるので、特に初心者は、チャートの見やすさは大事です。

    またトレード中は、外出先でもチャートを確認する機会が増えるため、PCだけでなく、タブレットやスマホでの見やすさもチェックするようにしましょう。

    分析機能の多さ

    分析機能が多いほうが、より幅広い分析が可能となります。

    特に、テクニカル指標の種類が多いかどうかは重要です。

    値動きに関する情報量の多さ

    重要な経済指標や経済ニュースは、値動きに大きな影響を与えます。

    したがって、経済指標やニュースが十分かつスピーディに提供されていると、トレードで勝てる可能性も高まります。

    値動きに素早く対応するためにも、リアルタイムで情報が配信されているのかどうかを確認してください。

    pcで見やすいチャート5選

    数あるFX会社の中でも、PCで見やすいチャートを5つ、紹介しましょう。

    どのチャートも、登録すれば無料で利用可能です。

    初心者でも使いやすいものばかりなので、FXチャート選びに迷って人はぜひ活用してください。

    外貨ex byGMO EXチャート&MT4チャート

    外貨ex byGMOでは、EXチャートとMT4チャートの2つのチャートを提供しています。

    <EXチャート>

    ①テクニカル指標が36種類と豊富

    ②使いやすい11種類の描画オブジェクト

    ③最大6個のチャートを分割表示でき、設定変更も一括で可能

    <MT4チャート>

    ①インディケーター(テクニカル指標)が50種類以上と豊富

    ②10種類のオリジナルインディケーターを提供

    ③20種類以上の描画オブジェクトが利用可能

    ④高いカスタマイズ性

    EXチャートもMT4チャートも、初心者でも使いやすいFXチャートです。

    ただし、EXチャートは発注機能が付きですが、MT4チャートは分析のみとなっているので、直接トレードすることはできません。

    チャート EXチャート MT4チャート
    通貨ペア数 22種類 22種類
    テクニカル指標数 36種類 「トレンド系」「オシレーター系」合わせて50種類以上
    トレンド系指標数 16種類 ×
    オシレーター系指標数 20種類 ×
    画面の分割数 6画面 制限なし
    描画ツール 11種類 20種類以上

    外貨ex byGMOの公式サイトを見る

    GMOクリック証券 プラチナチャート

    プラチナチャートは、GMOクリック証券が提供するFXチャートです。

    ①スピード注文機能で、ワンクリックでの成行注文が可能

    ②テクニカル指標(38種類)と描画オブジェクト(25種類)が豊富

    ③チャートの分割表示は最大16個

    レイアウトは、ニーズに合わせて自由に変えることができます。

    最大16個のチャートを同時に表示することができので、相関関係やトレンドが把握しやすいのもメリットです。

    トレンド系(20種類)とオシレーター系(18種類)のテクニカル指標が提供されており、幅広い相場分析が可能です。

    トレンドライン・サークル・トライアングルなどの全25種類の描画オブジェクトを活用すれば、より高度な相場分析もできます。

    スピード注文機能は、チャートを見ながらワンクリックで成行注文できるので、トレードチャンスを逃しません。

    チャート EXチャート MT4チャート
    通貨ペア数 20種類 非対応
    テクニカル指標数 38種類
    トレンド系指標数 18種類
    オシレーター系指標数 20種類
    画面の分割数 16画面
    描画ツール 25種類

    GMOクリック証券の公式サイトを見る

    DMM FXプレミアチャート

    「プレミアチャート」は、DMM FX が提供するFXチャートです。

    29種類のテクニカル指標を利用可能

    ②アラート機能

    ③経済指標情報がスクロール表示

    29種類のテクニカル指標8種類の描画ツールを使えば、より高度な相場分析が可能に。

    アラート機能は、取引チャンスを逃さないためにもぜひ利用したいツールです。

    チャート上部に経済指標情報がスクロール表示されるので、チャートを見ながら重要な経済指標をチェックできるのもメリットです。

    最大6画面まで分割表示でき、比較チャート機能も付いているので、相関関係やトレンドも一目でわかります。

    DMM FXプレミアチャートは画面が見やすいので、初心者でも使いやすいでしょう。

    チャート EXチャート MT4チャート
    通貨ペア数 20種類 非対応
    テクニカル指標数 29種類
    トレンド系指標数 15種類
    オシレーター系指標数 14種類
    画面の分割数 6画面
    描画ツール 8種類

    DMM FXの公式サイトを見る

    セントラル短資FX プログレッシブチャート

    セントラル短資FXが提供するプログレッシブチャートも、おすすめです。

    ①ワンクリック成行注文機能

    ②複数の建玉を同時決済

    ③インストールなしで利用可能

    ④テクニカル指標(31種類)が豊富

    プログレッシブチャートは、発注機能とチャート機能を兼ね備えたオールインワン型取引ツールです。

    31種類のテクニカル指標7種類の描画オブジェクトを活用すれば、幅広い相場分析が可能になります。

    さらに、チャート上で注文ラインをドラッグ&ドロップするだけで発注できるなど、操作性の高い発注機能も兼ね備えています。

    チャート分割は最大12個まで可能なので、相場状況を素早く把握できます。

    設定したチャートは最大20種類まで保存でき、画面の切り替えもタブの操作のみで簡単です。

    インストールなしで利用できるのも、便利です。

    チャート EXチャート MT4チャート
    通貨ペア数 25種類 非対応
    テクニカル指標数 31種類
    トレンド系指標数 10種類
    オシレーター系指標数 21種類
    画面の分割数 12画面
    描画ツール 7種類

    公式サイトを見る

    ヒロセ通商 さきよみLIONチャート

    さきよみLIONチャートは、ヒロセ通商が提供するFXチャートです。

    ①未来の値動きを予想したさきよみチャートで、売買のタイミングを把握

    ②自動でテクニカル分析してくれるシグナルパネルを利用すれば、相場のトレンドが一目瞭然

    ③初心者でも使いやすい直感的デザイン

    さきよみLIONチャートは、初心者でも、相場動向や売買チャンスを直感的に把握できるのが特徴です。

    さきよみチャートでは、現在のチャートとそれに近似した過去のチャートを3つ、さらに予測される将来のチャートも見ることができます。

    シグナルパネルは、7つのテクニカル指標を使って自動分析し、売買シグナルを提示してくれます。

    利用できる通貨ペアは、米ドル/円やユーロ/ドルなどの6種類。発注機能はありませんが、分析ツールとして利用価値の高いFXチャートです。

    チャート EXチャート MT4チャート
    通貨ペア数 6種類 非対応
    テクニカル指標数 7種類
    トレンド系指標数 4種類
    オシレーター系指標数 3種類
    画面の分割数 ×
    描画ツール ×

    公式サイトを見る

    テクニカル分析を理解してチャートを活用!

    FXチャートへの知識が深まると、利益を上げやすくなります。
    まずは、テクニカル分析の基本となるローソク足チャート・ラインチャート・バーチャートを理解するようにしましょう。PCで見やすいチャート5選で紹介したFXチャートはどれも、FX会社へ登録すれば無料で利用できます。

    FX会社のおすすめは次の記事で詳しく紹介しているので参考にしてください。

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