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FXとは?利益が出る仕組みを初心者にも分かりやすく解説!

FXを始めたいけれど、正直よく分からないという方へ。そもそもFXとは何か?という疑問にお答えします。
最初はいくらから始められるかなどの基礎知識や、利益が出る仕組みについて初心者にも分かりやすく解説します。
スプレッドやスワップポイントなどの用語解説もお見逃しなく!

この記事で分かること

※本記事はFXで必ず利益を生む方法を紹介するものではありません。

FP監修者
森本 陽子
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)CFP認定者。自身の経験や知識を活かし、複雑なお金の仕組みや知識をわかりやすく解説しておりツイッターでの有益な呟きにも注目。

FXとはそもそも何?初心者にも分かりやすく解説

FXはForeign exchangeの略で、外国為替証拠金取引のことです。
2つの国の通貨を交換する際に発生するお金を利益として得る仕組みになっています。

また取引を行う上で元手となるお金を証拠金(しょうこきん)といいます。
証拠金の額は取引する通貨の種類や数によって異なります。

FXに関わる円高・円安を簡単に解説

FXには円高・円安が密接に関わってきます。
円高とは円の価値が上がること、円安とは円の価値が下がることです。

例えば1ドル=100円だったものが1ドル=90円になったとき。
1ドルを買うのにより少ない円で済む=円の価値が上がったことになるので、これを円高といいます。

反対に1ドル=100円だったものが1ドル=120円になったとき。
1ドルを買うのにより多くの円が必要=円の価値が下がったことになるので、これを円安といいます。

FXは通貨の値動きが円高になるか、円安になるかを予想し取引をすることによって利益を生み出します。
円高のときはドルを買う円安の時はドルを売る、と覚えておくと良いでしょう。

FXで利益がでる仕組みは3つ

FXで利益がでる仕組みは3つあります。

  1. 安く買って高く売る
  2. 高く売って安く買う
  3. スワップポイント

①安く買って高く売る

表のように1ドルを90円で買ったとします。その後1ドルが110円になったタイミングでドルを売ると、20円の利益を得ることができます。

つまり値上がりする(チャートが右上にのびる)と思ったら買い→売りの順番で売買を行うと利益がでます。

②高く売って安く買う

FXは通貨を買う前に売ることができることが特徴です。
後日買い戻すことを約束に手元にない通貨を売ることができます。

表を例にすると1ドルを110円で売ったとします。その後1ドルが90円になったタイミングで買い戻すと、20円の利益を得ることができます。

つまり値下がりする(チャートが右下にのびる)と思ったら売り→買いの順番で売買を行うと利益がでます。

③スワップポイント

FXでは2つの国の通貨を交換する際に金利も交換しています。
表を例にすると南アフリカランドで受け取る金利がある一方、円の金利を払う必要があります。

このランドと円の金利差をスワップポイントといいます。
ランドを買い円を売らずに保有していると、このスワップポイントを金利として毎日受け取ることができます。

では実際のどれぐらいの金額を受け取ることができるのでしょうか。
1ランド=7円で1万ランド買った場合のスワップポイントは下記のとおりです。

7円×1万通貨×3.6%÷365日=6.9041…≒約7円

1日あたり約7円もらえることになります。

スワップポイントで利益をだすには
①高金利/低金利通貨のペアを選ぶ
②高金利通貨を買う
③低金利通貨を売らずに保有する
スワップポイントを徹底比較!通貨ペア別に15社で比べた結果スワップポイントを比較しながらFX会社を選択したい方へ。ピックアップした15のFX会社の間でスワップポイントを比較し、どこが一番スワップポイントに向いているかを検証しました。...

高金利通貨はどれ?

スワップポイントで利益を得るためには、どの通貨を買えばいいのか解説します。

低金利の日本からするとほとんどの国は高金利になりますが、中でも一般的に高金利といわれているのが下記の5通貨です。

  • オーストラリアドル
  • ニュージーランドドル
  • メキシコペソ
  • トルコリラ
  • 南アフリカランド

ただし高金利通貨を売って低金利通貨を買わずに保有している場合は、スワップポイントを支払うことになります。
とくに南アフリカランドやトルコリラなどの新興国通貨は値動きが激しいため、金利が大幅に下がる可能性もあるため買ったまま放置しないよう注意しましょう。

FXで覚えておきたい用語3つを簡単に解説

FX取引でよく使われる用語の解説をしていきます。

①ポジション
新しく買い注文・売り注文をしてから決済するまでの状態をポジション、または建玉(たてぎょく)といいます。
ポジションをもつ・ポジションを建てるという表現を使うことが多いので、ぜひ覚えておきましょう。

②含み損益
ポジションをもった状態では決済をしていないため、利益・損失は確定していません。
この確定していない状態の利益を含み益、損失を含み損、まとめて含み損益といいます。

③損切
レートが自分の予想と反対の動きをした際にでる損失を確定する決済のことです。
FXでは早めの損切で損失の拡大を防ぐことが大切です。

スプレッド・レバレッジなどFX独自の仕組みを解説!

FXにはスプレッド・レバレッジ・ロスカットなど独自の仕組みが多くあります。
それぞれの意味と、実際にいくらからFXを始めることができるのかを解説します。

スプレッドは取引コスト

FXでは取引する際、売値と買値の2つの価格が同時に表示されます。
その際売値をBid、買値をAsk、売値と買値の差をスプレッドと呼びます。
スプレッドは証券会社に支払うため、実質の取引コストとなります。

たとえば1ドル=109.515円のときにドルを買い、値動きしないうちに売ったとします。
通常であれば同じ値段で売ったので利益・損失ともに0のはずです。
しかしこのスプレッドがあるために売るときは1ドル=109.519円となり0.004円の損失となります。

スプレッドはごく小さい値ですが、取引する通貨量が多ければ多いほど取引コストも大きくなります。
そのためできるだけスプレッドが小さい証券会社を選ぶことがおすすめです。

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少額資金で取引ができるレバレッジ

レバレッジとは預けた証拠金の何倍もの金額の取引ができる仕組みで、最大25倍までかけることができます。

例えば1ドル=100円のとき、1万通貨の購入には100万円が必要です。
しかしレバレッジを25倍にすると100万円÷25=4万円で、4万円の証拠金で取引が可能になります。

レバレッジは少額のお金で大きな金額の取引ができることがメリットです。
しかし損失をだしたときの支払う金額が大きくなる可能性があります。

レバレッジは高くても5倍程度に抑え、証拠金に余裕をもった取引を行いましょう。
またFXで大きな損失を防ぐために下記のロスカットという仕組みがあります。

資金を守るロスカット

ロスカットとは損失が一定の水準に達した時に、強制的に通貨が決済される仕組みです。

ロスカットには証拠金維持率が関わります。
証拠金維持率とはロスカットまでどのくらい持ちこたえられるのかを数値化したもので、数値が高ければ高いほど安全です。

証拠金維持率の計算には有効証拠金の値が必要です。

有効証拠金とは証拠金と含み損益を合わせた金額を指します。
例えば5万円の証拠金があり、1万円の利益がでている場合有効証拠金は6万円となります。

証拠金維持率の計算式

証拠金維持率=有効証拠金÷必要証拠金×100

では実際に証拠金維持率を計算してみます。

例えば
・レバレッジ25倍
・有効証拠金5万円
・必要証拠金4万円

1ドル=100円で1万通貨の取引を行う場合
有効証拠金(5万円)÷必要証拠金(4万円)×100=125
証拠金維持率は125%となります。

ロスカットの数値は各社によって異なりますが、50%~70%が一般的です。

また証拠金維持率が100%を下回ると、証拠金の追加が必要な場合があります。
この追加の証拠金のことを追証(おいしょう)と呼びます。

FX会社によっては追証を払えない場合、その時点で強制的に決済されてしまうことがあるため注意してください。

ロスカットがあることによって大幅な損失は避けることができますが、証拠金が多ければ多いほど取引を続けることができます。
証拠金に余裕をもつことが大切です。

FXを始めるのにはいくら必要?

各証券会社には最低取引通貨数が決められています。
1万通貨が一般的ですが、中にはSBI FXトレードなど1通貨から取引ができる証券会社もあります。

取引通貨数が少ないと万が一の損失金額も小さくなりますが、同時に利益がでたときの金額も小さくなります。

例えば1ドル=100円で買った通貨を1ドル=100.5円で売るとき

1万通貨 → 5,000円の利益
1,000通貨 → 500円の利益

初心者の方はまずデモ取引で操作性を確認した後、1万通貨で取引することがおすすめです。

資金に不安のある方は比較的低額で買える下記の通貨ペアがあります。
レバレッジも利用しながら無理のない範囲で取引しましょう。

1万通貨買った時の必要証拠金目安
※2021年9月29日現在

レバレッジなし レバレッジ2倍
NZドル/円 78万 39万
トルコリラ/円 12万 6万
南ア/円 7万 4万
ペソ/円 4万 2万

よくあるQ&A!FXの学習のやり方は?

FXの学習のやり方は?

FXの学習は主に本・動画・セミナーですることができます。

FXのテクニカル分析とは?

テクニカル分析とは過去の値動きをチャートで表し、そこから今後の動きを予想する仕組みです。GMOクリック証券では38種類のテクニカル分析を扱っており、自分に合ったものを選ぶことができます。

FXは学生でもできるの?

20歳以上であれば学生でも取引可能です。

証券会社が倒産した場合どうなるの?

国内の証券会社は信託保全を行っているので、トレーダーが預けた資産は守られます。
信託保全とは預かった証拠金を、証券会社の資産とは別で管理することです。

初心者にはどこの口座がおすすめ?

本サイトではFX初心者にGMOクリック証券のFXネオをおすすめしています。
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