学生ローンで気になる点は、次の3つではないでしょうか。
- 未成年(18歳19歳)でも借りれるか?
→借りられるところもあります! - バイトしてなくても借りれるか?
→アルバイトなど安定収入が必要! - 親に借金していることがバレないのか?
→使い方次第だがバレることも!
学生ローンは高校を卒業したばかりの未成年から利用できるサービスもあります。
消費者金融よりも金利が低く、学生がお金を借りやすいのが特徴です。
しかし、注意点がいくつかあります。
学生ローンは新宿北側の高田馬場に6店舗と集中していますが、申し込みはネットで行えても、契約には来店が必要になる会社もあります。
また、金利が低くても注意が必要です。
学生ローンで多い自由返済方式は、毎月利息分のみの返済でOKで元金については自由に返済できます。
しかし、そうなるといつまで経っても肝心の元金が減らずに、返済期間だけが長引いて利息だけが大きくなります。
学生ローンの審査は難しいものではありませんが、返済方法が手数料のかかる「銀行振り込み」と「現金書留」のみの学生ローンは少なくありません。
この記事では、上記のような注意点について詳しく解説しながら、オススメの学生ローンを紹介しています。




18歳以上の学生でアルバイトによる安定した収入がある場合は「プロミス」がおすすめプロミスの公式サイト
おすすめ学生ローン一覧
学生ローン | 実質年率 | 利用限度額 | 即日融資 | 来店不要 | おすすめする理由 |
---|---|---|---|---|---|
カレッヂ | 15.0%~17.0% | 1千円~50万円 | ○ | ○ | 創業44年の老舗学生ローン。全国対応で最短即日融資可能。セブン銀行ATMでキャッシングや返済ができるカードが発行される。 |
フレンド田(デン) | 15.0%~17.0% | 1万円~50万円 | ○ | ○ | 18歳以上の学生を対象。最短即日融資可能。 |
イー・キャンパス | 14.5%~16.5% | 50万円以内 | ○ | ○ | 来店不要で即日融資も可能な低金利学生ローン。店舗での借入のほか振込みによる融資にも対応している。 |
アミーゴ | 14.4%~16.8% | 3万円~50万円 | ○ | ○ | 来店不要で即日融資対応。融資決定後最短10分振込と早いが振込融資は銀行営業時間に順ずるため平日に限られる。 |
マルイ | 15.0%~17.0% | 1万円~50万円 | ○ | × | 申し込みから最短20分で融資可能。友達紹介で金利引き下げ、15人紹介で金利0%。営業時間が学生ローンのなかでも朝早く、平日9:15~やっている。 |
学協 | 16.40% | 1万円~40万円 | ○ | ○ | 東京と神奈川に4店舗ある低金利の学生ローン。 |

高田馬場にある学生でも借りられる大手消費者金融
大手消費者金融は、テレビCMで人気タレントも起用しているので知名度も抜群です。
20歳以上の学生でアルバイトなどで安定した収入があることが条件で、スマホアプリでも借りられるのが便利で学生にも人気です。
消費者金融 | 実質年率 | 限度額 | 住所 |
---|---|---|---|
![]() プロミス |
4.5~17.8% | 500万円 | 新宿区高田馬場1丁目26-7 名店ビル2F |
![]() アコム |
3.0~18.0% | 800万円 | 新宿区高田馬場3丁目3-1 キカワダビル3F 新宿区高田馬場2丁目14-7 ニュー西村ビル4F |
![]() レイクALSA |
4.5%~18.0% | 500万円 | 東京都新宿区高田馬場3-2-5 フレンドビル4F 東京都新宿区高田馬場2-14-10 高田馬場日拓第3ビル2F |
![]() アイフル |
3.0~18.0% | 800万円※ | 東京都新宿区高田馬場4-9-14 三岩ビル2F 新宿区高田馬場2丁目14-10 高田馬場日拓第3 ル3F |
![]() SMBCモビット |
3.0~18.0% | 800万円 | なし |
※ご利用限度額50万円超、または他社を含めた借り入れ金額が100万円超の場合は源泉徴収票など収入を証明するものが必要です
※店舗・自動契約機・ATM情報は随時変更されるため、最新情報は公式サイトをご確認いただけます様お願いいたします。
18歳19歳の未成年でも借りられる学生ローンは?
大手消費者金融の利用条件は「20歳以上の安定した収入がある方」が基本ですが、学生ローンを調べてみると18歳から利用ができる業者が2社ありました。
但し、18歳以上が利用できる学生ローンでも、高校生は利用ができません。
高校生以上の学生に限定されています。
カレッヂ

高田馬場に店舗を持つカレッヂは、ネット申込と郵送契約で全国対応をしています。
セブン銀行ATMが利用できるカードの発行があり、返済をATMから行うことも可能です。
高卒以上の学生であれば、限度額10万円の範囲内にて申し込みが可能です。
融資限度額 | 1千円~50万円 |
---|---|
金利 | 15.0%~17.0% |
必要書類 | 学生証、保険証(運転免許証)、 通学定期券・銀行のキャッシュカード等・ 公共料金の領収書または請求書(振込みの場合) |
親権者の同意書 | 不要 |
返済方法 | 銀行振り込み・ATM・現金書留・店頭窓口 |
融資対象 | 日本国籍の方で、高卒以上の大学生・短大生・予備校生・専門学校生の方。安定した収入のある方 |

フレンド田

学生ローンの老舗であるフレンド田は、ネット申し込みで最短即日融資も可能です。
ただし、未成年がお金を借りるためには親権者の同意書が必須。
親が保証人となります。
融資限度額 | 1万円~50万円 |
---|---|
金利 | 金利 |
必要書類 | 学生証・運転免許証・保険証等 |
親権者の同意書 | 必要 |
返済方法 | 銀行振り込み・現金書留・店頭窓口 |
融資対象 | 18歳以上の高卒以上の大学生、短大生、専門学生、予備校生の方で、必要書類をご提示いただける方、及び、安定した収入のある方 |

学生でも利用できる銀行カードローン
2つの条件がクリアできていれば、学生でも銀行カードローンの利用ができます。
- 20歳以上であること
- アルバイトなどで毎月安定した収入があること
実際にメガバンクやネット銀行に学生が利用できるのか確認すると、20歳以上で安定した収入があっても学生は利用ができないという銀行もありました。
【学生が利用できるか銀行に電話で確認しました】
銀行カードローン | 学生でも借りれるか? |
---|---|
三井住友銀行カードローン | ○ 三井住友銀行に確認済み |
みずほ銀行カードローン | ○ みずほ銀行に確認済み |
楽天銀行スーパーローン | ○ 公式サイトに明記 |
オリックス銀行カードローン | ○ オリックス銀行に確認済み |
住信SBIネット銀行カードローン | × 公式サイトに明記 |
学生が銀行カードローンを利用した時の限度額は?
銀行カードローンを利用した学生の口コミを見てみると、限度額は高く設定されることはないようです。
三井住友銀行カードローンを利用した学生の多くは限度額5万円~10万円で、楽天銀行スーパーローンも同程度の限度額になっていました。
学生ローンも最大限度額は30万円や50万円となっていますが、実際に審査で決まるのは10万円以内におさまることが多く、銀行カードローンでも、同じ程度の限度額になることがわかります。
学生が銀行カードローンを利用するときに在籍確認はある?
結論から言うと、銀行カードローンの審査では、在籍確認の電話がアルバイト先に必ずかかってきます。
しかし審査担当者は個人名で電話をするため、銀行カードローンの審査であると伝えることはありません。
学生が利用するなら地方銀行のカードローンも
地方銀行のカードローンでは「学生不可」というところが少なくありませんが、中には学生が利用できるものもあります。
また、カードローンではありませんが学生向けローン商品を提供している地方銀行もあります。
ただし注意点として、地方銀行の場合は銀行の営業地域内に居住または勤めている方しか利用できませんので、お住まいの地域の銀行で利用できるローン商品があるか探す必要があります。
銀行 | ローン商品名 | 学生の利用 | 利用可能な地域 |
---|---|---|---|
筑波銀行 | つくばカードローン | ○ | 茨城県内をはじめ、 栃木・埼玉・千葉・東京の 一部地域 |
十六銀行 | Q-LOAN(キューローン) | ○ | 居住地が十六銀行の支店の近く でない場合は申し込みできない 場合も |
香川銀行 | PaPaっとカード | ○ | 香川県内をはじめ、 四国各県の一部、 岡山・広島・大阪の一部地域 |
佐賀共栄銀行 | スピード王MAX | ○ | 佐賀県、福岡県、長崎県に 居住している方 |
琉球銀行 | 学生応援ローン ガクワリ君 | ○ | 沖縄県内 |
お金を借りられる学生の条件
学生ならだれでも学生ローンの利用ができる、というわけではありません。
20歳以上でアルバイトなどによる安定した収入がある学生であることが必要条件です。
高卒以上の学生
大手消費者金融では学生でなくとも、20歳以上で安定した収入があれば申し込みができますが、学生ローンでは原則20歳以上(18歳以上のところも)の安定した収入のある学生でなければなりません。
この「学生」とは一般的に、大学生、大学院生、短大生、専門学校生などが該当します。
また、学生ローンでは予備校生も利用可能とするところも少なくありません。
基本的には「高卒以上の学生」が対象であり、高校生は不可です。
安定したアルバイト収入がある学生
気になるのは「安定した収入」の基準です。
借りたお金を毎月返済していけるだけの収入が今後も続くことが求められるため、審査に通るためには安定した収入が必要になります。
例えば「アルバイトで月に5万円は最低稼げている」という場合、融資限度額は高くならないものの毎月という点で十分に安定収入と言えます。
一方で短期アルバイトなどは、来月以降の収入が見込めるか未定のため、安定していない収入となります。
現役学生を対象とした学生ローンは審査が柔軟なため、アルバイトを始めたばかりの学生でも審査に通る可能性はありますが、やはりバイト先での勤続年数が長ければ長いほど安定しているとみなされ審査には有利です。
無職、20歳未満の学生はお金を借りられない
学生ローンは原則20歳以上の成人であること、安定した収入があることが条件です。
前述のようにカレッヂやフレンド田など18歳から利用可能なところもありますが、一般的には20歳以上の方が対象です。
無職の方や高校生は申し込みができません。
学生ローンの資金使途は?
学生ローンは使い道自由に利用ができます。
- 学費
- 教科書などの購入費
- 就職活動のための費用
- 生活費
- 旅行資金
- 免許取得費用
さまざまな使い方をされている学生ローンです。
注意点としては「完済までの目処が立っている金額」を借入額として考えましょう。
例えば毎月1万円ずつ返済をして10ヶ月で完済ができる、毎月5000円ずつ返済をすれば半年で完済ができるなど、借金の返済計画が必要です。
資金使途が学費なら金利が優遇される学生ローンがある
使い道が学費を目的としたものであれば、金利が優遇される学生ローンもあります。
契約申込の際には本人確認書類と学生証のほか、学費の請求書等が必要です。
学生ローン | 実質年率 | 学費優遇金利 |
---|---|---|
イー・キャンパス | 14.5%~16.5% | 15.5% |
アミーゴ | 14.4%~16.8% | 15.60% |
学生ローンのメリット

学生ローンは高田馬場を中心にさまざまな場所で広く学生に利用されています。
そのメリットは「学生にとって使いやすいこと」
詳しくみていきましょう!
20歳以上の学生が利用できる
中には18歳から利用ができる学生ローンもありますが、基本的には20歳以上つまり成人である学生が利用できるローンです。
※高校生は18歳でも利用ができません。
例えば学生ローンのカレッヂは創業44年の老舗学生ローンで、自宅やアルバイト先に電話してくることは絶対になく、プライバシーの配慮がしっかりしている安心して利用できる学生ローンです。
金利が低い学生ローンも
学生ローン一覧の表でもご紹介していますが、比較的に金利が低くなっています。
- 一般的な銀行カードローンの上限金利が14.5%前後
- 大手消費者金融の上限金利が18.0%
これらと比べても金利が低く、学生の利息の負担が少ないことがわかります。
なかでもニチデンは金利が9.125%とどこよりも低く、さらに初めて利用する方を対象として100日間無利息(この期間は金利が0%)もサービスとして用意されています。
自由返済が可能
毎月の返済に負担がないように、在学中は利息だけの返済を行い、卒業後からの元金の返済を求める「自由返済」を行えるのも学生ローンの特徴です。
しかし、自由返済は同時にデメリットでもあるので、詳しくはデメリットの項目をご覧ください。
学生ローンのデメリット

学生ローンの欠点は「キャッシング初心者にとってわからないことが多い」こと。
実は学生ローンは、テレビのCMでよく見る大手消費者金融とは利用方法が異なります。
詳しくみていきましょう!
学生証の提示
申し込みをするときには学生であることを証明しなくてはなりませんので、学生証が必要です。
またその他に免許証や健康保険証などの本人確認書類も必要で、大手消費者金融と比べると必要書類が多くなっています。
必要書類については、この記事の後半で詳しく解説します。
返済が不便
さまざまな返済方法が用意されている大手消費者金融や銀行カードローンと比べて返済方法が少ないことは欠点です。
- 銀行振り込みによる返済
- 来店による返済
- 現金書留による郵送
この3つが基本の返済方法で、カードが発行されない学生ローンではATMからの返済はできません。
自由返済がある
メリットでもありデメリットでもあるのが自由返済です。
自由返済は、学生時代に返済利息だけを払い続け、社会人になってから元金の返済を開始することができます。
しかし、毎月利息だけを返済しても元金はまったく返済されていません。
キャッシングの基本を理解していなければ、いつまでも借金が残っている状態が続きます。
学生ローンはやばいの?その理由は?
「学生ローンはやばい」といった話がネット上にありますが、なぜそのように言われるのか、どういった点がやばいのか気になりますよね。
学生ローンがやばいと言われる理由の一つは、知名度が低い点です。
聞いたことのない会社の学生ローンに申し込む際に、
「闇金じゃない?」
「聞いたことないけど大丈夫?」
と心配になるかもしれませんが、そもそも学生ローンは大手消費者金融と違って知名度が低いものです。
CMを打っているような大手と比べてしまうと不安に思うかもしれませんが、何十年という実績のある老舗の学生ローン業者も少なくありません。
またメリットのところでも紹介しましたが、大手消費者金融と比べると比較的金利も低めです。
ただし、学生ローンに闇金はないと言い切れないのも事実です。
金融庁のデータベースにもあるように毎日のように新しい闇金が見つかり、また誕生しています。
当サイトでは正規の貸金業者である学生ローンだけをご紹介していますので、参考にしてみてください。
またもう一つの理由として、「学生ローン」というよりもそれを利用する側の問題があります。
学生ローンは便利なため、つい安易な利用を繰り返してしまいがちです。しかし、こうした利用を続けていると借金は雪だるま式に増えていきます。
特に学生ローンの場合には先のデメリットでも挙げたように、自由返済のために学生のうちに元金がまったく減りません。
安易な利用を続ければ確かに「やばい」ですが、計画的に使っていけばとても便利なものです。
学生ローンの審査は甘い?
学生ローンという名前ではありますが、学生ローンも貸金業であり消費者金融と同じ業種です。
しくみやサービスは貸金業法に則った内容となっており、その点では消費者金融と変わりありません。
消費者金融が「成人対象のキャッシング会社」とすれば、学生ローンは「学生対象のキャッシング会社」です。
- 総量規制の対象になる
- 安定した収入がある
これは絶対条件です。
借りたお金を返済をするためには、収入がなければなりません。
親からもらうお小遣いや仕送りは含まれず、自分でアルバイトなどで働いて得るものが収入として見なされます。
学生ローンのイー・キャンパスでは融資の対象者についてこのように明記しています。
ご新規でのご融資は20歳から29歳までの学生の方のみとなります。ただし、追加・再契約の場合は年齢制限は設けてません。安定した収入のある学生さん・社会人の方がご融資の対象となります。未成年の方は20歳の誕生日を迎えてからご相談ください。
引用:イー・キャンパス よくある質問「融資の対象になるのはどんな人ですか?
また総量規制の対象であり、年収の3分の1が貸金業者からの総借入額の上限になります。
学生ローンの必要書類
大手消費者金融では本人確認書類があれば申し込み可能ですが、学生ローンの場合、
- 本人確認書類(運転免許証・健康保険証・パスポートなど)
- 学生証
基本的にはこの2つの書類があれば申し込み可能です。
ただし、カレッジのように必要書類が多いところもあります。各社で違いがあるため事前に確認しておきましょう。
本人確認書類で運転免許証を持っていない場合は、保険証で対応ができます。
カレッヂ | ・学生証 ・免許証か保険証 ・通学定期券・キャッシュカード等 ・公共料金の領収証(来店の場合は不要) |
---|---|
フレンド田(デン) | 学生証(必須)、免許証、健康保険証等 |
ニチデン | ・学生証 |
イー・キャンパス | 学生証、免許証、健康保険証、銀行のキャッシュカード等 給与明細などを提示する場合も |
友林堂 | ・学生証 ・免許証などの身分証明証 |
アミーゴ | 学生証、免許証、健康保険証等 |
マルイ | ・学生証 ・その他、免許証や保険証等の身分証があればより良い条件での融資の検討可能 |
学協 | ・学生証 ・身分証明証 (免許証、健康保険証、パスポート、住民基本カード等) |
学灯社 | ・学生証 ・保険証、運転免許証、住民票などの本人確認書類 |
AZ | ・学生証 ・その他、免許証や保険証等の身分証があればより良い条件での融資の検討可能 |
阪神クレジット | ・学生証 ・身分証明証 (免許証、健康保険証、パスポート、住民基本カード等) |
学生ローンの審査で重要になる4つのこと

大きなポイントをクリアできているのか、まずは自分でチェックをしてみましょう。
①学生であること
学生ローンというだけに、大学生や大学院生などの「学生」が対象となります。
また学生ローンによっては学生時代から利用を始めていれば卒業後も利用ができるというところもありますが、「申し込み時には学生であること」が必要です。
そのため学生ローンの申し込みには「学生証」が必要書類に加えられています。
ヤングローンキャンパスなどのように、学生のみでなく社会人に対応したローンもあります。
②安定した収入があること
審査に通るためにはアルバイトなどによる定期的な安定収入が必要です。
では、勤続月数がどのくらいであれば、安定収入とみなされ審査に通るのでしょうか?
その点については、各社で審査基準を公表していないため一概には言えません。
学生ローンが借りやすいローンとは言っても、アルバイト期間が1ヶ月にも満たないという場合には審査に通らない可能性が高いでしょう。
また仕送りやお小遣い、これまでの貯金で返済しようと思っていても、安定した収入として見なされず、審査を通ることができません。
③他社からの借り入れがない、もしくは少ないこと
これは借入額と収入のバランスにもよるのですが、現時点で他社から借り入れがある場合、新たな融資を受けてもしも返済が滞った時に「どちらを優先して返済するか」を選択する必要が出てきます。
その場合、新たに貸し出す立場の学生ローン側としては、確実に返済される確証が得られません。
そのため、複数の借入を利用している方は審査で不利になる可能性があるのです。
他社からの借り入れがあると、審査が厳しくなるのは学生ローンに限ったことではありません。
総量規制では年収の3分の1が、個人が貸金業者から借り入れができる上限となっています。
例えば、毎月のアルバイト収入が5万円前後であれば年収は60万円です。
その3分の1は20万円です。
つまり、総量規制という法律で決められた消費者金融や学生ローンなどの貸金業者から借り入れができる上限は20万円になります。
他社からの借り入れがあればその分、新たに借りられる額は少なくなりますし、既に上限いっぱいまで借りているという場合には審査に通りません。
④現在・過去に他社の借り入れで返済の遅れがないこと
審査が行われる理由は、それは「確実に返済ができるかを調査するため」です。
学生ローン会社はお金を貸して利息収益を得ることを生業とした貸金業者ですので、貸したお金を返して貰わなければ経営が成り立ちません。
そのため過去や現在の債務で返済の遅れや踏み倒しなどがあれば、もしお金を貸したとしても「返済しない可能性大」と判断されるため審査通過は厳しくなります。
学生でも即日お金を借りる方法
学生ローンでも、最短即日で借入可能なケースもあります。
しかし、来店が必須であったり、借り入れ方法が銀行振り込みだけで銀行の営業時間内でしか対応ができなかったりするので、急ぎの融資には向いていません。
学生=学生ローンではないので、借入先が他にもあることをご紹介しましょう。
学生ローンと消費者金融の違いは?
それでは学生ローンと大手消費者金融の違いを比較してみましょう!
学生ローン | 大手消費者金融 | |
---|---|---|
申込書類 | 本人確認書類、学生証 | 本人確認書類 |
申込方法 | 店頭窓口、電話、 インターネット |
店頭窓口、インターネット、 アプリ、自動契約機、電話、郵送 |
融資までの期間 | 最短即日 | 最短即日 |
申込年齢 | 18歳からも可 | 20歳から |
上限金利 | 18.00% | 18.00% |
融資限度額の範囲 | 一括渡し | 自由に利用 |
借入方法 | 店頭窓口、銀行振り込み | 店頭窓口、専用ATM、 提携ATM、スマホATM、銀行振り込み |
返済方法 | 店頭窓口、銀行振り込み 現金書留 |
店頭窓口、インターネット返済 専用ATM、提携ATM 銀行振り込み、口座引き落とし |
学生証を提示しても、自分の通っている学校に在籍確認をされることはありません。ただし、収入を見込まれているアルバイト先には在籍確認が行われます。
この在籍確認のやり方は学生ローンも消費者金融も共通です。
しかし、債務に不慣れな「学生」が初めてお金を借りるなら、返済方法が充実している大手消費者金融が安心です。
金利や借り入れ・返済方法などを比較する際は、学生ローンだけではなく大手も比較対象にいれましょう。
手続きや申込み方法は、大手ならスマホからスピーディーにできるため、すぐに借りたいなら大手消費者金融のプロミスやアコムがおすすめです。
学生ローンの借り方と返し方
大手消費者金融ではキャッシングをするためのカードが発行され、決められた融資限度額の範囲内で自由に借り入れができます。
しかし、学生ローンはそうではありません。
カードローンのように決められた融資限度額の範囲を自由に借り入れができるものではなく、証書貸付といって1回の借り入れ毎に契約が必要です。
ATMでの借り入れや返済ができない
申し込みをして審査に通ると、融資限度額が決まります。
一般の消費者金融のカードローンであれば、ここでカードが発行されて消費者金融専用ATMや提携ATMから自由に借り入れができますが学生ローンは違います。
カードが発行されないためATMからの借り入れや返済はできません。
学生ローンの借り入れ方法
学生ローンで融資してもらったお金は「来店して現金受け取り」、もしくは「銀行振り込みで受け取り」になります。
しかし、多くの学生ローンは土日祝日が休業で平日のみの営業。
また、銀行振り込みは、振込業務が銀行の営業時間に順ずるため、平日9時から14時30分までの取り扱い。
つまり、融資が受けられるのは平日の限られた時間だけで、土日祝日は借り入れができません。
さらにお金を借り入れたい場合には追加申し込みが必要で、その度に改めて審査も必要になります。
学生ローンの返済方法
上記のようにキャッシング用のカードが発行されないため、ATMから返済をすることはできません。
- 銀行振り込み
- 来店
- 現金書留で郵送
この3つが学生ローンの基本的な返済方法です。
学生ローンでよくある質問Q&A
学生証の提示は、学生であることを確認するためです。学生ローンの会社から、学校に連絡をして本人在籍を確認されるものではありません。
学生ローンは親バレすることがありますが、使い方次第です。親にバレる一番の理由には「学生ローン会社から送られてくる自宅への郵送物」が挙げられます。業者が自宅に訪ねてくることはありませんが、自宅への郵送物が届くことがあります。
- 申し込み時の契約書類の郵送
- 返済が遅れたときの督促のはがき
ネット申し込みであれば契約書類が自宅へ郵送されますが、来店申し込みならその場で受け取りとなるため自宅への郵送はありません。また返済が滞ることがあれば、この場合も自宅へ督促状が届きます。
本人が在籍しているのか確認するため、アルバイト先へは連絡がいくと思っておいてください。学生ローンの中には「在籍確認なし!」と紹介しているサイトが数多くありますが、実際には在籍確認が行われるケースと行われないケースは半々程度です。申し込み内容によるものと推測されますが、「ない」と決めてかかるのは危険でしょう。
就職活動に影響はありません。学生ローンを利用しているかどうかは本人が申告するか、個人信用情報期間に照会するかしか方法はありません。
しかし、企業が就職の判断材料として、個人信用情報機関に照会することは禁止されていますので、就職活動に影響が及ぶことはほとんどないといえるでしょう。
また、仮に個人信用情報機関に照会されたとすれば「誰がいつ照会したのか」を自分で確認することができます。
学生の間に利用を開始すれば、卒業後でも引き続き利用ができるのが一般的です。また学生期間中に完済をしなければならないということはありません。
卒業後、社会人になっても引き続き利用できる学生ローンがある一方で、未成年の社会人の場合には学生ローンを利用することができません。
未成年の社会人でお金を借りたいという場合には、クレジットカードのキャッシング枠が利用できます。詳しくは「18歳・19歳の未成年者でもお金を借りる方法」をご覧ください。