
今さら聞けない基本の電話応対や冠婚葬祭マナーなど、改めて社会のイロハを学びたい人やこれから社会人になる人におすすめしたい資格です。
私の秘書検定受験と実際に職場で役立たった経験談をお話します。
秘書検定2級合格に必要な費用
秘書検定2級はテキストで独学する人がほとんどで、必要な費用は参考書と受験料で合計6000円程度です。
- 参考書 1500円ぐらい
- 受験料 4100円
秘書検定2級に必要なもの
過去問などの秘書検定2級の参考書1冊
2級であれば市販のテキスト1冊でOKです。
多くの参考書が販売されていますが、よく売れている本ならどれでもいいと思います。高額なテキストを買う必要はありません。中古で買う場合は最新のものを選ぶといいと思います。
秘書検定2級の勉強方法
秘書検定2級にあまり勉強は必要ありません。
内容的に一般常識で分かる問題が多いからです。過去問は必ず確認しておく必要はありますがそこまで気合を入れなくても合格できます。特に社会人経験者であればかなり余裕だと思います。
社会人の勉強方法
私は通勤電車の中で参考書をパラパラと流し読みした程度でしたが、暗記もさほど必要ありませんでした。忙しい社会人はこの程度の勉強と元からの知識で対応できるレベルです。
学生の勉強方法
社会の一般常識に弱い学生さんが受験する場合はそれなりに参考書や過去問を解いて覚える方がいいと思います。でも他の資格に比べたら勉強時間はかなり少なく済むはずです。学校生活の合間にちょこちょこ勉強すれば受かります。
秘書検定2級の勉強期間
私は2週間ぐらい毎日電車の中で30分ほど参考書を読んでいました。
まとまった時間が取れる人なら3日間ぐらい真剣に勉強すれば大体受かると思います。私は読むだけの勉強は苦手なんですが、秘書検定の勉強はマナーを本で学んでいるような感覚で読むだけでも頭に入りやすい内容です。
秘書検定2級の受験本番
受験は京都の大学構内でしたが、学生ぽい人がとても多かったです。けっこう人気の資格のようです。
秘書検定2級は「理論」と「実技」に分かれていてそれぞれの60%以上で合格です。マークシートと記述がありますが、時間はたっぷり2時間あるので落ち着いて解くことができました。
秘書検定2級に合格した効果
簡単に合格できた資格でしたが、小難しい他の資格よりも色々と合格した効果が私にはありました。
手軽に取れる資格で履歴書映え
合格しなかったとしても、参考書を1冊手元に置いておけば実際にオフィスで役立つ知識が満載です。電話応対、敬語、冠婚葬祭など必ず実践の場があります。
オフィスマナーに強いとちょっと注目される
社会人のマナーは知っているようで知らない人が多いので、知っているだけで一目置かれる可能性があります。
私は当時、職場で頭脳派になれないことは分かっていたので電話応対などで同期と差をつけました。電話応対が最初からうまい新人はそれだけでちょっと注目されたりします。そういった内容が秘書検定で学べます。
まとめ
秘書検定2級は資格の中でも受かりやすく、合格率は約50%と高めです。正しい敬語、冠婚葬祭マナーなども必ず役立ちます。オフィスで学んだことを実践すればひょっとして社内の評価が上がるかもしれません。
合格のハードルは低い資格なので、ぜひ挑戦して自分のスキルアップ、就職、評価アップに役立ててください。