カードローンの利用を考える場合、まず候補として挙げられるのが銀行カードローンです。
普段の生活でも利用する機会の多い銀行であれば、安心して借入することができます。
しかし銀行カードローンで気になるのが審査の厳しさです。
銀行カードローンは低金利や高限度額が魅力である反面、消費者金融に比べると審査基準が厳しいとされており、果たして銀行カードローンを選択するべきか悩まれる方も多いでしょう。
みずほ銀行はメガバンクの一角であり、特に審査に厳しいイメージがあるかもしれません。
確かに消費者金融に比較すると審査が厳しいのは確かのようですが、審査のポイントさえおさえておけば初めてお金を借りる方でも審査に通ることが可能です。
ここではみずほ銀行カードローンの審査に落ちる方の特徴から審査のポイントを考えるとともに、商品の魅力などに迫っていましょう。
- みずほ銀行カードローンとは
- みずほ銀行カードローンの審査のポイント
- みずほ銀行カードローンの審査は甘い?厳しい?
- みずほ銀行カードローンの審査にかかる時間
- みずほ銀行カードローン審査の状況確認はどうする?
- みずほ銀行カードローンの在籍確認
- みずほ銀行カードローンの審査に受かる方の特徴
- みずほ銀行カードローンの審査に落ちる方の6つの特徴
- みずほ銀行カードローンで増額するには?
- みずほ銀行カードローン商品概要
- みずほ銀行カードローン利用限度額はいくら?
- みずほ銀行カードローンと他の金融機関との比較
- みずほ銀行カードローンならではの特徴
- みずほ銀行カードローンの申込時の必要書類
- みずほ銀行カードローンの申込の流れ
- みずほ銀行カードローン審査の状況確認はどうする?
- みずほ銀行カードローンの借入方法
- みずほ銀行カードローンの返済方法
- みずほ銀行カードローンの任意返済
- みずほ銀行カードローンのメリット
- みずほ銀行カードローンのデメリット
- みずほ銀行カードローンと多目的ローンの違い
- みずほ銀行カードローンの口コミ情報
- みずほ銀行カードローンでよくある質問
みずほ銀行カードローンとは
日本の三大メガバンクの一角であるみずほ銀行の個人向けローン商品が「みずほ銀行カードローン」です。
メガバンクのカードローンとして低金利と高限度額が人気を集めています。
みずほ銀行で住宅ローンを利用している場合、金利優遇を受けることができ、みずほ銀行を生活のメインバンクとして利用している方は、選択肢の候補の筆頭として挙げるべきカードローンといえます。
メガバンクのカードローンですので安心感は抜群ですが、2021年に頻発したシステム障害は気になるトピックです。
ATM障害が発生してしまうと、カードローン取引でも影響が出かねませんので、今後のみずほ銀行の対応には注意しておきたいところです。
みずほ銀行カードローンの審査のポイント
みずほ銀行カードローンの審査は、主に「属性の審査」「信用情報に基づく審査」の2点がポイントとなります。
属性の審査
みずほ銀行カードローンの審査基準のひとつが「属性審査」と呼ばれるものです。
申し込みフォームに入力された年齢や収入、勤務先などをみずほ銀行の審査基準に沿って数値化して、その合計点が設定した基準を満たしていれば審査通過となります。
属性審査は数値によって割り出すもので「スコアリング審査」とも呼ばれます。
実際にみずほ銀行の審査で「どういう属性なら何点」などという情報が出てくることはありません。
しかしスコアリング審査は多くのカードローン審査で導入されています。
スコアリング審査の目的が「申込者が借入希望金額に応じた返済能力を備えているかどうかの判断」である以上、ある程度の内容は推測できます。
みずほ銀行カードローンでも、主に以下のような属性について審査されていると考えられます。
年齢 | 60歳以降は加点が少なくなるが、対象年齢を満たしていれば特に問題はない。 |
---|---|
年収 | 多いほどスコアがいい。 |
勤務先 | 大手企業や公務員は高め、中小企業勤務、個人事業主の順にスコアが低くなる。 |
雇用形態 | 正社員、事業主は高く、契約・派遣社員がその次、アルバイトは低め。 |
職業 | 公務員や医者が最も高く、会社員も高め。自営業やフリーターは低め。 |
居住形態 | 持ち家が高め、賃貸や社宅は低めのスコア。 |
家族形態 | 親や配偶者、子との同居は高め、一人暮らしは低め。 |
電話 | 携帯電話も固定電話も持っている人は高め。 |
属性内容とスコアリングの関係は、概ねこのようになっていると考えることができます。
信用情報に基づく審査
みずほ銀行カードローンの審査基準として大切なものに信用情報があります。
信用情報とは、その方が今までに金融機関をどのように利用してきたかという履歴で、日本に3つある以下の個人信用情報機関に登録されています。
- 全国銀行個人信用情報センター(KSC)
- 日本信用情報機構(JICC)
- 株式会社シー・アイ・シー(CIC)
みずほ銀行及びみずほ銀行カードローンの保証会社である株式会社オリエントコーポレーションでは、申し込みがあった時点でこういった信用情報機関に情報を問い合わせて、信用情報を確認します。
信用情報をチェックすることで、融資してよい方かどうかを判断します。
問い合わせる個人信用情報機関は、みずほ銀行では「KSC」、株式会社オリエントコーポレーションは「JICC」「CIC」です。つまり日本の3つの個人信用情報機関すべてに問い合わせることになります。
信用情報で重視されるのは主に以下のような内容です。
- 異動情報(個人再生や自己破産など金融事故情報の登録の有無)
- 他社からの債務の状況
- 他社の毎月の返済状況や利用履歴
- 信用商品の申込状況(他のカードローンに申し込んだことがあるかどうかなど)
みずほ銀行としても、こういった登録情報の内容を精査して、申込者の信用に問題があれば貸付リスクを高いとみなして、カードローンの審査で落とすという判断をします。
一般に銀行のカードローンでは、信用情報のチェックとスコアリング審査を同時進行させており、仮にスコアリングの結果が良くても信用情報に問題があれば審査で不合格となります。
みずほ銀行カードローンの審査は甘い?厳しい?
みずほ銀行はメガバンクの一角であり、審査に厳しいイメージがあるかもしれません。
確かに審査の甘い消費者金融に比較すると審査が厳しいのは確かのようですが、借入希望金額に応じた安定した収入が認められれば、初めてお金を借りる方でも審査に通ることが可能です。
みずほ銀行カードローンの申込条件
みずほ銀行のカードローンに限らず、どのカードローンにおいても、申し込む前に申込条件をしっかり確認しておくことが必要です。
みずほ銀行カードローンの基本的な申込条件は以下のようになっています。
- 契約時の年齢が満20歳以上66歳未満の個人であること
- 安定した収入があること
- 保証会社オリエントコーポレーションの保証が受けられること
「安定した収入から、返済に問題ないと判断される方」が申込み条件になります。
保証会社の審査はどこが行う?
みずほ銀行カードローンの審査を主に担当するのは、株式会社オリエントコーポレーションです。
株式会社オリエントコーポレーションは「オリコ」の名称で一般的に浸透している大手信販会社で、みずほ銀行と提携してカードローンの事実上の審査を行います。
保証会社は、利用者の保証人の代わりとなってくれる会社で、何らかの理由でローンの返済ができなくなったときに残債を建て替えてくれる会社のことです。
みずほ銀行のカードローンが無担保・無保証人で借りることができるのは、いざというときにオリエントコーポレーションが残りのローンを返済するからです。
オリエントコーポレーションは「オリコカード」のブランド名で数多くのクレジットカードやキャッシュカードを発行しており、なかには審査基準があまり厳しくないカードもあります。
保証会社の審査は決して甘くない!
株式会社オリエントコーポレーションは「オリコカード」のブランド名で数多くのクレジットカードやキャッシュカードを発行しており、なかには審査基準があまり厳しくないカードもあります。
ただし、保証会社がオリエントコーポレーションだからといって、みずほ銀行カードローンの審査が厳しくないわけではありません。その理由のひとつは適用金利にあります。
オリコカードの金利は年率4.5%から18.0%で、みずほ銀行カードローンの年率2.0%から14.0%とはだいぶ違いがあります。
基本的に、カードローンでは金利が低いほど審査に通りにくい傾向があります。
そのため、みずほ銀行カードローンはオリコカードよりも審査に通りにくいと言えるのです。
また過去にオリコ関連で事故を発生させている方は、みずほ銀行カードローンの審査には合格できません。
事故情報がオリコ社内でほぼ永久に記録されているためです。
オリコカードの他、オリコが保証会社を担う他の金融機関でも借入は不可と考えておきましょう。
みずほ銀行カードローンの審査にかかる時間
みずほ吟銀行カードローンの申込方法は「インターネット」「店頭」「郵送」「電話」の4つです。
審査にかかる時間は申込方法によっても異なります。
それぞれの申込方法で審査にかかる時間は以下の通りです。
申込方法 | 審査回答のタイミング |
---|---|
インターネット(パソコン) | 翌営業日以降に審査結果を回答 |
インターネット(スマホ) | 翌営業日以降に審査結果を回答 |
店頭 | 翌々営業日以降に審査結果を回答 |
郵送 | 申込書到着後、翌々営業日以降に審査結果を回答 |
電話 | 申込受付後、翌々営業日以降に審査結果を回答 |
当然のことですが、郵送の場合は書類のやり取りに日数がかかります。
一番早く回答を得られるのはインターネットでの申込ですが、大手消費者金融のように即日対応はできなくなっています。
みずほ銀行カードローン審査の状況確認はどうする?
みずほ銀行カードローンの審査は最短翌営業日回答ですが、状況によってはもっと時間がかかる場合もあります。
急いでいるときほど、気になってしまいますね。
審査結果が届かないときは、みずほ銀行に確認することができます。
カードローン専用ダイヤルに電話して、音声ガイダンスが始まったら「1」をプッシュします。
つながった先で審査状況の確認が可能です。
ただし、店舗で申し込んだときは電話での確認はできません。
カードローンの申込をおこなった店舗を訪問して直接、窓口で審査状況を尋ねるようにしましょう。
みずほ銀行カードローンの在籍確認
みずほ銀行でも他の銀行や消費者金融と同様に、カードローンの審査では在籍確認が行われます。
在籍確認はみずほ銀行の審査担当者が、カードローン申込者の勤務先に直接電話で連絡して本人の在籍を確認する作業です。
収入の出どころを確認する目的があり、在籍確認はみずほ銀行カードローンの審査では欠かせないもののひとつです。
銀行のカードローンの仮審査は主に保証会社が行うケースが多く、みずほ銀行カードローンでは保証会社のオリエントコーポレーションが行います。
在籍確認の電話も原則的にオリエントコーポレーションが行いますが、みずほ銀行やオリエントコーポレーションを名乗ることはなく、担当者の個人名で電話を行います。
在籍確認の流れ
みずほ銀行カードローンの在籍確認は、以下のような流れで行われます。
- 申し込みの際に勤務先を申告する。
- 担当者が申告された情報から勤務先を確認する。
- 担当者が勤務先に個人名で電話する。
- 電話によって申告した勤務先で働いていることが分かれば、在籍確認の完了とする。
在籍確認の電話は、申し込みの際に申告した勤務先の電話番号へ掛かってきます。
そのため、電話番号が間違っていたり、代表番号で受付の方が申込者を知らなかったりする場合には、在籍確認ができません。
そのため、申し込みの際には自分の名前を知っている人が出ることができる電話番号を確認して申し込みましょう。
一方、在籍確認の電話は必ずしも本人が電話に応答する必要はありません。
本人が電話口に出ることができなくても、勤務先で働いていることが分かれば問題はありません。
もし、本人が電話に出ることができなくても、「外出しています」「本日はお休みをいただいております」などと応答してくれれば、その職場で働いていることが分かるので、在籍確認の作業は終わります。
みずほ銀行に問い合わせをしてみた
ここでみずほ銀行カードローンの在籍確認について直接銀行側に問い合わせてみました。
みずほ銀行カードローンでは在籍確認の対応時間が9時から21時です。
例えば水商売や深夜の仕事をしていて在籍確認対応時間内には在籍確認が行えない場合、みずほ銀行カードローンでは審査ができないとの回答でした。
つまり、在籍確認ができなければみずほ銀行カードローンの審査に合格はできませんので注意しましょう。
在籍確認に不安を感じる方は?
1.言い訳を考えておく
在籍確認の電話は個人名でかかってきますので、カードローンの利用が発覚することはあまりありませんが、本人が不自然な態度を取ったために怪しまれることは推測できます。
そのため、あらかじめ言い訳を考えておくと在籍確認の電話でうろたえることがなくなります。
「クレジットカードを作ったから」
「たまたま携帯に出られなくて、後でこちらから掛け直した」
「ただの営業電話ではないかな」
最も自然なのは、クレジットカードを作ったことにするというものです。
クレジットカードなら、カードローンの申し込みと比べて周囲の反応も気にするほどでもないでしょう。
2.あえて職場から申し込む
あえて、職場から申し込んで、自分がいないときに在籍確認の電話をかけてもらうという手段もあります。
みずほ銀行のカードローンの在籍確認では、本人がいなければすぐに完了します。
後から職場に戻ってきたときに自然な言い訳ができます。
個人名の名乗った人から電話があったと同僚から伝えられても、「後で確認しておきます」と言えば済みます。
みずほ銀行カードローンの審査に受かる方の特徴
信用情報に問題がないこと
過去にクレジットカードやカードローンをどのように利用してきたかという利用履歴の「信用情報」は審査では重要な項目です。
信用情報に延滞や債務整理などの履歴が残っていては、審査に通ることはできません。
こういったネガティブな情報は通常、5年経つと抹消され、自己破産だけ10年残る可能性があります。
いずれにしてもネガティブ情報が信用情報として記録されている間はみずほ銀行カードローンの審査に合格することはできません。
また、携帯電話の料金を滞納しているのもネガティブ情報として登録されます。
携帯電話の料金には本体の分割払いも組み込まれているため、ここでの支払いの遅れは「分割払いの支払いの遅れ」と同じ意味を持ちます。
申し込みブラックではなこと
また、1ヶ月以内に3社以上のローンを申し込んでいるときも、審査に通るのが難しくなります。
みずほ銀行からすると「この人は短期間にこんなに申し込みをするなんて、よほどお金に困っているのだろう」と判断します。
申し込みが多いために審査に通らなくなる状態を「申し込みブラック」と呼びます。
申し込みブラックは6ヶ月で情報は抹消されるので、カードローンやクレジットカードの審査で否決された場合には、否決となった問題を自ら分析し解決できてから、最低でも半年間待ってから申し込みをしましょう。
個人属性が充分であること
みずほ銀行カードローンの審査に受かるには、それなりに社会的な信用がなければなりません。
とはいえ、それほど地位が高くなければならないというわけではなく、信頼してお金を貸せる方であるかどうかというのが重要です。
先に説明した「属性審査」「スコアリング審査」において高得点を獲得できるほど十分な個人属性であれば審査に合格できる可能性が高くなるでしょう。
スコアリングの点数は公表されるものではありませんが、高評価か低評価はある程度推測は可能ですので、自らの状況と照らし合わせてみましょう。
その上で、下記のように信用情報にも問題ない状態であれば、審査に自信を持って臨むことができるでしょう。
- 5年以内に3ヶ月以上のローンやクレジットカード、携帯電話料金の支払い延滞を行っていない。
- 5年以内にローンやクレジットカード、携帯電話会社から強制解約を受けていない。
- 5年以内に任意整理をしていない。個人再生、自己破産を5年から10年以内に行っていない。
- 申し込みよりも1ヶ月前に2社以上のカードローンに申し込んでいない。
すべてをクリアしていないと審査には通過できません。
どれくらいの収入が必要?
みずほ銀行カードローンの申し込みに関しては、ネットに数多くの体験談や口コミ情報が寄せられています。
それによると、ほぼすべての利用者が最低でも年収200万円以上を得ています。
特に正社員でないといけないとか、アルバイトでは審査に通過しないというわけではありません。
むしろ、他社からの借入が少ないことや、継続した収入があることなど、返済能力が問われていると考えられます。
他社借入については、できれば「他社借入1件まで」が望ましいです。
2件以上ある場合には収入が高いとか勤続年数が長いといったプラス要因が必要と推測されます。
銀行のカードローンは、何社からどのくらいの借入があるのかを非常に気にします。
みずほ銀行でもその傾向は強く、みずほ銀行カードローンだけに集中して返済できる環境にないときにはおすすめできません。
他社借入が少なく、延滞や返済遅延などがないクリーンな状態で、年収が200万円以上あるという場合には審査に合格できる可能性が高いといえます。
一方、年収が200万円以下の人はみずほ銀行カードローンなどの銀行カードローンは避けて消費者金融系のカードローンを選択するほうが無難です。
みずほ銀行に取引があること
銀行のカードローンの多くに共通することですが、自行の顧客には銀行の審査は多少緩めになります。
みずほ銀行を給与振込口座に使っているとか、公共料金の支払口座として使っている方からの申し込みは「自行の顧客からの申し込み」として扱われます。
みずほ銀行カードローンではみずほ銀行で住宅ローンを利用されている方に対しては金利優遇も行っています。
みずほ銀行で取引を行っている方、みずほ銀行をメイン銀行として利用されている方に対しては、審査面からもおすすめといえるでしょう。
みずほ銀行カードローンの審査に落ちる方の6つの特徴
みずほ銀行カードローンの審査に合格するには、逆に審査に落ちる方の特徴を理解しておくことも大切です。
自分がおなじような状態であれば、審査に合格するのが難しいですので、何等かの対処を行わなければいけません。
審査に落ちる主な理由は「収入が低い、過去や現在のローンなど債務によるトラブルがある」が多いです。
①事故情報があるブラックの人
日本には3つの個人信用情報機関があります。
通常は貸金業者であればJISSとCIC、二つの個人信用情報機関から照会し、銀行であれば全国銀行信用情報センターから照会をします。
- みずほ銀行
→全国銀行信用情報センターに照会 - 保証会社である株式会社オリエントコーポレーション
→JISSとCICに照会
みずほ銀行カードローン審査においては3社あるすべての個人信用情報機関から申込者の現在と過去の債務情報を照会しています。
このうち1社でも過事故情報、いわゆるブラックの履歴があるとみずほ銀行カードローンの審査に通ることはありません。
- 61日以上の返済の遅れ
- 契約違反による強制退会
- 返済が遅れたことによる保証人や保証会社の代位弁済
- 債務整理
②他社からの借り入れ件数が多い
みずほ銀行カードローンは借入先が1社しかなく、そちらから借り換えするなどといった場合には審査は比較的寛容です。
逆に借入先が2社あるときには、1件まで減らしてから申し込みすることをおすすめします。
また、他社の借入を1つにまとめるためにみずほ銀行を利用したいといった相談には乗ってもらえます。
心配な人は電話や窓口で相談してみましょう。
③過去にみずほ銀行やオリコでトラブルがあった
これまでにみずほ銀行で、カードローン以外でも融資を利用していて返済をしなかった、債務整理をしたなどの履歴があるならば審査は相当に厳しいものとなるでしょう。
個人信用情報機関に掲載されている情報は5年もしくは10年の期間で情報は消滅しますが、みずほ銀行が保有しているデータは消えることが無いため、過去にみずほ銀行との取引でトラブルがあった方は厳しいでしょう。
同様に保証会社であるオリエントコーポレーションでトラブルを引き起こしている場合も、みずほ銀行カードローンの審査は厳しくなります。
オリエントコーポレーションが保証会社を担っている他行カードローンなどのトラブルも同様です。
④借入額と年収のバランスが取れていない
審査で重要なのは「借入希望金額と収入(年収)のバランスです」。
借入希望金額に応じた安定した収入があり、継続して返済可能であると見込まれると、審査に通る可能性が高くなります。
逆に収入から見てあまりにも無謀な借入希望金額を提示すると、返済見込みが少ないと判断され審査に合格できなくなります。
バランスの目安としては、総量規制で提示されている「年収の3分の1以内」でしょう。
みずほ銀行カードローンは総量規制の対象外ですが、現在各銀行においても総量規制と同程度の自主規制を設けていることかも、「年収の3分の1以内」がひとつの目安となるのは間違いないところです。
カードローンは生活が苦しいところを助けてくれる存在というイメージがありますが、実際には審査に通るには返済に耐えられるほどの生活の余裕が必要です。
⑤誠実性に欠ける・信頼できないと判断された
みずほ銀行から「誠実ではない」「信頼できない」と判断された場合、審査落ちにつながります。
個人間のお金の貸し借りでも、日頃から行いが悪かったり嘘をついたりする人にお金を貸すことはないでしょう。
銀行から個人への融資でも同じです。
申込の際に故意に虚偽の申告をした場合、バレれば信用を失って即審査落ちになるでしょう。
カードローンの審査は嘘がつき通せないようにできています。
勤務先について嘘をついた場合、在籍確認で嘘がバレますね。
収入に関しても収入証明書を確認すれば一発でバレますので「良い会社に在籍しているように装う」「年収を多めに申告する」といった手は通じません。
単なるミスで記載内容を間違えた場合も、虚偽と判断されて審査落ちになる場合があるので注意が必要です。
⑥総合的に属性が低いと判断された
収入が安定していない場合はスコアリング審査で落とされる可能性もありますが、特別欠点がないはずなのに審査落ちすることもあります。
落ち度が見つからないとしても、審査落ちする以上は何らかの原因があるはずです。
考えられるのは「総合的に属性が低いと判断された」ケースでしょう。
- 収入が平均よりも低い
- 勤続期間が半年未満
- 自宅が賃貸
- 結婚していない
- クレジットカードもカードローンも使ったことがない
これらの要因はそれぞれ単独では審査落ちの決定的な要因にはなりませんが、少しずつマイナス評価になったと考えられます。
マイナスが少しずつ積み重なった結果、審査通過のスコアに達しなかったわけです。
みずほ銀行カードローンで増額するには?
借入件数を増やすよりも、借入先は常に1つに絞っておくことがキャッシングを安全に使う最大のポイントです。
みずほ銀行カードローンを利用していて限度額いっぱいになったとき、新しい借入先に申し込みをするよりも、まずはみずほ銀行カードローンで増額をすることを検討してみましょう。
ホームページでは増額について以下のように説明されています。
カードローンの再申し込みをすることで、ご利用限度額を増額することができます。
パソコン・スマートフォン・電話、またはお近くのみずほ銀行でお申し込みください。
引用:カードローン/ご利用/カードローンのご利用限度額を増やしたい
パソコンやスマートフォンからインターネットを利用して増額申込ができるようになっています。
電話の場合は以下の専用ダイヤルから手続きを進めます。
- みずほ銀行カードローン専用ダイヤル(0120-324-555)
- 受付時間:月曜日~金曜日 9時00分~20時00分(※12月31日~1月3日、祝日・振替休日は利用不可)
みずほ銀行カードローンの増額には審査が必要
みずほ銀行カードローンの限度額を増額するには、審査を通過することが必要です。
増額の審査で主に重要視される項目としては、以下のようなものが考えられます。
- 収入が減っていない
- 他社からの借入が増えていない
- 新規申込時の情報から大きな変更がない
- 在籍確認が取れる
他社の借入が増えていないことと同時に、新規申込時に他社借入を利用していた場合には、その他社借入が減っていることが重要な条件になります。
転居や転職など、新規申込時に審査に重要となっていた情報の変更を伝えていないと審査は厳しくなります。
また、在籍確認も増額審査で再度行われます。
当然のことですが、これまで返済の遅れを発生されていないことは大前提です。
またある程度の利用実績も求められます。
これまで契約だけ行い、全く借入していない方は、いきなり増額してほしいと要求してきても、不審がられるだけです。
みずほ銀行カードローンから増額案内が届く場合もある
増額についてはみずほ銀行カードローンの利用者に増額の案内が届くこともあります。以下のような利用者に半年に一度程度案内が行われるようです。
- 半年以上の返済実績がある方
- 返済の遅延がない方
- 利用限度額が30万円以内の方
またみずほ銀行ATM利用時に増額案内が表示されることもあります。
いずれにしても銀行側から増額の提示があった場合、銀行内の審査基準は満たしていることが予想されますので、上記の増額審査時の重要視項目によほどの悪条件がない限り、増額に成功する可能性は高いといえるでしょう。
増額審査の結果によっては限度額が減らされる場合がある
みずほ銀行でカードローンの増額を申込すると、新規申込時の審査結果に関係なく再審査が必要です。
あらためて審査を受ける際は、利用者の申込・借入・返済状況をあらためて確認されます。
以下のような事実が明らかになった場合、増額審査に申し込んだはずなのに、かえって減額される可能性がある点に注意が必要です。
- 新規申込のときより年収が下がっている
- 他社の借り入れ額が増えている
仮に「他社で返済の延滞を発生させた」「失業して現在は無職」などの重大な事実が発覚した場合、減額を通り越して利用停止となる可能性もあります。
増額の申込前は、最低でも収入が新規申込時より減っておらず、他社も含めて利用履歴に問題がないことを確認するようにしましょう。
増額により借入利率が引き下げられることもある
増額によるメリットは、これまでより多く借りることができるようになるだけではありません。
状況次第では借入利率が引き下げられることもあります。
カードローンは通常、利用限度額が高額になるほど借入利率が低くなります。
みずほ銀行カードローンでも同様です。ここでは利用限度額が100万円未満と100万円以上200万円未満のケースを見てみます。
利用限度額 | 借入利率 |
---|---|
10万円以上100万円未満 | 年14.0% |
100万円以上200万円未満 | 年12.0% |
ある利用者が「利用限度額50万円、借入利率14.0%」で契約していたとします。
この利用者が100万円増額に成功し利用限度額150万円となった場合、借入利率は「12.0%」に引き下げられることになります。
みずほ銀行カードローンでは利用限度額が100万円増える毎に借入利率が下がる設定になっていますので、増額ではこの境目を目指して申込むこともひとつの有効手段でしょう。
みずほ銀行カードローン商品概要
○利用できる方
以下のすべての条件を満たす個人の方
- 契約時の年齢が満20歳以上満66歳未満の方
- 安定かつ継続した収入の見込める方
- 保証会社(オリエントコーポレーション)の保証を受けられる方
※外国人の方は永住許可を受けている方
○資金使途
・自由(ただし事業性資金は利用不可)
事業資金以外の個人消費性資金であれば、様々な用途で利用できます。他社の借り換えやおまとめも可能です。
○取引期間
・1年(契約成立日から1年後の応当日の属する月の10日)
1年ごとに審査のうえ自動更新となります。ただし、銀行が特に認める場合を除き、満70歳以上での更新は行いません。
○担保・保証人
・不要(保証会社である株式会社オリエントコーポレーションが審査のうえ保証します)
○借入金利(実質年利)
借入限度額に応じて、以下のように決定されます。なおカードローン契約時にみずほ銀行で住宅ローンを利用されている場合(カードローンの契約店で住宅ローンを利用している場合に限る)は0.5%の金利優遇を受けることができます。
利用限度額 | 借入利率 |
---|---|
10万円以上100万円未満 | 年14.0% |
100万円以上200万円未満 | 年12.0% |
200万円以上300万円未満 | 年9.0% |
300万円以上400万円未満 | 年7.0% |
400万円以上500万円未満 | 年6.0% |
500万円以上600万円未満 | 年5.0% |
600万円以上800万円未満 | 年4.5% |
800万円 | 年2.0% |
みずほ銀行カードローン利用限度額はいくら?
利用限度額:10万円~800万円(10万円刻み)
インターネットでの申込の場合は審査の結果によって利用限度額が決定されます。
店頭などでの申込の場合は、以下の中から申込者の判断で選択します。
- 10万円
- 20万円
- 30万円
- 50万円
- 100~800万円(100万円単位)
ただし、審査の結果次第で申し込んだ限度額と異なる金額が設定される場合もあります。
返済能力からあまりにかけ離れた金額で申し込むと審査で悪影響が考えられますから、はじめから必要最小限の金額で申し込むのが望ましいでしょう。
ちなみに、800万円の限度額はあくまで上限です。
一般的に800万円を契約するには、年収がその3倍の2,400万円が目安となります。
個人の方でこれだけの年収を提示できる方は少ないでしょう。
みずほ銀行カードローンと他の金融機関との比較
ここではみずほ銀行カードローンの金利を他の銀行カードローンと比較してみましょう。
銀行カードローン | 金利 | 限度額 |
---|---|---|
みずほ銀行カードローン | 2.0%~14.0% | 800万円 |
三菱UFJ銀行カードローン バンクイック | 1.8%~14.6% | 500万円 |
三井住友銀行カードローン | 4.0%~14.5% | 800万円 |
オリックス銀行カードローン | 1.7%~17.8% | 800万円 |
比較してみると、みずほ銀行カードローンは上限金利が他行に比べて一番低くなっているのがわかります。
初めての利用者は上限金利での契約となることが多いので、この点はみずほ銀行カードローンのメリットといえるでしょう。
みずほ銀行カードローンならではの特徴
カードローンはみずほ銀行などのメガバンクをはじめ、地方銀行や大手消費者金融でも展開しています。
その中でもみずほ銀行カードローンは手厚いサービスで評判が高くなっています。
ここでは、みずほ銀行カードローンならではの特徴をみてみましょう。
みずほ銀行のキャッシュカードで利用できる
みずほ銀行カードローンは、ローン専用のカードではなく、キャッシュカードでの利用が可能です。
- 普通預金のキャッシュカード(キャッシュカード兼用型)
- カードローン専用カード(カードローン専用型)
いずれかのカードを選択できます。
キャッシュカードを選べば財布がスッキリするのはもちろん、家族など周囲にカードローンの利用がバレることを防ぐ観点からもメリットがあります。
「キャッシュカード兼用型」と「カードローン専用型」は切り替えが可能です。
取引店、またはカードローン専用ダイヤルへ申し出てみましょう。(一部切り替えできない商品もあります)
キャッシュカードで使える自動貸越機能とは
キャッシュカード兼用型を選択した場合、自動貸越機能を利用できます。
普通預金を引き出すときに残高が不足する場合、利用限度額の範囲内で自動的に不足分をカードローンから借入するサービスです。
また自動貸越機能はカードローン専用型では利用できません。
ただし、自動貸越機能を利用すると「総合口座貸越選択サービス」「貯蓄預金スイングサービス」というほかの機能が利用できません。
自身にデメリットがないことを確認できれば、急な出費を効率良くカバーできそうですね。
WEB完結で申込ができる
みずほ銀行カードローンでは、WEB(パソコン・スマートフォン)を利用して申込が可能です。
24時間いつでも申込が可能なほか、WEBの手続きだけで申込~審査~契約~借入まで終わらせられるWEB完結にも対応しています。
店舗に移動せずにWEBで契約まで進められるのは、多忙な申込者には嬉しいサービスです。
スイングサービスを受けられる
希望者に限定のサービスとして「スイングサービス」を利用することもできます。
大きく分けて以下の2つのサービスを利用可能です。
自動融資サービス
公共料金やクレジットカードの決済で、みずほ銀行の返済用普通預金口座の残高が不足する場合に利用限度額の範囲内で不足額の融資を受けられるサービスです。
ただし自動融資サービスは、預金の払い出しやカードローンの返済等、自動融資の対象外の取引があります。
自動振替サービス
カードローン口座への入金時に入金後残高がプラスになる場合、プラスの分が返済用普通預金口座に自動的に入金されるサービスです。
自動振替サービスは、みずほ銀行ATM、提携ATM(ローソン銀行・E.net)で利用できますが、セブン銀行では利用できない点に注意が必要です。
カードローン専用型の場合、スイングサービスの申込は、上記「自動融資サービス」「自動振替サービス」両方の申込となります(いずれか一方のみの申込はできません)。
みずほ銀行カードローンの申込時の必要書類
カードローンの申込には必要書類があります。
みずほ銀行カードローンの場合、以下の書類が必要になりますので、事前に準備しておきましょう。
本人確認書類としていずれか1通
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- パスポート
- 各種健康保険証
- 印鑑証明書
- 住民票
- 在留カード
- 特別永住者証明書
- 住民基本台帳カード
外国人の場合の必要書類
外国籍の人もみずほ銀行カードローンを利用することは可能です。
ただし、永住許可を受けていることを証明できる書類の提出が必要です。
たとえば外国人登録証明書は一定期間、特別永住者証明書とみなされます。
年収証明書類
利用限度額が50万円以下を希望する方は不要です。
- 源泉徴収票
- 住民税額決定通知書または課税証明書
- 納税証明書
印鑑
みずほ銀行カードローンでは毎月の返済方法は口座引き落としとなります。
対応している銀行はみずほ銀行の普通預金口座のみとなっているため、印鑑が必要になります。
外国人の場合の必要書類
外国籍の人もカードローンを利用することは可能です。
ただし、永住許可を受けていることを証明できる書類の提出が必要です。
たとえば外国人登録証明書は一定期間、特別永住者証明書とみなされます。
みずほ銀行カードローンの申込の流れ
申込方法はインターネット、郵送、電話、店頭の4種類があります。
現在主流なのはインターネットからの申し込みですが、店頭で担当者と相談しながら申し込むのも良いでしょう。
郵送以外の申込受付時間と審査対応時間は以下の通りです。やはり24時間申込受付可能なインターネットが便利です。
申込方法 | 申込受付時間 | 審査対応時間 |
---|---|---|
インターネット (パソコン・スマホ) |
24時間受付 | 9時〜21時 |
窓口 | 平日9時〜15時 | |
電話 | 平日9時〜20時 |
またみずほ銀行カードローンは発行方法で2つのタイプがあります。
これも抑えたうえで申込を行いましょう。
キャッシュカード兼用型
みずほ銀行の普通預金キャッシュカードにカードローン機能を付帯したもの。
審査に通った時点でキャッシュカードを使ってATMからカードローンを利用できる。
カードローン専用型
みずほ銀行が新規にカードローン専用のカードを発行するもの。
キャッシュカードを使った借入・返済は不能。契約手続きから1週間から2週間程度でカードローン専用カードが郵送される。
ここからは主流となっているインターネットでの申込の流れを見てみます。
インターネットの申込はみずほ銀行で普通預金口座を保有しているかいないかで、申込後の流れが異なります。
また申し込めるのは「キャッシュカード兼用型」のみです。「カードローン専用型」を希望する場合はその他の方法で申込を行う必要があります。
みずほ銀行の普通預金口座を持っている場合
すでにみずほ銀行の普通預金口座を持っている人は、インターネットの公式サイトから「みずほ銀行に普通預金口座あり」という条件で申し込みしましょう。
申し込めるのは「キャッシュカード兼用型」のみです。
- みずほ銀行公式サイトにアクセスする。
- 口座の有無に応じて申し込みボタンを選択する。この場合には「口座あり」を選択。
- 申し込みフォームに必要事項を入力して送信する。
- 仮審査を受ける。仮審査はみずほ銀行と保証会社が所定の基準で行う。
- 審査結果がメールで通知される。
- カードローン口座が開設され、メールで通知される。
- 別途「必要書類登録用URL」が送信される。メールに記載の手順に沿って必要書類をアップロードで提出する
- 本審査が行われ、結果が通知される。
- 審査に通過後、契約内容を確認して了承する
- 手元のキャッシュカードですぐに借入できる。
みずほ銀行の普通預金口座を持っていない場合
みずほ銀行に口座がなくても、カードローンには申し込みできますが、カードローンの利用には普通預金口座の開設が必要になります。
(普通預金口座は通帳を発行しない「みずほe-口座」での開設となります。)
- みずほ銀行公式サイトにアクセスする。
- 口座の有無に応じて申し込みボタンを選択する。この場合には「口座なし」を選択。
- 申し込みフォームに必要事項を入力して送信する。
- 仮審査を受ける。仮審査はみずほ銀行と保証会社が所定の基準で行う。
- 審査結果がメールで通知される。
- 別途「必要書類登録用URL」が送信される。メールに記載の手順に沿って必要書類をアップロードで提出する
- 本審査が行われ、結果が通知される。
- 「みずほダイレクトご利用カード(紙カード版)」が郵送される。受取を確認後、カードローン口座の開設とキャッシュカードの送付が行われる
- カードローン口座開設完了がメールで通知される。
- 契約内容を確認する
- 手元のキャッシュカードですぐに借入できる
みずほ銀行カードローン審査の状況確認はどうする?
みずほ銀行カードローンの審査は最短翌日回答ですが、人によってはもっと時間がかかる場合もあります。
急いでいるときほど、気になってしまいますね。
審査結果が届かないときは、みずほ銀行に確認することができます。
カードローン専用ダイヤルに電話して、音声ガイダンスが始まったら「1」をプッシュします。
つながった先で審査状況の確認が可能です。
ただし、店舗で申し込んだときは電話での確認はできません。
カードローンの申込をおこなった店舗に向かって直接、窓口で審査状況を尋ねることになります。
みずほ銀行カードローンの借入方法
借入はATMもしくは振込で行います。
ATMでの借入
全国のみずほ銀行や提携金融機関、ゆうちょ銀行、コンビニなどのATMで借入できます。
・キャッシュカード兼用型の場合
みずほ銀行ATM
コンビニATM(イーネット・ローソン銀行・セブン銀行)
・カードローン専用型の場合
みずほ銀行ATM
コンビニATM(イーネット・ローソン銀行・セブン銀行)
提携金融機関ATM
ゆうちょ銀行ATM
振込による借入
「みずほダイレクト」を利用して振込による借入を行います。
インターネットバンクであれば24時間借入可能です。(土曜日22時00分~翌日曜日8時00分、第1・4土曜日の3時00分~5時00分はシステム調整のため利用不可)
みずほ銀行の「みずほマイレージクラブ」とは
みずほマイレージクラブは、取引の状況に応じて「ATM時間外手数料無料」などの特典を利用できるサービスです。
具体的には、以下の手数料などについて条件を満たせば無料で利用できます。
- みずほ銀行・イオン銀行ATMの時間外手数料
- コンビニ(E.net)ATMの時間外手数料・利用手数料
- 他行振込手数料
みずほマイレージクラブに加入しているとコンビニATM時間外手数料、利用手数料は月4回まで無料で利用ができます。
みずほ銀行ATMは平日8時45分~18時までは利用手数料無料です。
みずほダイレクトを利用していると振込キャッシングとしても利用ができます。
みずほ銀行カードローンの返済方法
返済方法
毎月の返済方法は、みずほ銀行口座からの口座振替です。
返済日は毎月10日(銀行休業日の場合は翌営業日)となっています。
返済方式
前月10日(銀行休業日の場合は翌営業日)時点の借入残高に応じた残高スライド方式です。
①2012年7月31日以降に契約の締結または変更を行い、かつ利用限度額が200万円以上の場合
前月10日の利用残高 | 毎月の返済額 |
---|---|
2千円未満 | 前月10日現在の利用残高 |
2千円以上~20万円以下 | 2千円 |
20万円超~40万円以下 | 4千円 |
40万円超 | 利用残高が20万円増すごとに2千円を追加 |
②①に該当しない場合
前月10日の利用残高 | 毎月の返済額 |
---|---|
2千円未満 | 前月10日現在の利用残高 |
2千円以上~20万円以下 | 2千円 |
20万円超~40万円以下 | 4千円 |
40万円超 | 利用残高が10万円増すごとに2千円を追加 |
みずほ銀行カードローンの任意返済
毎月の返済以外にも別途任意返済が可能です。余裕がある月は計画的に返済していきたいものです。
任意返済を行った場合も、別途毎月の返済(口座振替)が必要ですので注意しましょう。
ATMでの返済
みずほ銀行ATMの他、コンビニATMなどが利用できます。
・キャッシュカード兼用型の場合
みずほ銀行ATM
コンビニATM(イーネット・ローソン銀行・セブン銀行)
・カードローン専用型の場合
みずほ銀行ATM
コンビニATM(イーネット・ローソン銀行・セブン銀行)
ゆうちょ銀行ATM
〇みずほダイレクトでの返済
みずほダイレクトを利用している方であればパソコン・スマートフォン・携帯電話・固定電話からの返済が可能です。インターネットであれば24時間返済可能です。
みずほ銀行カードローンのメリット
①低金利・高限度額
最大限度額800万円にあわせて、最上限金利14.0%は魅力です。
カードローンの有力な融資元として大手消費者金融もありますが、金利に関してはみずほ銀行が有利ですね。
金融機関 | 金利(実質年率) |
---|---|
みずほ銀行 | 2.0~14.0% |
アコム | 3.0~18.0% |
アイフル | 3.0~18.0% |
レイク | 4.5~18.0% |
プロミス | 4.5~17.8% |
SMBCモビット | 3.0~18.0% |
プロミスの上限金利は17.8%と若干低いですが、それでもみずほ銀行の14.0%には及びません。
少しでも利息を安く抑えるなら、みずほ銀行はおすすめです。
②キャッシュカードが利用できる
「キャッシュカード兼用型」を選択することで、預金キャッシュカードで借入ができます。
複数の機能が1つに収まったキャッシュカードなら2枚持ちよりも財布がスッキリしますね。
自動貸越などの付帯機能もあるので、利便性はさらに向上するでしょう。
みずほ銀行カードローンのデメリット
①即日融資は不可
審査回答時間は最短翌日ですので、即日融資は不可能となっています。
理由は「警察庁データベースにアクセスする必要がある」というのが大きいでしょう。
申込者が反社会的勢力と関係ないことを確認するための作業ですが、どうしても1営業日以上の時間がかかります。
どうしても即日融資を希望する場合、SMBCモビットやアイフルと言った消費者金融カードローンが適しています。
②みずほ銀行の口座を持ってない場合は日数がかかる
みずほ銀行で預金口座を保有していない場合、最終的には郵送手続きが必要なので、借入までに日数が必要となります。
③返済が口座振替のみ
毎月の返済口座は預金口座からの振替のみです。
ATM返済や振込返済はできません。
また、口座振替の返済日が毎月10日(銀行休業日の場合は翌営業日)と決まっています。
10日の返済日だと都合が悪い方の場合、使い勝手が良くないと感じるはずです。
臨時返済などを駆使して、自分の都合の良い日にできるだけ返済を進めましょう。
みずほ銀行カードローンと多目的ローンの違い
みずほ銀行ではカードローンと同じように自由に使えるローンとして「多目的ローン」も用意されていますしています。
要するに「フリーローン」ですね。
金利は変動金利で5.875%(2022年8月現在)と、カードローンよりさらに安いのが特徴です。
借入は一度きりで追加の借入ができないのがデメリットですが、逆にメリットもあります。
返済期間が決まっているため、一度借りたあとは確実に返済残高が減少します。
カードローンは利用限度額の範囲内で何度も借入できるのが強みですが、計画的な利用をしないと借入残高が一向に減らない可能性もありますね。
カードローンと多目的ローンの特徴をまとめたので、比較の参考にしてください。
– | カードローン | 多目的ローン |
---|---|---|
金利 | 年2.0~14.0% | 固定金利:6.850% 変動金利:5.875% |
利用限度額 | 最大800万円 | 最大300万円 |
利用使途 | 自由 | 自由 |
使途の確認 | 不要 | 必要 |
借入 | 利用限度額の範囲で何回でも可能 | 最初の1回きり |
みずほ銀行カードローンの口コミ情報
これまでカードローンは利用したことがなかったのですが、みずほ銀行で申込を行いました。10%を切る低金利で申込後翌日に契約できました。メガバンクで初めてのカードローンでも安心です。
金利優遇を受けました
住宅ローンを利用しているみずほ銀行でカードローンでもお世話になりたいと思い、申込を行いました。金利は提示金利の12.0%から金利優遇を受けることができました。今後とも様々な取引でみずほ銀行でお世話になりたいと思います。
パートということで銀行カードローンは厳しいと思っていましたが、みずほ銀行で無事審査に合格できました。金利は上限金利でしたが無事借入ができ、本当に助かりました。
友人が利用しているみずほ銀行カードローンを自分も申込を行いました。口座自体を保有していないので借入までに郵送での手続きが必要でした。その分日数がかかってしまいました。審査自体は翌日に合格の結果を受けたので、この点は残念に感じました。
他社で複数の借入を利用していたので、審査が厳しいとは思っていました。数日後やはり不合格の連絡がありました。やはり仕方ないですね。
数年前に他社で長期延滞を発生させてしまいました。今はその借入は完済していますが、新たな借入先を希望してみずほ銀行で申込を行いました。しかし審査に合格できませんでした。できれば消費者金融は避けたいのですが、みずほ銀行に限らず銀行は厳しいと感じました。
みずほ銀行カードローンでよくある質問
ずほ銀行カードローンには「スイングサービス」の「自動融資サービス」が付与されています。
「自動融資サービス」とは公共料金の自動支払いやクレジットカードの決済等で、みずほ銀行の返済用普通預金口座の残高が不足する場合に、カードローンの利用限度額内で不足額を自動的に融資されるサービスです。
「自動融資サービス」に利用には「キャッシュカード兼用型」「カードローン専用型」とも別途申込が必要ですが、サービスを付与した場合、口座残高不足が生じた場合「勝手に」融資となりますので注意しましょう。
三井住友銀行カードローンには「自動融資サービス」以外にも「自動貸越機能」が付与されています。
「自動貸越機能」はキャッシュカード兼用型で普通預金を引き出す際に残高が不足する場合、カードローンの利用限度額内で自動的に不足額についてカードローン口座から貸越(借入)を行い、引き出しができるようにする機能です。
つまり自ら「普通預金を引き出し」しなければ勝手には貸越されるものではありません。
任意返済は、みずほ銀行ATM、ゆうちょ銀行ATM、コンビニATM(イーネット、ローソン銀行、セブン銀行)が利用できます。
ただし、キャッシュカード兼用型はゆうちょ銀行ATMでの返済はできません。
コンビニATMでは硬貨の取扱に対応していないこともあるためご注意ください。
任意返済は他にもみずほダイレクト(インターネットバンキングおよびモバイルバンキング)でも行えます。
借入後のカードローンの取引明細の発送はありません。みずほダイレクトなどで確認することになります。
ただし、インターネット以外の申込の場合、カードローン契約時に以下の書類が自宅へ郵送されます。
- カードローンカード専用型を申し込んだ方:カードローンカード
- キャッシュカード兼用型を申し込んだ方:契約内容を確認いただく資料
- 契約時の利用限度額が申し込み時と異なる場合:ご契約内容を確認いただく資料
インターネット以外での申込の場合は、キャッシュカード兼用型、カードローン専用型いずれを利用する場合にも郵送物は回避できません。
インターネットで申込の場合は、契約時の郵送物は原則ありませんが、普通預金同時申込の場合はみずほダイレクトご利用カード等が郵送されます。
「家族にバレたくない」という方は、この点に注意しましょう。
みずほ銀行カードローンにはネット上で利用できる会員ページはありません。
ただし、みずほダイレクトに加入すると利用できるサービスがあります。消費者金融ほど利便性の高いものではありませんが使い方は非常にシンプルなものです。
みずほダイレクトにログインしてできる項目は以下の通りです。
- 借入残高照会
- 借入明細照会
- 振込キャッシング
- 追加返済
毎月10日(銀行休業日の場合は翌営業日)時点での残高による返済金額は先に述べた通り、残高スライド方式となっています。それでも確実な返済金額を確認したい場合、電話での確認ができます。以下の専用ダイヤルで確認しましょう。
・みずほ銀行カードローン専用ダイヤル(0120-324-555)
→商品内容・借入残高のご確認・返済方法については「2」をプッシュします。
・受付時間:平日 9時00分~17時00分(12月31日~1月3日、祝日・振替休日は利用不可)
利息を含めた残高の一括返済はATMやみずほダイレクトではできません。みずほ銀行の店頭での手続きとなります。以下の書類が必要となりますので注意しておきましょう。
- キャッシュカードまたはローンカード
- 本人確認書類
- 完済に必要なお金またはそのお金が入っている口座の通帳
解約は電話及び店頭で手続きができます。
・電話での手続き方法
みずほ銀行カードローン専用ダイヤル0120–324–555
→音声ガイダンスに従って番号[3]をプッシュします
なお元金や清算利息が残っている場合は解約できませんので、店頭で清算の上解約手続きとなります。
電話での解約時には、口座の情報(支店番号や口座番号)、解約者の氏名、生年月日、住所等の情報を確認のため尋ねられます。
口座情報を準備してから解約希望の電話をかけましょう。
・店頭での解約手続き
取引店の店舗(もしくはお近くのみずほ銀行の店舗)で手続き可能です。以下のものが必要となります
・カードローンカード(カードローン専用型の場合)
・返済用普通預金口座の取引印鑑
・本人確認書類(運転免許証・各種健康保険証など)
みずほ銀行カードローンについての問い合わせは、専用ダイヤル「0120–324–555」で受付しています。
音声ガイダンスに従って以下の[番号]をプッシュします。
利用中の方が商品内容や借入残高や返済方法について問い合わせたいときは、音声ガイダンスに従って[2]を押します。
受付時間は平日9時から17時です。
新規や増額の申し込み、審査状況について知りたい場合は[1]を音声ガイダンスに従って押します。
受付時間は平日9時から20時です。
また月々の返済に困っている場合の相談窓口は0120-324-462になります。
受付時間は平日9時から19時です。