このページでは、投資信託の運用におすすめの証券会社と、投資信託の特徴とメリット・デメリットについて解説します。
投資信託は長期・分散・積立の投資商品
投資信託とは、一言で言うと様々な投資銘柄が1つにまとめられた金融商品です。
投資先を分散する効果がある事から、個別株の投資と異なりリスクをコントロールする事が出来ます。
運用をファンドマネージャーにお任せできる気軽さもメリットで、初心者でも少額から投資にチャレンジできます。
しかし、投資信託には多くの商品があり、その内容は千差万別です。
なので投資信託ごとのメリットとデメリットを知っておくことも大切になります。
基本は長期的な積立投資にマッチした投資手法の一つですが、選ぶ商品によって手数料が大きく変わり、将来のリターンに影響するので手数料に関しては意識しておきましょう!
おススメとしては大手のSBI証券や楽天証券でインデックスファンドと呼ばれる投資信託を購入するのが王道の投資法と言えます。
おすすめの投資信託は証券会社で異なる
投資信託はさまざまな証券会社で購入できますが、ラインナップやサービスが証券会社によっても異なります。
まずは、投資信託を運用するのにおすすめの証券会社を10社ピックアップしポイントを比較しました。
SBI証券 | 楽天証券 | 松井証券 | LINE証券 | マネックス証券 | auカブコム証券 | SBIネオトレード証券 | GMOクリック証券 | 岡三オンライン証券 | SMBC日興証券 | |
投資信託 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
NISA | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
つみたてNISA | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | ○ | × | × | ○ |
外国株 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × | × | ○ |
IPO | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
貯まる使えるポイント | ・Tポイント ・Ponta ・Vポイント |
楽天ポイント | 松井証券ポイント | LINEポイント | マネックスポイント | Pontaポイント | Tポイント | なし | なし | dポイント |
特徴をひとことで | 投資信託との 相性が良い |
楽天ユーザー ならココ |
ロボアドなどの サービス◎ |
スマホに特化 初心者向け |
外国株ならココ | サポート充実 | 取扱投資信託 本数が10本厳選 |
FXと同時に 始めたい人へ |
ツールが高機能 | 総合証券ならでは のメリット |
おすすめの投資信託
おすすめの投資信託はインデックスファンドと呼ばれる商品です。
投資信託の最大のメリットは一つの銘柄への集中投資ではなく、分散効果があるところです。
その分散効果が高く、幅広いセクターに投資できるのがインデックスファンドです。
具体的には、以下のような銘柄が人気があります。
- 楽天VTI(楽天・全米株式インデックス・ファンド)
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- iFree S&P500インデックス
※投資は自己責任でお客様が最終判断をされてください。
上記の銘柄は、米国株式市場の代表的な指数「S&P 500」に連動した動きを目指す投資信託です。
これらは大企業以外の中小企業にも幅広く投資対象を広げているので、これらの投資信託を一本購入する事で、米国市場全体に投資する事を意味します。
また、信託報酬と呼ばれる手数料が非常に安く、長期投資に非常に有利に働きます。
信託報酬とは投資信託の運用管理に発生する費用の事です。
投資信託を保有する期間、保有者が支払い続ける費用になります。
基本、投資信託で資産形成をする場合は、長期投資を前提に考えた方が良いでしょう。
なぜなら、長期積立が過去の経験値より最もリターンが大きいからです。
長ければ長いほど投資リターンが高まる傾向にあります。
証券口座はNISAかiDeCoを優先にしよう!
投資信託を購入するには証券会社の口座開設が必要です。
口座開設する場合は、NISA口座等の非課税枠を利用すると良いでしょう。
一般的な特定口座で開設しても良いですが、せっかく国が非課税枠を用意してくれていますのでこれを使わない手はありません。
積立NISAであれば年間40万円までが非課税枠として扱われるので、投資リターンが大きく向上します。
つみたてNISAで投資できる投資信託は、金融庁が定めた基準を満たす必要があります。
○例えば公募株式投資信託の場合、以下の要件をすべて満たすもの
・販売手数料はゼロ(ノーロード)
・信託報酬は一定水準以下(例:国内株のインデックス投信の場合0.5%以下)に限定
・顧客一人ひとりに対して、その顧客が過去1年間に負担した信託報酬の概算金額を通知すること
・信託契約期間が無期限または20年以上であること
・分配頻度が毎月でないこと
・ヘッジ目的の場合等を除き、デリバティブ取引による運用を行っていないこと
引用:金融庁
特定口座で投資信託を購入する場合も、なるべく金融庁がつみたてNISAの投資対象商品として認めている金融商品を買うと良いでしょう。
信託報酬が高い投資信託を購入してしまうと、手数料分の利益が減り、複利効果も得られず効率の悪い投資になる可能性があります。
時間とお金も無駄となってしまいますので避けましょう。
NISAやiDeCoは、国が認めた投資の非課税制度です。
iDeCoは、60歳まで引き出せないデメリットがあるものの、掛金が全額所得控除になる節税効果もあるので、出来るだけ口座を開設しておくとよいでしょう。
おすすめは投資は証券会社でクレカ積立
おすすめの投資信託はこれまでの解説で、おおよそ理解できたでしょうか?
長期で分散して積み立てるのが、投資信託投資における一つの最適解とも言えます。
また、その口座はNISAとiDeCoを主軸にするとよいでしょう。
コレだけでも利益を増やせる確率が上がりますが、更にプラスαを加えるのであれば、今、証券会社で流行っている「クレカ積立」がおすすめです。
クレカ積立とは、投資信託の買い付けを現金で決済するのではなく、クレジットカードで決済する方法です。
この購入方法のメリットは、クレカ決済の際にポイントが付与される事です。
2022年現在では複数のクレカ業者が、証券会社とタッグを組みサービスを提供しています。
概ね1.0%の還元を実施しているのが現状です。
これは何を意味するかと言うと、投資した時点で1.0%の利益が確定する事を意味しますので、より投資勝率を高める事が出来ます。
※楽天カードで楽天証券の投資信託を購入した例
この様に投資信託を購入する時は、クレジットカードで購入すると非常にお得なので現金で購入するよりもクレカで購入する事を優先しましょう!
クレカ積立に関しては、以下のページでも具体例を交えて解説していますので参照してください。現在おすすめのクレカ積立はSBI証券です。

投資信託の運用でおすすめの証券会社10選
ここからは、各証券会社の特徴やメリットを詳しく紹介します。
SBI証券:投資信託数がトップクラス

取扱本数 | 約2,660 |
---|---|
最低投資金額 | 100円 |
手数料 | 買付手数料無料 |
ポイント投資 | Tポイント、Vポイント、ponta |
NISA | 可能 |
つみたてNISA | 可能 |
公式サイト | https://www.sbisec.co.jp/ |
SBI証券は、今回ご紹介する10の証券会社の中でも、取り扱い投資信託数が2,660本とトップクラス。
しかも全てノーロードという、購入時の手数料がかからない商品なのが嬉しいポイントです。
取扱本数が多すぎて探せない!という方でも、パワーサーチというスクリーニングツールの機能が充実しているので、誰でも簡単に自分に合ったファンドを探すことができます。
SBI証券は、Tポイント、Vポイント、pontaなどのポイントサービスや、NISA・つみたてNISAにも対応しているため、オールマイティーかつ投資信託との相性が良い証券会社と言えます。
管理画面の使いやすさ
管理画面が小さく使い難いという側面がありますが、慣れれば問題はありません。

SBI証券で取り扱っている商品は優秀なので、投資信託を始めようと検討している方は第一候補に挙げて良いでしょう。
また、SBI証券は投資信託の基準値が変動した場合、事前に登録したemailに通知してくれる機能があります。

この様なサービスは、常に価格を追いかける必要が無くなるので非常に便利です。
合わせて利用すると良いでしょう。
クレカ対応は三井住友カード
SBI証券は三井住友カードと連携してクレカ積立を行っています。
このクレジット積立はとてもお得なので、SBI証券で投資信託を開始するのであれば三井住友カードも合わせて作成する事をおすすめします。
楽天証券:楽天ポイントで投資可能

取扱本数 | 2,650 |
---|---|
最低投資金額 | 100円 |
手数料 | 買付手数料無料 |
ポイント投資 | 楽天ポイント |
NISA | 可能 |
つみたてNISA | 可能 |
公式サイト | https://www.rakuten-sec.co.jp/ |
楽天証券はSBI証券と同じく、取り扱い投資信託数が2,650本と、今回ご紹介する証券会社の中でトップクラスの証券会社です。
楽天証券の最大の特長は、楽天ポイントをとことん「貯めて」「活用」できることです。
例えば、楽天カードで投信積立の決済を行うと積立金額に応じてポイントがもらえたり、楽天ポイントを使って投資信託を買えたりと、楽天ユーザーには嬉しいメリットがたくさんあります。
また、楽天証券のスクリーニングツール・投信スーパーサーチで、多くのファンドから自分に合った条件のものを探し出すことができます。
管理画面が見やすい
楽天証券は管理画面が見やすくて評判の良い証券会社です。
実際、どの銘柄が積立設定なのか?スポット購入なのか?など一つの画面で一発で把握できます。

また、「あしあと」機能というサービスがあり、これまで投資したトータルリターンや購入した金額、グラフなどで管理出来て非常に使いやすいサービスです。
※楽天証券の投資信託購入履歴
※楽天証券あ「あしあと」機能トータルリターングラフ
クレカは楽天カード
楽天証券で投資信託を購入する場合は、楽天カードで購入するとお得です。
2022年9月買付分より若干のルール変更はありますが基本1.0%還元です。

楽天カードで投資信託買付はメールでの通知が便利です。
またweb明細でも下図のようにしっかり記載されてきますので、非常に分かりやすいです。
この金額に対して現状では1.0%の楽天ポイントが付くので、通常で購入するより遥かに有利な条件になります。

楽天証券は管理画面が見やすく操作性が良いのがメリットです。
投資信託を買うのにオススメの証券会社の一つです。
松井証券:ロボアドバイザーが活用可能

取扱本数 | 約1,500 |
---|---|
最低投資金額 | 100円 |
手数料 | 購入時手数料無料 |
ポイント投資 | 松井証券ポイント |
NISA | 可能 |
つみたてNISA | 可能 |
公式サイト | https://www.matsui.co.jp/ |
松井証券は、取り扱い投資信託本数こそSBI証券や楽天証券には劣りますが、松井証券独自の投資信託向けのサービスが光ります。
例えば、初心者の方向けに様々な提案や診断をしてくれる3つのロボアドバイザー。
信託報酬の一部を現金で還元してくれる「毎月現金還元サービス」などが特徴です。
松井証券は、投資信託は取扱本数だけではなくサービスも重要!と思わせてくれる証券会社です。
LINE証券:使いやすいスマホ証券

取扱本数 | 30 |
---|---|
最低投資金額 | 100円 |
手数料 | 購入手数料無料 |
ポイント投資 | LINEポイント |
NISA | 取り扱いなし |
つみたてNISA | 取り扱いなし |
公式サイト | https://line-sec.co.jp/ |
LINE証券は、スマホでの使いやすさに特化した証券会社です。
取り扱い投資信託数は30本と少なく感じますが、投資のプロにより厳選された銘柄なので、初心者にはかえって選びやすいと言えるかもしれません。
LINEポイント・LINEペイに対応し、シンプルで分かりやすいインターフェイスで、投資信託をスムーズに・長く続けて行うことができます。
マネックス証券:毎日の積立投資ができる

取扱本数 | 約1,250 |
---|---|
最低投資金額 | 100円 |
手数料 | 購入時手数料無料 |
ポイント投資 | マネックスポイント |
NISA | 可能 |
つみたてNISA | 可能 |
公式サイト | https://www.monex.co.jp/ |
マネックス証券は、取り扱い投資信託数が約1,200本と、投資信託を始めるには十分な本数を取り揃えている証券会社です。
全ての投資信託で購入手数料が無料(ノーロード)。
投信積立では毎月積立できるのはもちろんのこと、毎日でも積立可能で100円から投資が始められます。
また、投資信託の金額に応じてもらえるマネックスポイントは、Amazonギフト券などと交換することができます。
auカブコム証券:Pontaポイントがたまる

取扱本数 | 約1,400 |
---|---|
最低投資金額 | 100円 |
手数料 | 購入時手数料無料 |
ポイント投資 | Pontaポイント |
NISA | 可能 |
つみたてNISA | 可能 |
公式サイト | https://kabu.com/sp/default.html |
auカブコム証券では、約1,400本ある取り扱いファンドの全てにおいて購入手数料が無料(ノーロード)です。
保有額によりPontaポイントも貯めるチャンスがあるため、Pontaポイントを日常でよく使う方に向いています。
また「投信カブコール」というサービスでは、自分が知りたい情報(残高情報など)を設定すると、条件に合う情報だけがメールで自動通知されます。
うまく使えばご自身の投資活動の味方になってくれることでしょう。
SMBC日興証券:店舗でのサポートを受けられる

取扱本数 | 約1,000(ノーロードは約600) |
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最低投資金額 | 100円 |
手数料 | 一部申込手数料無料 |
ポイント投資 | なし |
NISA | 可能 |
つみたてNISA | 可能 |
公式サイト | https://www.smbcnikko.co.jp/index.html |
SMBC日興証券は総合証券会社なので、これまでご紹介してきたようなネット証券とは違い店舗窓口が存在します。
オンライントレードは日興イージートレードという名称で行っており、ノーロードのファンドは600本以上もあります。
fund eyeというツールを使えば、投資信託初心者の方でも質問に答えていくだけで自分に合ったファンドが表示されるので便利です。
岡三オンライン証券:IPOの当選確率がアップ

取扱本数 | 約500 |
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最低投資金額 | 100円 |
手数料 | 購入時手数料無料 |
ポイント投資 | なし |
NISA | 可能 |
つみたてNISA | 取り扱いなし |
公式サイト | https://www.okasan-online.co.jp/ |
岡三オンライン証券では、取り扱い投資信託数が約500本と、今回ご紹介するネット証券の中では少なめの部類に入ります。
しかし、投資信託を行う上でのメリットはあります。
そのうちの1つとして、投資信託の残高に応じてIPOの当選確率が上がることが挙げられます。
IPOに興味がある方は、優遇手数料コースである「プラチナ」「プレミアゼロ」を目指しましょう。
GMOクリック証券:100円から積立可能

取扱本数 | 約100 |
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最低投資金額 | 100円 |
手数料 | 買付手数料無料 |
ポイント投資 | なし |
NISA | 可能 |
つみたてNISA | 取り扱いなし |
公式サイト | https://www.click-sec.com/ |
GMOクリック証券は、取り扱い投資信託数は約100本と少ないですが、投資のプロが厳選しているということもありファンドの質が高いという見方もあります。
ノーロードのファンドも多くラインナップ。
NISAには対応していますが、つみたてNISAの取り扱いは無いので注意が必要です。
また、ポイント投資はできません。
SBIネオトレード証券:

取扱本数 | 10 |
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最低投資金額 | HPに記載なし |
手数料 | ― |
ポイント投資 | なし |
NISA | 可能 |
つみたてNISA | 可能 |
公式サイト | https://www.sbineotrade.jp/ |
SBIネオトレード証券は、取り扱い投資信託が「ひふみプラス」と「ひふみワールド+」などの10本のみなので、「えっ?これだけ?」と驚くかもしれません。
しかし、逆に言えば商品に自信があるからこそ、量より質を重視しているという風に分析することもできます。
NISAやつみたてNISAに対応しているのは嬉しいところです。
ポイント投資はできません。
投資信託を購入できる銀行3選
投資信託を購入するなら、これまで紹介した証券会社のどれかを選べば問題ありません。
ただ、中には「証券会社に馴染みがないから、銀行が良い」と考える人もいるでしょう。
そこで、投資信託を購入できる銀行のうち、大手3行を紹介します。
三菱UFJ銀行
今回紹介する銀行のなかでは、もっとも投資信託本数が多いのが三菱UFJ銀行です。
2022年7月11日現在で554件もの投資信託を扱っており、大半の方は満足できるラインナップといえるでしょう。
また検索方法が豊富に用意されており、目的のファンドに辿り着きやすいのもメリットです。
初心者向けの「検索アシスト」では、気になる切り口から簡単にファンドを絞り込むことができます。
「購入時手数料ゼロ」「ローリスクローリターン」「投資先が分散されている」など、イメージが湧きやすい単語で選択肢が分かれているので、投資信託が完全に初めての人も迷わず絞り込めるでしょう。
少し慣れた人なら、トータルリターンや純資産総額といった専門用語から絞り込むことも可能です。
積立NISAやiDeCoで定番の「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」等が取り扱っており、購入手数料も無料なので銀行で投資信託を購入したいと考えている方は、三菱UFJ銀行は第一候補と考えて良いでしょう。
取扱本数 | 554件 |
---|---|
最低投資金額 | 1,000円(インターネットバンキングから申し込み) |
手数料 | 買付手数料無料のファンドもあり |
ポイント投資 | なし |
NISA | 可能 |
つみたてNISA | 〇 |
イオン銀行
イオングループに属するイオン銀行では、300種類超の投資信託を取り扱っています。
投資の自動積立にも対応しており、最小1,000円から積立投資が可能です。
さらに、独自のお得な商品として「しっかり運用セットNEO」があります。
投資信託とセットで定期預金を申し込む場合、「3ヶ月もの定期預金」の金利が3~7%アップする商品です。
総額50万円以上の定期預金が対象なので安い金額ではありませんが、投資信託と定期預金をセットで持ちたい人には有利です。
たとえばスーパー定期に70万円預け入れて投資信託30万円を購入した場合、90日後の受取利息は4,127円(税引き後)です。

またイオン銀行では独自のサービスとして「イオン銀行Myステージ」と言う特典があります。
投資信託を購入する事で、このMyステージのスコアが上がり預金金利も上昇するという特典も付いてくるので、イオンをよく使う方には良いかもしれません。
取扱本数 | 331件 |
---|---|
最低投資金額 | 1,000円 |
手数料 | 買付手数料無料のファンドもあり |
ポイント投資 | なし |
NISA | 可能 |
つみたてNISA | 〇 |
みずほ銀行
メガバンクの一角である「みずほ銀行」でも、投資信託を購入できます。
本数が248本と三菱UFJ銀行の約半分ですが、メガバンクの安心感を求める人なら選択肢になるでしょう。
みずほ銀行で積立投信を始めると、条件を満たすと購入時手数料が18ヶ月実質無料のキャンペーンが行われています。
「過去にみずほ銀行で積立投資信託契約をしたことがない対象ファンドを購入」「電子交付サービスの登録」の条件を満たせるならお得なキャンペーンです。
さらに「みずほマネープランセット」を利用すれば、投資信託とセットで申し込んだ円定期預金、外貨定期預金の金利が3.0~6.0%までアップする特典もあります。
取扱本数 | 248件 |
---|---|
最低投資金額 | 1,000円 |
手数料 | 買付手数料無料の商品もあり |
ポイント投資 | なし |
NISA | 可能 |
つみたてNISA | 〇 |
投資信託を購入するのは銀行より証券会社がおすすめな理由
投資信託に関して言えば、証券会社でも銀行でも購入することはできます。
ただし、投資をする環境が揃っているのは「証券会社」のほうです。
長い目で見れば、銀行だけでなく証券会社で口座を開設する方がおすすめです。
具体的に、証券会社の方が投資信託の購入場所として優位である理由を解説します。
証券会社の方が投資信託の本数が多い
まず、証券会社と銀行を比較すると、扱っている本数が全く違います。
主要な証券会社と銀行が扱う投資信託の本数を比較してみましょう。
金融機関 | 投資信託の本数 |
---|---|
SBI証券 | 約2,700 |
楽天証券 | 約2,650 |
マネックス証券 | 約1,250 |
三菱UFJ銀行 | 554件 |
イオン銀行 | 331件 |
みずほ銀行 | 248件 |
銀行でもっともラインナップが多いのは三菱UFJ銀行ですが、それでもSBI証券の4分の1以下、マネックス証券の2分の1以下の数しかありません。
ひとくちに投資信託といっても、日本の上場企業に幅広く投資するものから米国の主要500社に投資するものまで、そのカテゴリーは多種多様です。
選択肢が狭いと、いざ欲しくなったときに投資信託が買えない可能性もあります。
単純にラインナップだけをみても、証券会社の方が銀行よりも有利です。
購入する投資信託銘柄が決まっているのであれば銀行でも問題ありませんが、証券会社での購入はポイントの付与や他の特典やキャンペーンも多く発生するので、証券会社での購入の方がお得と言えます。
また、管理画面も見やすく設計されているので自分の資産を把握しやすいのもメリットの一つと言えます。
証券会社なら投資信託以外の金融商品を扱える
初心者向けの投資商品といえば投資信託が思い浮かびますが、ほかにも個別の株式に投資する方法があります。
日本で言えばソニーやトヨタ、任天堂、米国ならAppleやMicrosoftなど、個別の企業を選んで集中投資するのも投資の醍醐味です。
分散投資のメリットは多少失われますが、集中投資した株式が値上がりすれば投資信託よりも大きな値上がり益を享受できる可能性があります。
株式は証券会社では取り扱えますが、銀行では取り扱うことができません。
例えばSBI証券やマネックス証券では、単元未満株と言って1株から購入できるサービスがあります。これは手数料が発生しないのでコツコツと少額投資する事が出来ます。
100株単位で購入するには価格変動のリスクがありますが、少額から投資できるのでればリスクは限定されます。
「銀行の投資信託だけで充分!」と思っていても、投資に慣れてくると「もっとリターンの高い投資にチャレンジしたい」と考えが浮かぶこともあります。
そんな時、個別株式も取り扱える証券会社の方が有利です。
この様に少し投資に慣れてきて少額投資する時は、証券口座がとても重要な存在になります。
口座維持費は無料なので将来の為に準備するしてみるのも良いでしょう。
投資信託についてのQ&Aコーナー
投資信託をわかりやすく説明すると、お金を投資のプロ(ファンドマネージャー)に預けて運用をおまかせし、利益を生むのを期待することです。
投資信託の始め方は簡単。下記の方法で投資信託を始めましょう。
- どこの証券会社で投資信託を行うかを決める
- 証券口座を開設する
- 証券口座に入金する
- 買いたい銘柄を決める
- 注文を発注する
編集部のおすすめはSBI証券です。理由は下記です。
- 取扱投資信託本数(ファンドの数)が多いことから、投資信託に力を入れていると分かる
- ファンドを検索するツール(スクリーニングツール)の機能が充実している
- TポイントやVポイントが貯まる・使える
- NISA・つみたてNISAにも対応している
このように、SBI証券は初心者でもファンドが見つけやすく、サービスやツールが充実しているため投資信託を始めやすいおすすめの証券会社であると言えます。
投資信託を始めるならまずはSBI証券!
今回は投資信託の運用に向いた証券会社と、投資信託の特徴・メリット・デメリットについて解説しました。
投資信託を始めるなら商品数が多いSBI証券がおすすめ。
手数料も安く、定額制の手数料と都度払いの手数料があるので自分の取引スタイルによって選べるのも魅力の一つです。
投資信託のなかでも名称に「インデックス」とついたインデックスファンドはコストも低めで、幅広く分散投資できるため初心者にもおすすめです。
一方で「ブル・ベア型」や「アクティブファンド」といわれる商品はリスクも高く、投資に慣れてから検討するほうが良いでしょう。
自身がどれだけの価格変動を許容できるかによって、投資信託の中身を決めていきましょう。