つみたてNISAとは?
つみたてNISAとは、国が国民の資産形成への参加を促すために作られた、非課税枠の制度です。
通常、金融商品の売却等の利益は約20%の税金が徴収されますが、NISAで購入すると無税になるのが特徴です。
積立NISAは20年後の将来の為に行う投資です。
非課税という国が公式に作ったお得な制度なので、利用しない手はありません。
投資商品なので商品によっては元本割れのリスクはありますが、長期で分散した積み立て投資をすることで、元本割れリスクが回避できる可能性が高まります。
リスクが気になる人は、100円などの少額から購入できるネット証券でスタートすると良いでしょう。
もっとも使いやすくオススメの証券会社は、管理画面が一元管理できる楽天証券です。
金融商品も良いラインナップで、楽天経済圏とも連動しポイントともザクザク貯まり利用者に大きなメリットがある証券会社です。
つみたてNISAなら少額投資ができる
NISAには「NISA」と「つみたてNISA」があります。
また、混同されやすい「iDeCo」と呼ばれる非課税制度もあります。
すべてを活用するのが良いですが、投資できる資金も限られていますので、自分のライフスタイルに合わせて選ぶと良いでしょう。
では一体どれが良いのか?自分にはどれがあっているのか見ていきましょう。
年間40万円が非課税枠の対象
つみたてNISAとは少額から積み立てできる投資の非課税制度です。
日本に住んでいる20歳以上の人を対象に、2018年1月からスタートしました。
一定の投資信託へ積み立て購入することで、コツコツと資産運用を行うことが可能です。
つみたてNISAの口座は1人1口座となっています。
また、「つみたてNISA」と「NISA」を併用する事は出来ないので、どちらかを選ぶ事になります。特徴は次の通りです。
非課税対象 | 一定の投資信託へ投資を行うことで得られた分配金または譲渡益 |
---|---|
非課税投資枠 | 上限:新規投資額で毎年40万円 |
非課税期間 | 最長20年間 |

上図の様に1年目に投資した40万円が20年目に、2年目に投資した枠が21年目に満期を迎える仕組みになっています。
このように長い期間かけて資産構築するのが「つみたてNISA」です。
年間40万円の枠をすべて使わなくても良いので、自分の拠出できる範囲の金額でスタートすると良いでしょう。
つみたてNISAシンプルな仕組みで利用しやすいこともあり、初心者にとっては始めやすい仕組みと言えます。
ただし、つみたてNISAの対象商品となる投資信託は、金融庁が指定した長期積み立てや分散投資に適した商品に限られます。



この様に「つみたてNISA」に関しては、投資できる金融商品があらかじめ限定されています。
金融庁の方針から、長期の分散投資に向いた銘柄でフィルターをかけている状態なので、手数料が高い商品を買わずに済むというメリットもあります。
詳細は金融庁ページも確認されてください。
NISAとつみたてNISAの違い
NISAとはつみたてNISAと同様に投資による収益が非課税となる仕組みです。
決定的に違う部分が時間軸と投資金額枠なので、以下の図を見てください。
制度内容 | NISA | つみたてNISA |
---|---|---|
非課税投資枠 | 年間120万円 (最大600万円) |
年間40万円 (最大800万円) |
非課税期間 | 5年間 | 20年間 |
ロールオーバー | 可能 | 不可能 |
対象商品 | ・上場株式 ・投資信託 ・Jリート ・ETF など |
・投資信託 ・ETF |
備考 | 上場株式を初めとした幅広い金融商品に投資が可能。 |
NISAの非課税期間が5年なのに対して、つみたてNISAは20年間と、明らかに長期軸を意識した制度となっています。
また、NISAは上場株式を購入する事が出来ますが「つみたてNISA」は出来ません。
まとまった資産を5年以内で運用したい場合は、NISAの利用が適しています。
しかし、誰しもが上手にトレードで利益を上げられる訳ではありませんので、少額から着実にコツコツ運用したい場合は、長期間運用できるつみたてNISAがおすすめです。
下図の様にトータルではつみたてNISAの方が、長期間金融商品を保有するので非課税枠は大きくなります。

NISA枠の使い方は様々で、IPO株の利益を非課税にしたい方は向いているかもしれません。
NISAから「つみたてNISA」に変更したい時、同一の証券会社であれば手続きは簡単です。
しかし、証券会社の変更は、手間がかかり面倒なので、IPO利益を非課税制度枠で確定させたい方はSBI証券がおすすめです。
IPOポイントを確実に貯められ、数年に一回当選のチャンスが高まるSBI証券を選ぶと良いでしょう。
どちらも非課税制度枠のNISAですが、投資スタイルが明確に違いますので、自分のライフイベントに合わせた利用が適切です。
基本は、子供の教育費や老後資金確保のために、コツコツとつみたてNISAを利用する運用が、多くの人にマッチするかもしれません。
iDeCoとつみたてNISAの違い
iDeCoとは個人型確定拠出年金のことで、国が行う私的年金制度です。
将来掛金と運用益の合計が給付され、税制上の優遇措置が受けられます。
iDeCoは加入する年齢にもよりますが、つみたてNISAよりも長期的な運用が基本となります。
iDeCoとつみたてNISAの違いは次の通りです。
iDeCo | つみたてNISA | |
資金引き出しの自由度 | × | ○ |
最低積立額 | 5,000円 | 100円 |
運用期間 | 60歳まで | 20年 ※制度改正により2042年まで延長予定 |
年間運用額(上限) | 職業により変動 14.4~81.6万円/年 |
40万円 |
売却 | 60歳まで不可 | 任意のタイミング |
税制面 | ・拠出金が所得控除 ・運用益に対して非課税 ・受け取り時に退職所得控除、公的年金控除あり |
・運用益に対して非課税 |
対象商品 | ・投資信託 ・定期預金 ・生命保険 |
・投資信託 ・ETF |
上図の様にiDeCoは、つみたてより優れている面が多くあります。
例えば税制面の拠出金が所得控除となる点は、節税になり大きなメリットと言えます。
しかし最大のデメリットは、原則60歳になるまで資金引き出しができない事です。
つみたてNISAに比べて自由度が低いため、完全な老後資金や60歳以上のライフステージで利用する資産運用と考えた方が良いでしょう。
また、職業によって積み立てできる金額が違う点も、つみたてNISAと大きく異なる点です。
例えば個人事業主だと年間81.6万円を積み立てる事が出来ますが、一般的な会社員だと年間27.6万円が上限になります。
詳しくは以下の図を確認してください。
加入資格 | 分類 | 掛け金 |
---|---|---|
第1号被保険者 | 自営業者等 | 6.8万円/月 81.6万円/年 |
第2号被保険者 | 企業年金が無い会社員 | 2.3万円/月 27.6万円/年 |
企業型DCに加入してる会社員 | 2.0万円/月 24.0万円/年 |
|
DBとDCに加入している会社員 DBの未加入している会社員 公務員 |
1.2万円/月 14.4万円/年 |
|
第3号被保険者 | 専業主婦(夫) | 2.3万円/月 27.6万円/年 |
※DC:企業型確定拠出年金
※DB:確定給付企業年金、厚生年金基金、石炭鉱業年金基金、私立学校教員共済
この様に職業によって、掛け金も大きく変わります。
つみたてNISAとiDeCoのどちらが良いのかと言う点ですが、コレは完全に個人の資産運用の考え方によります。
積み立てできる予算も個々によって異なりますし、将来のビジョンも人によって違うからです。
理想的には「iDeCo」も「つみたてNISA」両方やるのが良いでしょう。
資金的に難しい場合は、とりあえず両方口座を開設しておき、それぞれ少額からスタートして段階的に増やす方法が良いと思います。
例えばiDeCoだと5000円からスタ-ト出来ますし、つみたてNISAだと100円から積み立て可能です。
どちらか一方だけと言うよりは、同時進行で金額調整する方法が良いでしょう。
iDeCoには元本保証の商品もある
iDeCoの運用商品は、大別すると「元本確保商品」と「投資信託」があります。
どうしてもリスクを負いたくないと考える方は下図の様な「元本確保商品」を購入すると良いでしょう。

上図はSBI証券のiDeCo口座ですが、総合口座で一括管理できず委託先のSBIベネフィット・システムズで管理されるので少し使いづらさがあります。
iDeCoを開始するなら一括管理できる楽天証券がおすすめです。
つみたてNISAのメリットは?長期運用におすすめ!
つみたてNISAには、NISAやiDeCoにはないメリットがいくつかありますので、詳しく解説します。
少額からコツコツ投資できる
資産運用や投資にはまとまったお金が必要だと思われがちですが、つみたてNISAは100円から積み立てができるため、無理のない範囲でコツコツ投資を続けることができます。
積立額や積立日は自由に設定可能で、一度設定すれば決まった日に引き落とされるため手間がかかりません。
つみたてNISAは少額の資金で手軽に資産運用をはじめたい人におすすめです。
自動つみたての設定は、一度設定すると毎月コツコツと積み立てが進んでいくので、管理が面倒な方向けと言っても良いでしょう。
また、最近では、クレジットカードで積み立てが出来る「クレカ積立」と言う方法が非常にお得なのでおすすめです。
このクレカ積立は投資信託の購入の際に決済した金額に対してもポイントが発生します。
また、その発生ポイントを使って、株や投資信託を購入する事が出来るので、継続的に積み立てる「つみたてNISA」にピッタリの運用方法です。
クレカ積立に関しては以下のページで詳しく解説していますのでご参照ください。

投資で得た利益に税金がかからない
通常の投資信託では、利益に対して約20%の税金がかかります。
10万円の利益が出た場合、税金が約2万円引かれる計算です。
一方つみたてNISAであれば、毎年40万円(最長20年間)まで税金がかかりません。
利益をそのまま受け取ることができます。
また、お金が必要になったタイミングで、自由に引き出せる事もメリットの一つと言えます。
これが非課税枠でなかった場合、複利効果が薄れるためやはり「つみたてNISA」は強い存在と言えます。
例えば以下の図の様に特定口座で「7年間毎月1万円積立」した場合、25万円の利益で29.4%のリターンを得ています。
しかし25万円に対して約20%の税金、つまり5万円が課税されることになります。

長期投資は、長く続ければ続けるほどリターンが収束され、元本割れも発生しにくい傾向にあります。
短期での売却は最終手段と考え、急な出費が無い限り20年後までキッチリ運用するのが、最も効率の良い運用と言えます。
つみたてNISAにはデメリット・注意点もある
長期の資産運用として「つみたてNISA」を使わない手はありません。
では「どんな人に対してこの運用方法は万能なのか?」「デメリットは無いのか?」、つみたてNISAのデメリットについて、詳しく解説します。
基本、積立額をいつでも任意の金額に変更できるので、やめた方がいいと言えるほどのデメリットは無いと考えて良いでしょう。
投資信託・ETFしか選べない
つみたてNISAは選べる商品が限られることがデメリットの1つです。
NISAであれば上場株式、iDeCoであれば定期預金や生命保険も選べるのに対して、つみたてNISAが投資できる商品は投資信託・ETFのみです。
株式の運用や投資信託以外の商品を利用したい人には、つみたてNISAは不向きといえます。
資産運用において、投資する商品選びは重要です。
短期の売買を行うトレーダーには全く必要としないのが「つみたてNISA」と言えます。
逆に長期軸で着実に資産を積み上げる場合は、利用しない手はありません。
つみたてNISAで購入できる金融商品は、金融庁で指定されています。
個別で売買するのであれば特定口座でやるのが良いでしょう。
つみたてNISAとNISAの併用は出来ない
つみたてNISAの口座は、1人につき1口座までと決まっています。
複数の金融機関でつみたてNISAの口座を開設することはできないため注意が必要です。
金融機関によって取り扱う商品が異なるため、自分が投資したい商品があるかどうか確認したうえで口座を開設しましょう。
また、つみたてNISAとNISAの併用はできません。
一方、iDeCoであれば、つみたてNISAとの併用が可能です。
長期で資産運用を目指すなら【iDeCo&つみたてNISA】が鉄板と言えます。
この運用をするのであれば、管理画面が一元管理できる楽天証券が断然おすすめです。
損益通算できない
通常の投資では損失が出た場合に、ほかの運用益と相殺できる損益通算を適用できます。
しかし、つみたてNISAは、損失が発生しても他の口座と利益相殺ができません。
つみたてNISAで損失が出たとしても、他の口座の運用利益は税金の対象となります。
つみたてNISAは損失が出た場合でも、税制上のメリットを受けられません。
完全に別枠であると認識しておいた方が良いでしょう。
また、つみたてNISAは繰越控除の対象外です。
通常の投資とは異なり、翌年に利益が出たとしても損失を相殺することはできません。
ロールオーバーできない
NISAは非課税期間終了後に、運用中の資産を翌年のNISA枠に移管するロールオーバーができます。
一方つみたてNISAはロールオーバーできないことが特徴です。
つみたてNISAの非課税期間終了後は、通常の口座へ移管する必要があります。
口座に移した資産を継続して運用する方法は次の2つです。
- 課税口座で運用する
- 現金化して新たにつみたてNISA枠で運用する
つみたてNISAの非課税期間は20年間なので、20年後に通常の口座へ移管する必要があることを覚えておきましょう。
つみたてNISAで投資できる投資信託の特徴
つみたてNISAで投資できる商品は「投資信託」であるのは既に紹介したとおりです。
ただ、ひとくちに投資信託と言っても6,000種類前後もあり、どれを選ぶかによっても特徴もメリット・デメリットが全く異なります。
つみたてNISAで投資できる投資信託を大きく分けると「インデックス投資信託」「アクティブ投資信託」「ETF(上場投資信託)」の3つに分かれます。
それぞれの特徴について押さえれば、銘柄選びの役に立ちます。
個別の説明に入る前に、それぞれの投資信託の特徴を表でまとめました。
– | インデックス投資信託 | アクティブ投資信託 | ETF(上場投資信託) |
---|---|---|---|
運用目標 | 指数に連動 | 指数にを上回る | 指数に連動 |
組入銘柄 | 指数と同様 | 銘柄が厳選 | 指数と同様 |
手数料 | 安い | 高い | インデックスファンドよりも安い |
基準価額 | 1日1回公表 | 1日1回公表 | 市場が開いている最中はリアルタイムで変化 |
配当金の再投資 | 可能 | 可能 | 不可 |
それぞれ特徴がありますが、迷ったらインデックス投資信託です。
理由は後述しますが、一言で言うと手数料の安さと複利効果です。
インデックス投資信託
インデックス投資信託(インデックスファンド)は、日経平均株価やTOPIX、米国のS&P500、全世界株式インデックスといった指数に連動する値動きを目指した投資信託です。
構成銘柄は基本的に指数と同一で、入れ替えも指数に合わせて機械的に行われます。
値動きが分かりやすく、銘柄選定にコストがかからない分だけ手数料も安く抑えられる特徴があります。
同じように指数と連動しているETF(上場投資信託)と比較して、得た利益を自動的に再投資してくれるのも特徴です。
利益を再投資することで雪だるま式に利益が増える「複利効果」が働き、より効率的な資産形成が可能になります。
欠点としてはアクティブファンドも同じですが、基準価額の公表が1日1回に限定されている点です。
対象の指数に急激な値上がり・値下がりがあったとしてもリアルタイムで売買することはできません。
しかし、目指すべき目標点は超長期(20年以上)の運用です。
一日単位の値動きに関してはあまり意識しなくて良いでしょう。
購入するのであれば、「全世界型インデックス」か世界経済を牽引する「S&P500インデックス」がオススメだと思います。
アクティブ投資信託
アクティブ投資信託(アクティブファンド)は、ファンドマネージャーと呼ばれる投資のプロが、さまざまな調査を経て投資銘柄を厳選した投資信託です。
選別された株式のリターンによっては、指数に連動したインデックスファンドよりも大きなリターンを得られる可能性があります。
ただし、銘柄の選別や入れ替えにコストが発生するため、信託報酬はインデックスファンドよりも高めです。
また、高いコストを支払うからと言って、絶対にインデックスファンドに勝てるとは限りません。
超長期の投資を想定する上ではインデックス投資信託を下回る可能性があります。
あくまでも自分自身がどのようなスタイルを想定しているのかを考えて投資しましょう。
アクティブ投資は一般的にリスクも存在すると言われています。
自身の年齢、収入に応じてどれだけの損失を許容できるのかも考慮して投資すべき金融商品と言えます。
一般的にインデックスファンドに勝てるアクティブファンドは全体の3割にも満たないとされています。
そのほかの特徴はインデックスファンドと変わりません。
ETF(上場投資信託)
ETF(上場投資信託)は、簡単に言えば市場に上場したインデックスファンドです。
上場していることで、株式と同じように市場でリアルタイムに売買できる特徴があります。
注文方法は指値注文でも成行注文でも可能で、運用成果はインデックスファンドと同じく(ほとんどのETFが)指数に連動した値動きをします。
また、購入時手数料や信託報酬といった手数料がインデックスファンドよりもさらに安いのが一般的です。
欠点としては、配当金の再投資が自動ではできない点です。
受け取った配当金を自分で再投資する必要があり、全自動で投資→再投資ができる投資信託と比較して手続きの手間がかかります。
インデックスファンドを軸にする
以上、投資信託の特徴を開設しました。
基本は、インデックスファンドを核としてリスクの取れる範囲で、アクティブファンドやETFを買うという方針が良いと思います。
理由は過去の実績値よりインデックスファンドが、最もパフォーマンスが良く長期であれば更にそのリターンが高まる点です。
自分自身の年齢や収入背景、今後の収入推移、家族構成、ライフプランも含めてどれだけリスクを取れるのかを考え、上記で紹介して3つのファンドをバランス良く購入しましょう。
答えは自分で出さないといけませんが、基本は8割インデックスファンドで残りの2割程度をアクティブやETFに投資するのが良いかと思います。
つみたてNISAでおすすめな投資信託の銘柄
つみたてNISAをはじめるにあたりネックとなるのが、投資信託の商品選びです。
投資信託選びで重要なポイントは以下の3つです。
- リターン
- コスト
- リスク
ここでは、つみたてNISAでおすすめの初心者向けの投資信託を紹介します。
ハイリターンが期待できるひふみプラス
「ひふみプラス」は、ハイリターンを狙いたい人向けの投資信託です。
2008年にスタートしたひふみ投信シリーズの1つで、幅広い世代に人気があります。
国内の成長企業に投資を行うため、ハイリターンが期待できる商品です。これまでの成績は以下の様になります。

ひふみプラスは、レオス・キャピタルワークス株式会社からの直接購入または取り扱いのある銀行や証券会社から購入できます。
どこで購入しても投資方針や組入銘柄などに違いはありません。
楽天証券でも購入する事が出来ます。
低コストで運用できるSBI・V・S&P500インデックス・ファンド
「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」は、運用コストが業界最低水準を実現しているため、コストを抑えて資産運用をはじめたい人におすすめです。
米国の成長企業に投資するSBI・V・S&P500インデックス・ファンドは、米国の代表的な株価指数であるS&P500指数(円換算ベース)に連動しています。
株価指数などに連動するインデックス型は、手数料が安く低コストで運用することができます。チャート的には、基本右肩上がりです。

米国経済に投資したい方は「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」がオススメです。
この商品は、名前からもわかる通りSBI証券または取り扱いのある銀行や証券会社から購入が可能です。
楽天証券でもeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)と言う同等の商品があるので、楽天証券の方はコチラでも良いでしょう。
世界に分散投資できる「楽天・全世界株式インデックスF」
楽天・全世界株式インデックス・ファンドは、リスクを分散させて資産運用を行いたい人に向いています。
株式と債券を組み合わせたバランス型は、安定運用が狙えることが特徴です。
S&P500インデックスファンドの様な大きなリターンは見込めないかもしれませんが、手堅い投資先の一つです。

これが楽天・全世界株式インデックス・ファンドの設定来のパフォーマンスです。
スクリーンショットを取ったのが2022/05/18で、この数か月落ち込んでいますが基本的には右肩上がりです。
こういった下落局面の場合、実際の資産はどうなるのでしょうか?
実際に購入してみた結果があるので確認してみましょう。

これは2021年3月から毎月33,000円購入した実績値です。
つみたて購入依頼、2回だけ元本を下回りました。
一回はコロナショック、もう一回は2022年4月を軸とした下落相場です。
一方のリターンを見ると2022年4月に+11.2%が最高値でした。
この程度のボラティリティ(価格の変動率)がある事は意識しておきたいところです。
楽天・全世界株式インデックス・ファンドでは、次の資産に均等投資を行います。
- 国内株式
- 先進国株式
- 新興国株式
- 国内債券
- 先進国債券
- 新興国債券
- 国内リート
- 先進国リート
楽天・全世界株式インデックス・ファンドは、楽天証券で購入する事が出来ます。
「今後も世界経済が資本主義を取り入れ成長を続ける」考えを持つのであれば、効率の良い投資先と言えます。
ネット証券でつみたてNISAをはじめるポイント
ネット証券でつみたてNISAをはじめるなら、下記の3つに注目しましょう。
- 対象商品の数
- 最低積立額
- サービスの充実度
ここでは、つみたてNISAをはじめるネット証券選びのポイントについて解説します。
つみたてNISAの対象商品数が多いネット証券を選ぶ
ネット証券は、会社によってつみたてNISAの対象商品数に差があります。
なかにはつみたてNISAの対象商品を取り扱っていないネット証券もあるため、事前に確認しておきましょう。
つみたてNISAの対象商品数が多いネット証券を選ぶことで、自分の運用方針に合った商品を選びやすくなります。
またバランスファンドやインデックス・ファンドなど、取り扱う商品の特徴もチェックしておくことがポイントです。
楽天証券 | 185本 | SBI証券 | 82本 |
松井証券 | 78本 | auカブコム証券 | 77本 |
SMBC日興証券 | 75本 | マネックス証券 | 66本 |
(2022年6月23日現在)
少額から投資できるネット証券を選ぶ
コツコツ投資したい人は、少額から投資できるネット証券を選びましょう。
会社によっては100円から投資できる場合もあります。
つみたてNISAは、少額でも長期間続けることで利益につながりやすいことが特徴です。
積立額が少額であれば、投資信託の初心者でも気軽にはじめられます。
おすすめは楽天証券かSBI証券で、この2証券会社は外せません。
よほど特別な商品を選びたい場合は別ですが、まずは投資を始めたい方は、この2つの証券会社でOKだと思います。
効率良く資産運用を行うためには、つみたてNISAの仕組みに慣れてきたタイミングや投資費用が確保できたタイミングで、毎月の積立額を増やすことがポイントです。
またはiDeCoに資金を振り分けるにもありです。
楽天証券 | 100円 | SBI証券 | 100円 |
松井証券 | 100円 | auカブコム証券 | 100円 |
SMBC日興証券 | 1,000円 | マネックス証券 | 100円 |
(2022年6月23日現在)
サービスが充実しているネット証券を選ぶ
快適に資産運用を行うなら、サービスが充実しているネット証券を選びましょう。
使い勝手が良いネット証券を選ぶポイントは、次の点です。
- webサイトやアプリが使いやすい
- 管理画面が見やすい
- 問い合わせをしやすい
- コールセンターの対応が丁寧でわかりやすい
管理画面が見やすいのは意外と重要です。
画面の見やすさやレポートの出し方など操作面では楽天証券がダントツに使いやすくておススメです。
またつみたてNISAの利用で楽天ポイントが貯まる点も地味に見逃せません。
お得に資産運用したい人は、特典やキャンペーンにも注目しましょう。
ポイントや手数料も長く続けるとバカにならない金額になります。
初心者にお勧めのネット証券もまとめていますのでこちらも参照されてください。

つみたてNISAにおすすめのネット証券2社
つみたてNISAにおすすめのネット証券会社を2社紹介します。
つみたてNISAに対応している証券会社は多くありますが、つみたてNISAを開始するなら正直この2社で十分満足いくと思います。
また共通ポイント(d㌽、T㌽、楽天P、ponta)の付与を考えても、もっともお得で優秀な証券会社と言えます。
SBI証券

- 住信SBIネット銀行との口座連携により入金がスムーズ
- 非課税投資枠を余すことなく投資が可能
- 月間平均保有金額に応じてT㌽付与
買付手数料 | 0円 |
---|---|
つみたてNISA 対象商品数 |
183 |
最低積立額 | 100円 |
積み立て頻度 | 毎日・毎週・毎月 |
SBI証券には、非課税投資枠ぎりぎりまで投資できるボーナス月設定やNISA枠ぎりぎり注文、お得に資産運用ができるポイント付与サービスがあります。
SBI証券は口座開設数が多く、つみたてNISA対象商品も充実しています。
投資信託上級者はもちろん、初心者にも人気があります。
\初心者におすすめ/
SBI証券公式サイトを見る

今なら新成人がお得!!口座開設と同時にアンケート回答で抽選2000名に1000円プレゼント!1000円あればSBIでS株(単元未満株)を買うことができる!

- キャンペーン対象期間中に新規でSBI証券総合口座を開設
- 本キャンペーンにエントリー
- 18歳から25歳の方
- インターネットを選択
- 期限内にアンケート回答
以上で運が良ければ1000円分GET!金額の付与は7月上旬にSBI証券総合口座のお知らせ(メッセージボックス)に配信予定!若者はお忘れずに〜!
楽天証券

- つみたてNISAの対象商品が豊富
- 楽天銀行との口座連携により入金がスムーズ
- 楽天カード払いの購入代金に対する楽天ポイント付与
- 楽天経済圏との連動
買付手数料 | 0円 |
---|---|
つみたてNISA 対象商品数 |
181 |
最低積立額 | 100円 |
積み立て頻度 | 毎日・毎月 |
楽天ポイントを利用して投資商品を購入することもできるため、楽天ユーザーにとってメリットが大きいといえます。
また、楽天証券を利用する事で楽天ポイントの貯まり方も加速し、相乗効果を出す事が出来るので、楽天経済圏利用の方は是非活用しましょう。
積み立て頻度の選択肢はSBI証券に劣るものの、つみたてNISA対象商品数の多さやシステムの使いやすさには定評があります。
\楽天ユーザーにおすすめ/
楽天証券公式サイトを見る

つみたてNISAのQ&A
つみたてNISAとは少額から積み立てできる投資の非課税制度のことです。本ページでも解説していますが、基本は長期投資を前提にした仕組みです。
- 非課税投資枠
- 非課税期間
- 対象商品
上記がそれぞれ異なります。
つみたてNISAはNISAと比べて非課税期間が長く、少額から始めやすいことが特徴です。
つみたてNISAは長期軸を前提にした投資と言えるので、早ければ早いほど複利効果を受ける事が出来ます。
スタートは早ければ早い方が良いと思います。ただし大学生であれば大学生にしかできない経験や体験がると思います。
積立運用するよりも、その様な素敵な体験にお金を使う事をおすすめします。青春は戻っては来ませんので。。。
ただ、事前準備と言う事で口座開設だけはしておいて損はないと思います。
SBIや楽天証券は開設が無料なのでデメリットもありません。100円からも積み立てできます。
少額から開始するか?解説してスタンバイの状態にしておきましょう!
つみたてNISAは楽天証券がおすすめ
つみたてNISAはNISAやiDeCoとは異なり、少額からコツコツ投資ができます。
非課税投資枠は最大20年で、長期間の資産運用を希望する人に適しています。
つみたてNISA初心者が投資信託をはじめるなら、リターン・コスト・リスクの3つに注目して商品を選ぶことが大切です。
自分の運用方針に合った商品と信頼できる証券会社を選んで、つみたてNISAをはじめましょう。
つみたてNISAには、買付手数料無料で少額から投資できる楽天証券がおすすめです。
\初心者におすすめ/