お金に関する豆知識

お金がなくても一人暮らしがしたい!費用の削り方を紹介

大学生が新社会人になる時など、人生で何度か「1人暮らしを決断するタイミング」が訪れます。

しかし、そんな若い時にはお金が足りないこともあるでしょう。
不動産業者との契約や引っ越し業者への報酬など、引っ越し作業には何かとお金がかかるものです。

とはいえ、やらなければいけない引っ越しなら何とかするしかありません。

今回は、できるだけお金をかけない引っ越しの方法をご紹介します。

FP監修者
森本 陽子
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(個人資産相談業務)CFP認定者。自身の経験や知識を活かし、複雑なお金の仕組みや知識をわかりやすく解説しておりツイッターでの有益な呟きにも注目。

引越しにかかる費用

新しく物件に入居する際の費用は「家賃の5倍」が必要と言われています。

家賃が月6万円の物件であれば、30万円ほどの初期費用を覚悟しなければいけなくなる計算です。

新社会人になったばかりの若者には、かなり厳しい値段ではないでしょうか。

まずは、引っ越しにかかる費用の全体像を見ていきましょう。

敷金・礼金

敷金とは、部屋を退去する際にかかる原状回復費を、あらかじめ支払っておくための費用です。
家賃1ヶ月~2ヶ月分を支払うのが一般的で、差額は退去時に戻ってきます。

一方の礼金は、オーナーに対する謝礼金です。
物件を借りた時に貸主にお礼をする風習が残っているもので、家賃1ヶ月分が相場です。人気物件の場合、家賃2ヶ月分を支払うこともあります。

この2つだけで、最大で家賃4ヶ月分を支払う可能性もあるということです。

仲介手数料

仲介手数料は、大家さんとの間に入って交渉や手続きをしてくれた不動産業者に対して、サービスの対価として支払うお金です。

不動産業者は入居者のほか、大家さんからも仲介手数料を受け取ります。

支払う仲介手数料は、入居者とオーナーのそれぞれから家賃の0.5ヶ月分が上限と決められています。

前家賃

前家賃とは、契約して最初に発生する家賃のことです。

賃貸物件の家賃は当月分を払っているわけではなく、翌月分を前払いしています。
そのため、最初の入居には前家賃が必要というわけです。

原則は入居前の支払いですが、家賃の支払い開始日を翌月まで延ばしてくれる場合もあります。入居時の支払いが難しい場合、交渉してみる価値はあるでしょう。

保証会社利用料

「保証会社」は万が一利用者が家賃を滞納した場合に、入居者の代わりに貸主に家賃を支払う会社のことです。

保証会社を利用するためには、保証会社に対して保証料を支払う必要があります。

保証料の金額は保証会社によってさまざまですが、一般的には家賃の半月分と言われています。

連帯保証人を立てない場合、ほとんどの場合で保証会社を使わなければ契約ができません。

火災保険料

賃貸物件を借りる場合、必ず火災保険への加入が求められます。
不動産会社で斡旋してくれる保険のほか、自分独自で探すこともできます。自分で加入するほうが安く上がる場合があっても手間は増えるため、どちらが正解とも言い切れません。

オプションで地震保険に加入することも可能です。

加入することで自分自身の家財に対する補償のほか、大家さんに対する借家人賠償の両方を受けることができます。

契約期間は2年間で、保険料は2万円が相場です。

初期費用をできるだけ抑える方法

今まで見てきた費用だけでも、かなり高額になるのがお分かり頂けるでしょう。ここに加えて、引っ越し費用がかかってくるわけです。

できるだけ入居費用を安く抑える方法を考えていきましょう。

以下に、入居費用を抑える方法の例を紹介します。

  • 敷金・礼金が0円の物件を選ぶ
  • 月初に引越しをする
  • 閑散期に引越しをする
  • 仲介手数料を値引いてもらう
  • 引っ越し業者の相見積もりを取る
  • 自分で引っ越し作業をする

敷金・礼金が0円の部屋を選ぶ

最近では、資金も礼金もかからないという意味で「ゼロゼロ物件」と言われる賃貸物件が増えてきています。

敷金と礼金を併せると通常は家賃の2~3ヶ月分を支払うことになりますが、どちらもゼロにできれば、その分のお金が浮くことになります。

ただし、敷金は退去時の原状回復費用に充てられるお金です。敷金がかからない物件の場合、退去時の費用負担についてどうなるかは契約前に確認しておきましょう。

原状回復費用を退去時に請求される可能性があることは知っておくべきです。

月初に引越しする

引っ越し費用は、月初と月末を比べると月初の方が安く設定されるのが一般的です。これは月末に退去して引越しする人が多いためで、引っ越し料金は月初に比べて割高に設定されています。

空いている月初に引越しをするほうが、費用は安く済ませることが可能です。

閑散期に引越しをする

「月初に引越しをする」と同じパターンです。時期をずらせるなら閑散期に引越しをすると引っ越し費用は安上がりになります。

4月から新しい年度が始まる関係上、2月や3月は引っ越しシーズンです。この繁忙期は引っ越し業者も多忙を極め、値段も高くなります。

引っ越しシーズン以外の閑散期を狙って引っ越すことができれば、費用を大幅に抑えることができるでしょう。

仲介手数料を値引いてもらう

宅地建物取引業法では、不動産業者が受け取れる仲介手数料は「借主と貸主から合計で1ヶ月分」が上限と定められています。

一方で下限はないため、安くしたり無料にしたりするのは不動産会社の判断次第です。

不動産業者が仲介のみを行っている物件では仲介手数料が収入減のため、交渉は難しいと考えるのが無難です。

物件によっては不動産業者が管理業務を任されていたり、大家になっていたりするパターンもあります。

その場合は、仲介手数料以外にも収入源があるため、手数料の減額交渉に応じてくれる可能性があります。

「仲介以外の業務を兼務している物件はないか」という視点で新居を探してみると交渉の余地が見つかるかもしれません。

引越し業者の相見積もりを取る

引っ越し費用を安く抑えるコツは、複数の業者から見積もりを取ることです。

同じ荷物の量・運搬距離だったとしても、会社によって見積もりが数万円単位で違う可能性があります。

お気に入りの引越し業者があったとしても、必ず他の業者と比較しましょう。相見積もりを取ってみることで交渉の材料になり、引っ越し費用を抑えることが可能になります。

自分で引越し作業をする

一番安く引越しするなら、梱包から運搬、荷解きまで全て自分の力で行うしかありません。もし友人や家族が手伝ってくれるなら、ぜひとも頼りたいところです。

手伝ってくれたからには何かしらの形でお礼をすることになりますが、引っ越し業者に支払う報酬と比較すれば安く上がるでしょう。

レンタカー代・ガソリン代まで含めて考えても、自分で荷物を運んだほうが安上がりです。

ただし、「費用対効果」も考える必要があります。

今住んでいる賃貸と引越し先の賃貸が両方とも高階層にある場合、自分たちだけで運ぶのは手間も時間もかかりすぎます。

新しい仕事環境では多忙になることが常で、その中で自分たちだけで引っ越し作業を全て行うのは大変です。

労力と料金を天秤にかけて、絶対できると確信した場合に自力での引越しを模索しましょう。

入居後の固定費の減らし方

費用がかかるのは不動産業者や引っ越し業者への支払いだけではありません。入居した後も、固定費を中心として生活費がかかっていきます。

引っ越し前から、引っ越し後を見据えて生活費をできるだけ切り詰めておくと、引っ越し費用や入居費用に充てることができますよ。

スマホは格安SIMに切り替える

固定費の中でも手を付けやすいのが、スマートフォン代金です。

docomoやKDDIなどの大手キャリアを使っている人は、格安SIMに切り替えることで月の通信料が5,000円以上安くなる場合があります。

ただし、「格安SIMに切り替えることで電波状況が悪くなる」という口コミが見つかることもあります。店頭スタッフに相談して「切り替え後に不便がないか」を確認してから切り替えましょう。

家計簿で無駄を洗い出す

引っ越し後、しばらくは家電や家具の購入など大きな出費が続くことになります。面倒でも、家計簿をつける習慣を身に着けるほうが家計のコントロールが上手くいきますよ。

数ヶ月分の家計簿をつけていると、無駄なお金の流れが徐々に分かってきます。

無節操にお金を使うよりも、意識して家計簿をつけていくだけでも節約につながることを覚えておきましょう。

引越し費用を稼ぐことも考える

アルバイト・パートで稼ぐ

引越し費用を自力で用意したい場合はアルバイト・パートなど、自分の力で稼ぐのが最も確実です。

副業が禁止されていないなら、会社員でも空いた時間を使ってお金を稼ぐことができます。
引越しまでに長期の休暇があれば、日雇いや単発のアルバイトで稼ぐこともできるでしょう。

または、「クラウドソーシングサイト」を利用して日頃から副業にチャレンジする方法もあります。
クラウドソーシングとは、ネット上で依頼者と労働者を繋げてくれる仲介業者のことです。

プログラミングやデザインなど専門知識が必要な案件以外にも「データ入力」「テープ起こし」「webライティング」など、経験がなくてもチャレンジできるジャンルも数多く見つかります。

いずれの方法でも月に3~5万円の収入アップは可能です。副業の収入を引っ越し費用に充てることができるでしょう。

身の回りのものを売る

引越しをする時は、できるだけ部屋の中の荷物を少なくすることが重要です。

少なくすれば引越し代金も安くなり、引っ越し後に自分が荷物を整理する時も楽になります。

捨てるだけでは資源がもったいないですから、売れるモノは売ってしまいましょう。

「メルカリ」や「ラクマ」といったフリマアプリや「ヤフーオークション」などのオークションサイトが便利です。

自分の希望する価格で出品が可能なため、値引き交渉があっても比較的高値で売却できます。

すぐにでもお金に換えたい場合は、地域のリサイクルショップを利用するのも手です。ショップによっては出張買取に対応しているため、自宅にいながらお金をすぐに受け取れます。

まとまった商品をすぐに売りたい時は、リサイクルショップも併せて検討してみましょう。

瞬間的な金欠は「消費者金融カードローン」

最短で即日融資可能

急な引越しの場合は「今すぐに引越し業者に頼みたい」ということも考えられます。

その時に、審査に数日~1週間かかる銀行カードローンでは使い勝手が悪いと感じてしまうかもしれません。

消費者金融では審査時間は最短30分、申し込みから融資までの全ての工程でも最短1時間で完了させることも可能です。

夕方から申込んでも即日融資が間に合うため、すぐにお金を借り入れたい急な引越しにも使えます。

無利息サービス期間内に完済すれば金利0円

「借りるのはいいけど、利息を払うのが大変・・・」

このようなイメージを持っている人は多いのではないでしょうか。

消費者金融は、たしかに銀行に比べて金利は高めに設定されています。

  • 銀行=年2.0~14.5%
  • 消費者金融=年3.0~18.0%

銀行カードローンは銀行ごとに金利設定はさまざまですが、大体これくらいの金利が相場です。

消費者金融の場合、年3.0~18.0%のあたりの金利設定が設定されています。
プロミス」は最大金利が17.8%と若干安いですが、体感できるほどの差にはなりません。

そこで、利用したいのが「無利息期間」です。

銀行にはない消費者金融のみのサービスで、例えばアコム「契約の翌日から起算して30日間は利息がかからない」という内容で提供されています。

契約後にすぐ借り入れれば、30日間は利息が計算されません。

無利息期間中に完済すれば、期間中に何回借り入れても利息は0円で、銀行カードローンと比較しても返済金額を抑えることが可能です。

ただし、利用には条件があります。

  • その消費者金融の利用が初めて
  • 無担保カードローンに申し込む

上記のような条件が求められるのが一般的です。細かい条件はカードローンごとに異なるため、申し込み前に必ず確認しましょう。

いつでもどこでも借り入れ可能

消費者金融では、自社のATMだけでなくコンビニATMでも気軽に借り入れ・返済ができます。

独自のスマホアプリを使える「プロミス」や「アイフル」であれば、ローンカードなし(カードレス)でATMを使うこともできます。

自宅にいながら振込み依頼で融資を受けることもできるため、場所を選ばずに借りることが可能です。

お金がなくても一人暮らしがしたい!費用の削り方を紹介 まとめ

今回は、できるだけ引っ越しにお金をかけないための方法を紹介しました。

「塵も積もれば山となる」というように、1つ1つの節約を積み重ねるのが安くおさめるコツです。

どうしてもお金が足りない時は、手段として「消費者金融」の利用もご検討ください。

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