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米国株(アメリカ株)・ETFおすすめ銘柄ランキング【2022年】初心者でも買える高配当株

米国株おすすめ

米国にはAppleやMicrosoftといった超有名な大企業から、テスラのような新興企業まで数多くの銘柄が集まっています。

そのような成長著しい企業に投資できるのが「米国株投資」です。

今回は米国株投資のメリットやデメリット、具体的におすすめの銘柄について解説します。

FP監修者
森本 陽子
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)CFP認定者。自身の経験や知識を活かし、複雑なお金の仕組みや知識をわかりやすく解説しておりツイッターでの有益な呟きにも注目。

米国株投資の市場規模は約50兆ドル

米国株(アメリカ株)は文字通り、アメリカ合衆国で取引されている株式のことです。

アメリカは世界最大の経済大国であり、たとえばダウ平均は過去30年間で約10倍に上昇しています。

米国株投資は、このような好調な米国株に投資することで成長の果実を得ようとする投資活動のことです。

米国株の市場

米国株の市場には大きく分けて以下の2つがあります。

  • ニューヨーク証券取引所(NYSE)
  • NASDAQ市場(NASDAQ)

    ニューヨーク証券取引所(NYSE)は時価総額が世界最大で、上場審査が最も厳しいとされています。

    上場している企業もコカ・コーラやJPモルガン チェースなど、古くからある名門企業が名を連ねます。

    一方のナスダックはAppleやMicrosoftなど、ハイテク機器銘柄が中心です。

    現地時間では9:30~16:00までが立会時間になっていて、日本でいえば22:30~翌5:00(冬時間は23:30~翌6:00)と、夜間に取引できるのも特徴です。

    仕事から帰ってきて寝るまでの間に、リアルタイムで取引に参加できます。

    平日昼間が仕事の会社員の場合、米国株の方が参加しやすいこともあるのです。

    米国国株市場と日本株市場の違い

    米国株市場と日本の株式市場を比較すると、まず規模が全く違います。

    2021年11月末現在、ニューヨーク市場とナスダックを合わせた時価総額は約50兆ドル
    世界の市場シェアは約43%もあります。

    対する東京証券取引所は約5%程度とされていて、そもそも市場としての規模が全く異なります。

    また米国株では「ADR(米国預託証券)」という形で世界の主要銘柄に投資できるのが特徴です。

    たとえば台湾企業である「台湾積体電路製造(TSM)」はADR銘柄で、日本にいながら台湾の有望銘柄を米国市場で取引できます。

    米国株の税金

    米国株の譲渡益(売却益)や配当金には、日本と同様に税金がかかります。
    日本国内で発生する税金は日本株と同様で、譲渡益も配当益も20.315%が課税されます。

    ただし、配当金については日本の株式投資と取扱いが異なるため注意が必要です。

    • 配当金の10%の税率で源泉徴収により課税
    • そして残りの90%部分に対して、日本国内で20.315%の税率により課税

      つまり、手元には70%強しか残らない計算です。

      米国と日本で二重に課税されているわけですね。
      これを解消するには「外国税額控除」という仕組みをすることになります。

      外国税額控除は日本での所得税額から、外国で課税されている税額を引いてもらえる制度です。

      外国で課税されている所得について、所定の書類を添付して確定申告することで税額控除されます。

      米国株投資のメリット

      1株から買える

      米国株投資の大きなメリットはApple、Microsoft、Googleなど有名な銘柄を1株から購入できることです。

      対する日本は100株単位での投資が基本で、株価が1,000円だとしても100株単位で投資するには10万円の自己資金が必要になります。

      たとえばトヨタの株価は1,998円(2022年3月16日現在)ですから、約20万円の自己資金が必要です。

      ソニーの株価は11,870円(2022年3月16日現在)ですから、100株単位なら約120万円の自己資金を用意しないといけません。

      米国株であれば1株数千円~数万円程度でどの株でも購入できます。
      実は資金が少ない初心者こそ、米国株投資がおすすめといえるのです。

      最近は日本株でも1株単位で購入できる証券会社は増えつつありますが、あくまでも原則は100株単位での取引です。

      1株では株主優待がもらえないことがほとんどで、議決権もありません。
      購入・売却に対する手数料も割高になってしまいます。

      成長性が高い

      日本株にも成長性が高い銘柄がありますが、市場全体の成長性は高くないのが現状です。

      日経平均株価はバブルが弾けた時の約3万円を未だに下回っています。

      ダウ平均やS&P500に目を向けてみるとリーマンショック、コロナショックなど一時的に暴落した時期はありますが、いずれも持ち直して成長を続けています。

      日経225やTOPIXへの分散投資で利益を得られなかった人でも、S&P500をはじめとした指数に連動するインデックスファンドに投資することで長期的に利益を得られる可能性があります。

      配当を得られる頻度が多い

      米国株は日本のように「株主優待」と呼ばれる制度はありません。
      その分、配当金によるリターンが大きいのが特長です。

      米国株は株主への還元を重視していて、利益を内部留保ではなく「配当金」「自社株買い」といった方法で還元するのが主流です。

      よって、平均的な利回りを比較すると日本よりも高い傾向があります。

      さらに受け取る回数が多いのもメリットです。

      日本株では年2回が主流ですが、米国株では多くの場合、年4回(3ヶ月に1回)の頻度で受け取れます

      配当月が「1・4・7・10月」「2・5・8・11月」「3・6・9・12月」などいくつかのパターンに分かれているのも米国株ならではの特徴です。

      配当月が異なる3銘柄以上を選ぶことで、毎月配当金を受け取れる状態を作りだすことも簡単にできます。

      米国株投資のデメリット

      為替によるリスク

      米国株はそのときの為替レートに応じて、日本円を米ドルに両替した上で購入します。

      為替の値動きによって、日本円ベースでの投資金額が変わってしまう点に注意が必要です。

      1ドル120円のときに買った米国株が1ドル100円になると、為替が円高に傾いた分だけマイナスが発生することになります。

      株価そのものがプラスでも、日本円に換算し直すと損失が発生する場合もあります。

      売買手数料が高め

      日本株と米国株を比較すると、売買手数料が高いのがデメリットです。

      ネット証券最大手のSBI証券を見ると、日本株と米国株におけるネット証券手数料の違いは以下のとおりです。

      【SBI証券の取引手数料体系】
      日本株
      ※スタンダードプラン
      ・5万円まで:55円(税込)
      ・10万円まで:99円(税込)
      ・20万円まで:115円(税込)
      ・50万円まで:275円(税込)
      ・100万円まで:535円(税込)
      ・150万円まで:640円(税込)
      ・3,000万円まで:1,013円(税込)
      ・3,000万円超:1,070円(税込)
      米国株 ・最低取引手数料:0ドル
      ・取引手数料:約定代金×0.495%
      ・上限手数料:22ドル

      1ドル100円だとして、50万円分(5,000ドル)の取引をした場合の手数料は以下の通りです。

      • 日本株:275円
      • 米国株:5,000×0.495%=24.75ドル→上限22ドル(日本円で2,200円相当)

        短期間で売買を繰り返すと、いかに米国株と言えども手数料負けしてしまいます。

        一度投資したら、基本的には長期間持っておくのがおすすめです。「米国株おすすめ証券会社」から手数料が安いところを選ぶようにしましょう。

        SBI証券の公式サイト

        一生持ち続けられる!おすすめの米国個別株ランキング10選

        Apple(AAPL)

        【Appleの特徴】
        長期でみればS&P500を大きく上回る成長性投資の神様「ウォーレン・バフェット」の主力銘柄の1つ2022年1月3日に時価総額3兆ドルを突破

        いわずと知れたIT機器大手です。

        Mac、iPhone、iPad、AppleWatchなどの主要製品のほか、iOS、iCloudなどのサービスまで幅広く展開しています。

        新型iPhoneが発表されるタイミングで株価が大きく上昇する光景が毎年のように見られます。

        今後も革新的な製品の発表時には株価が大きく上昇することも期待できます。実際、2022年に入ってからすぐに時価総額3兆ドルを突破しました。Appleカーの開発など新規事業にも積極的に参画していて、今後も株価が上昇すると期待できます。

        ティッカー AAPL
        株価(2022年3月17日現在) 159.59ドル
        配当利回り(2022年3月17日現在) 0.55%
        特徴 Apple製品などの独自製品が高シェア

        Microsoft(MSFT)

        【Microsoftの特徴】
        ビジネスに欠かせないソフトウェアを開発・販売近年はクラウドビジネスにも注力している新型コロナ後も安定した成長を続けているゲーム会社「アクティビジョン・ブリザード」の買収を決定

        こちらも誰でも知っているソフトウェアメーカーです。

        ソフトウェアの開発、製造、ライセンス供与、サポートまで幅広く事業を展開しています。

        「Office」シリーズや「Windows」をはじめ、ビジネスでは必要不可欠なツールが多く、簡単にシェアを失うことは考えにくいでしょう。

        クラウドシステム「Azure」事業も好調で、安定してサブスク収入を得られることで収益性も高まっています。

        2022年1月にアクティビジョン・ブリザードを687億ドルで買収すると発表して投資家を驚かせました。
        すでにXBOXを持つMicrosoftですが、今後はますますゲーム分野で存在感を増していくでしょう。

        ティッカー MSFT
        株価(2022年3月17日現在) 294.39ドル
        配当利回り(2022年3月17日現在) 0.84%
        特徴 クラウドサービス「Azure」が好調

        アルファベット(GOOL・GOOGL)

        【アルファベットの特徴】
        検索エンジンGoogleの親会社「YouTube」「Android」など有力なコンテンツ多数4つの事業に分かれていて、広告収入がメインのビジネス

        インターネットで利用する検索エンジン「Google」の親会社です。事業内容を大きく分けると以下の4つに分かれています。

        1. グーグル広告(Google advertising)
        2. グーグルクラウド(Google Cloud)
        3. グーグルその他(Google Other)
        4. その他ベット(Other Bets)

        もっとも有名なのはGoogleですが、他にも以下のように有力な事業をいくつも抱えています。

        • YouTube
        • Google Chrome
        • Android
        • Gmail

        日本人にも馴染み深い動画・WEBのシェアが大きく、Google以外にも収入の柱がいくつもあるのが魅力的です。
        アルファベットの株を買うことで、これら有力な事業にまとめて投資できます。

        ティッカー GOOG/GOOGL
        株価(2022年3月17日現在) 2,673.81ドル(GOOG)
        配当利回り(2022年3月17日現在) 0%
        特徴 Googleを始めとしたWEBコンテンツで高シェア

        エヌビディア(NVDA)

        【エヌビディアの特徴】
        GPUの世界シェア20%ゲームブランドで特に高いブランド力を発揮自動運転など最新技術でも注目の存在

        世界有数のGPU(グラフィックス・プロセッシング・ユニット)、要するに「半導体」のメーカーです。GPUでは世界シェアの20%を占めており、ゲーム・データデンター・自動運転まで幅広く事業を展開しています。

        ゲーム分野やAIの機械学習などに使われることが多く、コロナ禍では在宅需要もあって大きく株価が上がりました。

        VRや自動運転などの先進的な技術にも用いられるため、長期的な高成長が期待されています。

        ティッカー NVDA
        株価(2022年3月17日現在) 244.96ドル
        配当利回り(2022年3月17日現在) 0.065%
        特徴 ゲーム用GPUで世界的ブランド力を持つ

        ビザ(V)

        【ビザの特徴】
        世界シェアナンバー1のクレジットカードブランドライセンス料による高利益率のビジネスモデル

        世界中で電子決済サービスを提供している企業です。

        クレジットカードのブランドとしてはほかにMastercardやJCBなどがありますが、VISAは圧倒的なシェアを誇っています。

        JCBやアメックスと違い、VISAはクレジットカードそのものを発行しないビジネスモデルが特徴です。

        提携企業からライセンス料を受け取るビジネスであり、元手が不要であることで高い利益率を誇ります。

        今後も世界の経済が成長してクレジットカードの利用者が増えることで業績アップが期待できます。

        ティッカー V
        株価(2022年3月17日現在) 211.87ドル
        配当利回り(2022年3月17日現在) 0.71%
        特徴 クレジットカードとして世界トップのブランド

        ナイキ(NKE)

        【ナイキの特徴】
        スポーツ用品メーカーとして世界トップクラスの売上高S&P500のパフォーマンスを上回る成績を残している世界中のEコマースと連携してネット販売を強化中

        ナイキはアメリカ・オレゴン州に本社を構える、スポーツ用品販売として世界№1の企業です。
        トップアスリートを起用したブランド戦略によって、バツグンの知名度を誇ります。

        スポーツシューズやウエアの世界大手で、スニーカーの「コンバース」や「ハーレー」などのブランドも擁しています。
        そのほかスポーツ用品全般、アクセサリー、ウェアラブル機器まで、扱う商品は多岐にわたります。

        日本のZOZOTOWNなど各国のEコマースとも提携しており、ネット販売にも力を入れています。

        ティッカー NIKE
        株価(2022年3月17日現在) 125.19ドル
        配当利回り(2022年3月17日現在) 0.97%
        特徴 スポーツ用品の世界トップブランド

        マクドナルド(MCD)

        【マクドナルドの特徴】
        世界一の外食チェーン高収益化の取組みを継続不況に強い高配当銘柄としてポートフォリオの候補に

        マクドナルドは、世界中に店舗を構える世界最大のレストランチェーンです。

        実は直営店ばかりではなく、世界中のフランチャイズ加盟店にノウハウを提供する見返りとして、加盟店の売り上げからロイヤリティを得るビジネスを展開しています。

        低収益の直営店舗をフランチャイズ化するなど、高収益体質を目指している企業としても知られています。

        そのような取組から、変化の激しい外食業界にあって、高い営業キャッシュフローを維持し続けています。
        外出規制がかかったコロナ禍では逆風でしたが、今後はコロナが収束するに従って更なる成長が期待できます。

        配当利回りも2.37%(2022年3月16日現在)と高く、不況にも強い外食銘柄としてポートフォリオに組み込むのも選択肢になるでしょう。

        ティッカー MCD
        株価(2022年3月17日現在) 238.14ドル
        配当利回り(2022年3月17日現在) 2.32%
        特徴 世界ナンバー1の外食チェーン

        コストコ(COST)

        【コストコの特徴】
        収入源は会員から徴収する年会費原価率90%という圧倒的安価、高品質な品物を販売買い物の楽しさを提供することでネット通販に対抗

        世界中で会員制の大型量販店チェーンを展開している企業です。

        会員から徴収する年会費が利益のほとんどを占めている特徴的なビジネスを展開しています。

        大量仕入れかつ90%前後という高い原価率で並べられる商品は、競合他社ではマネできない圧倒的な安さと品質を誇ります。

        プライベートブランド「カークランドシグネチャー」など独自商品も多く、買い物の楽しさを提供しているのも特徴です。

        Amazonなどネット通販が台頭するなかでも独自の強みがあることから、今後も成長が期待できます。

        ティッカー COST
        株価(2022年3月17日現在) 543.39ドル
        配当利回り(2022年3月17日現在) 0.58%
        特徴 原価率90%という他社でマネできない独自ビジネスモデル

        プロクター&ギャンブル(PG)

        【プロクター&ギャンブルの特徴】
        世界中で事業を展開する生活必需品ブランド不況でも安定した業績を残せるディフェンシブ銘柄

        プロクター・アンド・ギャンブルは米国の一般消費財メーカー大手です。

        主に「P&G」ブランド名で家庭用品を販売しており、ドラッグストアにいけば必ず目に入るでしょう。

        ヘアケア・スキンケア用品、おむつ、電気かみそり、歯磨き粉、衣料用洗剤・消臭剤など、幅広い製品を世界中で販売しています。

        台所用洗剤の「JOY」や洗濯用洗剤の「アリエール」なども、実はP&Gの製品です。

        このような日常の生活必需品は不況でも安定した売り上げが見込めるため、暴落時でも比較的値下がりが弱いディフェンシブな銘柄とされています。

        ティッカー PG
        株価(2022年3月17日現在) 149.76ドル
        配当利回り(2022年3月17日現在) 2.32%
        特徴 生活に無くてはならない日用品の販売大手

        ジョンソン&ジョンソン(JNJ)

        【ジョンソン&ジョンソンの特徴】
        ヘルスケア全般で存在感を占める世界的大手企業バンドエイドのような家庭用衛生用品まで手広くビジネス展開新型コロナのようなパンデミックでも強い

        ヘルスケア製品の世界的メーカーです。
        家庭用品のイメージが強いですが、医薬品、医療機器の分野で売上高の約80%を担っています。

        スキンケア・ヘアケア商品、医薬品、医療機器・診断分野まで幅広く展開しています。

        絆創膏の「バンドエイド」、マウスウォッシュ「リステリン」などが有名ですが、新型コロナウイルスワクチンも手掛けるなど、最先端医療にも強みがあります。

        世界の人口が増加するほど、ヘルスケアメーカーであるジョンソン&ジョンソンにも追い風です。

        また50年以上も増配する「配当王銘柄」としても知られていて、長期で投資するにも安心です。

        リーマンショックなど数々の金融危機でも増配を繰り返していて、市場不安に強い銘柄として投資の候補になるでしょう。

        ティッカー JNJ
        株価(2022年3月17日現在) 174.52ドル
        配当利回り(2022年3月17日現在) 2.43%
        特徴 衛生用品から医療機器まで幅広くカバーする大企業

        米国株初心者ならETFもおすすめ

        個別に投資できる銘柄を紹介しましたが、これらは米国株のほんの一部です。

        魅力的な銘柄が多く、選びきれないという人もいるでしょう。

        そもそも米国株は市場全体が右肩上がりで長期的な成長をしています。

        無理に個別株を選択せず、市場全体に丸ごと投資できる「ETF(上場投資信託)」もおすすめです。

        そもそも「ETF」とは?

        ETFは米国の証券取引所に上場していて、市場で売買できる投資信託のことです。

        一般的な投資信託と違って市場に上場しているため、株式と同様に市場が開いているあいだはリアルタイム取引が可能です。

        NYダウやS&P500、NASDAQ100といった代表的な株式指数の値動きを目指す商品が代表的ですが、そのほかに原油、金、債券に連動するETFなどもあります。

        初心者にETFがおすすめの理由

        日本で購入できる米国株は数千銘柄を超え、この中から成長性の高い銘柄を選び抜くのはプロでも至難の業です。

        ETFは米国の主要指数に連動する値動きを目指すため、特別な知識が必要ありません。

        ETFを1銘柄購入するだけで、指数に含まれる全銘柄を保有するのと同様の分散効果が期待できます。

        たとえばS&P500に連動するETFなら、米国株の主要500銘柄に分散投資が可能です。「全米株式」という名称のETFなら、米国全体の銘柄に分散できます。

        米国株に丸ごと投資したい人向けETF銘柄ランキング

        バンガード・S&P500 ETF(VOO)

        VOOは米国の主要大型株で構成されたS&P500指数に連動した投資成果を目指すETFです。

        他にも「IVV」「SPY」といったS&P500に連動を目指すETFもありますが、そのなかでもコストの低さで人気があります。

        信託報酬はわずか年0.03%と、ほぼコストをかけずに保有できます。

        インベスコQQQ ETF(QQQ)

        NASDAQ100指数に連動する投資成果を目指すETFです。

        組入銘柄はApple、Microsoft、Amazon、Googleなど米国を代表するIT銘柄が多いですが、それ以外にも「ペプシコ(ペプシコーラで有名)」やコストコなど、小売業、生活必需品も構成銘柄に含まれます。

        ITの比重が高いことで利下げに強く、過去の利下げを背景に2020年~2021年は大躍進を遂げました。

        バンガード米国高配当株式ETF(VYM)

        FTSE ハイディビデンド・イールド・インデックスへの連動を目指すETFです。

        高配当ETFのなかでは経費率の低さ・構成銘柄の多さが特徴で、米国の高配当企業約400社に分散投資できます。

        ほかにもHDVやSPYDといったETFもありますが、これらは組み入れセクターとしてエネルギー関連銘柄が多い特徴があります。

        今後は原油からクリーンエネルギーへの代替が進むと見られているなかで、原油価格で業績が大きく左右されるのはデメリットといえるでしょう。

        VYMはエネルギーの構成比率が低い一方で金融、生活必需品、ヘルスケアの構成比率が高く、安定した高配当が期待できます。

        米国株の買い方

        1.口座を開設する

        個別の米国株にしてもETFにしても、口座を開設しないことには始まりません。

        SBI証券楽天証券など、米国株を購入できる証券会社で口座を開設しましょう。

        流れとしては

        1. 総合証券口座を開設
        2. 外国株取引用の口座を開設

          という流れになります。

          米国株(アメリカ株)おすすめ証券会社ランキング5選【2022年】手数料を比較株式投資の初心者にとって「米国株」は非常にハードルが高いものと感じるのではないでしょうか? しかし、実際には取引する通貨や手数料が...

          2.日本円を米ドルに両替する

          口座開設後は、購入のための資金を証券口座に入金しましょう。

          銀行振り込みのほかに、指定する金融機関からの即時入金サービスを提供している証券会社もあります。

          3.購入したい米国株を検索

          入金後は取引画面を開き、購入したい米国株を見つけましょう。

          日本株に慣れた人が戸惑うのは、証券コード(ティッカー)が日本のような番号ではなく アルファベットであるということです。

          • Apple:AAPL
          • VISA:V
          • エヌビディア:NVDA など

            社名に近いティッカーが用意されていることが多いですが、なかには全く関係ないティッカーの場合もあります。

            検索でティッカーを間違えると表示されない場合もあるので注意しましょう。

            米国株に興味を持ったら、主要な銘柄のティッカーを覚えておくと探す時にスムーズです。

            4.欲しい米国株を注文

            あとは日本株と同様に米国株を注文します。

            • 購入する価格を指定する「指値注文」
            • 購入する価格を指定しない「成行注文」

              いずれかを選択して注文を出し、売り手が見つかれば取引は完了です。

              円貨決済と外貨決済の違いは?

              米国株は大きく分けて「円貨決済」「外貨決済」の2つの決済方法があります。

              いずれにしても米ドルでの取引になるのですが、そこまでのプロセスが以下のように異なります。

              • 円貨決済:投資家の代わりに証券会社が円を米ドルに両替して取引
              • 外貨決済:投資家自身が円を米ドルに両替して取引

              おすすめは「外貨決済」です。

              円貨決済は投資家自身が両替する必要がなく、すぐに米国株を購入できるのがメリットです。

              ただし、購入のたびに為替手数料が発生します。
              また、外貨決済よりも為替レートが高いため、購入に余計なコストがかかってしまいます。

              最初にまとめて外貨に両替をしておき、外貨決済で取引するのがコスト削減のためにもおすすめです。

              米国株で投資する際の注意点

              日本株と違って株主優待はない

              日本株に投資している人のなかには「株主優待が楽しみ」という人もいるのではないでしょうか。

              米国株には株主優待という制度はありません

              その代わり、配当を増額したり内部留保で株価を高めたりといった方法で、株主還元が行われます。

              成長性の高い銘柄は配当がないことも多い

              米国株のなかには、安定した配当が期待できる株のほかに、配当を出さない代わりに株価上昇が狙える「グロース株」もあります。

              このような銘柄は配当が全く得られないので、配当金による不労所得を得たいと思っている人には全く向いていません。

              ただ、配当に回さずに利益を成長のために使うため、株価が大きく上昇する可能性があるのがメリットです。

              無配だからと敬遠せず、高い成長性に投資するのも1つの方法です。

              まとめ

              米国株には数多くの優良企業があり、過去には爆発的な成長を見せた銘柄も多くあります。うまく銘柄選定できれば、大きく資産を増やすことも可能です。

              ただ、4,000以上の銘柄から今後成長する銘柄を選び抜くのは簡単ではありません。銘柄選定や分析が難しい人は、米国経済にまるごと投資できるETFを選択する方法もあります。

              自身のリスク許容度や投資に充てられる時間も加味して、投資する商品を決めていきましょう。

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