地方銀行の金融サービスについては、全国展開のメガバンクや都市銀行に比較して弱さを感じるという方も多いのではないでしょうか?
しかし地方銀行は地域密着の営業戦略で、魅力的なサービスを多く提供しています。
地方銀行の中でも知名度抜群なのが「横浜銀行」です。
特に「横浜銀行カードローン」の人気は高く、対象地域に当てはまる方でカードローンの利用を考える際、比較商品として挙げておきたい一つです。
ここでは横浜銀行カードローンの審査について考えるとともに、その魅力に迫ってみましょう。
- 横浜銀行(浜銀・はま銀)カードローンの審査基準・条件
- 横浜銀行カードローンの審査時間は「最短即日」
- 横浜銀行カードローンの審査に通過するポイント
- 横浜銀行カードローンの審査に落ちた人の対処法
- 横浜銀行カードローンの審査が不安ならシミュレーションも可能
- 横浜銀行カードローンの金利はどのくらい?
- 横浜銀行カードローン申込方法
- 横浜銀行カードローンの2つの借入方法
- 【利用前に確認を】横浜銀行カードローンの返済方法
- 横浜銀行カードローンの大きな5つのメリット
- 横浜銀行カードローンの注意すべき2つのデメリット
- 横浜銀行カードローンのデメリットが気になるなら消費者金融がおすすめ
- 横浜銀行カードローンの口コミ情報
- 横浜銀行カードローンを増額したい
- 【申込前に確認を】横浜銀行カードローンの商品概要
- 横浜銀行カードローンなら「おまとめローン」として利用する方法もある
- 横浜銀行カードローンと横浜銀行バンクカードの違い
- 【ここが知りたい】横浜銀行カードローンに関するQ&A
横浜銀行(浜銀・はま銀)カードローンの審査基準・条件
横浜銀行カードローンの審査に合格するには、まず下記の「利用条件」を満たす必要があります。
1.契約時満20歳以上69歳以下の方
2.安定した収入のある方、およびその配偶者(パート・アルバイトの方も可。学生の方は不可。年収には年金を含みます)
3.次の地域に居住またはお勤めの方
・神奈川県内全地域
・東京都内全地域
・群馬県内の以下の市
・前橋市、高崎市、桐生市
4.保証会社(SMBCコンシューマーファイナンス株式会社)の保証が受けられる方
5.横浜銀行ならびにSMBCコンシューマーファイナンス株式会社の個人情報の取り扱いに同意される方
引用:ご利用になれる方|横浜銀行カードローン
この利用条件を満たした上で一般的には公表されていない審査基準に合格しなければいけません。
カードローン審査で重要視される項目には、主に以下の3点があります。
①信用情報
過去の金融機関借入情報や金融事故情報などの「個人情報」です。
特に銀行カードローンでは、過去に長期延滞や自己破産などの金融事故を引き起こしている場合、まず審査には合格できません。
②借入情報
申込時に他社でどれだけの借入を行っているかという情報です。
銀行カードローンは「総量規制」の対象外ですが、年収の3分の1を超える借入を、新規申込と合わせて超えている場合、借入過多と判断され審査に合格するのがまず厳しいと考えておくべきです。
また「借入件数」も審査に大きな影響を与えます。
借入金額の合計が年収の3分の1を超えていない場合でも、細かい借入を多く利用している場合「高額の借入ができない申込者」と判断されてしまいます。
横浜銀行カードローンの場合では、少なくとも「2~3件以下」の借入件数はクリアーしておくべきでしょう。
③本人属性
年収の他、勤務先情報、勤続年数などの申込者の属性情報です。
借入希望金額に応じた適切な年収が確保されているか、勤務先が問題ないか、勤続年数が短すぎないか、などを判断します。
横浜銀行カードローンでは、安定した収入があればパートやアルバイトの方でも利用可能とされています。
ただしこれらの方は年収自体がそれほど多くない方も多いでしょうから、借入限度額に対する審査は厳しいと考えておくべきです。
銀行カードローンの特徴は「低金利・限度額」です。
ただしその分審査基準は全体的に厳しくなっています。好条件である横浜銀行カードローンでも審査基準は、特に消費者金融などと比較すると厳しいことが予想されます。
自分の状況、特に収入状況や借入状況、過去の金融利用状況などをよく把握し、無理のない借入希望金額で申込を行うことで、審査に合格できるチャンスは高くなるでしょう。
なお「申込内容の虚偽」は厳禁です。
どうしても審査に合格したいあまり、次のような虚偽を申告することで、審査に致命傷を与える結果となります。
- 収入を多く申告する
- 借入状況を少なく申告する
- 勤続年数を多く申告する
仮に嘘をつかなくても十分審査に合格できる基準であったとしても、「嘘をつく信用できない申込者」と判断されてしまいます。
軽率な嘘はすぐに見破られますので、申込は正直に行うようにしましょう。
横浜銀行名での在籍確認がある
カードローンの審査では「在籍確認」が行われます。
申込時に申告された勤務先が間違っていないか、そこに確実に勤めているかを確認する作業です。
在籍確認は勤務先に審査担当者が電話をかける方法で行われます。
審査担当者は金融機関名は出さずに個人名などで電話をかけてきます。
しかし横浜銀行カードローンの場合は、銀行名(横浜銀行)を名乗る形で電話がかかってくるようです。
もちろん申込者以外が電話受付に出た場合は「カードローンの申込に関する件」ですなどとは決して言うことはありません。
プライバシーには十分配慮してくれますので、安心して臨みましょう。
それでも不安に感じる方は「クレジットカードを申し込んだので横浜銀行の方から電話があるかも」と同僚などに伝えていけばよいでしょう。
横浜銀行カードローンの審査時間は「最短即日」
横浜銀行カードローンは、審査結果はもちろん融資までが「最短即日」となっています。
審査結果は指定の電話番号に連絡されます。
ただしあくまで「最短即日」ですので、審査内容によってはそれ以上の日数がかかることもあります。特に次のようなケースには注意しておきましょう。
- 土日や祝日に申込を行った
- 申込内容に不備がある
- 必要書類に不備がある
- 在籍確認がとれない
できるだけすみやかな審査が可能になるように、自分でも注意できることは注意しておきたいものです。
即日融資が必須なら消費者金融も選択肢
カードローンを利用しようとする人の中には「今すぐにお金を工面しないと間に合わない」とお困りの人もいるでしょう。
銀行カードローンは低金利で利用できる商品として優秀ですが、現在はどうしても即日融資ができない可能性がデメリットになります。
最短即日で借りることが絶対の条件であれば、消費者金融カードローンの方がおすすめです。
消費者金融は銀行と違い、警察庁のデータベースへの照会は義務化されていません。
銀行カードローン | 警察庁データベースへのアクセスが義務。 確認作業のため即日融資が難しい場合もある。 |
---|---|
消費者金融カードローン | 警察庁データベースへのアクセス義務はない。 最短1時間での融資も可能。 |
「最短30分審査」「申込から最短1時間で融資」という短時間での審査・融資が可能ですから、スピーディーにお金を手に入れたい人に向いています。
気になる金利ですが、初回に限っては30日(消費者金融によっては60~180日のケースもあり)の無利息期間内に完済すれば発生しません。
在籍確認が終わらないと審査は完了しない
横浜銀行カードローンの審査では、申告した職場に電話をかけて在籍を確かめる「在籍確認」が行われます。
在籍確認は審査の一部ですから、完了しない限りは融資が行われることはありません。
申告した内容に不備があると確認に時間がかかる
申込時に申告した内容に不備があった場合、審査担当者は確認作業に追われることになります。
たとえば本人に電話をかけ、不備の内容についての確認と本来の内容の聞き取りを行います。
本来の正しい内容についての確認に時間がかかるほど、審査完了が遠のきます。
必要書類を提出していないと審査に入ることができない
横浜銀行カードローンの審査を受ける場合、本人確認書類の提出が求められます。
また、借入希望額が50万円を超える場合は収入証明書類も必要です。
必要書類を提出しない、または不備がある場合には審査が完了せず、融資を受けることができません。
繁忙期に申し込んでいる
横浜銀行といえども、審査に割ける人員には限界があります。
たとえば「ゴールデンウイーク」「年末年始」など、人がお金を使いたくなる直前のタイミングでは申し込みが殺到することも考えられます。
できるだけ早く融資を受けたいなら、イベントが何もない閑散期を選べると良いですね。
土日祝日に申し込んでいる
横浜銀行は消費者金融と違い、土日祝日は営業していません。
申込自体は24時間365日いつでもできますが、審査が始まるのは週明けです。
金曜の夕方以降に申込して翌日から3連休だった場合、消費者金融とは以下のように審査時間に差が生じます。
3連休前の金曜夜に申込した場合の審査所要時間 | |
---|---|
横浜銀行カードローン | 審査開始が祝日明けの火曜日 |
消費者金融カードローン | 金曜の即日融資も可能 |
消費者金融と比較すると、審査開始までの時間だけでこれだけの差が開くことになります。
できるだけ早く融資を受けるなら、土日祝日を挟まないためにも週の始めの平日に申込するのが好ましいといえますね。
職業・状況別の審査可否の予想
ここでは状況別に審査の可否を「安定収入」を考えて比較してみました。
必ずこの通りとは言えませんが、ある程度の目安として参考にしてください。
正社員
契約時満20歳以上69歳以下の人で安定した収入を得ていれば申込可能。ただし休職中で収入が無い方は、安定した収入を得ていると認められないので不合格となる可能性が高い。
派遣社員
契約時満20歳以上69歳以下の人で安定した収入を得ていれば申込可能。ただし、派遣会社に登録しただけで実際に働いていない人は、安定した収入を認められないので審査不合格となる可能性が高い。
パート・アルバイト
契約時満20歳以上69歳以下の人で安定した収入を得ていれば申込可能。ただし、毎回勤務先が変わるような日雇いのアルバイトの場合、安定した収入を認められない可能性があります。
学生
アルバイトでも申込不可。
個人事業主・自営業
契約時満20歳以上69歳以下の人で安定した収入を得ていれば申込可能。ただし、納税証明書の提出を求められる場合があります。
専業主婦
配偶者に安定した収入があれば申込可能。配偶者の勤務先への電話はありませんが、審査によって収入証明書の提出が必要となります。
無職
原則申込不可。ただし不動産で収入を得ている場合、課税証明書などの収入を証明できる書類を提出できれば安定した収入と認められる可能性は高い。
年金受給者
契約時満20歳以上69歳以下の人であれば申込可能。
横浜銀行カードローンの審査に通過するポイント
横浜銀行に限った話ではありませんが、カードローンの審査基準は開示されていません。
ただ、現在でもある程度「審査の通過ポイント」が分かっている部分もあります。
横浜銀行カードローンの審査を通過するポイントを見ていきましょう。
①収入が安定しており返済に問題がない
横浜銀行に限らず、カードローンの審査を通過するには「確実に返済できる能力がある」ということを認めてもらうことが重要です。
遅れずに完済するには、何と言っても収入が求められます。
それも「今月はたまたま稼げた」というのではなく、毎月安定して一定の給与を得ていることが条件です。
会社員や公務員なら月給で給与が保証されているため、審査での評価も自然と高まります。
逆に自営業者、フリーター、パート社員などは収入の安定性が低く、相対的に審査では不利です。
たとえば自営業は、月の売上によって手取りが大きく変動します。もし不景気でモノが売れないと、収入0円ということも考えられます。
給与が決まっていないフリーターやパート社員も同様です。
ただ、横浜銀行カードローンは職業を申込条件に指定していないので、自営業やフリーターでも融資を受けることは可能です。
②信用情報に傷がない(ブラックではない)
収入の情報と併せて1番大切なことは、金融機関から信用があるかどうかです。
すでに「信用できない」というレッテルが貼られていた場合、融資を受けることは難しいでしょう。
具体的には、信用情報機関に「異動情報」が残っていると評価が下がります。
過去5年以内に61日以上または3ヶ月以上の返済延滞をした場合や代位弁済(保証人が代わりに返済すること)などがあった場合に記録されるのが異動情報です。
いわゆる「ブラック」と呼ばれる状態で、この状態では横浜銀行カードローンの審査には間違いなく落ちます。
逆にいえば、異動情報が残っていない状態(ブラックではない状態)なら、審査通過の可能性はあります。
③他社借り入れ件数・金額が少ない
他社借入の件数が多いか・少ないかも審査に関係する項目です。
すでに他社で借入している場合、「他社の借金を完済していないなら横浜銀行の借入も返済できないのでは」と疑われることにつながります。
「何社で借りると不利になるか」という明確な基準はありませんが、目安は総量規制(そうりょうきせい)です。
総量規制は貸金業者(消費者金融など)からお金を借りる際に、年収3分の1以上は借りられない」という決まりのことです。
総量規制はあくまで銀行ではなく貸金業者のルールですが、銀行でも同様の自主規制が設けられている場合があります。
他社借入額が年収3分の1に迫るほど、審査落ちの可能性が高まります。
④申告した書類に虚偽や間違いがない
個人間でお金の貸し借りをする場合、日頃からウソばかりつく人にお金を貸そうとする人はいないでしょう。
銀行の融資でも当然当てはまる考え方です。
「正直」「正確」な申告というのは、審査通過では大切なポイントです。
たくさんの借り入れがしたいといって年収を多めに申告するといった虚偽の申告は絶対に避けましょう。
収入証明書の提出を求められると、嘘がすぐにバレます。
収入証明書の提出がなくても横浜銀行では過去の審査データが蓄積されています。
過去のデータとあまりにかけ離れた年収である場合、虚偽の申告だとバレてしまいます。
銀行相手に嘘は通じないと理解しておいてください。
単なる間違い・ポカミスだったとしても、虚偽の申告と判断される可能性もあります。
作成の際は「正直」を心がけるのはもちろんですが、提出前に見直しを行って間違いがない状態にしておきましょう。
横浜銀行カードローンの審査に落ちた人の対処法
横浜銀行カードローンの審査は決して甘いものではなく、申込しても審査落ちすることはあります。
ただ、審査落ちしても融資を諦められない人もいますよね。
どうしても融資を受けたい場合の対処法を解説します。
半年後に他社に申し込む
横浜銀行カードローンに落ちても、他の金融機関に申し込むことはできます。
ただ、落ちた直後にすぐ申込しても審査通過の可能性は低いです。
前回の審査に落ちたという情報は半年間にわたって記録され、他社の審査でも確認されることになります。
「横浜銀行の審査で落ちたなら、何か問題があるのか?」と審査担当者に「マイナスなイメージが伝わることが考えられます。
他社に申し込むにしても、落ちてからの期間を半年は空けるのが望ましいといえます。
審査難易度が緩やかな消費者金融に申し込む
どうしても「すぐにお金が必要」という状態であれば、消費者金融への申込も検討しましょう。
銀行カードローンの審査に落ちても、消費者金融カードローンで審査通過することは可能です。
最短即日で融資できるので横浜銀行の審査で無駄にしてしまった時間のリカバリーもできるでしょう。
おすすめは、最短3分融資に対応している「プロミス」、最短1時間融資に対応している「アコム」「アイフル」などの大手消費者金融です。
横浜銀行カードローンの審査が不安ならシミュレーションも可能
「横浜銀行カードローンで融資を受けられるか不安!」という人は横浜銀行のシミュレーションがおすすめです。
「3秒診断」という名称で、借り入れ可能かどうかを瞬時に判定してくれます。
入力する項目は「年齢」「年収」「お借入れ件数」の3つで、文字通り3秒程度で審査の可否が判断されます。
ただ、あくまでも3つの項目から導き出す仮の審査であることは理解しておきましょう。診断で「融資可能」と表示されても、本審査を通過できない可能性もあります。
横浜銀行カードローンの金利はどのくらい?
横浜銀行カードローンの金利は「年1.5~14.6%(変動金利)」です。
消費者金融では3.0~18.0%程度が一般的ですから、かなりの低金利であることが分かりますね。
仮に50万円を1年間借りた場合、支払う利息を消費者金融と比較してみましょう。
金融機関 | 50万円を1年、上限金利で借りた場合の利息 |
---|---|
横浜銀行カードローン | 50万円×14.6%=73,000円 |
消費者金融 | 50万円×18.0%=90,000円 |
借入金額が大きくなったり返済期間が長引いたりした場合、さらに差が大きくなります。
横浜銀行カードローン申込方法
横浜銀行カードローンに申し込む場合、審査~融資まで一定の流れがあります。
ここでは申込~融資までの流れを確認しておきましょう。
①申込方法は「インターネット」「電話」の2通り
インターネット、電話での申込となります。インターネットであれば24時間365日申込可能です。横浜銀行に口座をお持ちでない方は、契約までに「はまぎん365」などで口座開設を済ませておきましょう。
②必要書類を提出後、審査が実施
書類提出に関するお知らせがSMS(ショートメッセージサービス)で送信されます。以下の必要書類をアップロード・郵送・FAXで提出しましょう。
本人確認書類は有効期限に注意
有効期限内もしくは現在有効で、かつ氏名・住所・生年月日が記載されている次のいずれかの書類
- 運転免許証(表面・裏面の両面)
- マイナンバーカード(個人番号カード)(表面のみ)
- 在留カード(永住権の記載があるもの)・特別永住者証明書
- パスポート(住所記入欄があるもの)(顔写真および住所記載のページ)
- パスポート(住所記入欄がないもの)(顔写真ページ)+住民票または公共料金等の領収書の写し(※1)
- 健康保険証(※2)+住民票または公共料金等の領収書の写し(※1)
※1 現住所の記載があるもの
※2 名前・現住所および被保険者・被扶養者のページ、カード型の場合は表面・裏面の両面
収入証明書は希望限度額50万円超なら必要
希望の借入限度額が50万円を超える場合は、現在の収入が確認できる次のいずれかの書類が必要となります
- 源泉徴収票
- 納税証明書(税務署の発行印があるもの)
- 確定申告書(税務署の受付印があるもの)
- 住民税決定通知書(市区町村長の発行印があるもの)
③審査結果の連絡は「最短即日」
最短で申込即日に指定の電話番号へ連絡が入ります。
④「Web」「郵送」「FAX]のいづれかで契約手続き
WEBでの契約、もしくは契約書類を郵送またはFAXで提出します。
➄簡易書留郵便でカードが発行される
借入カードが自宅に郵送されます。簡易書留郵便で発送されます。
横浜銀行カードローンの2つの借入方法
銀行の借入といえばATMからの出金をイメージするものですが、横浜銀行カードローンではATM以外にも多くの選択肢があります。
横浜銀行で借入する方法を見てみましょう。
①ATMでの借入
横浜銀行ATMの他、充実した提携先ATMからの借入が利用できます。土日祝日も利用可能で、以下のATMでは利用手数料が無料です。
- 横浜銀行ATM
- セブン銀行ATM
- ローソン銀行ATM
- E-net(イーネット)ATM
- イオン銀行ATM
②インターネット・アプリでの借入
〈はまぎん〉マイダイレクト(インターネットバンキング)からの借入の他、スマホアプリ「はまぎん365」にログインし、カードローン口座をサービス利用口座に追加することで、借入ができます。
1円単位の借入が可能で、原則24時間365日リアルタイムで取引可能です。
【利用前に確認を】横浜銀行カードローンの返済方法
カードローンでは、借りたお金は定期的に返済するのが利用者の義務です。
横浜銀行カードローンの返済方法について、詳細を解説します。
定例返済(残高スライド定額返済)
定例返済日(毎月10日、銀行休業日の場合は翌平日窓口営業日)に、次の返済額を返済指定口座から自動的に引き落としされます。
残高スライド返済は毎月の返済額を最低限に抑えることができる反面、返済期間が長期化することもあります。
余裕がある時には「随時返済」も利用して計画的に返済していくようにしましょう。
前月の定例返済後の借入残高 | 定例返済額 |
---|---|
2千円以下 | 前月の定例返済後の借入残高 |
2千円超10万円以下 | 2,000円 |
10万円超20万円以下 | 4,000円 |
20万円超30万円以下 | 6,000円 |
30万円超40万円以下 | 8,000円 |
40万円超50万円以下 | 10,000円 |
50万円超100万円以下 | 15,000円 |
100万円超150万円以下 | 20,000円 |
150万円超200万円以下 | 25,000円 |
200万円超250万円以下 | 30,000円 |
250万円超300万円以下 | 35,000円 |
300万円超350万円以下 | 40,000円 |
350万円超400万円以下 | 45,000円 |
400万円超450万円以下 | 50,000円 |
450万円超500万円以下 | 55,000円 |
500万円超600万円以下 | 60,000円 |
600万円超700万円以下 | 65,000円 |
700万円超800万円以下 | 70,000円 |
800万円超900万円以下 | 75,000円 |
900万円超1,000万円以下 | 80,000円 |
1,000万円超 | 85,000円 |
随時返済はATMで手続き可能
定例返済に加え、横浜銀行のATM、コンビニ等に設置のセブン銀行、イーネットならびにローソン銀行の各ATMで追加返済ができます。
ただし、随時に返済された場合も、定例返済の引き落としがありますので注意しましょう。
横浜銀行カードローンの大きな5つのメリット
①限度額と低金利
銀行ならではの限度額と低金利のスペックを誇ります。契約限度額が高額になるほど低い金利で借入ができます。
②手数料無料の提携ATM
横浜銀行ATM以外にも、コンビニなどの手数料無料ATMが多く、負担を気にすることなく利用できます。
③パートやアルバイトの方でも利用可能
安定した収入があればパートやアルバイトの方でも利用できます。
④スマホアプリでの利用
スマホアプリ「はまぎん365」の利用で、外出先から借入や利用状況の確認などができます。
➄利用明細をWEBで交付可能
利用明細の郵送を希望されない場合、〈はまぎん〉マイダイレクト(インターネットバンキング)にて電子交付に切り替えることができます。
家族にカードローンの借入を知られるリスクが少なくなります。
横浜銀行カードローンの注意すべき2つのデメリット
低金利かつ利便性が高い横浜銀行カードローンですが、デメリットもあります。
あとから「こんなはずでは……」と後悔しないためにも、横浜銀行カードローンのデメリットも確認しておきましょう。
①利用対象者地域が限定される
神奈川県・東京都・群馬県(前橋市、高崎市、桐生市)に居住もしくはお勤めの方に利用が限定されます。
②審査基準が厳しめ
消費者金融などに比較して、審査基準が厳しいことが予想されます。
横浜銀行カードローンのデメリットが気になるなら消費者金融がおすすめ
横浜銀行カードローンのデメリットとしては「審査が厳しい」ことがあるのはすでにお伝えした通りです。
どうしてもデメリットが見過ごせない場合、別の金融機関・貸金業者が選択肢になります。
即日融資などスピード重視の融資を期待するなら、おすすめは消費者金融です。
①消費者金融は即日融資が可能
消費者金融は銀行カードローンと違い、最短即日での融資が可能です。
プロミスやアコムなどCMで知られた大手の消費者金融なら最短30分以内(プロミスは最短3分※)で審査を完了させることも可能です。
申込から融資までの全体でみても最短1時間(プロミスは最短3分※)で融資ができるため、スピーディーな審査を希望するなら銀行カードローンよりも適しています。
土日も審査を受け付けているのもポイントで、土日祝日でも審査受付時間(おおむね9:00~21:00まで)であれば即日の審査が可能です。
※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
②高金利だが初回限定で無利息期間が設定される
銀行カードローンのメリットは「低金利」であることですが、条件次第では消費者金融のほうが低金利です。
多くの消費者金融では「初回に限定して30日間は金利ゼロ」のキャンペーンを行っています。
金利ゼロの期間に完済すれば利息は発生しませんから、横浜銀行カードローンよりも安くなります。
仮に10万円を30日で完済した場合の利息の差を見ていきましょう。
適用金利 | 返済利息 | |
---|---|---|
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0円 (初回に限る) |
横浜銀行カードローン | 年14.6% | 1,200円 |
【アイフル】※公式HPで貸付条件の詳細をご確認いただけます
短期間で完済できるなら、消費者金融も十分に低金利ですね。
ただ、返済期間が長くなるほど無利息期間のメリットが弱まります。
長期間にわたって返済するなら横浜銀行カードローンがおすすめです。
③銀行に比べて柔軟な審査が期待できる
一般論として、銀行の審査は消費者金融より厳しいと言われています。
理由はいくつか考えられます。
- 消費者金融よりも低金利である
- 融資額が大きくなる
銀行カードローンのように低金利で融資を行う場合、高金利で融資する消費者金融よりも貸し倒れのリスクが大きくなります。
高金利なら貸し倒れた際に高めに受け取った利息でカバーできますが、低金利だとそれもできませんね。
融資額が大きいことも、審査が厳しい要因です。
消費者金融では多くが500~800万円の融資限度額ですが、横浜銀行カードローンは1,000万円までのお借入限度額に対応しています。
融資して貸し倒れになるとダメージが大きいため、自然と審査は厳しくなるわけです。
横浜銀行カードローンの口コミ情報
取引先に紹介された横浜銀行カードローンを申込しました。カードローンは金利が高いイメージがありましたが、10%を切る金利で契約できました。今回はすぐに返済できる予定ですが、完済後もいざという際のために保有しておきたいと思います。
パート収入ではカードローンは無理と思っていましたが、知り合いのあ同じパートの方が横浜銀行カードローンで利用できたと聞いて申込を行いました。数日後無事審査合格の連絡があり、本当にびっくりです。
「最短翌日」と宣伝していますが、私の場合申込から3日後に審査合格の連絡がありました。少し日数がかかったという感想です。
申込を行った数日後に30万円で契約可能の連絡がありました。少し多めに申込金額を設定しましたので、提示金額で契約を行いました。銀行カードローンでも「年収の3分の1」が目安と後から知りました。仕方ないですね。
高齢かつ年金収入のみですが、一応申込資格には当てはまっていたので申込を行いました。しかし残念ながら翌日審査不合格の連絡がありました。不合格の理由に心当たりがないので納得できません。
数年前に他社で長期延滞を引き起こしてしまいました。その借入は現在完済していますが、ダメもとで横浜銀行カードローンを申込しましたが、やはり不合格でした。調べてみると個人信用情報にまだ長期延滞の記録が残っていることが分かりました。自分のミスですので仕方ないですかね。
横浜銀行カードローンを増額したい
今借りている限度額を増額したいと思われる方。横浜銀行カードローンでは増額も受付しています。公式ホームページに「お借入限度額増額」について」で明記されていますので、一度確認してみましょう。
あえて増額を明記している金融機関は多くはありません。増額に成功することで契約金利が引き下げられることもありますので、増額を検討される方は積極的な申込もおすすめです。増額や電話もしくは郵送で受付しています。
当然、増額には審査があります。総額に関しては最低限、以下の条件は満たしておく必要があるでしょう。
- 増額後の借入限度額が他社借入分を含め、年収の3分の1以内。
- これまでの返済実績に遅れがない。
- これまである程度借入を利用している(借入実績が0でない)。
【申込前に確認を】横浜銀行カードローンの商品概要
「株式会社横浜銀行」は、神奈川県横浜市西区に本店を置く、「コンコルディア・フィナンシャルグループ」傘下の地方銀行です。
日本最大の地方銀行で、総資産額で地方銀行の中でトップを誇っています。神奈川県と東京都を中心とした首都圏で大規模な営業を展開しています。
「横浜銀行カードローン」は、利用可能対象者が絞られますが、銀行ならではの低金利と限度額が人気の商品です。
横浜銀行に口座を保有していなくても申込が可能で、インターネットから24時間365日来店不要で申込することができます。
利用できる方
1.契約時満20歳以上69歳以下の方
2.安定した収入のある方、およびその配偶者(パート・アルバイトの方も可。学生の方は不可。年収には年金を含みます)
3.次の地域に居住またはお勤めの方
- 神奈川県内全地域
- 東京都内全地域
- 群馬県内の以下の市
- 前橋市、高崎市、桐生市
4.保証会社(SMBCコンシューマーファイナンス株式会社)の保証が受けられる方
5.横浜銀行ならびにSMBCコンシューマーファイナンス株式会社の個人情報の取り扱いに同意される方
借入限度額
・10万円~1,000万円(10万円単位)
最高1,000万円までの借入が可能です。ただし1,000万円の借入を申し込む場合、その3倍の「3,000万円」程度の年収を確保しておく必要があります。一般の方でこれだけの年収を申告できる方はそれほど多くはないでしょう。
資金使途
・事業資金以外の様々な用途で利用可能。借り換えやおまとめとしても利用できます。
契約期間
・1年(1年ごとの自動更新)
状況によっては更新不可となることもあります。なお満70歳以降はあらたな借入はできません。返済のみの取引となります。
金利(実質年利・保証料を含む)
・1.50%~14.6%(変動金利)
借入限度額に応じて以下の範囲での契約となります。限度額が高くなるに従い、適用金利が低くなります。
借入限度額 | 金利(年利) |
---|---|
100万円以下 | 14.60% |
100万円超200万円以下 | 11.80% |
200万円超300万円以下 | 8.80% |
300万円超400万円以下 | 6.80% |
400万円超500万円以下 | 4.80% |
500万円超600万円以下 | 4.50% |
600万円超700万円以下 | 4.00% |
700万円超800万円以下 | 3.50% |
800万円超900万円以下 | 3.00% |
900万円超1,000万円未満 | 2.50% |
1,000万円 | 1.50% |
担保・保証人
・不要
SMBCコンシューマーファイナンス株式会社が保証しますので、担保・保証人とも不要です。
手数料
・無料(ただし、横浜銀行ATM・コンビニ等ATM以外の提携金融機関ATMでのお借り入れには、所定のATM利用手数料が必要)
横浜銀行カードローンなら「おまとめローン」として利用する方法もある
横浜銀行カードローンでは単純に個人向けの融資として利用する以外に、おまとめローンとして利用することも可能です。
他のローンだけでなく、クレジットカードのリボ払いまで1つにまとめることで返済負担を大幅に軽減できます。
別々で借入した場合 | 横浜銀行カードローンでまとめた場合 | |
---|---|---|
リボ払い | 80万円 金利:14.7% 毎月の返済額1万9千円 |
借入総額170万円 金利:年11.8% 返済額:3万8千円 |
消費者金融カードローン | 90万円 金利17.8% 毎月の返済額2万3千円 |
おまとめ前と比較して、以下のようなメリットがあります。
- 借入を1つにまとめることで横浜銀行カードローンの金利が上限年14.6%から下がる
- 毎月の返済額が4万2千円から3万8千円に下がる
- 返済回数が月に2回から1回に減る
カードローンの金利は借入額で変動するため、多くのカードローンに分散しているとそれぞれの金利が上限近くで設定されます。
1つでまとめることで金利が下がり、毎月の返済額を少なくすることができます。
返済回数も月2回から1回にまとめることで、口座の残高を気にするなどの心理的なストレスからも解放されるでしょう。
横浜銀行カードローンと横浜銀行バンクカードの違い
横浜銀行で提供されているカードローンには「横浜銀行カードローン」のほかに、「横浜バンクカード」もあります。
横浜バンクカードは横浜銀行が発行するカードで、「クレジットカード」「キャッシュカード」「ローンカード」「デビットカード」の4つの機能が1つになったカードです。
ローンカード機能ではカードローンと同じく、ATMでスピーディーに現金の引き出しが可能です。
- 公共料金の引き落としなどの際、口座の残高不足を自動的にたてかえる「たてかえ型」
- 突然の出張などの現金を用意するための「借り入れ型」
上記2つの借入方法を利用できるメリットがあります。
借入限度額など、両者の違いを表にしてまとめました。
横浜銀行カードローン | 横浜バンクカードのローン機能 | |
---|---|---|
金利 | 年1.5~14.6% | 年13.6% |
利用限度額(利用可能枠) | 最大1,000万円 | 10~50万円 |
借り入れ方法 | ・インターネットバンキング ・ATMからの出金 |
・インターネットバンキング ・ATMからの出金 ・口座残高不足のたてかえ |
担保・保証人 | 不要 | 不要 |
口座の残高不足を解消できる「たてかえ型」を選択できるのが横浜バンクカードの大きなメリットですね。
4つの機能を1枚にまとめるため、財布がスッキリするのも嬉しいでしょう。
横浜銀行カードローンは融資限度額が大きいのがメリットです。
横浜バンクカードでは最大でも50万円ですから、100万円単位の高額融資では利用できません。
【ここが知りたい】横浜銀行カードローンに関するQ&A
公式ホームページに「ご返済シミュレーションツール」が準備されています。必要項目を入力することで返済額・返済期間の試算が可能ですので、返済計画の立案の参考として活用しましょう。
お使いみち(資金使途)として「事業資金以外にご利用になれます」と記載されています。もちろん借り換えやおまとめとしても利用できます。
審査結果は「最短即日」で指定先の電話(携帯・自宅・勤務先)に入るようになっています。数日経過しても連絡がない場合は、なんらかの不備(電話番号の間違いなど)が考えられますので、「横浜銀行カードローン受付センター(0120-458-014)」に問い合わせてみましょう。
提携ATM先の他、カードローン口座を登録することで「〈はまぎん〉マイダイレクト(インターネットバンキング)」、スマホアプリ「はまぎん365」で確認できます。
「横浜銀行カードローンプラザ(045-225-1981)」に連絡します。精算金額(利息含む)や手続きについて相談してみましょう。