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ホロスプランニング 特別座談会
業界変革期における、
保険募集人の最適な選択とは。
2026年6月10日 配信セミナー

本記事は、ホロスプランニング特別座談会 「業界変革期における、保険募集人の最適な選択とは。」の内容をもとに、 WEB掲載用に再構成したものです。

保険業法改正、比較推奨、特定大規模代理店に求められる体制整備。いま、保険募集人と乗合代理店のあり方は大きな転換点を迎えています。代表・堀井が、ホロスプランニングに所属する3名の募集人とともに、これからの業界と募集人の進むべき方向について語りました。

堀井計
堀井 計(進行)
ホロスプランニング 代表取締役社長
保険乗合代理店協会 名誉理事

ソニー生命保険株式会社で10年間トップクラスの実績を残し独立。 現在は保険代理店業を展開する株式会社ホロスプランニングの代表取締役として、約410名の組織を率いる。 また、2020年に末期がんの宣告を受けたことを公表。

今井 優介
今井 優介
福岡オフィス

1社専属から代理店を共同創業。
その後ホロスへ。

寺中 健悟
寺中 健悟
東京オフィス

損保会社、1社専属を経てホロスへ。
現在5年目。

森尾 美紀
森尾 美紀
福岡オフィス

異業種経験を経て保険業界へ。
昨年ホロスへ移籍。

特別座談会|前後編
前編:業界変革と保険募集人のこれから 後編:保険募集人に選ばれる代理店とは
PROLOGUE

それぞれの歩みと、乗合代理店という選択。

堀井

本日は「業界変革期における保険募集人の最適な選択とは」というテーマで、 3人のゲストをお迎えしました。

皆さんはそれぞれ、1社専属、代理店の立ち上げ、 損保会社での代理店支援、異業種からの転身など、 異なる歩みを経てホロスに来られています。 まずは、これまでの歩みと、 なぜ乗合代理店(ホロスプランニング)という選択に向かわれたのかを、 お伺いできればと思います。

今井
前職の生命保険会社に16年在籍し、その後、仲間と二人で代理店を立ち上げて4年ほど経営しました。 そして昨年、ホロスへ移籍した、まだ1年目の新人です。

自分たちで代理店を経営する中で感じたのは、 小規模代理店ならではの難しさでした。 扱う保険会社が増える一方で、経営や体制面ではどうしても限界が出てくる。 だからこそ、 大きな代理店の方が、安心してお客様に向き合える と考えるようになりました。
寺中
新卒で損害保険会社に入り、代理店を支援する側の仕事を経験しました。 その後、専属の生命保険会社に移り、いまのホロスで5年目になります。

専属時代に他社の商品に触れたとき、 「この保障は、自分のお客様にも必要だ」 と強く感じたことがありました。 それまでは、担当者としての価値でお客様に貢献することを大切にしていました。 ただ、担当者としてどれだけ頑張っても、 扱える商品が限られていれば、届けられる価値にも限界がある と気づいたんです。 そのことが、乗合代理店へ進む大きなきっかけになりました。
森尾
異業種を経験したのち、ご縁があって生命保険の世界に入りました。 「保険を売るのではなく、コンサルティングをする仕事だ」という言葉に惹かれたのを覚えています。 8年弱その会社で働き、昨年ホロスへ移籍しました。

私の中では、 お客様にお勧めするものや情報は、常に最高のものでなければならない という思いがあります。 だからこそ、勉強を重ねるほど、 1社の商品だけで本当にそれを実現できているのか という違和感が大きくなっていきました。

実際に代理店の募集人と接する中で、 真摯に学び、高いレベルで活動している方が多い ことにも気づきました。 お客様にとって本当に良いものを届けたい。 その思いが、乗合代理店へ進む後押しになりました。
座談会で発言する森尾美紀

「お客様にお勧めするものや情報は、最高のものでなければならない」 と語る森尾。学びを重ねるほど、1社専属で提案できる範囲とのギャップを感じるようになったと話します。

堀井

面白いのは、立場はそれぞれ違っても、3名とも「お客様にとって何が最善か」を軸に考え続けてきた点です。 小規模代理店の体制面、1社専属で扱える商品の限界、そして最高の提案を届けたいという思い。入口は違っても、根底にあるものは共通しているように感じます。 今日はその視点から、いまの保険業界の変化をどう見ているのかを率直に伺っていきます。

01 ── 業法改正

保険業法改正で、募集の前提が変わる。

座談会の中心テーマは、保険業法改正によって募集人と代理店に何が求められるようになるのか。 比較推奨、顧客意向の把握、特定大規模代理店への上乗せ規制を、業界全体の大きな転換点として語りました。

堀井

これからの保険業界は、保険業法の改正によって大きく変わっていきます。特に比較推奨顧客意向の把握については、これまで以上にきちんとした対応が求められるようになります。

我々のような一定規模以上の代理店は、特定大規模代理店として、さらに規制が上乗せされる形になります。これは保険業界全体にとって、かなり大きな変革です。

今までは比較的自由度が高く、募集人それぞれの裁量に任されていた部分も多かったと思います。もちろん、皆さんも顧客意向に沿って営業されてきたはずです。ただ、これからはそれを、組織として証明していく必要があります。

保険業法改正で求められる募集人と代理店の対応を示す図
自由度や個人裁量を前提とした募集から、組織管理と顧客本位の証明が求められる時代へ。募集人と代理店のあり方も変化しています。
寺中
いまは、この10年で一番大きな変革のタイミングだと感じています。比較推奨にしても顧客意向の把握にしても、やること自体は、本来きちんとやってきた人にとっては特別なことではありません。それを「形に残す」「証明できるようにする」という部分が、これから強く求められるのだと思います。
森尾
専属で働いていた頃は、自社の商品の中で提案を組み立てるのが当たり前でした。乗合代理店に来て、比較推奨の重みを改めて感じています。選択肢が多いぶん、なぜこの商品なのかをきちんと説明できることが、これからますます大切になると思います。
02 ── 顧客本位

「お客様のために」を、説明できる形にする。

堀井

これからは、顧客本位であることを、 きちんと証明していく必要があります。 顧客の最善利益を追求していくことが、 保険募集人としての仕事の本分になる。

営業職の方から見れば、 「面倒くさいな」「自由を奪われるな」「これ以上厳しくされるのか」 と感じる場面もあると思います。 ただ、これは業法改正に伴う業界全体の流れであり、 避けて通ることはできません。 今より緩くなることはない。 だからこそ、会社としてはその変化を前向きに受け止め、 募集人が迷わず顧客本位を実践できる体制 を整えていく必要があると考えています。

今井
規制強化や業法改正は、もう時代だと受け止めています。これまであまりに自由にしていた人はきつく感じるかもしれませんが、もともときちっとやっていた方には、そんなに高いハードルではないと思います。当たり前のことが、当たり前として求められるようになるだけではないでしょうか。
座談会で発言する今井優介と寺中健悟

業法改正を「時代の流れ」と受け止める今井。 正しく取り組んできた募集人にとっては、大きなハードルではないと語ります。

寺中
僕は、この変化をチャンスと捉えています。 正しく変われた会社は、必ず生き残っていく、勝ち残っていくと思います。 正しく募集プロセスを踏んで、正しく記録をとって、正しくお客様にプレゼンテーションしていけば、それは自分自身を守ることにも、お客様を守ることにも、代理店を守ることにもなると思います。
森尾
お客様のためを思う気持ちは、誰もが持っているはずです。これからは、その気持ちを「見える形」にしていくこと。なぜこの提案なのかを言葉と記録で残すことが、結果的にお客様の安心にもつながると感じています。
堀井計
堀井の総括

この仕事を続けていくのであれば、変わるしかない。

業界が変わることは、もう間違いのない現実です。 変化をどう受け止め、自分自身をどう変えていくか。 これからの保険募集人に問われているのは、その姿勢だと思います。

堀井 計|ホロスプランニング 代表取締役社長
03 ── 制度設計と教育

制度を変えるなら、現場とともに変えていく。

変化に対応するためには、ルールを増やすだけでも、現場任せにするだけでも十分ではありません。 募集人が迷わず進めるように、代理店が道しるべを示すこと。 そして、なぜ制度を変えるのか、会社が何に投資しているのかを透明に示し、 現場と本社がともに変化を受け止めていくことが大切です。

寺中
大事なのは、制度設計と教育だと思います。 「規制が強化されるから、やっておいてください」だと厳しい。 そうではなく、こういう道しるべで、こういうプロセスを踏んで、 一緒に成長していくという過程 が必要です。 そこさえあれば、ホロスは変化に強いと思います。

募集人側も、これからは変化を受け入れることが必要だと思います。 業法対応に向けて組織としてやるべきことが増える以上、 代理店に所属する意味や、 会社が支える体制の価値 も大きくなります。

一方で、代理店側に必要なのは 透明性 です。 「控除率が変わりました」とだけ伝えられれば、 募集人からすると改悪にしか聞こえません。 でも、会社としてどんな投資をしているのか、 業法対応に向けてどんな体制を準備しているのかが示されれば、 受け止め方は変わります。 現場と本社がもう少し歩み寄れれば、 この課題はクリアできると思います。
座談会で発言する寺中健悟

制度設計と教育の重要性を語る寺中。 代理店が道しるべを示し、制度変更の理由や投資内容を透明に伝えることが大切 だと話します。

今井
ルールが明確にある方が、仕事をする側としては安心です。 これだけきちんとやればいい、というものがある方が迷わない。 必要なのは倫理教育だと思います。 固定給だから、フルコミッションだからというより、 結局は倫理観の問題だと感じています。

小さな組織にいた頃は、何が正解なのか手探りな部分もありました。 会社として「こう進めましょう」という基準を示してもらえると、 安心して目の前のお客様に集中できます。 教育の手厚さは、そのまま提案の質につながると思います。
堀井

おっしゃる通りだと思います。制度やルールは、本社が決めて現場に守ってもらうだけでは、なかなか生きたものにはなりません。 なぜその制度が必要なのか、何のために変えていくのかを会社がきちんと示し、現場の募集人もそれを自分ごととして受け止めていく。そうやって本社と現場が同じ方向を向いて進めることが、これからはとても大切になると思います。 ホロスとしても、迷わずにお客様に向き合える環境を、現場の皆さんと一緒につくっていきたいと考えています。

04 ── 制度の岐路

フルコミッションの見直しは、何をもたらすか。

根源的な論点として、完全歩合制そのものの見直しも議論され始めています。 固定給の比率を高める動きは、募集人にとって何を意味するのか。 立場によって受け止めは分かれます。

堀井

業界では、固定給の比率を見直すという議論も出始めています。仮にフルコミッションに固定給を組み合わせる形になったとき、皆さんはどう受け止めますか。

今井
「やった分だけ報われる」という文化を大切にしてきた人ほど、固定給化には抵抗を感じるかもしれません。成果がそのまま評価につながることに、誇りを持ってきた方も多い。そこは丁寧に設計しないと、モチベーションに影響すると思います。
寺中
一方で、喜ぶ人も一定数いると思うんです。保険は好きだけれど、収入の波が不安だった。お客様をずっとサポートしたいのに、それだけでは食べていけなかった。そういう人が、お金の不安を理由に離れずに済むようになる。表裏一体の制度だと捉えています。
森尾
保全を丁寧にやる人ほど、いまの仕組みでは報われにくい面がありました。 目の前のお客様を長く支える働き方が、きちんと評価される。 そういう方向に進むのであれば、私はとても良いことだと思います。
堀井

どんな制度にも、必ずメリットとデメリットがあります。コンプライアンスを守りながら高い成果を上げてきた方には、これまでのあり方に十分配慮する。その一方で、これから来られる方には、新しい時代に合った形を用意していく。この両立こそ、私たちが考え抜かなければならないところだと思っています。

報酬制度の見直しについて語り合うホロスプランニング特別座談会

フルコミッションの見直しや固定給化の可能性について、それぞれの立場から意見を交わす4名。制度変更にはメリットとデメリットがあり、募集人の働き方やモチベーションにも関わる重要なテーマとして語られました。

05 ── ページ1のまとめ

募集人は、変化をどう受け止めるべきか。

このページの要点
  • 業法改正により、募集人の活動は「説明できること」「記録できること」が重要になる
  • 顧客本位は、気持ちだけではなくプロセスとして示す時代になる
  • 正しい募集プロセスは、お客様だけでなく募集人自身も守る
  • 代理店には、制度設計・教育・現場を迷わせない道しるべが求められる
  • フルコミッションの見直しは、保全を大切にする働き方を評価する可能性もある
  • 1社専属か乗合代理店かではなく、「お客様に最善を届けられる環境か」が重要になる
後編へ続く

ホロスは、変化にどう備えてきたのか。

後半では、業法改正に向けた体制整備、ハウデングループとの連携、 募集人を支える仕組みについて掘り下げます。

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